おはようございます

あいかわらず全く良くならない咳に悩まされています。ただ、気のせいかもしれませんが、少しづつ食欲が戻ってきたような気がします

。 ここ1週間、毎日お粥かうどん以外食べたくなかったのですが、今日は久しぶりにお刺身が食べたいな!と思えるようになってきました。
この週末は北ロンドンで一番大きな日本食料品店が年末セール

とします。咳のため、ずっと車の運転が出来なかったのですが、この週末には久しぶりに車に乗って年末セール最終日にチラッと覗いてみようかな?と思っています。まぁ、最終日なので残り物しかないんですが...
*カーニー総裁発言 
来年6月末にキング英中銀総裁の任期が切れるのに伴い、新総裁に就任するカナダ中央銀行のカーニー総裁が、昨日爆弾発言

をしています。
「a central bank could publicly announce precise numerical thresholds for inflation and unemployment that must be met before reducing stimulus. If yet further stimulus were required, the policy framework itself would likely have to be changed.
For example, adopting a nominal GDP level target could in many respects be more powerful than employing thresholds under flexible inflation targeting.
中央銀行は景気刺激策(金融緩和策など)の継続を終了するまで、具体的なインフレ率や失業率などの数値目標を公表することが可能である。それでも足りず、より効果的な景気刺激策が必要となった場合は、金融政策の枠組みじたいの
変更が必要になるかもしれない。
例えば、従来のインフレ・ターゲットの設定よりも、名目GDP値の具体的なターゲットを設定することは、より強力なツールとなる可能性が高い。」

この発言はその前日に米FRBが
「失業率が6.5%より上で推移しており、尚且つ向こう1〜2年のインフレ率見通しが長期目標である2%を0.5%以上超えない限り」 という失業率の具体的な数値目標をはじめて導入したことを受けての発言と見られます。

英国中央銀行の政策目標の決定権限を持つのは、財務省。その財務省もこの発言にかなり前向きになっていますが、英中銀内部やシティーのエコノミスト達の反応はかなりネガティブ


一番の理由としては、成長率の低い英国で、中銀が政策目標を名目GDPにした場合、既にインフレはぐんぐん上昇

しているにもかかわらず、GDP値の目標値達成が遅れる

ことが考えられ、その結果、より緩和的な金融政策が延々と続いてしまう弊害が挙げられています。
FRBがマクロ経済指標の具体的な数値目標を導入した動きが、今後他の先進国の中央銀行にまで波及するのか?その是非について、今後多くの議論が重ねられると私は思っています。
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