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イタリア、厳しい秋

8月8日に 欧州中銀(ECB)が加盟国債券買い入れプログラム(SMP)を再開 し、イタリアとスペインの国債も買い入れ対象となりました。その甲斐あって、8月4日の時点で6.22%であったイタリア10年物国債の利回りは、SMP再開後5%台へ一気に下落。スペイン国債も6.33%から同様の動きを見せています。しかしこの安泰な状態が長期に渡って継続可能であると考えている市場参加者は皆無と言っていいでしょう。

*入札予定額

今年も残すところあと4ヶ月。イタリアとスペイン両国は、今年必要な資金需要のうち、どの程度既に入札済みなのでしょうか?

・スペイン
2011年入札総額: 938億ユーロ  残高(入札が今後必要な額) 339億ユーロ = 64%入札済み、36%入札要

・イタリア
2011年入札総額: 2,815億ユーロ  残高 1,343億5,000万ユーロ = 52%入札済み、48%入札要 

ちなみに、残り4ヶ月の間に入札が必要な残高は、ユーロ加盟国17ヶ国平均 35%
ですので、スペインもイタリアも平均より悪い状態である  という事が確認されています。

*是が非でも避けたい格下げ

これは残り4ヶ月の間だけに限ったことではありませんが、格下げが起こるたびに借り入れコスト(国債利回り)が上昇  します。こうなると、入札自体が困難になるだけでなく、その国の財政赤字削減がますます難しくなるという悪い副作用があるので、どうしても避けたいです。

昨日実施された イタリア長期国債入札 で、注目 されていた10年物国債利回りは5.22%となり、7月の入札でつけた5.77%よりずっと低めとなりました。本来なら、利回り低下は諸手を挙げて喜ぶ べき事実なのですが、昨日のイタリア入札直後にECBが流通市場でSMPを通じて伊国債を買い支えるという噂が市場で囁かれていただけでなく、実際に入札直後からECBの買い支えが2度に渡り確認されていたようです。つまりこの5.22%という利回りは、ある意味「作り事」となってしまった訳です。

残された4ヶ月の間に必要額の48%を入札しなければならないイタリア、その一カ国のためにECBはなりふり構わずSMPを継続出来るのでしょうか?

*SMPに否定的なトリシェ総裁

この件に関しては、このブログでも何度も繰り返し書いているのであらためてここで繰り返す必要はないでしょう。トリシェ総裁は「加盟国が発行した国債の最終責任は、その発行国が取るのが当たり前である。」と繰り返し述べています。しかし総裁の任期は10月末まで。それまでECBはSMPを継続するのか?それともそれまでにEFSFへバトンタッチ出来るのか?

EFSF増額に絡む問題点 がどのくらいスムーズに解決されるか?が鍵となるのでしょう。

*もうひとつの問題点

8月8日にECBがSMPを通じて国債買い支えに応じる代価として、イタリアやスペインは追加緊縮財政策の提出が義務付けられました。両国とも既に追加プランを提出したのですが、今週月曜日にベルルスコーニ首相と閣僚間でもたれた会合でECBに提出した追加緊縮財政策の内容変更 (「高額所得者に対する増税」の取りやめ等) を勝手に発表しました。この態度を見ている限り、ECBの堪忍袋の緒が切れる  のも、時間の問題かもしれません。

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[ 2011/08/31 19:07 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

民主党代表選と為替相場

今ままでずっと毎週金曜日に更新している「まね得」さんの連載ですが、先々月はじめから水曜日に変更となりました。引き続きよろしくお願いします 

日本では新しい総理が誕生しました。「6年間で5人目の首相誕生」とこちらでも報道されています。
果たして野田新内閣は小泉政権以来初の「任期全う」が可能となるのでしょうか?そして新内閣の為替政策は?

本日のコラムでは、野田政権と為替政策に焦点をあてて書いてみました。

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[ 2011/08/31 13:00 ] 相場検証/予想 | TB(-) | CM(1)

米欧の綱引き相場

今週も欧州と米国から共に「弱い材料」が出続けており、ユーロとドルは綱引き相場に突入しています。

*ECB利上げサイクル終了か? 

今週月曜日、欧州議会の経済・通貨問題委員会で証言したトリシェ総裁。そこでの発言に注目が集まっています。
トリシェ総裁は欧州のインフレに関する証言で ’’ユーロ圏の経済は控えめなペースで拡大を続けている  物価安定を脅かすインフレ懸念が根強く残っていると言わなかった  その代わりに、9月上旬に予定されているECBスタッフ予想公表にさきがけて、中期的な物価動向リスクに対する検証作業が行われている と逃げた  ECBの利上げサイクル終焉か?

この  証言とは別ですが、この  動画をご覧下さい。


イギリス人のオバサンがトリシェ総裁に質問していますが、その質問内容が結構鋭いところ  を突いているんですよ。

「トリシェ総裁、欧州中銀は今年に入ってから2度の利上げに踏み切りましたよね?ところが米国の政策金利は未だに据え置きのままです。そして近い将来、利上げに踏み切る気配を全く見せていません。

最近発表されたユーロ圏の経済成長率を見ると、GDP上昇に待った!がかかっています。ある金融機関の専門家による調査では、金融危機局面での「妥当な政策金利水準」として、経済成長率(GDP)マイナス1%という数字を挙げています。

米国の金利は0.25%であり、GDPは丁度その1%上くらいです。欧州の場合はといえば、経済成長率と政策金利は肩を並べています。

トリシェ総裁、ここで私の質問に移りますが、(ユーロ圏の弱い経済成長率を考えれば)ECBは利下げをする時期に指しかかっているのではないでしょうか?100bps、つまり1%の利下げを実施すべきだとお考えになりませんか?」

イ..イ....痛ッたった..........................  本当に痛いところを突いて来ました 

今年に入ってから2度の利上げに踏み切ったECBに対し懐疑論が高まってきた事に関しては、この記事 と この記事 でお知らせしました。お時間があれば読み返して下さい 

*FOMC議事録公開

先ほど8月のFOMC議事録が公開されましたが、次回9月20日のFOMCで追加緩和措置(=QE3)実施に対する期待  が高まっています。8月9日のFOMCで「2013年半ばまで超低金利政策を維持」することを発表しましたが、9月のFOMCをわざわざ2日間に延長したことを考えると、もっと踏み込んだ追加緩和措置を話し合う  最終的にQE3発表となるのではないか?というのが、現在のコンセンサスになりつつあります。



そうなると、ここからの相場は ECB利上げサイクル終了+米QE3期待、これの綱引き相場  となるのかもしれません。

個人的にはユーロ圏、特にギリシャに対する追加金融支援遅延の可能性も否定出来ないことを考えると、高値を追いかけるようなユーロ買いは禁物。

ユーロ/ドルは1.42-1.46 DNTオプションの話しで持ちきりですが、本日のユーロ実効レートは久し振りに一旦調整か?とも受け取れるチャートになっています。ここからは慎重に行きたいです。

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[ 2011/08/31 07:55 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

試されるユーロ圏重量級 その2

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[ 2011/08/30 07:05 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

試されるユーロ圏重量級

夏の間お休みしていた国債入札が今週から再開されます。現在分かっているところでは、火・木曜日にイタリア、スペイン、フランスが入札を予定しています。

今月8日より、欧州中銀(ECB)がユーロ圏加盟国の国債買い入れプログラム(SMP)を再開し、イタリアやスペインの国債を買い支えています。しかしそれはあくまでも流通市場(Secondary Market)での買い入れであり、新規入札を通じて直接買い入れている訳では、ありません。マーストリヒト条約ではECBによる加盟国の国債を入札で直接買い入れることを禁じているので、現在ECBが行っているSMPは流通市場でのみ活動が許されています、

*注目  のイタリア入札

3年、7年、10年物の3種類の長期国債入札を行う予定になっており、特に10年債に関しては新たなベンチマークとなります。金額は3種類合計で約80億ユーロ

ECBが実施するSMPのお陰で、長期金利低下の恩恵を受けているイタリア。果たして新規国債入札ではECBの援助なしに、どこまで頑張れるのか?

続きは有料記事にさせて頂きます。

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[ 2011/08/30 06:48 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

スイス売りの背景

ブルーンバーグや米WSJ紙に 記事 が載っていますが、スイス大手:UBS銀行が顧客に対して電子メッセージで書簡を送付したようですが、その内容は「スイス・フラン建ての口座バランスに継続的に資金が流入し、口座残高が過剰と認められた場合、一時的な過剰口座残高特別税を課す可能性があります」というもの。

’’in view of the prevailing market conditions which in particular affect the Swiss franc, we are closely monitoring the development of the CHF cash balances maintained in current accounts of our CHF cash clearing customers.  Should we see a continuation of the net inflow of CHF in cash clearing accounts of our banking customers, we might have to take corrective action, within the next few days, by means of an Temporary Excess Balance Fee."

バーナンキさんが終わって少しして、スイス中銀が金融機関に書簡を送付し、預金に手数料をかけるよう要請したとの憶測が出ていましたが、すぐにスイス中銀はその憶測を否定しました。

それから1時間以上たった今、あらためて通信社や新聞がこの報道をむしかえした訳です。
スイス中銀、本気ですね

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[ 2011/08/27 01:10 ] マーケット | TB(-) | CM(2)

ユーロ

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[ 2011/08/27 00:01 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

2011年、今までの相場を振り返って

昨年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりましたセントラル短資FX(株)さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、4月より隔週金曜日に マーケット・ビューでも連載させて頂く事になりました 

今年も残すところ、あと4ヶ月。ユーロ圏債務危機問題 、そして米国の格下げ  と金融市場の大津波  が押し寄せ相当苦戦を強いられているトレイダーも多いことでしょう。

本日のセントラル短資FX(株)さんのコラムでは、年初から現在までの相場を振り返り、残された4ヶ月で何が出来るのか?を真剣に考えてみました 

このブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX バナー をクリックして是非お読みください! 
よろしく~

最後になりますが、このリンク をクリックして頂くと私が書いた全ての過去記事が読めますので、是非ご活用下さい 
[ 2011/08/26 16:35 ] 相場検証/予想 | TB(-) | CM(0)

今週のマーケット写真集

ジャクソン・ホール待ち、9月に入ってからのユーロ圏債務危機問題解決待ち
ちょっと一息入れましょう~

今週のマーケット 写真集 
(2回クリックすると拡大します)

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[ 2011/08/26 12:00 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

独大統領からの爆弾発言

ドイツの連邦大統領:ウルフ氏は昨日、ECBの加盟国国債買い入れプログラムは違法行為ではないのか?と爆弾発言  をしました。この発言を受け、本日メルケル首相は「ECBによる国債買い入れプログラムは正当な行為である。」と火消し役  に大忙し 

ドイツの連邦大統領という役職は、ある意味飾り物に過ぎないという意見があります。しかし何と言っても大統領は大統領、国家元首であることには変わりなし。今回の爆弾発言  が (ECBの国債買い入れプログラムに対する批判としては) 欧州でも最高位に当たる役職(大統領)からのものである事に加え、それがドイツから出たことも問題  です。

私もよく知りませんが、ドイツに於ける大統領権限のひとつとして、議会で成立した法律への署名を拒否出来ることがあります。大統領に拒否された法律は、独連邦法律裁判所で審査されるようです。連邦大統領職が創設されたのが1949年、現在までに合計8回の署名拒否の例があるそうです。今後ユーロ圏債務危機に関する法案が可決した場合でも、大統領がその内容に納得しない場合  今度は裁判所での審査待ちとなり、ユーロ存続に待った!がかかる危険性  が出てきたとも言えるでしょう。

*逆鱗  のECB?

この発言が出てからECBは一切コメントを避けているようです。たぶんトリシェ総裁は激怒  していることでしょう。

「こっちだって買いたくて買ってるんじゃネェ~んだよ、オッサン 。 俺たちがイタリアやスペインの国債を買い続けなきゃ、今頃とっくにユーロなんて潰れてるってこと、アンタ判ってんの?」 (トリシェ影の声)

ECBにしてみれば、ユーロ加盟国の国債買い入れプログラムはあくまでも’一時的’な措置であり、EFSFの機能強化が決定され次第、その仕事はECBからEFSFへバトン・タッチ  される筈です。とりあえず現在予想されているバトン・タッチ完了時期は、今年年末よりちょっと前。

*頭が痛い  メルケル首相

ウルフ大統領はメルケル首相率いるCDU出身。同じ政党出身者が、党首であり首相であるメルケル首相の決定に真っ向から批判した事は驚くに値すると私は思っています。

これは独紙からの受け売りですが、ウルフ大統領と言う人は人にケンカを売るような人ではなく、口数も少ない方だそうです。その人の発言がこれですから驚きますわ。しかし一部の報道では、大統領は自分の意見を言ったというよりかは、国民の声を代表して敢えてこの爆弾発言に踏み切ったとも言われているようです。

これが独紙に載っている大統領発言の一部。驚きます

"I regard the huge buy-up of bonds of individual states by the ECB as legally and politically questionable. Article 123 of the Treaty on the EU’s workings prohibits the ECB from directly purchasing debt instruments, in order to safeguard the central bank’s independence,"

“Solidarity is the core of the European Idea, but it is a misunderstanding to measure solidarity in terms of willingness to act as guarantor or to incur shared debts. With whom would you be willing to take out a joint loan, or stand as guarantor? For your own children? Hopefully yes. For more distant relations? -- ah now it gets a bit more difficult," 
"Perhaps we would stand guarantor if that was the only way to give the other person a chance to get back on his feet. … Even a guarantor can behave immorally if he is just putting off inevitable insolvency."

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[ 2011/08/26 00:02 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

明日のジャクソン・ホールでの演説

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[ 2011/08/25 22:37 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

日銀介入の正当性

今ままでずっと毎週金曜日に更新している「まね得」さんの連載ですが、先々月はじめから水曜日に変更となりました。引き続きよろしくお願いします 

今年の夏は本当にこれでもか!というほどマーケットは動き、ボラティリティー天国でした 
避難通貨の代表であるスイスと円も、金の高騰  と足並みを揃えるように高値更新の毎日。
そしてとうとう円が対ドルで史上最高値  をつけた直後、市場の予想通り日銀が円売り介入を実施しました。

私は今回の円売り介入はとことん整合性に欠けた断末魔介入であると思っています。本日のまね得さんコラムでは、どうして整合性に欠けたと私が思うのか?そしてスイスとの比較を紹介しながら次の介入実施メドを探って行きたいと思います。

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[ 2011/08/24 16:00 ] 相場検証/予想 | TB(-) | CM(0)

ドイツでの不協和音

この記事 で紹介したギリシャ第2次金融支援に対する担保提供を巡る亀裂問題。それがとうとうドイツ国内にまで拡大したようです。

*キリスト教民主同盟

私がここであらためて説明するまでもなく、メルケル首相率いる連立政権は、キリスト教民主同盟(CDU)/キリスト教社会同盟(CSU)が自由民主党(FDP)を組み入れて2009年総選挙後に成立しました。メルケル首相自身はCDUに属しています。

現在労働相を勤めるライエン女史もCDU出身。そのライエン労働相が爆弾発言  をしました。「ドイツも(フィンランド同様)ギリシャに対する新規(第2次)金融支援の見返りとして億単位の担保を要請すべきである。」もっと驚いた  ことに、具体的な担保内容として金やギリシャ国営会社の株などを挙げたそうです。

*慌てた  メルケル内閣

ライエン労働相の考え方が現在のメルケル内閣の意見を代表していると思われたらヤバイ  と感じた政府高官は、この発言が出るとすぐに「彼女の考え方はドイツ政府の共通した見解ではない」と一線を引きました。

そして火曜日の午後遅くになると、今度はCDUの古株議員が 「フィンランドだけでなく、ユーロ加盟国のどの国もギリシャへの金融支援の見返りとして担保差し入れを要請すべきでない。」 と発言。

それと時を同じくして、CDU副党首のオッサンは 「イタリアは国債を発行して資金調達するよりも、外貨準備として保有している金の一部を売却して資金を得るべきだ。」と余計なお節介  発言。

*9月7日に注意!

火曜日の昼頃だと思いますが、ドイツ連邦憲法裁判所は「PIGSへの金融支援にドイツが加担したことは違法」であるか否かに対する訴訟に対する判決を9月7日に発表すると声明を出しました。

この訴訟はユーロ大嫌いオヤジ5人だか6人だかが起したもので、この人達は1990年代にユーロ導入構想が出た時も訴訟を起しています。

この判決に先駆けて、ドイツ政府は違法でないと表明しています。

火曜日のグリーンスパン発言ではありませんが、ユーロ加盟各国間の不協和音  だけでなく、とうとう親方ドイツの内閣でも不協和音  が鳴り響き始めたようです。この先何が起きても驚かない  / 動揺しない  覚悟だけはしておいた方が賢明のようですね。

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[ 2011/08/24 12:15 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

バンカメ、買収の噂

今週月・火曜日とやぼ用が重なり全くマーケットが見られたなかった私。火曜日、やっと帰宅しニュースをチェックしていたら、あるわあるわ  ニュースの山  一体どの記事からブログで紹介してよいのか判らないくらいありました。

その中でちょっと気になってしまった米バンク・オブ・アメリカ・メリル(バンカメ)の株価急落 

*モゲージ関連問題で血祭り

私は本当に米国での出来事に疎い  ので詳しい状況は全くわからないのですが、ロイターなどの報道を読む限り、住宅ローン問題に関する和解について米連邦・州当局と争っている模様です。簡単に言ってしまえば、「お金払うかわりに訴訟回避させてくれたら、スッゴイ幸せ 」 という感じみたいです。ある法律家の見解では、例え今回和解が成立したとしても後日あらためて訴えられる可能性があるとしています。またあるエコノミストは、和解金を捻出するために資本増業に迫られる可能性を指摘しています。

つい2ヶ月前くらいまでは、同行株主達は「来年早々、配当金が支払えるまで体力が回復したようだ。」と  と胸をなで降ろしていたのが、まるで嘘のような展開。

*9月 $4プット・オプション大人気 

火曜日バンカメの株価は6ドル台で推移していますが、オプション市場では9月物ストライク4ドルのプット・オプションが大きく買われているようです。

それに加え、同行の株に対する債務保証コスト (クレジット・デフォルト・スワップ CDS)は、5年物スプレッド64bp拡大の435bpとなり、2009年3月につけたこれまでの過去最大水準の386bpを上回りました。

BoA.jpg

*オット~  買収の噂

まぁちょっとこれは行き過ぎの噂でしょうが、金融業界最高格付け  を誇るJPモルガン銀行がバンカメを吸収合併するという噂が立ってます、今。ゲ~~~~~~~~~   米代表株価指数S&P500は、この噂のせいなのかな?1120台から一気に1150台へ突入 。なんだ、こりゃ?

なんだかよく判らないままこの記事を書いているので、読んでいる皆さんはもっとわからないですよね... 
グリーンスパンさんの「ユーロは崩壊しつつある」 という発言で寝た子  を起された  市場ですが、危なっかしいのはユーロだけではないところが厳しいですよ、ホント 

最近マーケットの動きが難しすぎるというコメントをメイル・フォームなどを通じて頂く機会が増えました。今年はまだあと3ヶ月ちょっとあります。一緒に頑張りましょう~


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[ 2011/08/24 07:55 ] 米国関連 | TB(-) | CM(2)

ユーロ圏、新たな亀裂

さて今日も頑張るぞ! とPCをつけて チャートを調べていたら、突然スモーク・アラーム(煙警報器)が物凄い音を立てて鳴り始めました 。私は家族が呆れるほどガスや火に対して神経質。だから絶対に煙が立つことなどありません。あまりにうるさいし、どうやって止めてよいのか判らなかった  ので、家中を調べて廻ったけれど、やはり異常なし。1分くらいで音が鳴り止んだので   とし、早速原因を突き止めるためにGoogleしました。

そうして発見したのが、「煙のない時に警報器が稼動するのは、ほこり 又は バッテリーが切れ始めてきてる為」と書かれていました。バッテリーの交換なんてする気ない。ああいう電気関係のものは専門家にやってもらうと決めています。早速イエロー・ページをめくりあちこちに電話したら、2件目の会社が「たぶんバッテリー交換だけで済むから、そんなのは自分でやりなさいよ!」とそっけない返事。「自分でやりたくないから、アンタ うちに来てやってくれない?夜中にまた鳴り出したら睡眠妨害なので出来たら今日中に御願い出来たらもっと嬉しい 」と丁寧に頼んだら、「なんて不精な女なんだ...」という意味が含まれたため息が電話の向こうから聞こえてきて、「わかった。エンジニアーと連絡して10分以内に折り返す」と言って電話を切りました。

イギリスの「10分以内」は時として「これっきり掛かってこない」ことを意味する場合もあるので、あまり当てにしないで待っていたら本当に10分でかかってきたので驚き! 「やはり夜中に鳴り出したら大変だろうから、エンジニアーが行けるのは夜7時30分すぎになるけど大丈夫か?」と聞かれました。もちろんOK。少し高いけど仕方ないね

なんだか最近いろいろなことが身の廻りで起こる。皆さんもこういう経験ってありますか?私だけじゃないよね?

*ギリシャの担保提供を巡り揺れるユーロ圏

ギリシャへの追加支援を巡り、フィンランドがギリシャへの支援に対して担保を取ることを発表し、議論  をかもしています。

フィンランドが担保を取るなら、我が国も同様の措置を御願いします!と手を上げた  のはオーストリア、オランダ、スロバキア、スロベニア、エストニアの5カ国。特にエストニアはこんな状態が続くなら欧州通貨連合から離脱するかもしれないと怒りをあらわしている様子です。

フィンランドはギリシャ支援に対し一番消極的  であり、同国政府だけでなく国民からの反発も大きいので知られています。そして如何なる支援要請に参加する場合は、議会の承認が必要という特別な事情も相当影響していることと思われます。そして私は今まで知らなかったのですが、そもそもフィンランドがギリシャに対して金融支援をする場合は、ギリシャからの担保提供が必要条件となっていたそうです。その理由としては、フィンランドの金融機関はギリシャに対してのエクスポージャーが(他国と比較して)低いので、他の国と同様の条件で金融支援に動くのであれば、それ相応の担保を貰って当然という考え方 。 つまりフィンランドにしてみれば「当然でしょ!あんた達に文句言われる筋合いはないはず!」と我関せずの姿勢を貫いている状態。

しかしそれ以外のユーロ加盟国にとっては「どうしてフィンランドだけ特別扱いされるの?みんな同じ土俵でギリシャ救済するんじゃなかったっけ?」とフィンランドの抜け駆け的な措置に怒っています 。しかしフィンランド政府は「同国とギリシャ間で合意した担保差し出しは、別にフィンランドだけ限ったものではない筈。あんた達も担保が欲しいなら、ギリシャと個別で話し合ったらどうなの?」という内容のことをやんわりと伝えただけ。

この点についてギリシャ政府の誰かが「フィンランドへ担保を提供することでは合意している。しかしそれ以外の国とはそういう合意はなされていない。」と発言しこれ以上の担保差出を拒みました 

そうなると、もし「私も担保欲しい」と手を上げている  5ヶ国の上げた拳の落とし所が見つからなければ、ギリシャへの追加支援そのものがキャンセルされてしまう危険性  が出てきたことになります。実際にオートリアの財務相だか首相だかのおじさんは「フィンランドが意地になって担保差出を主張する限り、ギリシャへの追加支援構想は崩れるだろう。」と警告してます。

*トリプルA格のフィンランド

もしこの問題がこじれ、ユーロ加盟各国がフィンランドに対し担保を諦めろ!と脅したり、又は 担保問題がこじれてフィンランド議会がギリシャへの追加支援に対しNOを出した場合、フィンランドは支援から抜けます。ここで大事な事は、フィンランドは小国ですがトリプルA格の国である点だと思います。

今回の担保措置に対し文句を言ってるオーストリアもオランダもトリプルAです。もしフランスがトリプルA格を失ったりしたら、もうギリシャ救済するのはドイツしかいなくなるという計算。

*一つの声で話せない欧州

投資家にとって一番の悩みの種  は「欧州が一つの声で意思表示が出来ない点」であることを挙げています。先日のメルケル・サルコジ会談後の記者会見では「ひとつの欧州」「連邦化に一歩近づいたユーロ圏」  というイメージをあれだけ植えつけたのに、1週間も経たないうちにこの始末 

フィンランドの大手銀行幹部は「今回の担保差し入れ措置に対する他のユーロ加盟国の対応を見てから、本気でユーロという通貨が崩壊するかもしれないという危機感を抱いた。」と洩らしているそうです。

担保差し入れ問題が何らかの解決を見せない限り、ギリシャ追加支援はキャンセルされるかもしれない   暑い  9月になりそうです

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[ 2011/08/19 20:29 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(4)

モルガン・スタンレーの顧客向けレポート

私が見れる訳ないのですが、英FT紙に内容の一部が出ているので、その部分をご紹介します。

*GDP予想

・世界の経済成長率(GDP)予想  2011年 4.2%から3.9%へ、2012年4.5%から3.8%へ下方修正
(2011年と2012年あわせて1%のカット)

・先進国のGDP予想  2011年 1.9%から1.5%へ、2012年は2.4%から1.5%へ下方修正

以前より、2011年の先進国は格付けに直すと’BBB級の冴えない  景気回復’となるであろうと予想していたが、ここからの世界景気は以前予想していた以上にスムーズに行かなくなるだろう。

・新興国のGDPは先進国の不振の影響を受け、2010年の7.8%から2011年は当初予想の6.6%から6.4%へ、2012年は6.7%から6.1%へ下方修正。しかし新興国の過去20年間のトレンドとしてのGDP値は5.0%なので、平均値以上の景気回復の継続は可能とみる。当然ながら昨年のような力強い経済成長は期待出来ない

*米欧に関して

・米欧は非常に危険な  リセッション水域に近づいてきている

その理由として、緊縮度の強い財政政策と一部の政策ミス  を挙げています

*2008年との比較

・今回は2008年の金融危機とは違う。

その理由として 1)原油価格が落ち着いている  景気安定に貢献 2)世界の主要各社は芳醇なキャッシュを手元に持っている 3)健全な企業業績 

2008年と比較すると現在世界を取り巻く環境は改善しているものの、それだけでは先進国がリセッションに逆戻りしないと保証出来るだけの根拠とはならない

オット~~~~~~~~~ 

ごめんなさい 。上のところで ’’BBB級の冴えない回復’’ と私が勝手に訳した部分ですが、BBBには意味があることを発見 

モルガン・スタンレーによると、
BBB – Bumpy, Below-par and Brittle (不安定、標準以下、当てにならなくもろい) という事だそうです。
つまり以前同行が予想した景気回復よりも、現在のものはより不安定で(過去と比較すると)標準以下であり、あまり当てにならない回復となるであろう という意味のようです。

*GDP下方修正の根拠

1)経済指標
最近出てくる米欧の経済指標は常に落胆  させられる内容となっており、2011年後半は景気回復のモメンタムを失いやすいと予想される。そしてそれが2011年全体の経済成長率を低めに押さえる役割を果たすであろう。

2)最近の出来事
ユーロ圏債務危機  に対する欧州関係者の対応内容の乏しさと対応速度の遅さ、米国の債務上限引き上げ問題、この2つは金融市場を不安定にしたばかりでなく、企業や消費者の信頼度を下げてしまった。その結果、世界的な株安を引き起こしてしまい、ますます先進国の財政状態を悪くしてしまった。

3)米国リセッション懸念
今後6~12ヶ月の間にリセッション(対前年比で2四半期以上、連続してGDPが減少)入りする可能性が高まった。

米国の2011年前半のGDP平均値は前年比で+1.0%を下回った 。日本の大震災や高騰するエネルギー価格の影響もあるが、QE2が継続していた時期でもあるので、それらは相殺されてしかるべきであろう。
2011年Q3はもしかすると3%台の景気回復が期待出来るとする向きもあるが、その大部分は日本の震災の影響でQ2の間ずっとストップしていた自動車生産の再開などが寄与すると考えられる。一番心配  なのは特に明るい材料に欠けるQ4と2012年Q1のGDPである。

4)欧州の問題点
ECBによる2度に渡る利上げ、ユーロ圏ソブリン債問題、緊縮財政政策の重み、資金繰りも含めた金融業界に対する不安などが、ここからの景気回復に水を差すのは明らかであろう。我社の欧州チームによれば、今年後半の欧州景気は停滞気味となり、その傾向は2012年も継続されると見ているようだ。そうなると欧州全体の景気がリセッション入りする可能性が増す訳で、ユーロ圏債務危機に向けての対応もますます遅くなる可能性が出てきた。総合すると、我社の欧州チームは2012年の欧州全体のGDP予想を当初の1.2%から0.5%へと下方修正。米国もここから大変な時期に差し掛かるが、世界の中で一番弱みを握られているのは欧州であると当行は考えていることも付け加えておこう。

こんな感じですかね..... しかし翻訳って難しいですね。

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[ 2011/08/19 07:00 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

激動のマーケット

毎月一度カイロプラクティックの先生が自宅に来て整体をしてくれます。整体後はシャワーやお風呂に入れないので、一足お先にジムに行って運動、サウナ、ジャクジーに入り先生が来る予定の1時間前に帰宅。PCをつけたらドル高、金爆騰、株大幅下落が目に飛び込んできました。
先ほど治療を終わり、今まで何がきっかけでこのような激しい動きになったのか調べていたのですが、一体何なのでしょうか? 

勝手に想像を働かせると

米モルガン・スタンレーが「世界的な景気減速懸念」に関して顧客向けのレポートを出した

その内容は「米欧の景気減速が激しい」というものらしい

ユーロ圏は特に1)ECBによる利上げ 2)ソブリン債懸念 3)緊縮財政政策の重み 4)金融業界に対する不安
これらが混同して、ますます景気減速を悪化させる可能性が出てきた

これを受けて欧州各国の株式指数が大幅下落。特にドイツDAXは私が家を出る時のレベルは5850近辺でしたが、一旦5530近辺まで下げ現在5650まで戻すという乱高下

欧州株下落と共にユーロも下落

金高騰

欧州株下落が米株式指数下落を引き起こす

安全指向の動きが加速し、米国債が買われる。10年国債利回りが2%を割る

つい先ほどスイスが50ポイントくらい跳ねたので介入の噂が出ているようです。

こんな感じかな?

今回のマーケットの乱高下に関して CNBCキャスター同士が激突 し、マーケット参加者の話題にのぼっています。

モルスタの顧客向けレポートに関しては英FT紙に一部だけ載っているようなので、これから調べて別途記事にします。

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[ 2011/08/19 00:14 ] マーケット | TB(-) | CM(4)

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[ 2011/08/18 18:32 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

止まらないインフレ懸念

ガ~~~ン! 昨日すごい恐い目にあってしまいました。夕食を食べ過ぎてしまい、座ってテレビを見ようとしたら吐きそうになるくらいの満腹感を覚えてしまう始末。仕方ないので夜9時すぎにもかかわらず娘と一緒に近所へ散歩に出かけました 。つい数週間前までは夜9時でも明るかった  のですが、最近はもう真っ暗 

食べてすぐに歩いたせいか、15分くらい歩いた後に娘がわき腹が痛い  と言い出して歩道で立ち止まりました。その時道の真ん中を白いバン(丁度救急車くらいの大きさ)が走りぬけて行くのが見えました。何かの配達にしては時間が遅すぎるので仕事が終わって帰宅する人だろう と思いながら何気なく車を見送りました。するとその車は50メートルくらい先まで走りすぐにUターンをし、私達が立っている歩道の10メートルくらい先まで進んでそこで停車。もしかしたらその角の家の住民なのかな?と思っていたら、スルスルとリバースして私達が立っているすぐ近くで停まりました 。あまりにも私達のすぐそばに停車したのと、一連の行動が怪しげ  なので、私達2人は怖くなってしまい直立不動の状態 。運転手だけなのか助手席に誰かいるのかもわかりません。誰も降りてこないところを見ると、この近くに住んでいる住民ではないのは明らかです。それにその大型バンを見かけたこともありません。

私と娘は直立不動姿勢からダッシュ  して逃げようと試みましたが恐くて足が動かない。たまたま携帯を持っていた娘は男の子の友達にすぐ電話して状況説明。その間も車から誰かが降りてくるのではないかと恐くて恐くて.....  電話に出た男の子は「大型バンの後ろドアの近くには絶対立つな。そこのドアがバッカリと開いてお前達両方とも連れ去られてレイプされて殺されるぞ」と言ったのです。OMG 

私はもう年を取っているので諦めが付いたとしても、娘が気の毒になりました。犬じゃないけど走ると逆に相手の気持ちを逆撫でしそうなので、早足で家に向かって歩き始めることにしました。歩きながらも「後ろから車の音がしたらどうしよう?ハイブリッドだったら音なんかしないよ」と小声で議論しながらようやく自宅から2分くらいのところまで来ました。ここまで来れば知っている人の家があるので一安心と思いきや、家の中は真っ暗 。やっとうちに通じる角を曲がった途端、ロンドン・オリンピックに出場出来るくらい速く走りましたよ 。命かかってるもん.... 

*電車賃・定期代値上げ発表

この記事で 政府が断行している歳出削減策の一環として電車運賃・定期代の値上げ率が大幅にアップされることになったとお伝えしましたが、とうとうその数字が昨日出ました。今までは毎年7月のRPI(小売物価指数)プラス1%の値上げ幅  2012年からRPI+3%へ  昨日発表された7月分RPI率は+5.0%なので2012年の値上げ率は8%。

こちらのサラリーマンの賃金上昇率は2%台、定期代は8%アップ、挙句の果てに通勤に掛かる交通費は自分持ち 。やってられません。もっと気の毒なのは、運賃に対する規制がない非規制鉄道を使用する通勤者達。一番高い値上げ率は確か13%  だったと記憶しています。

一回きりの値上げでも厳しいのに、これが毎年続くんだからイギリスって住みにくい場所だというのがよく判って頂けるかと思います。




通勤者からの反応

*ガス・電気代値上げの嵐

8月から10月にかけて英国6大ガス・電気供給会社のうち、5社が値上げに踏み切ります。会社によっては今年2回目の値上げとなります。具体的な値上げ率を紹介しますと

8月1日よりスコティッシュ・パワー
ガス代 19%、電気代 10%

8月18非よりブリティッシュ・ガス
ガス代 18%、電気代 16%

9月13日からE.ON
ガス代 18.1%、電気代 11.4%

9月14日からSSE
ガス代 18%、電気代 11%

10月1日からNpower
ガス代 15.7%、電気代 7.2%

昨年の大雪の時、100年ぶりの激寒を体験した私達。しかしどんなに寒くても暖房代を払えないので凍えながら生活を強いられた Fuel Poverty と呼ばれる人達が社会問題となっていました。その時から既に30%近く値上げした会社もあります。今年の冬はそういう人達にとってはまたしても厳しい冬となりそうです。



そしてこれらの値上げが、英中銀キング総裁や四半期インフレ・レポートで繰り返し述べられている 「英国のインフレ率は年後半に5%に突入し、その後下がってくる」と力説する根拠となるのですね。

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[ 2011/08/18 07:16 ] 経済 | TB(-) | CM(3)

驚きの英中銀政策理事会議事録

おはようございます 

実は今年11月末に2週間の予定で日本へ一時帰国することが決まりました。まだまだ先の話しですが、日本滞在中の予定が少しづつ埋まりはじめました。

いつも帰国するのは桜の季節の春  か、荷物が少なくて済む夏  と決っています。その意味では今回の一時帰国は1988年渡英以来初めての秋  の帰国となります。美味しいものがたくさん食べられるかな? 

ここで御願いがあります 
人間ドックに入りたいのですが、全くどこから手をつけてよいのか分かりません。もしこのブログをお読みの方で’’お医者さん’’とか’’人間ドックなら私に任せてください、いろんな情報知ってます!’’という方がいらっしゃいましたら、コメント欄を通じていろいろ教えて頂ければ幸いです。

*英中銀金融政策理事会(MPC)での出来事

先ほど8月の英中銀MPCに於ける投票結果が発表されました。予想は先月同様、利上げ 2名 対 据え置き 7名 というもの。しかし驚いた  ことに、頑なに利上げを主張していた理事2名 (WealeさんとDaleさん)が今月は「据え置き」に票をいれ、9名理事全員が「据え置き」となったことが判りました。これは2010年5月以来の出来事で、個人的には記念すべき決定  というか、相当英国も泣きが入って来た  んだろうな...というのが率直な感想です。
BoE Weale, Dale
全然金利に関係ないですが、この写真のWealeさん、賢そうな顔してると思いません?日本で言えば’’東大主席卒業、挫折を知らない人生を独り占め  ’’というイメージがします。

ええと、それはさておいてと....

政策金利に関しては9名全員が据え置き。そして量的緩和策の枠組みに関しては、8名が据え置き、Posen理事はあいかわらず500億ポンドの増額に票を入れています。議事録によると、増額には票を入れなかったが、かなり増額の必要性を感じ始めてる理事が出てきた模様であることが感じられます。

これにより、英国の金利上げは「数年後」になるのではないか?という見方が出始めました。 この記事 でも触れましたが、英国はインフレ率が5%近くにまで上昇するという懸念があるにもかかわらず、景気減速の影響を危惧し、今年に入ってから利上げ観測が急速に後退しました。本日の議事録でもそれがはっきり感じ取れます。

*Q3GDP+0.75%予想

英中銀は2011年Q3GDP(前期比)予想を+0.75%へ変更。5月の時点では+1.0%予想だったので若干の下方修正となりました。

CPI率に関しては2011年Q4ni+4.98%とピークを付け、2013年Q2には+1.71%まで下がるという予想になっています。

8月の四半期インフレ・レポートで英中銀がGDP下方修正に動いた事は この記事 で書いていますので、お時間が許せば再読頂けると幸いです 

*利上げ派がいなくなった理由

これはあくまでも私個人の意見ですが、8月のMPCが開催されたのは8月3・4日です。この両日は米国の格下げ  そしてユーロ圏では債務危機がイタリアやスペインにまで拡大  しそうになり、世界中の株価が一斉に大暴落  した時に重なります。

英国の代表的株価指数:FTSE100を見ると、昨年9月にやっとこさ越える事が出来た5,500台をあっさり下抜け  したのが丁度MPC開催時に重なっています。そしてMPC開催時の1週間ほど前に英Q2GDPはたったの+0.2%しか達成出来なかった  ことが確認されてもいます。

今後ユーロ圏債務問題の解決の目処がついたり、英経済成長率が確実な上昇に転じない限り、英中銀は量的緩和の増額に踏み切る可能性が徐々に高まります。大丈夫なのか、イギリス?

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[ 2011/08/17 20:03 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(11)

独仏会談、3つの危機を救えるか?

今ままでずっと毎週金曜日に更新している「まね得」さんの連載ですが、先々月はじめから水曜日に変更となりました。引き続きよろしくお願いします 

昨日パリで開催された独メルケル首相・仏サルコジ大統領会談。市場関係者の関心は「ユーロ共同債構想」の一点に絞られていました。

本日のまね得さんのコラムでは、昨日の会談で発表された内容について、私なりの考え方を書いています。かなり長い文章となりましたが、一生懸命に書きましたので、どうぞお読み下さいね~ 

このブログ右上にある まね得連載のバナーをクリックして是非お読みいただけると嬉しいです 
[ 2011/08/17 16:30 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

メルケル・サルコジ会談記者会見を待つ

2時間以上前からスタートした独メルケル首相と仏サルコジ君との会談。
議題は「ユーロ共同債」導入と思われていましたが、直前になって変更されたみたいです。

ユーロ圏債務問題は既に世界危機  になってしまいました。

ギリシャ債務危機が発生した当初は問題点は「財政危機」だけでしたが、最近になってイタリアやスペインまで飛び火 が拡大し、フランスの格下げ問題にまで発展してしまった現在、「経済、財政、金融」全般に危機感 が漂っています。債務危機に陥った加盟国の数が増えただけでなく、欧州が直面する危機対策の数も増えてしまいました 

明日のまね得さんのコラムでこの会談について詳しく書きますね。待ってて下さいね 

とりあえず両者の記者会見が当初予定より30分早めに行われると発表されたみたいです。
あと8分だ。早くしてくれ~

3時間ほど前に、英ブラウン前首相は「ユーロの枠組み再編成か?崩壊か?」と警告  しました。

まだ起きて待っていらっしゃる方、ご苦労さまです。

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[ 2011/08/17 00:52 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

欧州プレミアム再燃となるか?

先週のフランス系やイタリア系銀行株の暴落  と平行し、カウンターパーティーリスクの指標となる3カ月物のLIBOR金利(ロンドン銀行間取引金利)が上昇  しています。
Libor Aug 11

*貸し渋る  アジア系銀行

先週のインターバンク間での資金の貸し借りでは、フランス系銀行に対する貸し渋りが見られたとされています。特にその傾向はアジア系銀行に目だったようで、ジャパン・プレミアムならぬ「欧州プレミアム」の登場となった模様です。

ユーロの存続の危険性 、ユーロ加盟国の格下げ懸念 、ギリシャに対するエクスポージャーが一番多いフランス系銀行の衰弱さ などを懸念し、特にフランス系銀行が資金繰りに困っているのではないか?という心配が出ています。フランスだけではないでしょうが、資金繰りに窮した欧州系銀行は唯一の救世主である欧州中銀(ECB)に頼る以外ありません。その結果、ECBの貸し出し額は先週木曜日に490億ユーロ、そして金曜日には534億ユーロへと増大

*過去にも起こっている欧州系銀行への貸し渋り現象

今回はフランス系銀行が対象でしたが、昨年春にギリシャ債務危機が表面化した時に、今と全く同じ現象が
欧州系銀行全般に対して起こりました。

この過去記事では 1990年後半に山一證券が倒れた時に日本の銀行に課せられたジャパン・プレミアムについて書きましたので、お時間があれば是非お読み下さい。

*先週火曜日の出来事

米国の株式指数が600ポイント下落し、翌日には400ポイント上昇するという非常事態が起こっていた先週、欧州株式市場でも記録的な現象が確認されています。それは先週火曜日に欧州株取引き高が過去最高記録を更新   取引回数は150万取引、28億株の取引が成立したそうです。

これからも分かるように、先週の市場では 世界規模の「マージンコール」がかかったとも言えるのかもしれません。

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[ 2011/08/15 20:45 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(2)

今週の注目点: メルケル・サルコジ会談

今週の注目点はズバリ 火曜日にパリで行われる独メルケル首相と仏サルコジ君会談でしょう。

*2つのユーロ債構想

まずひとつは長い間ずっと語り続けられてきた「ユーロ圏共同債」構想です。
これはユーロ加盟17ヶ国が1つのソブリン債を発行する  財政赤字垂れ流し国と真面目で勤勉な国とが同じ金利で債券が発行出来る  垂れ流し国にとっては国債利回りが低くなる  PIGS各国は低い金利で資金調達が可能となる  ユーロ圏は金融/財政両面からの統合が強化される

タイムス紙日曜版に載っていたもうひとつのユーロ圏共同債構想は、全く異なったものとなっています。
それはユーロ加盟17ヶ国全部が所謂’連帯責任者’となり債券を発行  ギリシャやポルトガルのように金融支援要請国が出た場合、この債券を発行してその資金に充てる というもの。

個人的にはこの  ユーロ圏債構想とEFSFとは、どこが違うんだかよく理解出来ません 

とりあえずこの記事によると、火曜日の両者会談後2週間以内にEU緊急サミットが開催される予定だそうです。



記事を書いている間に、ドイツ政府報道官が「火曜日の会談ではユーロ圏共同債」についての協議は行われない  と発表しています。しない訳ないだろう と思ってますが、私は..... 脇が甘いかね?

報道官の話しでは、火曜日の会談では’’7月21日のEUサミットで協議された内容’’について、更に協議する となってます。週末の報道では、ショイブレ財務相、そしてメルケルさんの連立政権の相手党のオッサンがとことん共同債構想に対して反対  を表明していました。噂によると、メルケルさんご自身はユーロを救えるのであれば、共同債もやむを得ないかもしれない  という方向へ徐々に傾きつつあるとか?

あとやはりタイムス紙日曜版に載っていた「ドイツ街角インタビュー」的な記事では、ユーロ存続に対するドイツや欧州各国の対応のまずさ、そして自分達の年金に使われる筈だったお金をギリシャなどの救済に廻している現状に対し、嘆いている  内容が目立ちました。

*ソロスさんが吼えた 

ソロスさんがユーロ存続に関して週末に吼えました。内容としては

・ユーロを存続させたいのであれば、ギリシャとポルトガルは’ユーロから秩序ある離脱’の必要性あり
・ギリシャに関しては、ユーロ離脱だけでなくEUからの離脱も必要
・ポルトガルもEUからの離脱の可能性を残している
・残りのユーロ加盟国は「ユーロ圏共同債」導入すべき
・共同債導入の順序や規則はドイツが責任を持って設定すべき
・ソロス氏はユーロに対してアゲインスト(=ユーロをショートにするという意味だと思います)になるような賭けはしていない
・その理由は、中国が米国ドルに替わる投資通貨としてユーロに多大な興味を持っているため ⇒ 中国はユーロ存続に対してどんな手助けでもするであろう
・金融市場には不透明感が増している。それが今回の危機を引き起こした
・ユーロ圏加盟各国の政府は問題解決の為に正しい方向へ歩みだした。しかし市場を安心させるまでには至っていない

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[ 2011/08/15 19:43 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

英中銀インフレ・レポートと格下げリスク

昨年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりましたセントラル短資FX(株)さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、4月より隔週金曜日に マーケット・ビューでも連載させて頂く事になりました 

今週水曜日に英中銀は四半期インフレーション・レポートを発表しました。世界中がユーロ圏と米国の債務問題で右往左往  しており、ポンドは完全に蚊帳の外通貨になりさがっているので  気が付かなかった!  という方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかしこのレポートで書かれている英国の経済成長率(GDP)下方修正は、将来英国のトリプルA格付けの格下げリスクに直結する可能性があります。GDPの下方修正と格下げがどういう形で結びつくのか、じっくりお読みください。


このブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX バナー をクリックして是非お読みください! 
よろしく~

最後になりますが、このリンク をクリックして頂くと私が書いた全ての過去記事が読めますので、是非ご活用下さい 
[ 2011/08/14 12:03 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

Scumbag

ロンドン暴動が起こってこの週末で1週間が経とうとしています。
防犯カメラなどに映し出された映像を追って、警察や機動隊の人達は暴動に加わった人達の逮捕に全力を挙げています。
この映像は逮捕された人のアパートから、数々の盗品が発見された模様を報道しました。


そしてこれイギリス中を唖然  とさせた映像です。キャメロン首相もこの映像を見た直後の記者会見の席で怒りと嘆きを素直に表現していました。私もこれを見て腸が煮えくり返った事は今更ここに書くまでもありません。



立つ事も出来ない怪我人に対し、助けてあげる振りをしながら怪我人の鞄から貴重品を盗む。こいつの親を見たいですよ、全く。人間のクズ以下。

いつかこのブログでも書いたかもしれませんが、敢えて繰り返し書きます。

働くより政府からの保護手当てを貰った方が収入が多いという全く理解しがたい福祉政策の影響、そういう人に割り当てられる無料に近い住宅施設、そして犯罪に対し他国より刑罰が甘い英国の弱点ががこういう形で現れたのかもしれません。こういう手厚い福祉政策は今に始まったことではなく、何世代にも渡ってその制度を享受してきた人達がいます。

学校は無料で当たり前、医療も無料で当たり前、政府からの保護を受け取る人は薬代も無料。なにもせずに権利ばかりを主張する人達

何世代にも渡り政府の保護だけで生活してきた世帯は、親が働く姿を見たことがないまま成人します。当然その子供達も保護を受け取るのは当然!として成長する。そしてまたその子達が親になり同じことを繰り返す。そういう人達の中には犯罪に手を染める人達も多い。そうでなければ、家にいるよりも朝からパブに行き一日中お酒を飲んで生活している人達も多い。

以前こういう人達を特集したテレビ番組があったのですが、そういう世帯の子供達は学校へ行かない。そして同じ境遇の子供達が集まり、あまりにもやる事がなく暇なので近くの家に放火して時間を潰す。親はパブに行って留守なので、誰からも叱られない。子供にしつけをするのは親の責任という感覚がない。そういう家庭でもまだ父親がいる人はましなほうで、片親か、又は父親は刑務所に出たり入ったりしているという世帯が多い。そうやっているうちに、そういう人達は人生は何か?とか生きていく価値や目的などを全く考えずに生活するようになる。

私は渡英前に’イギリスには階級制度が未だに歴然と残っている’という事を本で読んだので、それなりの覚悟はしてきました。そして想像していた以上にその差が激しいことも学びました。

しかし今回の暴動で最年少9歳の少年や11歳の女の子が暴動に加担し、お酒を盗むなどの行為をはたらいたことを知り、開いた口が塞がらないだけでなく、一体この国の将来はどうなっているのか心配になってきたところです。

今日唯一 とする記事を読んだのですが、先ほどテレグラフ紙を読んでいたら、地方に住む15歳の少年が暴動のどさくさにまぎれ何かを盗んで家に帰ったのを母親が見つけました。その母親は自分の息子であるにもかかわらず、彼を警察に連れて行き自首させたそうです。18歳の女の子はやはり壊れたお店に入り5点の衣料品を盗んだそうです。しかし良心の呵責に責められたのか、自分で警察に出向き自首したそうです。

まだまだ暴動がらみの話しは尽きません。

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[ 2011/08/12 23:10 ] イギリスでの生活・食事等 | TB(-) | CM(8)

今週のマーケット

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[ 2011/08/12 18:39 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

イタリア、フランス株式空売り禁止の噂

イタリアの日刊経済紙Il Sole 24 Oreで「イタリア証券取引委員会(CONSOB)が木曜日夜、緊急会議を開く」と報道しているようで話題を呼んでいます。

皆さんがこの記事を読む頃には既に会合内容がはっきりしている筈ですが、私が記事を書いている現在(東京時間金曜日午前2時過ぎ)の時点では何もわかっていません 

オ~! 先ほどから米CNBCテレビが「イタリア証券取引委員会は株式の空売り禁止を発表するのではないか?」というニュースを流しているそうです。そしてそこでは「たぶんフランスも同様の措置を取ると推測される」 とも付け加えている様子。

もし空売り禁止となった場合、普通の空売りなのかNaked空売りなのかは意見が別れるところです。

*普通の空売りとNaked空売りの違い

一言に 空売り と言っても2種類あります

1)普通の空売り (Short Selling)

株主から株式を借りてきて それをマーケットで売る行為

現物ロングを持っていないけど、プライスが下がると思うので売りから入りたい場合は、対象株/債券を借り入れる  それを元にショート・ポれジションを建てます。これが普通の空売りです。この場合、年金基金、生保などの機関投資家は様々なアセットを保有しているので、そこが株式の貸し手となります。借りる側は借り賃を払いますので、機関投資家も手数料収入が得られます。思惑通りプライスが下がったら、下がったところで利食いして、借り入れていた株/債券を元の持ち主に返却します。

2)ヤリヤリの空売り (Naked Short Selling)

対象株/債券を機関投資家から借りずに、ただやみくもに売りまくる  のがNaked空売り。ちまたではヘッジファンドなどが利ざや稼ぎの投機的な取引する場合、このNaked空売りという手段を使うと言われています。

*手放しで喜べない空売り禁止令

今週に入ってから既に韓国、ギリシャ、そしてトルコの3カ国が空売り禁止令を発動しました。もしイタリアとフランスも同様の措置を取るのであれば、空売り禁止令ラッシュ  です。これと全く同じことがリーマン・ショックの起こった2008年9月に起こってますね...

過去の経験から言えば、空売り禁止令が発動されると株価は更に下落します。

空売り禁止 Aug 11
このチャートはPIGS3ヶ国  ギリシャ(2010年4月に行った空売り禁止)、ポルトガル(2008年9月)、アイルランド(2008年9月)、そして米国 (2008年9月)の空売り禁止後の株価推移を示したものです。

どの株式指数も例外なく禁止令発動以降、下げ足を速めています。

ポルトガル、アイルランド、米国はリーマン・ショック後の混乱の中での空売り禁止令発動となったので、「そりゃ、リーマン・ショックがあったんだから株価が下がって当たり前。禁止令の発動と株価下落は全く関係なし!」という意見があって当然ですが、冷静に考えればそもそも「禁止令を発動しなければいけないほどの問題が金融市場を襲っている」から禁止しなければいけないんです。だから下がるのはある意味当たり前とも言えるでしょう。だったらどうして空売り禁止するのかって、私に聞かないでね....

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[ 2011/08/12 07:00 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(4)

イギリス全体に拡大した暴動

世界中を騒がせているロンドン暴動の様子を この記事 でご紹介しました。この記事を書いた翌日くらいから、暴動はロンドンだけでなくイギリス全体に拡大しています。

今回の暴動を深刻に受け止めたキャメロン首相、ジョンソン・ロンドン市長は夏休みを中断してイギリスに帰国。
キャメロン首相は帰国早々、夏季休会中の議会を木曜日に臨時招集すると発表。そして同日にCOBRA部隊と度重なる会合を開きました。

*COBRA部隊って何?

日本では馴染みがない名前かもしれませんが英国でCOBRAの名前を聞くという事は緊急中の緊急事態発生という意味  国民が不安と恐怖を感じる瞬間です。

このCOBRAという名前は Cabinet Office Briefing Room A のそれぞれの頭文字を並べたもので、日本語に訳すとしたら内閣官房会議室A となります。通常COBRA会議は首相官邸の中にある「内閣官房会議室A」という部屋を使って行うようですが、起こった事件の緊急度によりCOBRA会議に出席する人達の人数が変化するので、必ずしもこの部屋だけを使用するとは限りません。COBRAは英国が国家的危機に直面した際、その危機への対処を主導する英国を代表する緊急事態対策委員会  別名をテロ対策本部 とも呼ばれる事があるようです。

一番最近COBRAの名前を耳にしたのは、この事件が起きた時 でした。

*イギリス暴動

ロンドンからイギリス全土に拡大した暴動。ロンドンで起こっていた時は暴動に加わっている人達はほぼ例外なく有色人種の人達でした。しかしロンドン以外の地域で起きている暴動には、政府が断行している超緊縮財政政策の煽りを真っ向からうけ失業した白人やただ単に暴力が好きな白人も参加しているようです。

よく話しをするイギリス人のトレイダーとメイルのやりとりをやっていた最中に今回の暴動の話しが出ました。そしてその人も私と全く同じ考えでしたね......


今回の暴動は人種/宗教/文化面で「差別されている」という被害意識をずっと心に抱え込んでいた若者の鬱憤晴らしの場となってしまっているように思います。私が渡英した1980年代から1990年代初期の頃は「差別」の対象と言えば黒人というよりかは「インド人」だったように思います。

それが欧州統合により欧州域内の移動が簡素化されて以来、イギリスで「差別」されるのは東欧の人達に照準が変わってきました。それじゃ昔差別されていたインド系の人達はどうなったのか?といいいますと、彼らは勉強に励み (政界以外} あらゆる分野で頭角を現してきました。特に最近の医療関係、特にお医者さんは’インド人以外目にしない’と言っても過言ではないほどインド系のお医者さんで占められています。

黒人の人達がこの国でどれくらい差別されていたのか私には詳しく分かりませんが、インド人に対する差別用語は今でも耳にしますが、黒人を対象としたアメリカ的な差別用語は少なくとも私は耳にしたことがありません。

ですので、今回のロンドン暴動に参加している若者のほとんどがフードを頭にかぶって顔を隠した黒人の人達だったことを知って非常に驚いてしまったのです。もちろん暴動が起きた地域は有色人種のるつぼと言っても過言ではない地域なので、たまたま暴動に加わったのも地域住民の人達になってしまったのかもしれませんが、別にこれらの街に住んでいるのは黒人の人達ばかりでもないので、一体どうしちゃったんだろう?と今でも首をかしげています。

*ロンドン最大のシッピング街での出来事

私が住んでいるところは全く被害はなく普段を変わらない生活をしていますが、車で7分くらい移動すると道路の一部閉鎖とか、スーパーマーケットがバリケード張りしてしまい中に入って買物が出来ないなどの不便が生じているようです。

うちの娘がたまたまロンドン中心部、オックスフォード・サーカスでアルバイトしています。あの周辺も暴動にあって商店はメチャクチャにされました。先日たまたまその付近のお店で買ったセーターのサイズが合わないので交換しようと思って仕事が終わってからそのお店に行ったら、夕方5時であるにもかかわらずお店を木の板のバリケードで囲み既に閉店していたそうです。若者向けの高級衣料品チェーンなのでバリケード張りにはさすがに驚いたようです。

暴動が起こった当初は警察に射殺された青年を偲んで...という目的で始まった暴動だったようですが、もう今は完全にフーリガン化してしまいました。やはりこれもうちの娘が自分の眼で見た光景ですが、オックスフォード・サーカスにあるデパートのガラスを全部割って、黒人の人達が中のものを盗んでいたそうです。それだけでも驚くのに、普通の通行人の中にもそのデパートに入って衣料品を抱えて出てきて、取材をしているテレビカメラに向かってピースマークをして普通に歩いて去っていった人達が結構いたそうです。恐ろしいというか、モラルも価値観も完全に崩れてしまいましたね、この国は
London riots
この写真は今回の暴動の被害を写したものです。最初の写真は店内の商品を全部持っていかれた靴屋さん。2枚目のものは、今回の暴動に参加した人達の特徴であるフード被りの若者達、最後のものがデパートのガラスを割って中の商品を盗む若者達。説明がなければセールに急ぐ消費者にも見えます。

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[ 2011/08/11 23:12 ] イギリスでの生活・食事等 | TB(-) | CM(0)

カリスマ・サルコジ君もお手上げ

またまた欧州株、特に金融関連株が下落  し始めました。早速ドイツ株式指数(DAX)を売ろうと思ったら、ブローカーの画面のプライスが今朝から動いてない 。さっきから問い合わせをしていますが、未だに固まったままです 

*フランス格下げの噂

このすぐ下の記事で少し書きましたが、先週末アメリカが格下げされた途端「次の標的」  とされたのがフランスでした。週明け早々フランスの話しで持ちきりだろう!と思っていたのですが、結局週半ばまで持ち越しだったようです。どうしてフランスが狙われたのか?を考えてみましょう。

*公的債務残高対GDP比が鍵

標的  にフランスの名前が挙がった背景には公的債務残高対GDP比があったようです。

ユーロ統計局によると、2010年の世界主要国・公的債務残高対GDP比は以下のような順番になります

1.日本 225%
2.ギリシャ 144%
3.イタリア 118%
4.ベルギー 99%
5.アイルランド 94%
6.フランス 84%
7.ポルトガル 83%
8.ドイツ 78%
9.英国 76%
10.米国 65%
11.スペイン 63%
世界平均 59%

格付け最高位の「AAA」 (トリプルA) 格付けを受けているユーロ圏加盟国の中で、最も多くの債務を抱えているのがフランス 。 そしてフランスの公的債務残高対GDP比は格下げされた米国よりも高い!  もし米国が格下げなら、フランスも格下げされて当然だろう!というのが主な理由。

*債務残高にも注目 

既存債務残高の多さも、フランスが米国の次の標的  にされた理由のひとつに挙がっています。

現在、既存債務残高が多い国は 米国  日本  イタリア  フランスの順になっています。ちなみにフランスの既存債務残高額は推測ですが1兆7,000億ドル相当。

これら4ヶ国を、今度は海外勢による国債保有比率が多い順に並べ替えると
フランス (38%)  イタリア (24%)  米国 (21%)  日本 (2%)となっているようです。 
(米国のこの数字って本当なのかな?)

*フランス系銀行株、ボロボロ
Italy spain yield Aug 11
このチャートの上に3つ並んでいるのは、仏3大銀行の過去1ヶ月の株価推移です。メチャクチャ売られているのが分かりますね 。 イタリアの銀行株も売られていますが、フランスの場合はPIGSに対するローンや国債保有率が高いため、収益が相当悪化するのではないか?という懸念を先取り。

サルコジ君は休暇を切り上げ、昨日08:00GMTから主要閣僚と中央銀行総裁などを呼んで緊急会合  を開催。会合終了後には、財務相と経済相を個別に呼び、仏銀行株の下落を是が非でも食い止めるために市場の信頼を得られるに値する「追加赤字削減策」を1週間以内に作成する  という義務を課せたようです。

しかしその会合が開かれようがサルコジ君が何を命令しようが、フランス3大銀行株やCDSは悪化するのみでした。

昨日の午後になると、仏ソクジェンの会長だか誰か知りませんがとにかく偉い人が「当行のPIGS各国に対するエクスポージャーは市場が恐れているよりずっと小規模である。当行の7、8月の収益は強い数字となっており収益面で問題はないことを保証する。」と発言。

この記事 でも書きましたが、世界を動かしているのは’マーケット’であることを痛感させられた一日となりました。

*ECBの国債買入れプログラム継続中

上に貼ったチャートの下2つは、イタリアとスペイン10年物国債イールドです。一時は7%突入か  と思われた利回りもECBの買い入れプログラムのお陰でとうとう5%を割れるまで下落しています 

つい1時間前くらいに伊トレモンティ財務相が、ECBが実施している自国の国債買い入れの対価として求められていた「赤字削減に向けての具体策」の一部を発表していました。そこには労働市場改革、年金改革、脱税者に対する罰則の強化などが含まれているようです。

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[ 2011/08/11 20:07 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

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