おはようございます

今日はハロウィーン

今年はどのくらいの人数の子供達がドアをノックしてくるのか、今から楽しみです
*ユーロ圏財務相会合本日、電話を通じて

ユーロ圏財務相会合が開催されます。
開催時間はロンドン時間午前11時30分(日本時間20時30分)より。今回の協議内容はずばり『ギリシャ』
*サマラス首相とトロイカ調査団本日の会合に合わせたのかどうかは判りませんが、4ヶ月に及んだ135億ユーロの追加緊縮策内容がギリシャ政府とトロイカ調査団の間で昨日合意となりました

私も昨日この合意報道を聞いて、「よかったね~

」と喜んだのですが、その後の報道を見る限り、喜んでいる場合ではないようです。
サマラス首相は合意発表後のインタビューで
「The problem from this point on is not this or that measure. The problem is the exact opposite: what would happen if the deal is not ratified and the country is led to chaos, and how much more painful such a development would be for the Greek people; from an economic standpoint and - more importantly - from a political standpoint. These dangers must be averted, and this is now the responsibility of all the parties and each individual deputy.
現在ギリシャが直面している問題とは、135億ユーロ規模の追加緊縮策内容では、ない。本当の問題は、もしこの内容が議会で承認を得られず、ギリシャ全体が大混乱

となることである。それはギリシャ国民にこれまで以上の苦痛

を与えることになる。これらの危機を実際に起こさないためにも、ギリシャ与野党の議員達は自分達に課せられた責任を全うすべきである。」
と語っていました。
*予算案承認へ向けてサマラス首相が言っている『議会での承認』ですが、今回の追加緊縮策を含んだ2013年度予算案は本日議会に提出される運びとなっています

最大野党であるSYRIZA党のツィプラス党首はTwitterを通して
「Measures should not be ratified and will not be implemented
追加緊縮策は議会での承認は得られない。」と既に反対票を投じる

と表明しています。

ギリシャ連立与党(3党)のひとつである民主左派党は
「The Democratic Left has fought on the issue of labour relations, to protect workers’ rights which have been already weakened. It does not agree with the result of the negotiations. The Democratic Left sticks to its position.
民主左派党は労働者の権利を守る為、今回の追加緊縮策に含まれている雇用関連部分の合意内容の変更を求め戦ってきた。しかし最終合意では、それが受け入れられなかった。我々は(雇用関係内容には合意出来ないという)元々のスタンスを貫くこととなる。」と語り、合意内容にNOを突きつけました


今回の合意はサマラス首相が強引に推し進めた経緯があり、与野党内でも反対が多くなる見込みでした。

慌てた

サマラス首相や政府関係者は、やはり連立の一党であるPASOK党議員33名に対し夜通し説得にかかり、今朝の報道では33名中31名がYES票を投じると約束したようです。

この31名が本当にYESに票を入れてくれれば、連立に名を連ねている民主左派党がNOを入れても、最終的に承認となる運びのようです
*民営化問題に対する投票2013年度予算案に対する承認投票がいつ行われるかは不明です。
しかし本日の議会では、135億ユーロの追加緊縮策に含まれる『民営化による歳入増内容』ついての投票

が行われます。関係者の間では、この投票結果がよければ予算案の承認投票結果もよくなるという見方が一般的のようです。
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