おはようございます。新年早々目に付く報道全てが深刻なものばかり

。そしてその数がやたら多い

あとで時間の余裕がある時に詳しく書くとして、この記事ではざっと概要をお伝えします。
*フランス国債入札あと10分くらいで本日行われたフランスの長期債入札結果が出ます。
市場はフランスの格下げの可能性を先取りして、ユーロ売り先行しています。





たった今、国債入札の速報が出ました。
総額はギリギリ目標額を満たした形になっていますが、応答倍率がガクンと下がってますね
*スペイン格付け大手:ムーディーズが語ったことによると、「スペイン政府は同国の金融機関救済用の資金として、EU/IMFに対し金融支援要請を真剣に考えているようだ。」

この発言を受けてでしょうが、今朝からスペインやイタリア国債の売りが目立ちます。欧州中銀(ECB)がずっと買い支えているにもかかわらず、イタリア国債イールドは7%台へ
*PIMCO グロス氏発言「イタリア国内の銀行は政府保証付き短期債券を発行

それを担保に提供してECBから資金供給を受ける

ECBから受けた資金でイタリア国債を買い支える

これは国を挙げてのねずみ講行為であるだけでなく、立派な量的緩和(QE)である! と発言してます
*ギリシャ・パパデモス首相発言この過去記事でご紹介した「ギリシャ、ユーロからの離脱の可能性」発言後、はじめてパパデモス首相が公の場で発言

しました。
それによりますと、このままで行けばギリシャ政府は3月中に資金がなくなり、デフォルトの危機

に直面するようです。
それを避けるためには
・大規模な公務員解雇
・年金改革
・福祉支給金カットを含めた福祉改革
・軍事費大幅カット
これらをどのように迅速に進めるかに関した原案を1月16日にギリシャ入りする予定になっているトロイカ調査団に提示しなければなりません。残された時間はあと10日くらい
*再度キャンセルされたハンガリーの入札
過去記事でもご紹介しましたが、昨夜ハンガリーは再度短期債の入札をキャンセルし、デフォルトは時間の問題

と言われています。入札キャンセルの理由は「利回りが高すぎてとても発行出来ない」というもの
現在に至ってもEU/IMFからの200億ユーロに相当する金融支援(融資)が受けられず、協議再開のメドもたっていません。その最大の理由として最近判ってきたのは、首相のオルバン氏の実行しようとしているハンガリー中央銀行人事改革にEUやIMFが反対しているそうです。同首相が行おうとしている人事改革とは、中央銀行内部にもっと自分の政治的影響を受けた人物を多数押し込んでしまおう!

中銀を自分の意のままに操ろうという魂胆丸見えの内容だそうです。
自国がデフォルトにおちいる危険性が高まったことを警戒し、先日も3万人規模の市民による抗議デモが行われたばかり。ますますハンガリー国内はデフォルト危機意識が高まってきているそうです。
ちなみにもしハンガリーがデフォルトとなると、EU加盟国で最初のデフォルト国となるようです

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