本日は英国のバンクホリデー休日です。クリスマスまで最後の休日

となるので、英国中の人がまったりと過ごしています。
今日は為替のことを書きたくないので、コメント欄でとしさんから頂いた「Fish and chips(フィッシュ アンド チップス)」について書いてみましょう。
*Fish and Chipsは金曜日に食べる!私は渡英後すぐに、バークレイズ銀行で職を得ました。昼休みになると社員食堂

へ行きその日のお昼を買っていたのですが、どうしてか金曜日になると決まってFish and chipsが出てきました。食堂のおばさんに「どうして金曜日になると、決まってFish and chipsが登場するの

」 と質問したことがあったのですが、戻ってきた答えは
「It's Friday, Fish & Chips day!」だけ....

何のことかさっぱり判らず

デスクに戻って同僚に質問したのですが、当時のトレイダー仲間は動物園の獣のような人ばかりで、全く要領を得ず

。 そうしたら私の上司の上司にあたるオジサンが「宗教に関係してるんだよ」と教えてくれました。
調べてみると、キリスト教のカソリックの人達は金曜日に肉を食べないという伝統的な習慣があったらしく、その日は例外として魚を食べることが許されていたそうです。なので、そういう人達にとって金曜日はFish and chipsを食べることが習慣化されていたそうです。
もうひとつの理由ですが、昔の炭鉱労働者とか肉体労働の人達は、毎週金曜日にその週の賃金を受け取っていた

そうです。なので金曜日の夜は特別の’’ご馳走’’としてFish and chipsを食べる習慣があったとも言われているようです。
もちろん英国のどこでも毎日Fish and chipsが食べられますが、私自身も金曜日にFish and chipsを食べるという考え方が未だに根強く残っているのは事実ですね~
*食べる頻度としさんの質問ですが、頻度はさまざまです~
私は銀行で働いていた当時は、ほとんど毎週金曜日の昼はFish and chipsにしていました。
今は自宅から働いているので、月に1度くらいしか食べなくなりました。たまたま自宅から車で10分くらいのところに有名なFish and chipsレストランがあり、Take awayが出来るので、そこに行きます
*新聞で包む1980年代渡英当時はじめてFish and chipsを買った時に、ギョギョギョ



としたのは新聞紙でグルグルっと包んで渡してくれることでした。
「新聞の文字のインクが魚やポテトに写るだろう~~~~~~~~~、オジサン」と文句を言ったのですが、私が何に抵抗しているのか理解し兼ねる

という顔をして、「次の人!」と大声で後ろに並んでる人の注文を取っていました。
まだ日本からイギリスに来て数週間という時期でしたから、
私の中の判断基準が全て『日本仕様』となっていたので、衛生面に異様なまでに気を使っていました


最近はこの写真のように、新聞紙と魚の間に白い紙を入れて包んでくれるようになったようですが、やはり地方に行くと古い新聞でグルグルと包んでくれますね。
家に持ち帰らずその場で食べる時は、お店によっては安っぽいプラスチックのお皿みたいなものに、どっさりと盛ってくれるところもあれば、新聞紙を開いて膝の上に乗せながら人様の塀に腰掛けて食べたり、食べやすいように新聞で包んでもらい、そこにお酢とケチャップ、塩をかけ歩きながら食べるなど、いろいろです。

今更ここに書くまでもありませんが、イギリスのChipsはアメリカのフレンチフライとは違い、じゃが芋を太めに切ってあります。これがまた美味しいんですよね~

一度イギリスのChipsを食べると、アメリカのフライは物足りなくてダメですね、マジで....
うちの娘のような貧乏な大学生にとって、1ポンドくらいでお腹が膨らむChipsは根強い人気があります。
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