ドル円が急落し、93円ミドルくらいに落ちてきた時に、2つの相反するとも思える発言

が出てきました。
・カナダ中銀・カーニー総裁Carney: Expects G20 Discussions About Japanese Monetary Policy And Forex
「G20会合では日本の金融政策と外国為替について、協議されると予想している」
・ドラギECB総裁Draghi says currency war talk is way, way overdone
通貨戦争という議論は、あまりにも誇張されすぎている

皆さんもご存知のように、火曜日に出た
G7声明の内容が、misinterpreted (誤って解釈された)ということになり、ドル円やクロス円は脳天逆落とし



にあいました


私のブログに載っているG7声明文は
英中銀HPから取ってきたもの なので、誤解釈も何もないと思うんですが、そういうことになってます

私はこの声明文に『日本』という特定された国名が出てないことを確認して、

っと安心しました。

しかしその数時間後に、突然ロイターのヘッドラインとして
「匿名のG7関係者が語ったところによると、声明文は誤って解釈されている」と出て、そこから脳天逆落とし相場



となりました。

今回のドル円下落を受け、92円台高いところに買い下がりのオーダーを入れていた

のですが、一番最初に挙げたカーニーさんの発言を見て、一旦買いを引っ込めています


G20が終わり、為替操作国に関する議論が私たちの耳に伝わってきてからでもいいかな…と…

週足のチャートも2週連続形が悪いのも非常に気になって…
*バンカメ・メリルのファンドマネージャーへの質問言った言わない劇が始まる前に、米バンカメ・メリルリンチ銀行が毎月のFund manegerサーベイを出していたのですが、面白い結果が出ていたのでご紹介します。
下の5つのイベントで、一番最初に起こると思うものは、どれ

という質問に対し、ファンド・マネージャー達は『ドル円の100円到達』を選んだのです。

(クリックすると拡大します)
水色の棒グラフは先月時点での回答、紺色のグラフは今月の回答

1月のサーベイの時点では、たぶんドル円は88~89円くらいだったと想像します

2月のサーベイの頃は、ドル円は91~92円になっていたので、こういう回答が増えても、全くおかしくないですがね…

それに加え、米格下げの可能性やスペイン支援要請の可能性も大きく減少しているのを見る限り、ファンド・マネージャー達の間でもリスク志向が高まっていた証拠とも言えるでしょう。
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