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補欠選挙のお知らせ

イタリア総選挙後のゴタゴタでなにかとそちらに目を奪われやすい地合いとなっておりますが、私が住む英国では明日補欠選挙が実施されます。

この結果により、ポンドが大きく動くとは思えませんが、長い目で見るとイタリアほどのマグニチュードはないにしても、この国の政局不安を引き起こすきっかけとなる可能性もありますので、私個人的には注目  しています。

*英南部:ハンプシャー州Eastleighの補欠選挙

明日(2月28日)Eastleigh市で補欠選挙が実施されます。現職の自民党議員の辞任を受けての補欠選挙となっており、もともと自民党色の強い地域です。

一番最近行われた各党支持率に関する世論調査は
労働党 41%
保守党 29%
英国独立党(UKIP) 13%
自民党 8%

自民党の支持率が低下している  ため、果たしてもともとも自民党色の強い選挙区であるというだけで、同党立候補者が横滑り当選出来るほど、環境は甘くない  とも伝えられています。

*キャメロン首相にとってはLose-Loseの結果となるか?

これは私個人の意見ですが、今回の選挙はキャメロン首相、そして保守党にとってLose-Lose となるような気がしてなりません。

その理由は2つ

・EU離脱の是非を問う国民投票

キャメロン首相は 2015年総選挙で自分が首相となった場合は、EU離脱の是非を問う国民投票を実施する と公言しました。

自民党は「欧州・ユーロに友好的」な党  ですので、自民党色が強い選挙区での補欠選挙となると、このキャメロン公約を嫌った結果、保守党立候補者の惨敗  が考えられます。そうなった場合、キャメロン首相があんな公約をしたから票が伸びなかったと党内からの不満が高まる可能性が出てきます。

・UKIP票が伸びた場合
UKIP(英国独立党)はその名の通り、英国のEU離脱を支持している政党で、ここにきて支持率が上昇しています。

今回の補欠選挙での当選は無理でしょうが、自民党基盤の選挙区であるにもかかわらず、UKIP候補者への投票数が伸び、尚且つ保守党候補者のものを上廻った場合、これはキャメロン首相にとって大打撃  となるでしょう。


補欠選挙の結果が出る時間はまだはっきり判りません。


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[ 2013/02/27 22:55 ] 政治 | TB(-) | CM(0)

イタリア国債入札結果

イタリア国債入札結果をお知らせします

入札予想額: 55~65億ユーロ ⇒ 実際には最高額の65億ユーロ入札完了

・5年物
入札額:25億ユーロ 
応答利回り:3.59% (前回:2.94%)
応答倍率:1.614倍   (前回: 1.3)


・10年物
入札額:40億ユーロ
応答利回り:4.83%  (前回:4.17%)
応答倍率:1.654倍  (前回: 1.32)


予定額すべて入札が完了しましたが、応答利回りは2012年10月以来の高さと
なってしまいました。
一部の市場参加者は、10年物応答利回りが5%を越えるのではないか?と危惧していましたが流通市場レートとほぼ同じレベルで入札しています。

この結果を受け、為替市場ではユーロ売りになっていますが、国債市場では10年物利回りが5bpsほど改善(利回り低下、価格上昇)しています。

よくわからんね… 


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[ 2013/02/27 19:26 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

イタリア上下院議席配分

自分の記録用のために、上下院議席配分を残しておきます。

この記事では配分予想を書きましたが、微妙に変ってきています。

*イタリア下院 630議席


中道左派:ベルサニ連合 340議席 
中道右派:ベルルスコーニ連合 124議席 
5つ星運動:グリッロ氏 108議席 
モンティ連合 45議席 

*イタリア上院 315議席

中道左派:ベルサニ連合 113議席 
中道右派:ベルルスコーニ連合 116議席 
5つ星運動:グリッロ氏 54議席 
モンティ連合 18議席 

注 : これらの議席配分は最終結果ではありません。海外投票などの開票結果を未だに待っている状態です。


いろいろな報道を読んでみたのですが、組閣に関する協議が開始されるのは3月15日以降となるようです。現在のところ、いずれの党・連合も再選挙を希望していないため、ナポリターノ大統領が新政権樹立に向け努力していくことになると思います。

とりあえず本日ロンドン時間16時(日本時間水曜日零時)に行われるであろう中道左派・ベルサニ氏の記者会見を聞いてみることにしますか…

*マーケットのリアクション

最近ユーロ圏債務危機が小康状態を保っている理由のひとつとして、この記事(注目は国債市場)でも指摘しましたが、欧州中銀の国債買取プログラム(OMT)の存在をあったと確信しています。

OMTを要請しECBがヘルプしてくれる条件として、構造改革の遂行を要求されますが、今回のイタリアの選挙結果は、構造改革路線を推奨したモンティ連合の脱落  であり、反緊縮・反構造改革派の勝利  となりました。

この結果を見る限り、イタリアは現在のままではOMT要請の条件を満たしていないと判断され、その動きが既に先取りされた形で伊国債利回りは上昇し、ユーロの頭が押さえられていると私は理解しています。

つまりECBからのヘルプが得られない   国債利回り上昇  ユーロ売り という悪循環ですね。


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[ 2013/02/26 20:56 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(1)

イタリア短期債入札

*イタリア短期債入札結果

入札額: 87億5000万ユーロ

・6ヶ月物短期債
応答利回り: 1.237% (前回: 0.731%)
応答倍率: 1.44倍 (前回: 1.65倍)

応答利回りは、昨年10月以来の高さとなってます。

この結果を嫌気して、イタリア2年債利回り40bps上昇

*英財務省公聴会での証言

先ほどTwitterで呟きましたが、本日午前10時(日本時間19時)より英財務省公聴会で、英中銀インフレ・レポート内容について中銀MPC理事のうち3名(ビーン副総裁、タッカー副総裁、フィッシャー市場担当)が証言。

既に始まっています。ポンド動向にご注意してください 


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[ 2013/02/26 19:12 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

FX戦略会議

2012年7月より 西原宏一さんと一緒に為替相場を語る FX戦略会議 を読売オンラインさんで始めました 

イタリア総選挙結果、日銀総裁人事などを中心に話し合ってみました!

このリンク または ブログ左側にあるバナーをクリックして是非ご覧下さい 
[ 2013/02/26 17:43 ] 読売オンライン・FX戦略会議 | TB(-) | CM(0)

イタリア上下院・議席配分予想

メルマガ配信 をしていたので、ブログの更新が遅くなってしまったこと、お詫びいたします。

*下院議席配分予想

独立系シンクタンク・オープンヨーロッパが、下院 (総議席数:630) の議席配分予想を発表したので、お伝えします。

中道左派:ベルサニ連合 340議席 (29.57%)
中道右派:ベルルスコーニ連合 121議席 (29.15%)
5つ星運動:グリッロ氏 110議席 (25.54%)
モンティ連合 46議席 (10.57%)


注:得票率は、他の報道から取りました。


イタリア選挙法では、下院で一番票を集めた政党/連合への追加議席配分制度を導入  最高得票率を獲得した政党(連合)に対し、上乗せ議席が与えられる  ベルサニ連合とベルルスコーニ連合の得票率の差が0.5%以下  にもかかわらず、これだけの議席差が出たことになります。

*上院議席配分予想

次は上院 (議席総数:315議席) の議席配分予想です。

中道左派:ベルサニ連合 123議席
中道右派:ベルルスコーニ連合 118議席
5つ星運動:グリッロ氏 53議席
モンティ連合 19議席



先が思いやられるような結果となりそうですね… 

*えらいこっちゃ 

今回のイタリア総選挙の結果、2つはっきりしたことがあります。
ひとつは、ユーロ圏の安定が完全に崩れる可能性が高まったこと、そしてもうひとつはモンティ元首相の脱落です。

もうひとつ特筆すべき点として私が注目しているのは、5つ星運動です。
上で紹介議席配分・得票率の数字は『連合』単位ですが、5つ星運動だけは『党』単位となっています。

つまりこの党は「下院で最大議席数を獲得した党」となるだけでなく、上院でも「2番目に議席数が多い党」となる予定です。

私があらためてここで繰り返すまでもなく、この党は イタリア債務再編・ユーロ離脱に関する国民投票実施 を選挙公約に挙げていますので、今後政権が無事に樹立したとしても、相当波風が立つ  ことは覚悟しなければなりません。

今回の選挙を通して、イタリアの有権者は反緊縮姿勢を明確に示しました。これはユーロ圏全体の脅威  となるだけでなく、他の加盟国がこの動きをフォローする可能性も出てくるため、今年に入ってから小康状態を保っていたユーロ圏にとって、寝た子を起こした結果となるのかもしれません。


すみません、いろいろなことをずっとやっていたので、脳みそがただれて来ました 

これからゆっくりバスにつかり、そのまま推理小説でも読みます。また明日~ 


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[ 2013/02/26 09:47 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(1)

イタリア出口調査結果

ロンドン時間14時(日本時間23時)に投票終了し、一番最初の出口調査が発表されました。

2013年総選挙投票率は76.6%  2008年総選挙の80.6% を下回った結果となりました。

*英スカイTV
中道左派連合 34.5%
ベルルスコーニ連合 29%
5つ星運動 19%
モンティ連合 9.5%



*イタリアの調査会社
中道左派連合 35~37%
ベルルスコーニ連合 29~31%
5つ星運動 19~21%
モンティ連合 8~10%


イタリア出口調査結果速報


イタリアの出口調査はあまり当てにならないという話しもあるようですので、今後の展開にも注意してください。

もしこのままの調子で中道左派連合が票を伸ばした場合、モンティ連合と組まずに、単独で上下両院とも過半数議席獲得が可能となるかもしれないということ。

この出口調査を見る限り、一番苦戦しているのは、モンティ連合です。緊縮財政・構造改革推進に有権者がNOを突きつけたということでしょうか?


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[ 2013/02/25 23:47 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

イタリア総選挙後のタイムライン

独立系シンクタンク・オープンヨーロッパがイタリア総選挙投票終了後のタイムラインを書いたレポートがありましたので、そこから何点かお伝えします。これはあくまでもオープンヨーロッパの見方である点はご了承ください。


・ロンドン時間14時(日本時間23時)
投票所が閉まり、最初の出口調査が発表される。
開票は上院から先に行われる。

注 :イタリア選挙の出口調査は実際の開票結果と大きく違うことがあるようですので、鵜呑みにしない方がよいようです。例えば、2006年総選挙の時を例にとると、出口調査ではプロディ連合楽勝という発表がされたようですが、実際の得票率を比較するとプロディ 49.81%に対して、ベルルスコーニ 49.74%という0.1%にも満たない寸差となりました。ですので、本日の出口調査の結果にも要注意です。


・ロンドン時間15時(同火曜日零時)
上院の開票結果、最初の予想が発表される。
その後、約1時間ごとに最新の開票結果が発表される。


・ロンドン時間19~20時(同火曜日午前4~5時)
上院の開票がほぼ終了する予定。
上院の開票終了次第、下院の開票に移る。
上院の選挙権は25歳以上であるのに対し、下院は18歳以上となっているため、
下院の開票には時間が要する。


・ロンドン時間23時頃(同火曜日午前8時)
下院のおおまかな開票結果が把握出来る。


最後になりますが、私は毎週月曜日の午後、ボランティアに行っており、本日も休むことが出来なくなりましたので、イタリア選挙結果は全く見れません。帰宅時間は午後6時30分過ぎとなりますので、帰宅後判った情報をブログに書かせて頂きます。


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[ 2013/02/25 21:38 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

英格下げを受け

先週金曜日、ニューヨーク市場が閉まる30分前に格付け大手:ムーディーズは英格下げの発表  をしました。どうしてこんな際どい時間をわざわざ選んで発表したのか  理解に苦しみます 

今朝のロンドン市場では既に下がってしまったポンドを更に売り込むことはしておりませんが、格付け会社1社の格下げ報道で、どうしてここまでポンドが売られてしまうのか  首をかしげるトレイダーもいるようです。

注:今朝のロンドン市場では対ユーロでポンドが弱含んでいますが、これは月末要因と見られています。

*既成事実化した英格下げ

昨年、格付け大手3社すべてが、英格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に下げたことを受け、実際の格下げは時間の問題と見られており、市場では’’完全織り込み済み’’という見方が一般的でした。米モルガン・スタンレーも 「英格下げは完全に織り込み済みのニュースであるため、これだけを材料としたポンド売りは短期的には反応薄となるであろう。」とコメントしていました。

ある大手欧州系銀行のレポートでは 「先週金曜日、ムーディーズは英国の格下げに動いた。しかし英国がデフォルトする危険性は1週間前も今朝も全く同じで’’あり得ない’’ことに変わりはない。そして格下げに関しては、随分前から既に市場に織り込まれていたことである。一番肝心なことは、今回の格下げを受け、オズボーン財務相の信頼性が傷ついたことが心配されるが、格付け会社自身の信頼性はとっくに欠如しはじめていることと比較すれば、たいした問題ではないのかもしれない」 と辛口のコメントを載せています。

金曜日の格下げ報道後のポンド急落で一番目立った売りをしていたのは、マクロ系ファンドと言われていますが、金曜日のNY、それも市場が閉まる30分前という時間ですので、商いがほぼ終了しており流動性が薄い時でしたので、動きも大きくならざるを得ませんね。

*オズボーン財務相の反応

オズボーン財務相

この週末の各紙一面は、ムーディーズ格下げ報道で埋め尽くされました。果たして今回の格下げを受け、3月20日に予定されている2013年度予算案発表時に、オズボーン財務相は緊縮財政策を若干緩和し、その代わりに成長重視の政策に転換するか?が一番の注目材料 となることは間違いありません。

そのオズボーン財務相ですが、格下げに対して「英国は財政赤字削減姿勢を緩めるつもりは、ない。」と未だに財政規律優先をほのめかしています。

元はといえば、2010年に現在の保守・自民連立政権が誕生して以来、緊縮につぐ緊縮財政を国民に押し付けた政府ですが、その最大の理由は 『英国のトリプルA格付けを守ること』 とはっきり名言していました。しかし結果としては、予想以上に悪化した経済成長の低迷  が理由で、どんなに国を挙げて赤字削減に取り組んでも、GDPそのものが伸びないので、赤字対GDP比の改善に結びつかないという最悪の結果  を生んでしまった訳です。

*格付け会社の動きとその後のマーケット

米国やフランスがトリプルA格から格下げされた時、ドルもユーロも下落せず、逆に上昇しました。それらの国の国債利回りも、上昇するどころか下落(=国債価格上昇)しています。

それなのに、どうして英国の格下げ報道の時だけ、ポンドは下落し、国債利回りは上昇してしまったのでしょう  ただ単に発表の時間が悪かった、流動性が一番薄い時間帯だったから?という理由だけなのでしょうか?

これが私が一番知りたい点です。


ブルーンバーグの調べによると、過去の格上げ・格下げ報道とその後の国債利回りとの関係で面白い関係があることが判りました。

昨年1年間の間に実施された32回の格上げ・格下げ・格付け見通し変更の報道後、53%の確率でその国の国債利回りは予想された動きの逆の動きをしたそうです 

1974年からの長いデータを見ると、300回以上の格上げ・格下げ・格付け見通し変更が実施されましたが、その報道後予想された動きの逆の動きをした確率は47%となっており、昨年1年間の確率よりも若干下がります。

それではムーディーズとS&Pからの発表後、逆の動きをした確率ですが、ムーディーズは56%、S&Pは50%となっており、ムーディーズの発表後の方が逆に動く確率が高いことも判りました 

現在の英株式指数・10年物国債利回り・為替レベルをチェックすると、株は上昇・国債利回りは金曜日の発表レベルまで戻したのですが、為替だけは未だにポンド安の状態です 


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[ 2013/02/25 20:25 ] 経済 | TB(-) | CM(1)

イタリア入札結果

総選挙中であるにもかかわらず、本日イタリアは国債発行に動きました。
明日・明後日も入札が続きますので、ご注意  ください。

本日の入札結果は、

入札予想額は25~42億5000万ユーロ  実際の入札額: 40億6800万ユーロ

・2014年満期ゼロクーポン国債(CTZ)
入札額: 28億1800万ユーロ 
応答利回り: 1.682% (前回: 1.434%)

・2021年満期国債
入札額: 9億4100万ユーロ
応答利回り: 2.79% (前回: 3.33%)

・2026年満期国債
入札額: 3億900万ユーロ
応答利回り: 3.23% (前回:3.49%)


問題なく入札は終了したことを好感して、ユーロ上昇中。


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[ 2013/02/25 19:32 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

イタリア総選挙予想

おはようございます

本日ロンドン時間午後2時過ぎ (日本時間23時過ぎ) に イタリア総選挙 の出口調査が出ます。こんな大事な時なのに、私は算数教室のお手伝いでず~~~~~~~~~~っと外に出ている予定。運が悪い 

*ある銀行の予想

イタリア総選挙の結果が、ハングパーラメントとなった場合を想定しての話しです。

ハングパーラメントが誕生するということは、どの党・連合も横並びの得票率しか得られなかったということになりますが、横並びと言いながらもベルルスコーニ連合かグリッロ連合の得票率が(他の連合と比較して)やや多かった場合、以下の2つのシナリオが考えられるとしています。

(注:これが意味することは、ベルサニ連合とモンティ連合の2つを合計しても、上院の過半数議席獲得に失敗した  ということ)


シナリオ1:挙国一致内閣

イタリア国内での政治的不安定要素  が増し、国際社会や金融市場からの圧力に押される形で、イタリアのナポリターノ大統領は各党・連合に対し挙国一致内閣を組閣するよう要請  その場合、内閣が進む方向や新選挙法の設立などに代表される政策決定内容を事前に決定する必要がある。

この挙国一致内閣が誕生した場合、モンティ氏が引き続き首相となるでしょうが、安定した内閣となる保証は全くなく、1~2年とうい短期間しか持たないかもしれないとしています 

この案が実現した場合、挙国一致内閣が進むべき道がはっきり示されるまで、金融市場は神経質な動きに終始するであろう。当然、マーケットのボラティリティーは高まり、国債スプレッドは拡大すると予想。

この神経質な期間が終わり、目標がはっきりした新内閣が動き出した暁には、イタリア国債市場は落ち着きを取り戻し、現在の利回りレベルまで戻ってくると考える 


シナリオ2:2度目の総選挙の実施 

現在の選挙法の元で新たな選挙を実施するというシナリオは、最初のシナリオ(シナリオ1)と比較すると、実現する可能性は低い。いずれにしても、このシナリオが実現するか否かは、上下両院の片方、または両方を解散させる権限を持つナポリターノ大統領の判断にかかっている。

金融市場からみると、このシナリオが現実化した場合、ボラティリテーが増大され  イタリア国債市場に相当な圧力がかかるであろう。

いろいろな考えうる仮定を元にシナリオをたてるのであれば、10年物国債利回り格差(イールドスプレッド)は2011年11月につけた最悪のレベル  --- 独伊スプレッド 550bps --- まで拡大するかもしれない。

もしこの事態が実現した場合は、イタリアはECBに対してOMT発動を要請することになるかもしれない 

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[ 2013/02/25 18:52 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

イタリア総選挙について

イタリア総選挙 投票、1日目が終了しました。イタリア北部は雪、南部は強風の影響もあり、2008年総選挙の時と比較して有権者の出足は鈍いようです 

ロイター通信によると、本日と明日の投票時間は
日曜日:イタリア時間午前8時~午後22時(日本時間16時~月曜日午前6時)
月曜日:イタリア時間午前7時~午後15時(同月曜日15時~23時)


出口調査は開票終了直後に発表されるようで、最終結果はイタリア時間火曜日の朝早くとも伝えています。

月曜日に投票が終了する頃、ちょうどニューヨーク市場の取引が活発になります。つまり月曜日のニューヨーク市場はイタリア総選挙速報を背景に大きく動く可能性  が高まってきました。

*浮動票が鍵を握るか?

4,700万人の有権者のうち、30%強にあたる1,300万人の浮動票の行方が鍵を握っているようです。この人たちは誰に投票するのか決定しておらず、そのうちでも特に500万人は棄権する可能性が高いとも言われているようです。

もし、この浮動票に属する有権者が投票所に足を運んだ際、一番有利とみられている候補者は5つ星運動連合のグリッロ氏。

市場が一番恐れているのは、大連立政権となる場合か、組閣が決定されずギリシャの時のように再投票が行われる場合です。

これに関してはまた朝起きてから書きます。今ロンドンは23時35分ですが、この週末は非常に忙しくて、まだ夕食を食べてない、私… 


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[ 2013/02/25 08:34 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(5)

イタリア総選挙特集

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 

本日から来週月曜日にかけて、安部訪米    キプロス大統領選決選投票  イタリア総選挙  が次々実施されます。特にイタリア総選挙  はここからのユーロ圏の安定を根本的に覆す危険性をはらんでいると言っても過言ではないでしょう。

本日のコラムは、ずばり イタリア総選挙特集 です!

イタリア総選挙

主な内容は
・2006年総選挙のdeja vu?
・イタリアの選挙システム
・主な政党連合の紹介
・各連合リーダーのユーロ圏債務危機に対する見方
・組閣までの道のり
・選挙後の予想
・ベルルスコーニ連合の勝利の可能性
・注目は国債市場


3日かけて書きましたので、少し長い文章となっていますが、是非お読みください 


このバナーをクリックすると記事が読めます。


Net Money

または このブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX バナー をクリックして是非お読みください!  よろしく~

過去記事に閲覧法ですが、2012年10月5日までの記事は全て このリンク  をクリックして頂くと読めます。マーケット・ビューの過去記事は このリンク を使って頂ければと思います 
[ 2013/02/25 08:08 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

キプロス大統領選挙の結果

この記事 でもご紹介しましたように、本日キプロスでは大統領選の決選投票  が実施され、先ほど結果が判明致しました。

中道右派・民主運動党(DISY)のアナスタシアディス党首
VS
共産系の労働人民進歩党(AKEL)のマラス前保健相との間の一騎打ち

結果は、アナスタシアディス候補 57.48%に対し、マラス候補 42.51%となり、アナスタシアディス候補の圧勝  となりました。

ギリシャ危機の影響をまともにうけたキプロスは、過去ずっと金融支援をロシアにだけ頼って生きながらえてきましたが、今回の選挙を通してEUやIMFからの支援確保に向け、緊縮財政策や構造改革、民営化などを受け入れる用意があること  を伝える結果となりました。

新大統領は同時に、EUやIMFだけでなく、各国政府やファンドとつなぎ融資に関する協議を行っていることも明らかにしています。ただし、ギリシャのような債務再編を行う選択肢だけは完全に排除する姿勢を貫いてもいます。

とりあえずEUに友好的な大統領の当選となり、EU/ユーロ関係者は  としていることでしょう。



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[ 2013/02/25 06:10 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

イタリア選挙とマーケット

イタリア総選挙に関してコラム記事 を読まれた読者の方から、メールフォームを通して質問が来ました。

内容は「ベルルスコーニさんの当選の可能性をN20さんは敢えて排除してますが、もし勝ってしまったら、どのような動きを想定すればいいんでしょうか?」という内容です。


イタリア選挙法によって、2週間前から世論調査結果発表が禁じられているため、いろいろな憶測が流れています。

ベルルスコーニさんに関する予想を書く前に一点だけお伝えしますが、2時間ほど前に独立系シンクタンクであるオープン・ヨーロッパが出した読み物を見たのですが、それによると今回の総選挙で最高得票率を取るのは民主党連合であると予想されるが、2番目に来るのはベルルスコーニ連合でもモンティ連合でもなく、五つ星運動 (イタリアのユーロ圏離脱を希望) となる可能性が高まってきたと書かれています。

本当に蓋を開けてみなければ判らないとしかいいようがありませんが、もしこの予想通りになった場合、ただ単にイタリア国債が売られて長期金利が上がるとか、その結果ユーロが売られるという目先の動きだけでなく、ユーロ創設に関わった3ヶ国(ドイツ・フランス・イタリア)のひとつが「ひとつのヨーロッパ・ひとつの通貨という理想」にNOを突きつけたという結果になってしまい、欧州統合という理念の遂行に疑問符が突きつけられることになります。

各銀行や投資顧問の予想を総合しますと、

*イタリア株
民主党連合単独または民主・モンティ連合による連立政権  2~5%程度の上昇
ベルルスコーニ連合単独または連立政権  2%程度の下落
大連立  5%程度の下落


*イタリア国債(10年物利回り:現在 4.45%)
民主党連合単独または民主・モンティ連合による連立政権  4%を切るくらいまで下落(=国債価格上昇)
ベルルスコーニ連合単独または連立政権  5.2~5.5%
大連立  6%を超える可能性もある  同時にスペインへも飛び火して  同国の国債利回り上昇が起こる 



ここで注意  していただきたいのは、昨年夏にドラギECB総裁が「Believe me. I will do whatever it takes」という有名な発言  をした時のイタリア長期金利は6%近くでしたので、そのレベルまで戻ってしまうことになり  ユーロ圏債務危機が再び再燃する可能性  を秘めています。

*ユーロ/ドル予想
結果が悪ければ、1.30を目指す展開になるという予想が多いです。

一部の米系銀行は1.28台までの下落を予想しているところもあるようですが、そこまでストレートな急落になるか、正直自信ありません。


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[ 2013/02/24 21:24 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

EU冬季経済報告書発表

EU冬季経済報告書が発表されました。

GDPや失業率の下方修正があるとは想像していましたが、あらためて数字を眺めてみると、スゲ~悪い 

EU冬季経済報告
(クリックすると、グ~~~ンと拡大して、みやすくなります)

これが今回発表された各国別のGDP・インフレ率・失業率予想なのですが、思いっきり悪い  見ていて食欲なくしました 

赤い枠で囲んだギリシャ・スペイン・イタリア・ポルトガルに関しては特に、GDPのマイナス度が高いせいもあるんでしょうが、失業率2桁が 『当たり前の風景』  になってきてる   

こういう数字を見せつけられると、赤字削減に向けて財政再建  緊縮財政策の厳守は当然でしょ? という議論に疑問を持ちたくなってきます。路線変更もありかな...って 

景気がある程度回復しない限り、失業率は改善しないし、イタリアなんか2012年から2014年にかけて、失業率の改善どころか、悪化するという予想なのが、もっと怖い 



黄色い枠で囲んだところは、失業率2桁が「当たり前の風景化」している国ですが、ユーロ圏全体の失業率が2桁というのはある程度予想していましたが、EU全体でも2桁の失業率が継続するというのは、ちょっと考えてもいませんでした 

こんな数字を見てしまうと、アメリカのQE3が年内に終了するみたいな話しを横目に、ECBはずっと’’非伝統的緩和措置’’を継続かい? 



最後になりますが、黄緑の枠で囲んだ部分が日本です。今後、日銀新総裁が決定し、その方がどのような手段でインフレ目標2%に向けて頑張るのか楽しみですが、この報告書では2014年の日本のインフレ率は0.4%  道のり、メッチャ長そう 




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[ 2013/02/22 19:58 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

ブルガリア内閣総辞職

本当は朝イチでお伝えするつもりでしたが、なんだかんだで昼になってしまいました 

*ブルガリア内閣総辞職

2009年以来の緊縮財政、そして最近の急速な電気・ガス料金の値上げに反対した市民が暴動化  したことを受け、ボリソフ首相は今朝、内閣総辞職を発表。昨日まで「7月の総選挙まで頑張る!」と宣言していたので、一体何があったのか?全く判りません 

この暴動は週末くらいからどんどん激化  してきたようですが、週明け月曜日にまず、同首相はジャンコフ副首相兼財務相を解任しています。この人は緊縮財政策を導入し、ひたすら赤字削減に努めた人なので、EUなど国外での評判はすごく良かったのですが、国内では人気がありませんでした 

しかし同副首相解任後も国民の理解が得られず怒りは収まらないことを受け、電気料金の引き下げやブルガリアへ電気・ガスを供給している外資系(チェコなど)の会社に懲罰金を課すという行動に打って出ました。

それでも国民の不満は解消せず、抗議行動はますます暴動化するばかり 

とうとう、今朝の総辞職発表となった模様です。

ブルガリア内閣総辞職

*今後予想される展開

明日木曜日に議会で「内閣総辞職」に対する採決が実施

もしそれが受け入れられれば、プレブネィエブ大統領による暫定政権が設立される予定

通常ですと、現内閣が総選挙まで、暫定政権を引っ張っていくのが普通ですが、ボリソフ首相とその仲間達は、暫定政権には一切参加しないと宣言しているようです

総選挙は7月に予定されていますが、前倒しで行われる可能性もあります。
その場合、一番早い投票日は4月末頃となる予定。


ブルガリアはユーロ導入していませんが、リーマン・ショック後の『緊縮財政策の導入』に反対した有権者により、解散総選挙した国って、結構ありますよね...
ギリシャ、オランダ、イタリア そしてブルガリア

 今週末に実施されるイタリア総選挙に関しては、今週金曜日セントラル短資FXさんのコラム で、じっくりお伝えしますので、楽しみにお待ちくださ~い 


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[ 2013/02/20 22:06 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(2)

キプロスへの警告

格付け大手:S&Pが、キプロスがデフォルト(債務不履行)にせまる危険性を指摘したレポートを出したようで、ユーロが一瞬下落しました。

*週末の大統領選挙

先週日曜日、キプロス大統領選第一回目投票が行われました。結果としては、過半数に届いた候補者が不在のため、来週日曜日(24日)に決選投票が実施されます。現職の共産党系フリストフィアス大統領は景気悪化により支持率が大きく落ちたため  出馬を断念。

今回の大統領選では、『EU/IMFによる金融支援受け取りの是非』が争点となっているようです。

支援受け取りに前向きな中道右派の野党・民主運動党のアナスタシアディス党首の得票率は45.5%  支援受け取りに消極的な 1)左派の与党・労働人民進歩党のマラス元保健相(26.9%)と 2)無所属リリカス候補(24.9%)という結果。

来週日曜日(24日)の投票では、得票率上位2名:アナスタシアディス党首とマラス元保健相の一騎打ち 

支援受け取りに前向きなアナスタシアディス党首が勝てば、キプロス国民はギリシャ同様、厳しい緊縮財政政策の遂行を余儀なくされます 

それに対し、ギリシャの二の舞にはなりたくない  と考えるマラス元保健相が勝利を収めれば、自国の経済規模と同じ180億ユーロの支援を引き続きロシアに頼るのか?など問題は深刻化する可能性があります 

*S&Pからの警告

先ほど発表されたS&Pのレポートでは

「We see at least a one-in-three chance that we could lower the Cyprus sovereign ratings again in 2013, for example if official financial assistance from the ESM and/or IMF is not forthcoming, leaving the Cypriot authorities few choices apart from to restructure its financial obligations.

我々は2013年中にキプロスの格下げに動くチャンスは30%とみている。そのきっかけとしては、ESMやIMFなどからの金融支援がなかった場合などが例に挙げられる。キプロス政府は債務再編以外に選択肢はあまり残されていない。」

としており、次期大統領選の結果次第では、デフォルトリスクが台頭してくることも考えられるとも指摘しています。


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[ 2013/02/20 21:11 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

英中銀MPC議事録公開

英中銀議事録 が公開され、ポンド急落中です。

ポンド

先月の金融政策理事会(MPC)では 「追加緩和策(QE2増額)の導入は、景気浮揚効果があまり期待出来ない」  と話し合っていたことが判り、一気にQE2増額の可能性がなくなっていきました。

しかし先週発表されたBOE四半期インフレ・レポート発表の時には、キングBOE総裁が追加緩和の可能性(QE2増額)について発言 したため、何がなんだか判らなくなっていたのです

その意味からも、本日の議事録内容には市場参加者は注目していました。

*ポンド売りに直結したと思われる点

個人的には、以下5点の部分がポンド急落に直結していると思っています。

・BANK OF ENGLAND VOTED 6-3 to KEEP ASSET-PURCHASE UNCHANGED
英中銀理事は6対3でQE2据え置きを決定

・King, Fisher And Miles Vote For 400 Bln Stg - Minutes
キング総裁、フィッシャー公開市場操作最高責任者、マイルズ理事(外部委員)の3名がQE2増額(現在3750億ポンドから4000億ポンドへ)へ票を投じた

・BOE Minutes: Vote on QE was Biggest Split Since June 2012
QE2増額/据え置きに対する投票配分がここまで大きく割れたのは、2012年6月以来

・The MPC discussed a rate cut and changing the bank reserves rate
MPCは政策金利下げやデポジット口座金利変更に関しても協議した。

・MPC discussed purchasing other assets, more targeted policies to target lending may be needed but QE remains effective
MPCは(英国債以外の)他の資産購入の可能性、それ以外の政策導入、貸し出し増大などが必要と話し合った。依然として資産購入プログラム(QE)は効果的と判断。



先月から今月にかけて一部の理事達のQE2増額に対する考え方が180度転換した と言えます。

キング総裁自身も増額に票を投じていたことも、印象的です。
ちなみにQE2増額に票を投じた3名の理事は、いずれもハト派に属する方々です。

私は議事録をまだ全部読みきれてませんが、取り急ぎ記事をアップします。




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[ 2013/02/20 18:57 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

ポンド格下げの噂

私が歯医者さんに行ってる間に「大手格付け会社:S&Pが英国の格付けを今日中にも引き下げか 」 という噂が出たそうで、ポンド/ドルは1.5450台まで一瞬急落しました。

こういう『今日にも格下げ』という噂は、よく耳にするのですが、格付け会社が格付け変更を決定した場合、少なくとも半日だか1日だか事前に、その国へ知らせる義務があるから、どこからともなく漏れてきたりするようです

個人的には、英格下げはかなり言い尽くされた内容で新鮮味がないこと、それに加え、3月20日に’’2013年度予算案’’が発表される予定となっているので、常識的に考えれば予算案で今後の財政状況を把握  内容を分析する  必要であれば格付け変更に動く… というのが、仁義というものではないか?などと思ったりもしています。

*ポンド

すぐ下の記事でも紹介した通り、過去数ヶ月の間に円をショートにして、たらふく稼いだ  ヘッジファンド勢。とりあえず円相場も落ち着きを取り戻しはじめてきたので、次はポンドに食指を伸ばしているということのようです。

ポンド実効レート 2013・2・18
(クリックすると拡大します)

これは2007年~昨日の終値までのポンド実効レート(上段)と、水色枠部分の拡大(2011年~昨日終値)チャート。

2012年の間、何度も何度も2009年高値を上抜けしようと頑張ったポンドですが、トリプルトップをつけ、その後急落しています 

現在、上段のチャートで引いたピンク線のサポートラインでかろうじて止まっている  のが、判ります。

それが抜けてしまうと、緑の線が位置する77ミドル~78  2011年の安値 77.7520 近辺がターゲット  となります。    実効レートが昨日終値:79.8407から77.7520まで下げた場合、計算上のポンド/ドルレベルは1.5065。ただしこれはあくまでも計算上でのレベルなので、ここまでは行かないでしょう。

逆に戻りはどの辺か?という素朴な疑問  が沸いてきて当然なのですが、下段チャートの右端に矢印で示した部分あたりが、精一杯かな?と今は思っています。

矢印部分の実効レートは81.4727  昨日の終値からそこまで戻した場合、計算上のポンド/ドルレベルは1.5786 

ウ~~~~~ン、これは私自身が戻りレベルとしている1.57台とピッタシ合う 


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[ 2013/02/20 00:04 ] 相場検証/予想 | TB(-) | CM(1)

ドイツ・英国から

おはようございます 
昨夜この地域で大規模な停電がありました。この2ヶ月で2度目の停電なのですが、渡英し25年が経ちましたが、停電の経験はたぶんこの2回だけのような気がします。一体どうなっちゃったんだろう 

*独ZEW景況感指数

1月の独IFOの数字が予想を大幅に上回る結果となったのに続き、ZEWでも驚くほど  よい数字がドイツから発表されました 

2月分ZEW景況感指数が発表されましたが、1月:31.5  2月:48.2 (予想: 35)

これで3ヶ月連続の上昇が確認されたことになります。

先日発表された2012Q4のドイツやユーロ圏GDPが大幅マイナスとなりましたが、IFO、ZEWと続けて予想を大きく上回る数字が出ていることを受け、ドイツの2013Q1GDPはかなり大きな改善を見せるという期待感が膨らみます。

何はともあれ、9月に実施されるドイツ総選挙に向け、Goodニュース  が飛び込んできました

*英FT紙の記事

英FT紙オンライン版でロンドン時間月曜日19時過ぎに出た記事で非常に興味深い  内容のものがありましたので、簡単にお伝えします。

タイトルは「Funds target sterling in Carney Short」
カーニーBOE新総裁就任にあわせ、ヘッジファンド勢はポンド売りをターゲットにしている


これだけ見てもピンと来ないかもしれませんが、FT紙の記事をざっと読んでみると、

「日本の安部内閣発足前から金融緩和を先取りした形で円安が進行した。ヘッジファンド勢はこの安部新内閣に照準を合わせ、円売りのポジションを保有し莫大な利益を手に入れた 

彼等の次の標的はカーニー就任後の英中銀となる可能性が出てきた。カーニー氏は今年7月から英中銀の総裁に就任するが、既に先月の英議会証言で景気浮揚を目的とした新たな緩和手段の導入も考えていることを匂わせている。しかしカーニー就任以降は、証言内容よりも更なる緩和措置の導入があるかもしれない。つまりそれはポンド安を引き起こす」

ということのようです。


これに関しては私なりにいろいろ意見があるのですが、衛生歯科の予約が40分後に迫ってきてしまったので  また今度にします。もしかしたら予約に遅れるかも… 


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[ 2013/02/19 19:19 ] マーケット | TB(-) | CM(1)

FX戦略会議

2012年7月より 西原宏一さんと一緒に為替相場を語る FX戦略会議 を読売オンラインさんで始めました 

日銀総裁人事や、この週末に控えるイタリア総選挙などを交えて、今後の相場について話し合ってみました 

このリンク または ブログ左側にあるバナーをクリックして是非ご覧下さい 
[ 2013/02/19 17:53 ] 読売オンライン・FX戦略会議 | TB(-) | CM(0)

ドラギ総裁議会証言

本日、ロンドン時間14時30分(日本時間23時30分)より欧州議会の経済・金融委員会(Committee on Economic and Monetary Affairs:ECON)で、ドラギECB総裁が議会証言します 

ECBは米英などの中央銀行とは異なり、金融政策理事会での話し合い内容を議事録として公開していません。

そのため、ECB総裁は3ヶ月ごとに、欧州議会の経済・金融委員会(ECON)で経済・金融両方面に対する見解を示し、質疑応答に答える義務を有しています。


私は残念ながら、この時間には外に出ておりますが  最近はドラギ総裁の発言でマーケットが動くので、注意が必要かもしれません 



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[ 2013/02/18 22:14 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)

今週の注目イベント

おはようございます  先週の行って来い相場で反省すべき点が非常に多かったため、普段はなるべくPCをあけないようにしているのですが、この週末は例外で土・日曜日ずっと仕事をしていました 

*私が勝手に選んだ今週の注目  イベント

2月19日(火)
・独2月分ZEW景況感指数 
前回 31.5  今回予想 35~42

予想範囲に収まれば、3ヶ月連続上昇となる。先週発表された2012Q4GDPが大きくマイナスとなっているため、ZEWが改善すれば、2013Q1GDPが良好な数字となる可能性が高まる 


2月20日(水)
・英中銀金融政策理事会(MPC)議事録
先週発表されたBOE四半期インフレ・レポート発表の時に、キングBOE総裁がその可能性について発言したため、最近ジワジワと高まってきている追加緩和(QE2増額)期待。

先月のMPCでは、これ以上の緩和(QE2増額)をしても景気浮揚効果がないという意見が多かったことが議事録公開で確認されただけに、キング総裁発言には私は素直に驚きました 

果たして今月は一転し、QE2増額の可能性を話し合っているのか?

・FOMC(1月29・30日開催)議事録
BOEとFOMC、同じ日に議事録公開となります。

前回12月のFOMCではQE3が2013年内にも終了という話し合いがあったことが確認されました。
果たして今回のFOMCでは、QE3終了時期に関して、どのように言及しているのか  非常に気になります 


2月21日(木)
・2月分ユーロ圏PMI(サービス、製造業)
この数字が改善されれば、2013Q1GDPの改善が期待されます 


2月22日(金)
・EU経済予想報告
ユーロ圏加盟国のGDP、赤字対GDP比などを国別に報告。

2013年の財政赤字削減ターゲット達成が可能  / 困難か  の手がかりとなります。

この結果が悪ければ、特に選挙を週末に控えているイタリアの国債利回りが上昇(=国債価格下落)し、その波及効果がスペインにまで及ぶ可能性は、残っていると思います 

・3年物LTRO前倒し返済発表
今までの前倒し返済は1回目:2011年12月実施の3年物LTROが対象でした。

今週は、2回目:2012年2月の前倒し返済がはじめて発表される予定と聞いています。(確認が必要ですが…)
予想される額は1,200~1,500億ユーロ


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[ 2013/02/18 19:41 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

ヘッドラインに振り回された1週間

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 

ドル円がとうとう92円台、ユーロ円も123円台を一度割っています。
本日G20会合があるため、これからますます変動を繰り返すことは、避けられないでしょう。
特に円関連の週足チャートの形が非常に悪いため、私は落ちてくるナイフを素手で拾うような行動には、出たくありません。

本日のコラムでは、ヘッドラインに振り回された今週1週間を振り返ってみたいと思います。果たしてどこまでが「調整」で、どこからが「トレンド変更」なのか、考えたいと思っています。


このバナーをクリックすると記事が読めます。


Net Money

または このブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX バナー をクリックして是非お読みください!  よろしく~

過去記事に閲覧法ですが、2012年10月5日までの記事は全て このリンク  をクリックして頂くと読めます。マーケット・ビューの過去記事は このリンク を使って頂ければと思います 
[ 2013/02/17 05:55 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

女性が幸福に感じる瞬間

たぶんニューヨークが参入していくる時間くらいから、また動くのでしょうが、束の間の憩いの時間が出来たので、イギリスで無料で手に入る日経紙からのコピペ

*女性が「幸せ」  と感じる瞬間

英大手スーパー・マーケット「セインズベリーズ」が、全国2000人の女性を対象にアンケート調査を実施。その結果を「デイリー・メール」紙が伝えました。

調査結果によると、愛する人から褒められることや、心のこもった抱擁など、お金のかからない幸せが上位に食い込む一方、花や贈り物も女性を幸せにする大切なツールであることも分かったようです。

また女性は、欲しいものをバーゲンで手に入れたり、新しい香水やセクシーな下着に出費したりするという自分への投資にも「幸せ」を感じるようですね!

また、3人に1人は「読書に没頭している時」、4人に3人が「誰かに作ってもらった食事を食べること」に幸せを感じるとし、子供を持つ女性では「一日の終わりに子供たちをギュッと抱きしめた時」という回答も目立ちました。女性に「幸せ」を与えるのは、決して物質的なものだけではないことが改めて指摘された結果となっています。


【女性が「幸せ」を感じる事柄 トップ10】
① パートナーからの心のこもった抱擁
② 着け心地の良い下着
③「痩せたね」と言われること 
④ 貰った人が絶対に喜ぶと分かっているプレゼントを買うこと
⑤ セクシーな下着を着けること
⑥ バーゲンで掘り出し物を見つけること
⑦ 花をもらうこと
⑧ プレゼントを買ってもらうこと
⑨「若く見えるね」と言われること
⑩ 見知らぬ人からほめられること



どれもこれも頷ける内容ばかりですが、私はやはり「誰かに作ってもらった食事を食べること」って、主婦にとって最高の贅沢  だと思っています。

これは英国人女性を対象にしたアンケートですので、日本人の女性にとって「あれ?」という内容のものがあるかもしれません。でも洋の東西を問わず、同じ女性として皆さんも納得して頂けるのではないか?と思ったりもしています 

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[ 2013/02/15 20:57 ] イギリスでの生活・食事等 | TB(-) | CM(0)

LTRO前倒し返済額発表

おはようございます 
あまりにマーケットを追いすぎたせいか、夜中の1時に寝たのに、2時間後の3時に頭の中が数字でぎっしりに埋まっている感覚で突然眼が覚めてしまいました。そうなると、もう全然眠れません... 結局朝6時40分くらいまで推理小説を読んでいたのですが、いつの間に寝たらしく、眼が覚めたら9時23分 

ヤバ~~~~~~~~~~~~  G20だ~~~~~~~~~~~~と慌てておきました  何やってるんだか... 

*3年物LTRO前倒し返済額発表

2011年12月に実施された第一回目の3年物LTRO前倒し返済額の発表がありました。

1月25日から前倒し返済発表が始まりましたが、過去の明細を書きますと、

1)1月25日 返済額: 1,372億ユーロ、参加銀行数: 278
2)2月1日 返済額: 34億8400万ユーロ、参加銀行数: 27
3)2月8日 返済額: 50億ユーロ、参加銀行数: 21
4)本日 返済額 37億9,000万ユーロ 参加銀行数: 9

今週の数字を含め、全体(総額:4892億ユーロ)のうち、30.5%が前倒し返済される計算となります。


いろいろな報道を読み限り、来週2月22日には、2012年2月に実施された第二回目の3年物LTROの前倒し返済額の発表が行われる予定になっています。

現在のところ、来週発表される一番最初の返済額は1,300〜1,500億ユーロというのが、コンセンサスとなりつつあるようです。


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[ 2013/02/15 20:20 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)

ユーロ圏2012Q4GDP

おはようございます 
Google Chromeの調子が変で、更新にエライ時間がかかってしまいました 
なんか思いっきり南の島  とかにホリデーに行きたい気分です。

*ユーロ圏2012年第4四半期GDP

欧州時間早朝から、ドイツ・フランス・オランダ・イタリアなど、ユーロ圏各国の2012年Q4のGDPが発表されています。

全ての国がマイナス成長  であることに加え、ユーロ圏の優等生であるドイツのGDPが-0.6%(予想-0.5%)となり、Q3+0.2%より大幅に悪化。(数字は全て前期比)
特に貿易の不振が、これだけ大きなマイナス成長に結びついたようです。

イタリアのひどさ  も眼を引きますが、Q4GDPは前期比-0.9%(予想-0.6)となっており、Q3-0.2%より大幅悪化 。2011年夏から連続のマイナス成長となってます 

ポルトガルもひどく、Q4GDPは前期比-1.8%となっており、Q3-0.9%より更に悪化 

ギリシャは、どうしてなのか判りませんが、年率でのGDPしか発表しておらず、Q4の前年比GDPは-6.0% 



総合すると、ユーロ圏全体の2012年Q4GDPは-0.6%となり、予想の-0.4%を下回り、その結果ユーロ下落 

なんか、こういうGDP値を眼にすると、英国なんて可愛いもんじゃん!?と思ってしまいますが、そう思ってはイカンのですね、はい 


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[ 2013/02/14 19:20 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(2)

いいかげんにしてくれ~!

はっきり愚痴らせて頂きます。

Shut up and mind your own business 

昨日は18時間、地蔵のようにPCの前でうずくまってマーケットを眺め、今朝はしょぼしょぼした眼でまたPCを眺め…  今更ですが、昨年日本に帰った時にJINSでPCめがねを買ってきてよかったと、心から思っていますが、そんなことはど~でもええわ、全く 

本当に長く相場を見てますが、ここまで「ヘッドライン」に振り回された記憶は、最近ないですよね 

ついこの2時間くらいの間だけをとっても、こんな状態ですよ、私

Talk that the Russian Dep Fin Min saying Yen has definitely been overvalued
ロシアの副財務相は、円は確実に過大評価されていると語った
  あんたの国の中銀総裁だか副総裁でしょ?日本は円安誘導しているって息巻いてたのは?明日からのG20副財務相・中銀総裁会議を前に、地ならしかよ 



GERMAN OFFICIAL SAYS G7 HAS CONCLUDED EXCHANGE RATE DEBATE FOR NOW WITH TUESDAY'S STATEMENT, HOPES G20 STATES WILL ACCEPT STATEMENT
ドイツ政府高官は、火曜日に発表されたG7声明内容をもって、為替レートに関する話し合いの結論はついたという見解を示した。G20でも、この声明内容が承諾されることを願っている 
 ということは、日本は名指しで非難されてないってことだよね? さっきのロシア副財務相発言といい、この発言といい、これってドル円はまだまだ上がってもいいよ?ってことなの  買うよ、また、私… 



Talk of a large fund selling interest putting the cap on USDJPY around this morning’s highs of 93.75
大手ファンドが今朝のドル円高値 93.75付近でドル売り/円買いの意欲を見せている
  見せんでも、ええ  そんな意欲は 



BILD REPORTS ECB WORRIED EURO STRENGTH WILL HURT RECOVERY - BBG
独ビルト紙が伝えたところによると、ECBは景気回復を損なうかもしれないユーロ高を懸念しているーブルーンバーグ
  オ~~~~~~~ ユーロが急落したと思ったら、これでユーロ円が売られて、ドル円も連れ安ですかい?困ったなぁ、どうしたらいいのかなぁ?  先ほどまでの怒りが、不安に変わってきた瞬間 



France is "Totally Isolated" on Currency Policy In G-7 - G-7 Source
為替政策に関しては、G7加盟国の中で、フランスは完全に孤立している
  ここだけの本音だけど、フランスのことなんて、ど~~~~~~~~~~~~でもいい、私 



G-7 Less Concerned About Current Level of Yen - G-7 Source
G7は、現在の円のレベルには、さほど懸念を抱いていない
  ムクッ、これってドル円、またロングにしていい?ってことですかぁ?



SCHAUBLE: There could be another major crisis if dev. countries continue to flood the world with money
ショイブレ独財務相の言葉 「先進国が今後も(超緩和策を通じて)資金をジャブジャブにし続けるのであれば、新たな金融危機が起きるかもしれない
  すみません… ショイブレさんが何と言われても、日本はこれから腰が抜けるほど緩和する予定なんですが… 



JPY - Option colour: Big flow going thru brokers in $JPY. 6m 100 $ calls in very good size.
円のオプションで、6ヶ月物のドル・コールが大きく買われた
  そうだろう~~~~~~  そうだと思ったんだ~~~~~~~~  やっぱドル円は右(買い)だよね~~~



G-7 Source Says Statement Was Aimed At Speed of Yen Depreciation
G7関係者によると、昨日の声明は最近の円安の「スピード」を指摘したものである
  アレレ?  さっき誰かが「現在の円レベル、問題なし」って言いませんでしたっけ? 



こんなことを毎日やってられませんよ、マジで
早いとこ、G20でやることやって欲しい。



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[ 2013/02/13 23:06 ] マーケット | TB(-) | CM(2)

英中銀インフレ・レポート待ち

おはようございます 
昨日は朝7時過ぎから夜中2時くらいまで、トイレ休憩以外ずっとPCの前で相場を見ていました。さすがに今朝は、目が痛いし、腰も痛い 

*英中銀四半期インフレーション・レポート

本日ロンドン時間10時30分(日本時間19時30分)に英中銀インフレーション・レポートが発表され、それと同時にキングBOE総裁や理事達が記者会見を行います。

発表に備えて、注意点を自分なりにまとめてみました。

1)GDP下方修正予想
トリプル・リセッション懸念が漂う英国ですが、本日のインフレ・レポートでもGDP下方修正があるのではないか?という憶測により今週に入ってからポンド売りが出ていました。果たしてどの程度の下方修正となるのか?
ちなみに昨年11月発表のインフレ・レポートでは、2013年GDP予想は+1.0%くらいでした。

2)ポンドのレベルについて
インフレ・レポートではポンドの価値については、一貫して実効レートを使用しています。
ただし、記者会見でキング総裁に「最近の通貨戦争について」または「ポンドについて」などの質問が出ると予想されます。果たして総裁や理事達は、これについてどのように考えているのか?この発言内容によっては、ポンドが乱高下する可能性あり

3)昨日のG7声明文について
ここまで突っ込んだ質問は、ないかもしれませんが、日本(名指しではないでしょうが)の通貨安誘導(特定のドル円レベルに言及する通貨誘導)について質問が出ないとも限りません。

4)カーニー次期BOE総裁について
先日、財務省公聴会で証言を行ったカーニー氏。彼の発言に対し、特に英中銀の金融政策ターゲット変更の可能性などについて、キング総裁の意見を求める可能性は高いと思っています。


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[ 2013/02/13 19:11 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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