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お詫び

おはようございます

水曜日の午後、書き物をしていたら突然動かなくなったAOL
仕方ないので、AOL自体を削除して新しくダウンロードし直そうとしたのですが、失敗に終わっています。

ブログの記事を書くために保存していたものが全く見れません。

メイルのチェックだけはGoogle Chromeを使って出来ますが、いつもと全然勝手が違うので今日は全くマーケットを追いませんでした。

予備のラップトップは子供が持って行ったので、週末に新しいラップトップを買い、このPCも修理に出します。

金曜日に記事が書けるようでしたら、書きます~ 

取り急ぎお詫びまで!
[ 2011/09/30 07:10 ] 未分類 | TB(-) | CM(13)

ユーロ/ドル チャート検証

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[ 2011/09/28 19:35 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

11月下旬までの欧州行事カレンダー

今後の欧州での主な日程

9月28日(本日)
・フィンランド EFSF権限強化/拡充に対する承認投票 ⇒ 11:00GMTから投票なのか、その時間に結果が出るのか不明
・ベルギー、76億5,600万ユーロの国債償還、43億ユーロのクーポン支払い日
・スペイン、8年債入札 5~7.5億ユーロ

9月29日
・ドイツ下院 EFSF権限強化/拡充に対する承認投票
・ドイツ ギリシャ金融支援に対する投票
・イタリア、中長期国債入札 最大90億ユーロ

9月30日
・イタリア短期債 80億ユーロ償還
・イタリア・ゼロクーポン債 135億5,100万ユーロ償還 
・ドイツ上院 EFSF権限強化/拡充に対する承認投票
・金融支援を受け取ったギリシャ、ポルトガル、アイルランドの財政状態見直し日

10月3日
・ユーロ圏財務相会合

10月4日
・EU財務相会合

10月5日
・ギリシャ24時間ストライキ

10月6日
・欧州中銀金融政策理事会、トリシェ総裁最後の定例記者会見

10月11日
・スロバキア EFSF権限強化/拡充に対する承認投票
・EU委員会 ユーロ圏情勢に関する四半期報告書発表

10月14日
・ギリシャ  現在予定されているギリシャ向け80億ユーロの金融支援が無効となった場合、ギリシャの国家財産が破綻する日 
・ギリシャ短期債 20億ユーロ償還
・イタリア短期債 71億5,000万ユーロ償還
・G20会合 (15日まで)

10月15日
・ポルトガル 8億6,000万ユーロのクーポン支払い日
・イタリア 16億1,000万ユーロのクーポン支払日

10月16日
・G20財務相会合
・ポルトガル 2億6,000万ユーロのクーポン支払い日

10月18日
・アイルランド 12億ユーロのクーポン支払い日
・スペイン 12/18ヶ月国債入札

10月19日
・ギリシャ24時間ストライキ

10月21日
・スペイン 100億4,200万ユーロ償還
・ギリシャ短期債 16億2,500万ユーロ償還

10月22日
・ギリシャ 10億6,000万ユーロのクーポン支払日

10月25日
・スペイン 3/6ヶ月短期国債入札
・ポルトガル、3億6,000万ユーロのクーポン支払日

10月31日
・イタリア短期債 85億2,500万ユーロ償還
・ギリシャ国会 予算案に関する採決
・スペイン 140億9,000万ユーロ償還

11月3日
・カンヌ G20会合
・欧州中銀金融政策理事会 ⇒ ドラギ総裁初登場

11月7日
・ユーロ圏トップ会合
・EU財務相会合 (8日まで)

11月10日
・欧州委員会 半期経済予想発表

11月14日
・独メルケル首相、CDU年次総会出席 (15日まで)

11月20日
・スペイン総選挙

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[ 2011/09/28 18:21 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(6)

ギリシャが取り得る3つのシナリオ

今ままでずっと毎週金曜日に更新している「まね得」さんの連載ですが、先々月はじめから水曜日に変更となりました。引き続きよろしくお願いします 

小国ギリシャから端を発した財政危機は、とうとう世界同時大不況の引き金  になりかねないところまで悪化しました。そしてギリシャのデフォルトの可能性は「もし」から「いつ?」へと変化しています。

本日は先週のIMF総会以降市場で耳にする「レバレッジ活用計画」そしてギリシャに残された3つのシナリオと題して記事を書いてみました。是非お読み頂けると嬉しいです 

このブログ右上にある まね得連載のバナーをクリックして是非お読みいただけると嬉しいです 
[ 2011/09/28 16:27 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

待たれるギリシャの採決

おはようございます 
あまりの忙しさのために睡眠不足だったのですが、そのせいなのか昨夜遅い夕食をとっていたら鼻血がサラ~と出てきて恐い思いをしました。何度も続くようだったら医者に行かなければなりません 

*待たれる採決結果

この記事で詳しく書きましたが、 本日ギリシャ議会は不動産税導入の是非を問う採決を行います。だいたい16:00GMTから投票開始となるそうなので、日本の明日未明には結果が出ていると思われます。大方の見方としては、議会はこの法案を承認するようです。

今週は9月の月末と期末に当たる週なので、特殊玉が右往左往しています。突然意味不明な動きが出ることもあるでしょうが、あまりそれに振り回されずにポジション管理をして下さい。

Front page 27-09-11

ギリシャ追加支援に関して、ドイツ国内では戦争状態のようです。これに関してはまた改めて記事にしますので楽しみにお待ちください 

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[ 2011/09/27 20:39 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

ファイナル・カウントダウンとなるか?

昨年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりましたセントラル短資FX(株)さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、4月より隔週金曜日に マーケット・ビューでも連載させて頂く事になりました 

リーマン・ショック  から3年が経った今、世界は新たな「ユーロ圏債務危機」 に直面しています。

本日の記事では、リーマン・ショックとユーロ圏債務危機との比較、リーマン・ショックの影響で一部国有化された英国の銀行に関する裏話、そして先週のG20で英オズボーン財務相が出した爆弾発言! など盛りだくさん 

どうぞごゆっくりお読みくださ~い 

このブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX バナー をクリックして是非お読みください! 
よろしく~

最後になりますが、このリンク  をクリックして頂くと私が書いた全ての過去記事が読めますので、是非ご活用下さい 
[ 2011/09/26 23:30 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

良からぬ噂

今年の夏に少しだけ耳にした噂が、本日正式に否定されました。

まだ議会が夏休みの閉会に入る前、アイルランドがユーロを使用するまで使っていたプント紙幣を刷り始めているという噂がでていました。当然アイルランド政府も財務省もその噂を真っ向から否定しましたが、秋になり国会再開しても未だに噂が絶えません。

とうとうフィアナ・ファイル党の議員が国会の質疑応答の時に、財務相に直接質問しました。

その質問内容は
「アイルランドが最後にプント紙幣を印刷したのはいつのことですか?」
ヌーナン財務相の答え
「アイルランドがプント紙幣を輪転機にかけた最後の日は2001年です。同国はユーロ通貨を2002年1月1日より使用しています。プントはアイルランドの公式通貨としての権限を2002年2月9日に失いました。」

この週末のアイルランドのインディペンデント紙に、フィアナ・ファイル党の議員がどうしてこういう質問をするに至ったかに関しても書いてあるのですが、
「夏以来、あまりにも多数の人の口からこの噂を聞いた。もうこうなったら一人でウジウジ悩むよりもいっそのこと、財務相本人に質問するのが一番早いと判断したからです。」

ギリシャの解決策に決着がつかない限り、この手の噂は後を絶たないと思います。

それでは月曜日恒例の算数教室のお手伝いに行って来ます~ 

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[ 2011/09/26 21:45 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(4)

ブロードベント理事の発言

英中銀の新理事として今年6月からMPC入りしたブロードベント氏。

本日ロイター社がロンドンで行ったイベントに参加した同氏の発言が、先ほどからメディアを通して流れてきました。

その中で一番目を引いたもの  は

most importantly for policy today, the international environment is clearly disinflationary
(政策金利を決定するについて最も重要な点は、(英国だけでなく)世界的にディスインフレ(物価上昇の沈静化)の環境になってきた事である。

*量的緩和策増額は避けられないのか?

この記事でご紹介したタカ派・ハト派の表を見てもわかりますように、ブロードベント氏は若干タカ派寄りの理事と理解されていました。その人がまるで量的緩和策増額の必要性を示唆するような発言に動いたということは、他の理事達も同様の動きを見せるのでしょうか  

現在のところ、次回の英中銀四半期インフレーション・レポートが発表される11月の英中銀MPCで、そういう発表が出る可能性が高いという予想が一番多いです。11月はインフレ・レポートに加え、11月29日にオズボーン財務相が予算編成方針を発表する予定にもなっています。今年は年末ギリギリまで右往左往する相場になるかもしれません 

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[ 2011/09/26 20:30 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

投票続きの欧州

この記事 でも紹介しましたが、今週はユーロ加盟国政府によるEFSF権限強化/拡充に対する票決結果が出ます。とりあえず現在わかっている注意日は (EFSF以外も含める)

火曜日:・ギリシャのパパンドレウ首相、訪独  メルケル首相と会談
    ・ギリシャ、不増産増税に関する下院での投票 
    ・キプロス、EFSF権限強化/拡充に対する承認投票実施

水曜日: フィンランド、EFSF権限強化/拡充に対する承認投票実施

木曜日: ドイツ、EFSF権限強化/拡充に対する承認投票実施

金曜日: オーストリア、EFSF権限強化/拡充に対する承認投票実施

*ギリシャ、不動産増税に対する投票

財政赤字穴埋めに向けギリシャ政府が導入を決めた不動産増税策に対する議会での投票ですが、本来であれば先週木曜日に投票されるべきものでした。しかしあまりにも国内のセンチメントが悪いので、今週火曜日に先延ばしされたと思っていました。しかし今調べてみると、パパンドレウ首相が訪独という予定もあるようなので、本当に火曜日に投票が可能なのか  は疑問ですね



不動産増税に反対する市民が連日抗議デモを行っている事は、皆さんもご存知でしょう。

もしギリシャ下院で不動産増税に反対する  なんていう結果が出た時点で、ギリシャは喉から手が出るほど欲しい80億ユーロの次回支援金受け取りが不可能となることは言うまでもありません  支援金受け取りの交換条件として緊縮財政政策を取る  そのひとつの項目として急遽浮上してきた不動産増税案ですので、これが崩れれば、当然支援金受け取りは不可能となる訳です。

ギリシャもその辺はちゃんと考えて投票すると私は信じているので、まさかNO!が出るとは思えませんが、もうこうなると何が驚きで何が当たり前なのかの判断が容易につきません 

今週もローラーコースター  相場となりますので、シートベルト着用をお忘れなく!

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[ 2011/09/26 19:29 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(1)

レバレッジを使わざるを得ない救済資金

今晩は。
眠くて眠くて仕方ないので、思いっきり短い記事になります。

先週から週末にかけて開催されたG20会合、そしてIMF/世銀総会。
ギリシャから端を発したユーロ圏債務危機解決に向け、数々の意見が出ました。それと同時に、いくつもの''本音’’も見え隠れしました。

詳しい記事はまたの機会にしますが、現在話しとして報道されている内容は

・ギリシャがデフォルトに陥るのは、ある意味既成事実化している。

・デフォルトしても、ユーロ使用継続が可能となる道を模索する可能性が高い  それが可能なのか不可能なのか、現時点では不明みたいです 

・当初4400億ユーロという規模でスタートしたEFSFは、「レバレッジ」を使って最大2兆ユーロ規模に拡大される可能性がある  具体的にどういうレバレッジを使うのかは、誰にもわからない

このレバレッジのニュースが出た背景には、ラガルドIMF専務理事が「ユーロ圏全体を救済するだけの資金は、IMFには用意されていない」と発言したことがあります。

どうして’’2兆ユーロ’’という数字が出てきたのかと言うと、英テレグラフ紙日曜版のフロント・ページに「ギリシャがデフォルトしたとしても、それをスペインやイタリアへ飛び火させないためには」最低でも1兆7,500億ユーロが必要となるという観測機字が出てきたからだと思います。

最後になりますが、本日の昼過ぎくらいにはこのブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX  の記事で、英オズボーン財務相が先週のG20で出した爆弾発言をご紹介します。お楽しみに~ 

それではお休みなさい 

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[ 2011/09/26 08:42 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(4)

野田内閣

イギリスには無料で読める日系情報誌がいくつかあります。そのひとつを先週貰ったのですが、そこに出ている記事で皆さんのご意見を伺いたいものがありました。長い記事なのでその一部を書きます

題名は「組閣の舞台裏」となっており、9月2日に発足した野田内閣に関するものです。

(省略)今回の組閣ではこれまで担当してきた政策を度外視したような「畑違い」の人事が目立つ。中でも最も驚かせたのが安住財務相の就任。主に総務畑を歩み、党務では国対の経験が長いが、財務省との関係はほとんど聞かれなかった。

「素人のようなものですから....」就任祝いの電話をかけた公明党漆原国対委員長に、安住氏は軽い調子で話したが、漆原氏は「”ような”じゃなくて、素人だろ。もっと謙虚になれ!」と叱責。財務省幹部は「みこしは軽い方が扱いやすいが、財務省自体のプレゼンスが落ちるのはまずい。」と複雑だ。

政権交代以来、財務副大臣と財務相を計約2年間務め、増税に前向きな野田氏と、省内で「20年に一人の大物」と言われる勝栄二郎財務次官は密接な関係で知られる。「安住氏を中抜きした”野田ー勝ライン”で事実上、重要政策が決まっていく。」との観測も霞ヶ関では急浮上した。


これって、そうなんですか?そもそも安住さんの顔もよく分からない私ですが、誰か重量級の人で適任者はいなかったのでしょうかね?

まぁ、私はそんな偉そうな事は言えないんですけど.... 今の英国の財務相:オズボーン氏も、正直見ていて時々ハラハラします..... 他に適任者は数名いたと個人的には思っているのですが、なんといってもキャメロン首相の大親友だから、そういう事情でオズボーン氏が財務相就任したとしか思えません.... 現在私達が直面している危機は2008年の金融危機をはるかに凌ぐ規模となるという見方もあります。それだけの荒波  を乗り切れるだけの手腕をもつ財務相が必要であることは私がここで述べるまでもありません。

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[ 2011/09/24 10:27 ] 政治 | TB(-) | CM(8)

来週のポンド

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[ 2011/09/23 21:43 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

頂いたコメントに大感謝です!!!

ブログの過去記事で ’’ロンドンから仕入れたいFXや証拠金取引に関する情報で一番興味があるものは何でしょうか?’’という質問をしましたが、それに対し多数のコメント頂いたことに心から感謝致します。個別のお返事はせず、この記事を持ってコメントを頂いた方全員へのお礼とさせて頂く事をご了承下さい  頂いたコメントは全て保存してあります。将来のブログ運営に役立たせて頂きます。本当にありがとうございました 

たった今、このコメント頂いたので、この方にはこの記事でご返答させて頂きます!

苦言として
私も松崎さんの記事をリアルタイムの情報ソースとして利用させていただいてますが、上記大賛辞の嵐なので苦言を一つ・・・
正直な所、過去現在を含め、経済ニュースとして伝わってくるのは、いつも「アングロサクソン」の目線であり金融業界に生きる人たちのご都合記事でしかないわけです。
今の「欧州危機」のニュースを目にするたびに、またぞろ金融ゴロ達や、個人投資家達のお祭りにしか映らないのは私だけでしょうか。例えば「ユーロ自体がなくなる」ってどういうことでしょう?ロンドンやNY以外の、特に「英語圏」以外の国の人々は、昨日も今日も同じように(笑顔で)生きてますし、
また「サブプライム」時と同じ、同じ「階層」人間達が私達市民からごっそりと巻き上げて、「あ~酷かったね」「一部の強欲な人間達のせいで」とちょっとだけ批判して終わりのような気がします。
金融ブログなのでトピックの内容も分からないのではないですが、正直な所、私達「ゴミ投資家」も祭りに踊らされているだけのような気がします。祭りを「煽る」のは止めた方が良いのでは、と私個人の見解です。
みなさん、通貨って一体なんですかね?


もし私のブログ記事が祭りを煽っていると感じられたのであれば、その点はお詫びいたします。しかし、そもそもこのコメントを下さった方はどうして私のブログを見て下さっているのでしょうか?リアルタイムの情報ソースとして、このブログを拝見して下さっていらっしゃると書かれてますので、この方も証拠金取引を実際にやっていらっしゃるのだと理解します。

変動相場制が崩れ現在に至るまで、市場の先導役はアングロサクソンでした。しかしあと50年後、100年後の金融/経済記事はアングロサクソン目線だけで書けるものではなくなるとも思っています。現在私達が「新興国」と呼んでいる国々が世界経済の牽引役となっていると思われます。

ユーロ自体がなくなる。これはある意味歴史が塗りかえられることを意味しており、長い目で世界の通貨政策を考えると非常に大きな落胆を招くことを意味していると私は考えています。欧州が単一通貨:ユーロを軌道に乗せたことを確認してから、真っ先に’’単一通貨構想’’を取り入れようとしたのが、オイルマネーで潤う中東湾岸諸国でした。湾岸諸国は「湾岸地域単一通貨」の準備のために欧州中央銀行と密接に連絡をし合っているとも報道されていました。当初は2010年に湾岸通貨創設という計画でしたが、結局ギリシャをはじめとするユーロ圏債務危機の悪化により、この計画は頓挫しています。もしユーロという通貨が債務危機に直面せず順調にすすんでいれば、中東は湾岸通貨を使用し、その動きは当然他の地域へも拡大して行ったのではないでしょうか? 大袈裟に言ってしまえば「アジア共通通貨」「南米共通通貨」と域内で共通の通貨を使う  最終的には100年、200年後には世界がひとつの通貨を使う こういう壮大な計画すら可能になっていたのかもしれません。
しかしユーロは誕生から10年たった時点で大問題を抱え、下手すると崩壊してしまうかもしれないところまで追い詰められたのです。これにより域内共通通貨構想はしばらくの間(もしくは一生)たち切れとなり、世界各国は今までとおり自国通貨の使用を継続し、為替動向を注視していくこととなったと私は勝手に理解しています。

貴方が書かれているように、果たしてユーロがなくなっても「英語圏」以外の国の人々は、昨日も今日も同じように(笑顔で)生きていくのでしょうか? ユーロが形を代えて継続すれば話しは別ですが、万が一本当に崩壊となった場合、EFSF債を 大量に買った日本 は、どのような対策を考えているのでしょうか?その時に笑顔で生きていかれるのかは非常に難しいと思います。

貴方と同じように国民の税金を使って銀行を救済するなんて何事か!という怒りはイギリス中に充満しています。だから現連立政府も「リテールと投資銀行の2分化」を2019年までに目指すと言う報告書を先週発表したのでしょう。

最後になりますが、私は泣いても笑っても証拠金取引で生活を支えている人間です。私自身もゴミみたいな存在ですが、それでもこの収入でどうにか普通の生活をしています。FX以外の道で生計を立てられるのであれば、経済記事もユーロも関係ないですし、そもそもこのブログなんか書いてません。新興国の経済規模はどんどん大きくなり世界経済を引っ張っていくまでになりましたが、最終的にそれらの通貨がドルやユーロに代わる基軸通貨にならない限り、アングロサクソン目線での記事は継続せざるを得ないでしょうし、それを恥だとも感じておりません。そして私自身、就職した業種が全て金融機関でしたので、これはどうにも仕方がありません。私はただ単に、このブログを通して日本でFXをやっていらっしゃる方へロンドンなりの情報を提供しようとしているだけです。

コメントありがとうございました。

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[ 2011/09/23 20:15 ] 未分類 | TB(-) | CM(10)

ギリシャ、3つの選択

米格付け会社:ムーディーズによるギリシャ系銀行8行の格付け引き下げに関する報道が流れて以来、ギリシャの財務相ご自身がデフォルトの可能性をほのめかし、オランダ中銀総裁も同様の発言をしています。

*3つの選択

ギリシャのTa Nea紙によると、ベニゼロス財務相は債務危機の解決に向け、3つのシナリオを考えていると語ったそうです。気になる3つのシナリオとは

1)デフォルト 
2)秩序だったデフォルト   債券保有者に対し50%のヘアカットを求める
3)7月21日EUサミットで合意したギリシャ向け第2次追加金融支援の実施 

同財務相の発言を聞いていた議員の言葉によると、同氏は決してギリシャのデフォルトや50%のヘアカット率適用を推奨していた訳では全くなく、あくまでも7月21日の合意に基づく支援金を受け取り欧州の一員として生き残りたい  そのためには支援金受け取りの条件である追加財政緊縮案に対して支持を取り付けなければならないことを強調していた模様。

* 2)秩序だったデフォルト  債券保有者に対し50%のヘアカットを求める

この記事の中ほどにある「ギリシャ救済、民間関与」 というところでも触れましたが、この民間関与の前提条件として設定された内容として ’’投資家に一律21%の損失(ヘアカット率21%)を求める’’というものがあります。

今年に入って行われた欧州系銀行に対するストレス・テストでのギリシャ国債に対するヘアカット率は25.2%となっていました。



今月のはじめだったか先月の末だったか正確な日付は忘れましたが、独ドイツ銀行の総裁が「ギリシャ国債のヘアカット率を(設定された21%ではなく)現在の市場価格を適用されたら、欧州のほとんどの銀行は破産する」 と警告  しました。ちなみにその時のギリシャ国債の市場に於けるヘアカット率は60~65%だったことを覚えています。

昨日CNBCテレビだったかブルーンバーグテレビだったか忘れましたが、「現在行われているIMF/世銀総会の後にG20協調介入でもやるんじゃないか?」という意見を述べていた米国人がおりましたが、協調介入って何をやるのでしょうか?為替での協調介入でないことは確かでしょう。安住財務相が円高が苦しいと発言していましたが、ここで円売り介入をしたって何の解決にならないことくらい、誰でも分かります。今一番必要と言われている「欧州系銀行への資本増強」に対しG20又はG7が一体何か出来るのでしょうか?2008年リーマン・ショックの時も中銀間のスワップ協定などを拡大する以外、誰も米国の銀行を救済出来ませんでした。

EFSF増額や権限強化に関しても何も決定されていません。シュタルクECB主席エコノミストが辞任を発表して以来、なんだかドイツからの発言が非常に少なくなっているような気がしてならないのですが、私の気のせいでしょうか?メルケル首相も地味です。

なんだか気になります、私....

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[ 2011/09/23 18:51 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

欧州、リセッション入りか?

昨日はカイロ療法の先生が自宅に来て治療をしてくれる日でした。治療が終わったらなんだか体がだるくなってしまい、そのままDVDを見て横になっていました。DVDの合間にCNBCとブルーンバーグ・テレビでマーケットをチェックしていたけれど、落ちる  落ちる 。落ちるのは株価だけでなく、銅の下げも非常に加速度を増していたのが非常に印象的でした。

そのままずっとグダグダとテレビを見ているうちに夜10時に.... 英国の報道番組で一番視聴率が高い  「BBC夜10時のニュース」をつけたら、いつも通りHuwさんの顔が。第一報は「金融市場大混乱」。そして本日各紙の一面も同じ記事。
Front page 23-09-11
*RBSのレポート

今朝顧客向けに出したものらしいですが、欧州経済は今年Q4、そして来年Q1とリセッションに逆戻りするという内容のようです。FT紙に一部分が載っていますが、そこには「金融市場での混乱が実体経済に悪影響を及ぼし始めた。ギリシャの秩序たったデフォルト懸念などを考えると、2011年Q4GDP予想は前期比マイナス0.25、2012年Q1は同じく前期比マイナス0.4%」と予想しているようです。それに加え同行は「欧州中銀が来月(10月)0.5%利下げする可能性を60%」としているとも書かれています。

ギリシャに関する記事を次に書きます。

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[ 2011/09/23 18:11 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

質問があります!

いつも皆さんからのご質問を受けている立場ですが、今回は私から質問させて下さい。

 このブログの読者の方々へ 

私はロンドンに住んでいますが、日本にいる皆さんにとってこのブログで書かれている内容について
どんな情報、材料が皆さんにとって嬉しかったでしょうか?そして将来どのようなことを期待されていますか?

そして今、ロンドンから仕入れたいFXや証拠金取引に関する情報で一番興味があるものは何でしょうか?

・FXマーケット動向の情報
もっと細かいこととしては、ユーロ圏債務危機の情報、英国の金融/財政/政治的な情報など

・将来の相場予想

・ファンダメンタルズ
これは私の得意分野です。長期的視野から相場を眺める時に役立ちます。

・テクニカル分析
これは私が最も苦手としている分野です 。私自身、ローソク足にベガス・トンネルを載せるくらいしかやっていないので、あまりお力になれません 。(だったらわざわざ書くな!とお叱りを受けそうですが、ファンダメンタルズと書いたら次はテクニカル分析と続くのが普通なので敢えて書きました.... 

・ブローカー情報
これに関しては私はブログ内で一切触れていません。そして今後もあまり書く気はありません。ただし日本ではレバレッジ規制が厳しくなるので、イギリスの会社はこんなレバレッジを提供しているみたいだよ!という程度でしたら調べられます。
欧州大陸のブローカーに関しては一切情報を持ち合わせておりませんので、あしからずです。ごめんね  
[ 2011/09/23 12:28 ] 未分類 | TB(-) | CM(13)

英財務省の秘密

この週末の日曜版の新聞で報道されたものなので、古いニュースで申し訳ありません 

それによると、英財務省内部のごく一部の人達しか知らないという前置きで 「同省の奥深くに設置されている金庫には’’ユーロ崩壊後の手引き’’というものが眠っている。」そうです。この崩壊という意味は 1)ギリシャだけがユーロを離脱したシナリオ、2)単一通貨:ユーロそのものが崩壊する、そのどちらのシナリオかは判りません。しかしその書類には、これらのシナリオが現実化した場合、現連立政権が打つべき手段をこと細かく書かれているようです。

日本ではどのくらいユーロ崩壊が現実に起こり得ると見られているのかは、ロンドンに住む私には全く判りませんが、たぶんこれと同様のこと(ユーロ崩壊に備える)はイギリスだけでなくユーロ加盟国政府も同じように準備しているのではないでしょうか ?


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[ 2011/09/22 22:15 ] 政治 | TB(-) | CM(2)

下落が止まらないユーロ

下落が止まらないのは、ユーロだけではなくポンドもAUDも何からなにまで全部です。

*英バークレイズ銀行の予想

今年の年末時点でのターゲットを変更したそうです。

・ユーロ/ドル 当初1.46としていた予想を1.25へ大幅下方修正
・ユーロ/円 当初の予想は知りませんが、年末予想 94.00
・ドル/円  当初の予想は知りませんが、年末予想 75円

*米モルガン・スタンレーの予想

現在のユーロ/ドルの下げが1.3435を下抜けた場合 (既に下抜けてますが、たぶんこれは「終値ベース」での下抜けでしょうか?) ユーロ・ベアに拍車がかかり、1.3250 そして 1.3000が視野に入るという予想を出しています。

今年の年末のターゲットは変わらず1.3000、来年第1四半期のターゲットは1.2500

*G20

つい10分くらい前にロイターに出たばかりのニュースですが、G20メンバーのうち7ヶ国の財務相が「ユーロ圏債務問題に対する早期解決、世界景気回復に向ける一層の努力、米国の財政健全政策の強化」などを挙げて連名でサルコジ大統領に書簡を送ったそうです

どうしてサルコジ君なのかといえば、現在のG20議長国がフランスだからです。

手紙に連名でサインをした7カ国とは
オーストラリア、カナダ、インドネシア、英国、メキシコ、南アフリカ そして韓国

*中東歴訪、今度はフランス系銀行幹部

2008年のリーマン・ショック後に資本金増強の御願いで中東歴訪した英系銀行の幹部達。
今度は全く同じことをフランス系銀行がやるようです。現在名前が挙がっているのは、BNPパリバ銀行、そこの幹部達は早ければ来週にでも中東歴訪の旅となるようです。

新興国強し 

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[ 2011/09/22 21:58 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

下落継続中の銅 その2

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[ 2011/09/22 19:52 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

下落継続中の銅

今週火曜日にIMFが’’米欧主要国の景気減速、GDP下方修正の発表’’をして以来、下げが加速している銅 

私は銅の取引はしませんが、スクリーンにはプライス表示しています。最近の銅は加速度的に下落していますが、この下げは(銅と並ぶ)アルミ、ニッケルなどの工業用金属全般に波及しているのが特徴とも言えるでしょう。

*リオ・ティントからの警告 

昨日だったと思いますが、資源メジャー・世界最大の銅産出を誇るリオ・ティントが「顧客から納入時期を遅らすよう要請が入り始めた。」と語りました。英FT紙によると、同社の顧客達は将来の在庫積み増しは控え、在庫量は通常の以下。とりあえずここからの世界景気の成り行きを静観する守りの姿勢に入っているとされています。しかし世界の銅需要の4割を独占する中国に関しては需要減退の気配を見せていないと強き姿勢。

ここからは有料記事とさせて頂きます


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[ 2011/09/22 19:26 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

未だ健全な金ブーム

ブルーンバーグに載っていた記事なのですが、面白いので紹介します。

Singapore FreePort

この写真はシンガポール国際空港の真横にあるフリーポートという大金庫。スイス貴金属が保有するものだそうです。敷地面積は驚くばかりの7.4エーカー 、大型地震や飛行機の墜落にも耐えられる設計となっていると書き加えられています。昨年12月の時点で倉庫の8割が金塊や美術品で埋まっているそうです

ここ数年の金ブームで金を保管する場所が足りないという記事は随分前に新聞で読んだ記憶があります。特にロンドンは金取り引き中心地ですので、ロンドンにもそういう保管所がいくつかあります。私は金取引や情報には非常に疎い のですが、金のカストディアン業務を行っている銀行は(私が知っている限り)英HSBC銀行、英バークレイズ銀行、米JPモルガン銀行、加ノバスコシア銀行、独ドイツ銀行、そしてこの前問題がおきたスイスのUBS銀行の6行。当然こういう銀行はお客様から預かった金の保管場所を持っています。それ以外ですと英国のブリンクスという会社が有名ですね。

あとあまり関係ないかもしれませんが、英中銀の金庫の中には中東をはじめとする各国の中銀が保有する金が眠っています 。つい先日もベネズエラのチャベス大統領は英中央銀行に保管されている金を自国の中央銀行に移す予定であると報道されました。

金保管設備の大きさから言うと、一番大きいのが米JPモルガン、2番目が英HSBC,そして3番目に英ブリンクスと続いています。

金ETFが活発になったのと平行してユーロ圏債務危機問題 や主要国のソブリン危機問題が悪化 どんどん金塊保有者が増えてきている 保管場所不足の最大要因と書いてありました。保管料金って具体的にいくらなのか分かりませんが、保管してくれるなら何%でも払うという「お金持ち」もいるようですよ!

世界的な債務危機やソブリン危機が収まらない限り、今後は金だけでなく銀への投資も増加すると予想され、ますます保管場所が足りなくなるようです 。 とうとうバークレイズ、ブリンクス、ドイツ銀行が追加保管場所建設を検討中。米JPモルガンは昨年新しい保管場所をニューヨークに新設したのに加え、写真を載せたシンガポールのフリーポートにも保管場所を確保したと書かれています。


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[ 2011/09/22 11:59 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

救世主の期待高まるBRICS会合

今ままでずっと毎週金曜日に更新している「まね得」さんの連載ですが、先々月はじめから水曜日に変更となりました。引き続きよろしくお願いします 

今週も本当にイベントが多い一週間となっていますが、意外と大きな動きに繋がるのかもしれない....と密かに注目  しているのが木曜日に開催されるBRICS会合。
これと言った解決法が見当たらずずっと欧州を悩ませているギリシャ債務問題。これに対して、BRICSが救いの手を差し伸べてくれるのか?

BRICSが21世紀の救世主となり得るのか  それについて書いてみました。

このブログ右上にある まね得連載のバナーをクリックして是非お読みいただけると嬉しいです 
[ 2011/09/21 21:33 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

ユーロ/スイス・フロアー引き上げの正当性

Tages-Anzeiger というスイスの新聞に載ったインタビュー記事らしいのですが、

スイス中銀アドバイサー Baltensperger氏は、
「スイス中銀(SNB)がスイス・フランの対ユーロ上限(フロアー)1.20を1.25に引き上げることは可能だと考える」と答えているようです。それに続き「誰の目からみてもファンダメンタルズから言って1.20というレベルはスイス高であることは疑いの余地がない。ファンダメンタルズに限って言えば、ユーロ/スイスの適正水準は1.30~1.40となるだろう。SNBがフロアーを設定したことに対し、危険な行動に出たと非難する声もあるが、何もしない方がよっぽど危険である。」と語っているそうです。

特にこの報道でユーロ/スイスは動いていませんが念の為に記事にしました。

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[ 2011/09/21 21:20 ] マーケット | TB(-) | CM(3)

スロベニア内閣信任案否決

ギリシャにばかり気を取られていたら、ユーロ加盟国であるスロベニアで内閣信任案否決という事態が昨日起こっていました 。 この国がユーロ加盟国でなければ記事にはしませんでしたが、加盟国である限り問題あり です。

*急がれるEFSF権限強化に対する表決

7月21日に開催されたEUサミットで決定されたEFSF権限強化 に対する加盟国全体の承認がなされていません。私がここで繰り返すまでもなく、EFSF増額などに関する変更事はEFSF保証国(=ユーロ圏加盟国)財務相による 全会一致 が条件となっています。そんな大事な時に加盟国であるスロベニアの否決です 

報道によると同国は早ければ12月にでも総選挙実施をするようですが、それまで欧州は待てません 

 つい今しがた入ったニュースでは、大統領が指示し暫定政権による投票が行われるようです

*EFSF権限強化に対する加盟各国の現状

権限強化承認確定国:

ベルギー(9月14日)、フランス(9月8日)、イタリア(9月15日)、ルクセンブルグ(9月15日)、スペイン(9月15日)

権限強化承認が待たれる加盟国:

1)オーストリア
9月27日に議会でEFSFに関する協議開始  9月30日に承認予定

2)キプロス
9月27日にEFSFに関する協議開始後、承認予定

3)エストニア
9月末までに承認予定

4)フィンランド
9月28日に投票。現在のところ承認されるという予想が多いです。

5)ギリシャ
今週議会で投票が実施され承認の運び

6)ドイツ
上院は8月31日に既に承認済み。下院は9月29日に投票が実施され承認の運び

7)アイルランド
既に下院で協議が開始されており、早ければ本日中にでも承認の運び。上院は木曜日に承認の運び

8)マルタ
10月3日まで国会が閉会中なので、その後投票が行われる予定

10月まで国会閉会って、どういう神経してるんだろう、この国 

9)オランダ
10月1週目に投票予定

10)ポルトガル
EFSF増額に関する協議や投票日は設定されていない 

11)スロバキア
10月11日に投票予定

12)スロベニア
上でも書きましたが、同国の信用問題にもなりかねないため、大統領命令が出たようで、9月27日に投票する予定になったようです。

*ギリシャの現状

昨日のEU/IMFとギリシャ財務相との間で行われた電話会議  が成功したようで、来週早々にもトロイカ調査団が再度アテネ入りするようですが、話し合いの中心は歳出削減の目玉となっている「公務員大幅解雇」の約束を取り付ける事のようです。もしこれが上手く行けば、ギリシャが喉から手が出るほど欲しい80億ユーロ相当の支援金受け取りの道が開ける  という話しになるのでしょう。

とりあえず来週はギリシャ国債の償還やクーポン払いの予定がないので、デフォルトになるリスクはほとんどゼロです。しかし公務員給与や年金支払いの期日が10月10日に迫っており、その支払いをしたらギリシャには残された資金がなくなる  そうなので、やはり80億ユーロの支援金の重みは相当のものでしょう。

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[ 2011/09/21 20:30 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(4)

英中銀MPC議事録を読んで

議事録公開後、一瞬上昇したポンドが現在下落に転じています。

今回の注目点は「量的緩和策増額に対して票が増えるか?」の一点でした。
結果としては票は増えていません。依然としてPosen理事の増額賛成1票 対 据え置き 8票です。

私、たった今ザ~~ッと 議事録 を斜め読みしたのですが、31番のところがこのポンド売りの原因だと思いました。

31 Other members judged that it was appropriate to maintain the current stance of policy at this meeting. The current weakness of demand growth was likely to persist for longer than suggested by the central case in the August Inflation Report. This meant that the balance of risks to inflation in the medium term was likely to have shifted further to the downside. Most of these members thought that it was increasingly probable that further asset purchases to loosen monetary conditions would become warranted at some point.

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[ 2011/09/21 17:38 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(2)

英中銀MPC議事録

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[ 2011/09/21 17:00 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

スイスの噂 続編2

なんだか非常にしつこいタイトルでごめんなさい。

噂ですが、本日16:00GMT(あと1時間45分後)にスイス中銀が特別会合を持つという噂が出ているようですが、スイス中銀はコメントを控えているそうです。

残念ですが、私はこれから出かけます。帰宅は3時間後くらいになります。もしその時にユーロ・スイスが爆騰していたら、諦めます。皆さん頑張って下さいよ~ 

追記:
EU/IMFのトロイカ調査団は、一時中断したギリシャに対する調査を再開するようです(ロイター)

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[ 2011/09/20 23:15 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

スイスの噂 続編

過去記事 で「SNBが何か発表するのは通常水曜日」と書いたのですが、今週も水曜日(=明日)になにか発表があるのではないか?という噂があったそうです。知らなかったのは私だけかい?


本日欧州朝にスイス政府は今年と来年の成長率を下方修正

そして明日、ユーロ/スイスのフロアーを1.20から1.25に変更すると発表

こんな時間軸になっていたようですね、噂では

*国民投票の噂

スイス中銀は過去の介入、そして1.20フロアー設定後に1.20死守に掛かるコストを現在保有している金の売却で穴埋めしようという話しが出ていたそうです。しかしスイスの国民としては貴重な金をそんな目的で売却して欲しくない という気持ちが大きいそうです。

それだったら、いっそ「SNBの金売却の是非に対する国民投票」を実施したらどうか?という風潮が高まりかかっているようですね.....そして国民投票はそれだけでは済みません。その投票科目の中に 「SNBの外貨準備金に於ける金の保有高を最低20%と設定する」というものも含めるという話し (あくまでも噂)  そしてここが一番大事だと思うのですが、国民投票実施は早くても2015年という噂なので、どうして’’今’’騒ぐ訳? 

ちなみに現在SNBの外貨準備に占める金の保有量は16%

しかし冷静に考えてみると、ここからのユーロ継続に赤信号が点滅している現在、もしユーロに何かあれば市場参加者は1.20だろうがなんだろうがスイスを買うでしょう。それを察知したスイス中銀は発射台を高くしているのかな?もしかしたら、既にスイスは私達が知らない何かを知ってるのかしら?


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[ 2011/09/20 22:43 ] マーケット | TB(-) | CM(2)

スイスの噂

なんか、1.20で設定したスイスの対ユーロ上限を、1.25に持って行くとかいう噂が出ているそうです。

↓の記事を書いていたので、遅れました 滝汗

でも本当に1.25に持って行くのなら、非常に力不足ですね、この動き

ちょっと外出するつもりでしたが、出かけるのを1時間くらい遅らせることにしました。
何か出たらまた書きます
[ 2011/09/20 22:09 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

Leave us alone, will ya?

先週金曜日に開催されたEU財務相会合、そこに急遽出席が決まった米ダイトナー財務長官。彼の出席を巡り、トリシェ総裁が語ったコメントは この記事の冒頭 で紹介しました。その後、出てくるわ出てくるわ、欧州圏の財務相からの発言

・オーストリアの財務相
ファンダメンタルズから言えば欧州よりもずっと悪い状態にあるアメリカが、我々欧州に対して意見を述べることは異常なこと  である。世界経済をどう見るか?を語るのは我々であり、それを聞く役は彼(ガイトナー財務長官)であるべきだ。

・ベルギーの財務相
ガイトナー財務長官は話し役ではなく、聞き役に廻るべきである。

・ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長
ユーロ圏のメンバーでない米国が、あれやこれやEFSF増額について提案したところで、我々は全然それを気にかけてもいない 

今までの報道によれば、米国側も欧州に具体的な提案を示すことはせずに、欧州がひとつの声で市場に語りかけるよう提案したとされています。

*2012年米大統領選に向けて

本当か分かりませんが、今回ガイトナー財務長官がわざわざユーロ圏へ乗り込んで行った背景には、来年実施される米大統領選挙に向けての戦略だという話しも漏れ聞こえてきます。

今後ユーロ圏債務危機がますます悪化し、にっちもさっちも行かなくなった時、オバマ大統領は「あの時、ガイトナー君を送って米国なりに提案をしたけど、欧州は一切耳を貸さなかった。米国は格下げの悪影響を自力で乗り切ったが、欧州は我々の忠告には一切耳を貸さなかった。」と言い、自分への票を伸ばそうという魂胆?

個人的には大統領選では欧州問題がそこまで重要な位置を占めるんでしょうかね?まぁその時の状態によりますけど....

話しは全く変わりますが、米国の株式投資からの資金流出量が、リーマン・ショック時を上廻ったそうです。これに関してはまた新しい記事にしますね

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[ 2011/09/20 22:01 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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私も新イーグル・フライで
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