おはようございます

今朝は朝早くから歯医者などを廻り

先ほど昼過ぎに帰宅しました。
明日からロンドン・オリンピックが開催されるため、いつになく慌しい

ロンドンですが、本日ロンドン時間午前10時より、Global Investment Conference(世界投資会議)が開催されています。
出席者の顔ぶれは、キャメロン英首相、キング英中銀総裁、ラガルドIMF専務理事、ドラギ欧州中銀総裁、グリアOECD事務総長、ケーブル英経済相など豪華なメンバー


*ドラギ総裁発言キャメロン首相、キング総裁の次にスピーチをしたドラギECB総裁。
その発言後、ユーロ・株価・国債価格全てが一気に上昇(=国債利回り低下)しています。
本日の同総裁発言は、先週ルモンド紙でのインタビューで答えた内容を若干強めに繰り返しているだけなのですが、市場はいきなり好感していますね

市場が一番好感した

コメントは
「ECBはユーロの存続のために必要ないかなる措置も取る用意がある。」という部分ではないか?と思います。

この発言は、
1)しばらく停止していた加盟国の国債買い支えプログラム(SMP)の再開を意味するのか

2)恒久的な救済基金としてスタートする予定である欧州安定メカニズム(ESM)に銀行許可を与えるのか

どちらなのかは、今のところ定かではありません
*私が一番オヤッ!
っと思った同総裁の発言’’If Govt borrowing premia hurt Monetary policy transmission, they are in our mandate’’
(加盟国の)国債利回りに加算されているプレミアム( ← この場合は他の国と比較して利回りが異常に高すぎることを指していると思います) が高すぎて、それが欧州中銀の金融政策の波及過程にダメージを与えるのであれば、(それを修正することは)我々の任務である

これが意味することは、一部の加盟国の国債利回り(借り入れコスト)が不当に上昇しており、ECBの金融政策が加盟国全てに正しく伝授されていない可能性があるので、早急に対処したい.....ということであると、私は勝手に理解しました。
とりあえずこれらの発言を好感

して市場はリスク・オン相場になっていますが、ESMの銀行許可に関しては法律上の問題がありますし、本日のドラギ総裁発言に対しドイツや他の加盟各国の政治家や中銀関係者が、どのような反応を示すのかは、いまのところはっきりしていません。
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