おはようございます

日本は物凄く暑いそうですね。私が住むロンドンでは、たぶんもう1ヶ月くらい連続で雨が降っています。ロンドンの雨は普段’’シトシト’’と降るのですが、最近の雨は日本のように’’ザーザー’’降るのが気になります。
洗濯物が全然乾かなくて困っています~
昨日算数教室のお手伝いをしている最中に、IMFが世界の経済展望を発表しました。
4月に発表された内容 と比較すると、どの地域も下方修正がされていたのが特徴です。
*今回の発表・2012年世界経済: 4月の予想 3.6%

今回の予想 3.5%
ユーロ圏: 4月の予想 -0.3%

今回の予想 -0.3%
英国: 4月の予想 0.8%

今回の予想 0.2%
米国: 4月の予想 2.1%

今回の予想 2.0%
・2013年世界経済: 4月の予想 4.1%

今回の予想 3.9%
ユーロ圏: 4月の予想 0.9%

今回の予想 0.9%
英国: 4月の予想 2.0%

今回の予想 1.4%
米国: 4月の予想 2.4%

今回の予想 2.3%
IMFは今回の予想は「もしかしたら、少し楽観的すぎる内容かもしれない」とも付け加えています

これに関しては中国に代表される新興国の景況感に大きく変化があれば、更なる下方修正もあり得るという意味のようです。
英国に関してですが、1年前に発表されたこの世界展望の中で、IMFは英国の2012年GDP予想を+2.3%

としていた筈です。1年経った現在、その数字はたった0.2%まで下方修正されています。実際に住んでいる身としては、そもそも1年前に2.3%という数字を予想することじたいに非常に無理があったとしか思えませんが...
*公的債務残高に関してここに面白いグラフがあります。

これはIMFが予想した各国別の『公的債務残高対GDP比のピーク時の数字、それを迎える年』を示したものです。
例えば
・ドイツとカナダは2010年に既に公的債務残高対GDP比がピークを迎え、その後は減少に向かっている
・ポルトガルやアイルランドなどの国は、2013年末までに対GDP比がピークに達し、その後減少に向かうと予想
・フランスやギリシャは、2014年末までに対GDP比がピークに達し、その後減少に向かうと予想
・米国と英国は、2015年末までに対GDP比がピークに達し、その後減少に向かうと予想
・スペインと日本は、対GDP比のピーク時の比率もわからず、一体いつピークに達するのかも判らない


これを見る限りIMFは。スペインの財政状態はギリシャやポルトガル・アイルランドなど既に金融支援を受け取った国よりも混乱していると認識していると判断して間違いないようです。
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