先月ギリシャを訪問した
ユンケル議長 に続き、本日はファンロンパイEU大統領がアテネ入りし

サマラス首相と会談を持ちます。
2年以上に渡るギリシャ債務危機

発覚以来、特にEUの要人がギリシャ訪問をしたことはありませんでした。しかしユンケル議長訪問からわずか3週間以内に、今度はEU大統領

の登場です。ギリシャに対するEU側の対応が変化したのでしょうか? 少し気になりますね

ファンロンパイEU大統領は常に「ギリシャはユーロ圏に留まって欲しい」と言い続けている方なので、爆弾

発言などが出てくるとは思ってもいませんが、現在ギリシャで財政状況をチェックしているトロイカ調査団と同じ時期にわざわざギリシャを訪問する’’偶然’’

も、少し気になっています
*連立政権の難しさEUからの金融支援受け取りの条件とされている
『2年に渡る115億ユーロ規模の赤字削減』の内容を巡り、未だに連立与党内での合意にこぎつけていないギリシャです。
ギリシャのメディア報道によると、サマラス首相率いる新民主主義党(ND)と連立を組んでいるPASOK・ベニゼロス党首と民主左派・クベリス党首は、サマラス首相に対し「トロイカ調査団に最終案を提出する来週月曜日までに、赤字削減内容の緩和を求めるべきだ。」

と主張し続けているようです。
・クベリス党首「2年に続く超緊縮財政政策により、これでもかというほど緊縮の煽りを受けてきた。これ以上の年金や保健医療カットを国民に押し付けることは賢明な選択では、ない。ギリシャ国民が直面している現状は、いかにして今夜の食事を食卓の上に乗せるか?なのである。今回の危機のツケを支払っている国民に、これ以上の苦痛を強いる内容は、どうかと思う。一部内容の緩和に動くことは出来ないのか?」と訴えている模様。
・ベニゼロス党首「サマラス首相の態度を見ていると、今後連立を継続していけるのか?疑問が沸いてきた。ギリシャはND党による単独政権では、ない。サマラス首相は他の連立与党との協議なしに、どんどん決定してしまう。」と語っています。
正直、今 そんなことで言い争う時間、ないんですけど..........
*厳しい世論調査結果Ellada Avrio紙が行った一番最近の世論調査結果では、国民の支持率が
SYRIZA党・ツィプラス党首 30%
ND党・サマラス首相 28%
極右・黄金の夜明け 12%
という恐い結果になっています。
なんだかこういう記事を書いていると、ギリシャがユーロ圏から離脱するのは時間の問題に思えて、仕方ありません

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