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ギリシャの失業率

ギリシャの7月分失業率が発表されました。

・7月分失業率 25.1% (6月の24.8%から更に上昇   35ヶ月連続  上昇中 

ユーロ圏全体の7月分失業率の平均値は11.4%となっており、ギリシャの数字はユーロ圏平均の2倍以上 

*年齢別の失業率は?

このチャートは、年齢別の失業率を表したものです。

ギリシャ失業率年齢別

恐ろしいことに、若年層:15~24歳の失業率は54.2% 

*トロイカ調査団との交渉

315億ユーロ規模の追加金融支援受け取りの前提条件となっている 『135億ユーロ規模の追加緊縮策』に関するギリシャ政府とトロイカ調査団との調整が未だに難航しています 

今週は月曜日にユーロ圏財務相会合、火曜日にはEcoFin会合と続いたため、ストゥルナラス財務相とトロイカ調査団との協議は2日間中断しました。しかし同財務相は18日から開催されるEUサミットまでに是が非でも交渉合意に漕ぎ着けたい  と語っているようです。

市場での見方としては「18日までの合意は難しい」  という意見で一致しており、私もそのように思っております。
一番の理由として私が考えている点は、315億ユーロ規模の追加金融支援受け取りの条件として89項目に及ぶ構造改革法をギリシャ議会は承認しなければならない筈です。この作業だけでも数週間は最低必要でしょう。政府がなんらかのプレッシャーをかける・またはこの構造改革法の取り扱い方を変更するなどの動きがない限り、EUサミットまでの合意は難しいのではないか?  と思っています。


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[ 2012/10/11 19:13 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

スペインの格下げ報道を巡って

おはようございます 

先月末、格付け大手:ムーディーズは「スペイン格付け見直し期限の1ヶ月延長」を発表し、市場関係者の間では、一体いつムーディーズから発表があるのか?今か今かと待ちわびていました 

ところが、他の格付け大手:S&Pが突然の格下げ報道となってしまい、OMG! 状態です。

*S&P、スペイン格下げの理由

格付け大手:スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、スペイン国債の格付けを2段階引き下げ 「BBB-」  見通しはネガティブと発表しました 

今回の格下げにより、格付け大手3社のうち、S&Pとムーディーズの2社によるスペイン格付けは、投資不適格とされるジャンク債扱いまで残すところ1ノッチのみ。残る一社であるフィッチはジャンク債扱いまで残すところ2ノッチとなっています。

S&Pは今回の格下げの理由として、
「The downgrade reflects our view of mounting risks to Spain’s public finances, due to rising economic and political pressures. In our view, the capacity of Spain’s political institutions to deal with the severe challenges posed by the current economic and financial crisis is declining, and therefore, in accordance with our rating methodology, we have lowered the rating by two notches.

今回の格下げ決定の背景には、スペインが受けている経済的・そして政治的にプレッシャーが国家財政の行方に大きな影を落としていることが挙げられる。我々は、同国を取り巻く経済・財政危機を克服すべく政府の対応能力は著しく低下していると判断。これが格下げを決定した理由である。」

同社は更に
「the governments hesitation in requesting a bailout is potentially raising the risks to Spain’s rating.

スペイン政府が(OMTによる)支援要請を躊躇  していることは、今後同国の格付けに対しリスクとなり得る。」

とも語っています。

*格下げ後のマーケット

1)国債市場
スペイン10年物国債利回りは、格下げを受け上昇  (=国債価格下落)
現在の利回りはオープンより10bps上昇し、5.928%となっており、6%台寸前まで来てしまっています 

年金運用者や投資顧問会社などのポートフォリオには国債投資が多くを占めています。その際、投資基準となるのが国債格付けですので、いざどこかの国の格下げが発表されれば、自動的にポートフォリオ内で保有しているその国債の保有比率を減らさなければなりません。

スペインの格下げの影響を受け、イタリア国債の利回りも5bps上昇し、10年物利回りは5.156%。

2)株式市場
スペインの代表的株価指数:IBEXは1%下落 
イタリア:MIBは0.65%下落

しかしイギリスやドイツ、フランスの株価指数は0.1~0.2%ほどの上昇

3)為替
格下げ発表と同時に急落したユーロは、現在発表前のレベルまで戻っています。この動きをどう説明するか迷う  ところですが、アナリスト達の見方では

「今回のスペイン格下げは、ユーロに対してポジティブな動き  であるとも言える。その理由はスペインの長期金利(10年物利回り)が上昇すればスペインは否が応でもOMT支援要請に動かざるを得なくなるからである。強制的な支援要請という形になってしまうが、(スペインによる支援要請が)ドラギ総裁がOMTを発表して以来、マーケットが望んでいたものである。それが実現する可能性が高まることは、決してユーロに対してマイナス要因とはならないであろう。」

となっています。

私自身の考え方では、ジャンク債より1ノッチ上の格付けのまま、来年以降国債入札により財政を切り盛りしていくことは相当困難になることは間違いありません。この格付けでは、投資家のスペイン国債購入意欲は激減することが確実でしょう。それを考えれば、要請に動かないという選択肢はないと私は思っています。

ただ、問題はどの時点で要請に動くのか?18日からのEUサミットの席なのか?それを待たずに早急に要請に動くのか?それともラホイ首相がずっと語っているように、今月21日のガルシア州とバスク州の州選挙の結果を待つのか?どのタイミングで出るのかにより、ユーロの上昇スピードや幅が大きく違ってくるように思えてなりません。

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[ 2012/10/11 18:17 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
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私も新イーグル・フライで
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