おはようございます

しかし昨日の絶望的な株の動きを見た翌日に、今度は為替でこれだけギッタンバッコンされると、さすがに疲れますね
*オランド大統領、ユーロについて言及おっさん、吼えてます

まだ報道各社がきちんとした記事を載せていないので、各社のヘッドラインだけをつまんでみました。
・ダウジョーンズFrance’s Hollande: Euro Zone Should Have Foreign Exchange Policy
Hollande: Without Forex Policy,Euro Value Doesn’t Correspond to Real Econ
ユーロ圏としての為替政策を設定すべきだ
(共通)為替政策抜きでは、ユーロの価値は実際の経済状況を正確に反映しないことになる。
・ロイターthe euro currency zone must develop an exchange rate policy to protect the currency from "irrational movements"
ユーロ通貨圏は、市場でのばかげた不合理な動きから身を守るためにも、為替政策を確立しなければならない
A monetary zone must have an exchange rate policy or else it ends up subjected to an exchange rate that does not match the true state of its economy.
ユーロ圏は為替政策を共有しなければならない。さもなければ、ユーロ圏の経済状況と符号しない為替レートに左右されることとなる。
*何言ってんの?まず、
この記事 からの抜粋となりますが、ユーロ圏の為替政策決定には財務相・経済相会合(ECOFIN)にも、その権限が認められているんです。
抜粋部分:ユーロ圏の為替政策を決定するのは、果たして誰なのか?それを調べてみました。驚いたことに、ECBだけでなく、ユーロ加盟国からなる財務相・経済相会合(ECOFIN)にも、その権限が認められていました。
EU条約129条: ECBホームページより
それによると、物価安定と為替政策との間には重要な結びつきがあるため、市場介入はECBが担っていますが、EU財務・経済相理事会が、為替政策につき一般的な指針を策定することができるとも規定されています。つまりEU加盟各国政府も為替政策の決定に関与しているということです。
そうなると、今後はEU各国の政府関係者の発言には十分に注意を払わなければなりません。
しかし、オランドさんの発言を聞く限り、単なる「為替政策」というよりも「為替のmanipulation (市場操作)」を暗にほのめかしているように受け止めたのは、私だけなのでしょうか?そもそも’’加盟17ヶ国全てに受け入れられるユーロ・レート’’なんてものは、存在しないでしょう。
今週は木曜日にドラギ総裁の記者会見、そして木・金曜日にEUサミットと続くので、そこでまたユーロに関する様々な発言が聞こえてくるでしょう。
最後になりますが、スペインやイタリアからは、今のところ閣僚クラスからのユーロ高けん制発言はまだ、聞こえてきません。
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