さて今日も頑張るぞ! とPCをつけて

チャートを調べていたら、突然スモーク・アラーム(煙警報器)が物凄い音を立てて鳴り始めました

。私は家族が呆れるほどガスや火に対して神経質。だから絶対に煙が立つことなどありません。あまりにうるさいし、どうやって止めてよいのか判らなかった

ので、家中を調べて廻ったけれど、やはり異常なし。1分くらいで音が鳴り止んだので

とし、早速原因を突き止めるためにGoogleしました。
そうして発見したのが、「煙のない時に警報器が稼動するのは、ほこり 又は バッテリーが切れ始めてきてる為」と書かれていました。バッテリーの交換なんてする気ない。ああいう電気関係のものは専門家にやってもらうと決めています。早速イエロー・ページをめくりあちこちに電話したら、2件目の会社が「たぶんバッテリー交換だけで済むから、そんなのは自分でやりなさいよ!」とそっけない返事。「自分でやりたくないから、アンタ うちに来てやってくれない?夜中にまた鳴り出したら睡眠妨害なので出来たら今日中に御願い出来たらもっと嬉しい

」と丁寧に頼んだら、「なんて不精な女なんだ...」という意味が含まれたため息が電話の向こうから聞こえてきて、「わかった。エンジニアーと連絡して10分以内に折り返す」と言って電話を切りました。
イギリスの「10分以内」は時として「これっきり掛かってこない」ことを意味する場合もあるので、あまり当てにしないで待っていたら本当に10分でかかってきたので驚き!

「やはり夜中に鳴り出したら大変だろうから、エンジニアーが行けるのは夜7時30分すぎになるけど大丈夫か?」と聞かれました。もちろんOK。少し高いけど仕方ないね
なんだか最近いろいろなことが身の廻りで起こる。皆さんもこういう経験ってありますか?私だけじゃないよね?
*ギリシャの担保提供を巡り揺れるユーロ圏ギリシャへの追加支援を巡り、フィンランドがギリシャへの支援に対して担保を取ることを発表し、議論

をかもしています。
フィンランドが担保を取るなら、我が国も同様の措置を御願いします!と手を上げた



のはオーストリア、オランダ、スロバキア、スロベニア、エストニアの5カ国。特にエストニアはこんな状態が続くなら欧州通貨連合から離脱するかもしれないと怒りをあらわしている様子です。
フィンランドはギリシャ支援に対し一番消極的

であり、同国政府だけでなく国民からの反発も大きいので知られています。そして如何なる支援要請に参加する場合は、議会の承認が必要という特別な事情も相当影響していることと思われます。そして私は今まで知らなかったのですが、そもそもフィンランドがギリシャに対して金融支援をする場合は、ギリシャからの担保提供が必要条件となっていたそうです。その理由としては、フィンランドの金融機関はギリシャに対してのエクスポージャーが(他国と比較して)低いので、他の国と同様の条件で金融支援に動くのであれば、それ相応の担保を貰って当然という考え方

。 つまりフィンランドにしてみれば「当然でしょ!あんた達に文句言われる筋合いはないはず!」と我関せずの姿勢を貫いている状態。
しかしそれ以外のユーロ加盟国にとっては「どうしてフィンランドだけ特別扱いされるの?みんな同じ土俵でギリシャ救済するんじゃなかったっけ?」とフィンランドの抜け駆け的な措置に怒っています

。しかしフィンランド政府は「同国とギリシャ間で合意した担保差し出しは、別にフィンランドだけ限ったものではない筈。あんた達も担保が欲しいなら、ギリシャと個別で話し合ったらどうなの?」という内容のことをやんわりと伝えただけ。
この点についてギリシャ政府の誰かが「フィンランドへ担保を提供することでは合意している。しかしそれ以外の国とはそういう合意はなされていない。」と発言しこれ以上の担保差出を拒みました

そうなると、もし「私も担保欲しい」と手を上げている



5ヶ国の上げた拳の落とし所が見つからなければ、ギリシャへの追加支援そのものがキャンセルされてしまう危険性

が出てきたことになります。実際にオートリアの財務相だか首相だかのおじさんは「フィンランドが意地になって担保差出を主張する限り、ギリシャへの追加支援構想は崩れるだろう。」と警告してます。
*トリプルA格のフィンランドもしこの問題がこじれ、ユーロ加盟各国がフィンランドに対し担保を諦めろ!と脅したり、又は 担保問題がこじれてフィンランド議会がギリシャへの追加支援に対しNOを出した場合、フィンランドは支援から抜けます。ここで大事な事は、フィンランドは小国ですがトリプルA格の国である点だと思います。
今回の担保措置に対し文句を言ってるオーストリアもオランダもトリプルAです。もしフランスがトリプルA格を失ったりしたら、もうギリシャ救済するのはドイツしかいなくなるという計算。
*一つの声で話せない欧州投資家にとって一番の悩みの種

は「欧州が一つの声で意思表示が出来ない点」であることを挙げています。先日のメルケル・サルコジ会談後の記者会見では「ひとつの欧州」「連邦化に一歩近づいたユーロ圏」

というイメージをあれだけ植えつけたのに、1週間も経たないうちにこの始末

フィンランドの大手銀行幹部は「今回の担保差し入れ措置に対する他のユーロ加盟国の対応を見てから、本気でユーロという通貨が崩壊するかもしれないという危機感を抱いた。」と洩らしているそうです。
担保差し入れ問題が何らかの解決を見せない限り、ギリシャ追加支援はキャンセルされるかもしれない

暑い



9月になりそうです
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