おはようございます

体調が非常に悪い為、今朝は医者に行ってきました。ちょうど予約時間が英Q2GDP速報値発表と重なってしまい、ブログ更新が遅れたこと、お詫びいたします

ちなみに、明日木曜日も午前中ずっと医者と歯医者に行きますので、更新は午後からになってしまうこと、あらかじめお詫び致します。
*英2012年第2四半期GDP速報値既に皆さん、とっくにご存知かと思いますが

英Q2GDP速報値

前期比 -0.7% (予想 -0.2%)

前年比 -0.8% (予想 -0.3%)
セクター別では
サービス業界 -0.1%
鉱工業/製造業界 -1.3%
建築業界 -5.2%

という内訳になっています。
金融街:シティーで働くディーラーやエコノミスト達も悪い数字に対しては相当準備が出来ていたようですが、さすがにここまで悪くなるとは誰も思っておらず、かなり動揺

している模様。
病院の帰り道で聞いていたラジオでは、昨日までオリンピック関連ニュースで埋め尽くされたいたのですが、本日は不況の悪化を嘆くニュースばかりを耳にしました。
2011年Q4 -0.4%

2012年Q1 -0.3%

そして2012年Q2もマイナス成長となり、3期連続マイナスだぞ!という事は事前に判っていましたが、マイナスの度合いが一気に悪化した

ことが特に心配です。

私の個人的な恐怖は、エリザベス女王即位60周年記念式典に向け、個人消費やその式典のためにわざわざロンドンへ来た海外の旅行者達による消費があったにもかかわらず、サービス業界の伸びがマイナスになっている点です。天候が非常に悪かったのは事実ですが、果たして天候だけに責任を押しつけてよいのか?疑問です。
*英統計局主席エコノミストの弁
数字の発表と同時に、英統計局主席エコノミスト自ら異例の記者会見を行いましたが、そこでは「天候の悪化とエリザベス女王即位60周年記念式典による国民祝日の1日追加」がここまで景気が悪化してしまった理由と語っていました。
昨年のロイヤル・ウエディングでも国民祝日が1日追加されており、私の記憶が正しければ『1日休日が追加されることによる経済的損失の数字』はGDPで
-0.25% に達すると言われていました。しかし一部のエコノミストの間では、その数字は-0.5%とも言われています。
*与党保守党の動きこの悪化するばかりの不況を受け、とうとう与党保守党内部からもオズボーン財務相の景気対策の失敗を非難する声が挙がってきました。これが政治的問題につながるのか、少しだけ注意が必要です。
一部ではオズボーン財務相の政策ミスで英国は不況から抜け出せない

財務相の更迭という噂にもなっています。
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