おはようございます

昨年の寒波とは打って変わり、今年のロンドンはとても穏やかな冬となっています。ただ今週後半から’’例年より寒い’’毎日が続くと天気予報のオジサンが昨日言っていました
*本日の入札予定ユーロ圏加盟国が連日入札を実施していますが、本日はドイツ(5年債)です。明日(木曜日)は市場が注目

しているスペインとイタリアの入札(合計170億ユーロ)が実施されます。為替も神経質な展開になると予想されますので、お気をつけ下さい。
*独メルケル首相、伊モンティ首相会談昨夜IMFのラガルド女史と会談を持ったメルケル首相。本日は伊モンティ首相との会談が待っています。共同記者会見は本日昼過ぎに予定。ラガルド女史はパリに渡り、サルコジ大統領と会談することになっています。
メルケル/モンティ会談に先駆けて発表されたイタリア財政状態の数字ですが、改善がみられました

・財政赤字対GDP比 (2011年1~9月の9ヶ月間)

4.3% (前年同期比 4.6%)

改善理由として、1.6%の税収増が挙げられています。

2011年Q3に限って言えば、財政赤字対GDP比は2.7%となり、前年同期の3.5%より大幅に改善

2011年度財政赤字対GDP比目標: 3.8% (2010年度実績:4.6%)達成となるのか?
*ドイツ、2011年GDP発表ドイツ統計局が今朝発表した数字によると、ドイツの2011年GDPは+3.0%となり、2006年以来の強い数字が確認されました。本当に羨ましい数字です


輸出の伸びは+8.2%となっており、前年記録した +13.7%よりもかなり落ち込みが見られています。
しかし個人消費は+1.5%となり、前年の+0.6%より改善。
ひとつだけちょっと心配なことは、2011年Q4のドイツGDPはマイナス成長となっている点 (マイナス0.25%)
これは一期だけの落ち込みなのか、継続してしまうのか、今後注意が必要
*ギリシゃで今、一番売れてる物何だと思いますか

それは

家庭用金庫と一般家庭向け警備サービスだそうです

ギリシャの企業や一般市民は、ギリシャがデフォルトするリスク

それに伴う金融システム崩壊

預金引き出しの停止を想定し、昨年もずっと預金引き出しが続いていました。

このチャートはギリシャ中銀が発表したギリシャ国内の企業と一般市民による銀行口座残高推移(2010年1月~2011年11月)を示したものです。赤い線グラフが企業による残高、水色の棒線グラフが一般市民によるものです。
企業の残高は毎月ドンドン減少していますし、一般個人のものもほぼ毎月引き出しが確認されています。残高額は1年前と比較するとマイナス17%
つまり一般個人は銀行がいつ潰れてもパニクラナイよう、出来る時に預金引き出しをして自宅に置いておく

だから頑丈な金庫としっかりした警備体制が必要という訳です。警備会社の人の話しでは、お客様によっては泥棒に絶対に見つからない場所(台所の流しの裏にある排水パイプの裏など)に金庫を固定しそこに防犯カメラの設置を依頼したりするそうです
*ドラギECB総裁、パパラッチ被害 

いまや自動車運転中の携帯電話の使用禁止は世界各国共通の罰則。
昨日発売されたイタリアのゴシップ雑誌「Oggi」にはドラギ総裁がローマで車の運転中に携帯電話を使用していたという記事が載っており、話題を集めています。
ちなみにイタリアでは自動車運転中の携帯電話の使用に対し、罰金612ユーロに加え10点の減点という非常に厳しい罰則が課せられるということ。有名人も楽じゃないですね

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