EU冬季経済報告書が発表されました。
GDPや失業率の下方修正があるとは想像していましたが、あらためて数字を眺めてみると、スゲ~悪い


(クリックすると、グ~~~ンと拡大して、みやすくなります)
これが今回発表された各国別のGDP・インフレ率・失業率予想なのですが、思いっきり悪い

見ていて食欲なくしました

赤い枠で囲んだギリシャ・スペイン・イタリア・ポルトガルに関しては特に、GDPのマイナス度が高いせいもあるんでしょうが、失業率2桁が 『当たり前の風景』

になってきてる
こういう数字を見せつけられると、赤字削減に向けて財政再建

緊縮財政策の厳守は当然でしょ? という議論に疑問を持ちたくなってきます。路線変更もありかな...って
景気がある程度回復しない限り、失業率は改善しないし、イタリアなんか2012年から2014年にかけて、失業率の改善どころか、悪化するという予想なのが、もっと怖い


黄色い枠で囲んだところは、失業率2桁が「当たり前の風景化」している国ですが、ユーロ圏全体の失業率が2桁というのはある程度予想していましたが、EU全体でも2桁の失業率が継続するというのは、ちょっと考えてもいませんでした

こんな数字を見てしまうと、アメリカのQE3が年内に終了するみたいな話しを横目に、ECBはずっと’’非伝統的緩和措置’’を継続かい?

最後になりますが、黄緑の枠で囲んだ部分が日本です。今後、日銀新総裁が決定し、その方がどのような手段でインフレ目標2%に向けて頑張るのか楽しみですが、この報告書では2014年の日本のインフレ率は0.4%

道のり、メッチャ長そう

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