おはようございます。私は異常なまでの推理小説ファンなのですが、今まで東野圭吾さんの本を読んだ事がありませんでした。昨年12月に日本に一時帰国した時、
堀内さんのお奨めのDrコパの風水の本を買い、その時一緒に東野圭吾さんの本も買ってきました。一昨日から読み始めたのですが、おもしろくて読むのが止められない!結局何時間も読んで今朝起きるのが遅れました
*メルケル、サルコジ会談約1時間前からベルリンでメルケル首相とサルコジ君会談が始まっています。
ロンドン時間昼12時30分より共同記者会見予定
*ここからの欧州の主な行事本日

独仏首脳会談
1月10日

独メルケル、IMFラガルド女史会談
1月11日

独メルケル、伊モンティ首相会談
1月20日

独仏伊首脳会談 (ローマ)
1月23日

ユーロ圏財務相会合
1月30日

EUサミット
*ウニクレジット株、またまた一時取引き停止つい10~15分前から取引再開された様子ですが、今朝イタリア証券市場開始直後、あまりにヴォラティリティーが高すぎるという理由で同銀行株が20分ほど取引停止

になりました。同株価は開始と同時に約7.5%下落

現在の株価は約9.3%下落中
*ハンガリー、短期債入札終了短期債というか超短期ですが、ハンガリーは6週間債入札を実施、予定額:400億フォリント全額入札に成功しました。
入札利回りは7.77%(前回:7.24%)。やばそうですね、こりゃ
*英キャメロン首相の苦悩
この過去記事で書いた内容の続報ですが、本日の英FT紙一面では「ユーロ圏救済を目的として、国際通貨基金(IMF)へ支払う支援金の英国負担分の支払いに関して、キャメロン首相は’’絶対に反対

’’ある程度やむを得ない’’と方向転換したのか?」と報道しています。
またまた過去記事の紹介で申し訳ありませんが、そこでも英国のユーロ圏債務危機問題に絡む金融支援額の上限設定について書きましたので、その一部を抜粋します。
「カンヌG20会合以降に発生するユーロ圏債務危機問題に絡む英国からの金融支援額は400億ポンドを上限とする」というもの。カンヌG20以降、既に英国は300億ポンドの支援金をユーロ圏救済に支払っており、融資可能残高は100億ポンド
今回の決定では英国からの追加救済資金額は300億ユーロとされており、上限を越えてしまうため英国は全額支払う事は出来ないとキャメロン首相は主張しているとか?


FT紙によると、「次回のメキシコG20会合の席で、日本や中国、ブラジルなどがユーロ圏債務危機問題に絡む金融支援に気安く応じるのであれば、英国だけが拒否し続けることは好ましくない。」というのがキャメロン首相の現在の心境だと書かれています。



しかしキャメロン首相率いる保守党議員や一部労働党議員の中には、設定された上限以上の支援を欧州へ行うことに強烈に反対する者

がいるのも事実



まだG20までには時間がありますが、新年早々またしてもユーロ圏債務問題に絡んだ揉め事がキャメロン首相の指導力を問う形になりそうです。
*英、最高所得税率据え置き決定か?英国の最高所得税率はずっと40%でしたが、数年前の労働党時代、ブラウン前首相が50%へ引き上げました。当時はリーマン・ショックの影響で世界経済がガタガタ

しており、そんな大変な時に銀行やファンド連中が桁違いのボーナスや所得を貰うなんて「とんでもない!」という理由から所得税率引き上げが行われたと記憶しています。
その結果どういうことがロンドン金融街:シテイーで起きたかというと、人材の流出でした。才能ある優秀な人材を抱えるヘッジファンドや投資顧問が税率の安いスイスやオランダへ事務所の移転に踏み切りました。
税収は欲しいわ、でも伝統あるロンドン・シティーからの人材流出は避けたいわの板ばさみ

となった新連立政権は、早ければ今年度(2012年度)から最高所得税率を40%へ戻す可能性を示唆し始めたのです。
しかし今朝になり、キャメロン首相は「最高所得税率は50%へ据え置きとなるだろう」と発言

金融業界に限らず、FTSE上場企業から50%税率継続に伴う危険性

がずっと訴えられていたので、今朝のキャメロン首相の発言を聞いて英産業界重鎮達の間が若干騒がしくなってきました。この問題に関しては日を追うごとに報道が激化されると思いますので、また改めてご紹介します。
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!