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アメリカについて

昨日ずっと待ちに待った心臓専門病院  に行って来ました。私はてっきり「専門医」と一対一で診察をしてもらえるものとばかり思っていたのですが、全然違いました 。 実際に行われたのは心臓のCTスキャン。私 このCTスキャンというものを体験したことがない  のですが、4名の技師がスキャンの部屋にいて簡単な説明をしてくれました。心臓をハイライトし見やすくするために血管から3種類だか4種類の液体を入れながらスキャンが継続するのですが、3種類目の液体が入ってからしばらくすると大量の失禁か! ? という感覚におそわれ、ドキドキ  しました。説明時間も含めると30分くらい掛かったと思います。終了直後女性の技師の人が「失禁感覚があったかもしれないけど、大丈夫だから安心してね」と言ってくれたので  病院の予約連絡の手紙の中に「予約4時間前からはお水以外のものを口にしないで下さい」と書かれてあったこと + 病院についてから心臓病の急患が立て続けに運び込まれた  こともあり、結局2時間も待たされて空腹の限界に達していたこと + なんだかわからない液体を血管から入れられたことが重なり、終わったあとも気分が悪くしばらく椅子に座って地味にしていました。結果は2週間少しかかるとのこと。

やはり昨日のこの経験を経て決心したことは、出来る限り早いうちに日本に一時帰国して「人間ドック」というものを受けよう  ということでした。1988年渡英後、一度も自分の体の「本当の状態」を知らずに今まで来ました。イギリスの医療は日本とは違い、どこか悪い症状が出てはじめて検査をしてくれる、’予防的検査’というサービスがない国です。やはり私くらい年を取ってくると、そしてこれだけ神経を使う仕事  をしているのであれば尚更 「自分の体の現状」を知ることの大切さを実感したのです。

私が病院の待合室でドキドキイライラしながら自分の順番を待っている時、ムーディーズは「米国格付けを最上級から引き下げ方向で見直す!」と発表していました 。格付け大手3社のうち、S&Pは今春に米格付け見通しを「ネガティブ」へと変更しましたが、格付け自体は最上級のままです。そうは言っても、ネガティブ見通しになってしまうと、その後の状況改善が見られない場合は1年後くらいに「格下げの可能性が高まる」ことになるので、時間の問題と見る向きもあるでしょう。しかし昨日のムーディーズの警告は ’今後数週間’ という非常に近い将来の格下げの可能性となるので、これは大変な動き  となります。

*格下げは本当にトリプル安(株、債券、通貨)を招くのか?

私自身は相当深刻  なトリプル安を招くと信じていますが、一部のエコノミスト達の間では「米格下げの可能性やデフォルト懸念は既に市場では周知の事実として扱われているので、目新しいことではない。」という意見が出始め来てようです。

繰り返しになりますが、簡単にまとめると
・格下げの可能性については6月から言われ続けてきた  YES  織り込み済み
・S&Pは見通しをネガティブに変更したので、格下げは時間の問題  YES  織り込み済み

しかし昨日の報道を注意して読んでみると、おや! と思うことがあります。それは

・債務残高の法定上限引き上げだけでは不十分 。長期的な財政再建協議の合意は不可欠
・米連邦政府の債務残高は既に法定上限(14兆2,940億ドル)に達してしまった 。現在は年金基金からお金を借りてどうにか生き延びている 
・8月2日までに債務残高の法定上限引き上げ法案が議会を通過するためには来週末までに決着をつける必要がある 
・それが出来ないと、米国債利払いが出来なくなり事実上のデフォルトに陥る 



私はてっきり8月2日までに債務残高の法定上限引き上げが出来ればそれでHAPPY!  だと思っていたのですが、長期的視点に立った財政再建策も固めないと格下げは時間の問題だったんですね 

これって物凄いトリプル安を引き起こすことになりませんか? ユーロに目を取られすぎていた私は突然ドル買い/ユーロ、ポンド売りが出来ない体  になってしまいました。

*私にとって理解が難しい点

よく勉強もしないで安易に自分の意見をいうべきでない事は十分に理解していますが、私なりにいろいろな報道を読んで感じたことは大統領の指導力がとことん低下しているのではないか  という心配です。オバマさんが主張している 「富裕層向け増税 や 高齢者/低所得者向け医療支出抑制」 などに代表される財政再建への第一歩は避けて通れない問題。それを自分の身内の民主党の議員達にさえ反発  されているくらいですから、債務残高の法定上限引き上げが8月2日の期限に間に合わなくて当然と思ってしまう私は間違っているのかな?

高齢化が進む現在、年金受給年齢の遅れや医療制度の抜本的見直しなどによる不便さ  は、米国に限らず私が住む英国や欧州でも程度や形の差こそあれ有権者である私達国民の生活を直撃しています。別に英キャメロン首相が素晴らしい指導者であるなんて言う気は一ミリもありませんが、今 国としてやるべきことを国民に理解してもらい、きちんと実行する、それが出来ない指導者は失格なのではないでしょうか?(厳しすぎるかな、私?)

もちろん現在の英国はその超緊縮財政政策のお陰で マイナス成長に逆戻り する心配  が出てきました しかしデフォルト懸念や長期金利高騰の心配は今のところ無用です 

私は未だに格付け会社のでしゃばり度と格付け変更のタイミングの悪さには呆れている  一人ですが、今回のムーディーズの行動は非難できません。もっと早くやってもよかったんじゃないか?とさえ思います。

*とことんこだわるぞ!トリプル安

やはり「ここから何が起こるか判らない不透明さ」が続く以上、そして泣いても笑っても世界の基軸通貨である米国ドルがデフォルトするかもしれない  という歴史的転換点  に差し掛かっている事実は、ドルに対してネガティブに働くと思います。

1)ゼロ金利
2)デフォルトの可能性が示唆されている
3)QE3の可能性もあり得る

少なくとも短期的には何らかの解決の出口が見えるまで、こんな通貨買いたくありません。


すみません、これから算数教室の夏休み宿題セットのお手伝いでずっと出かけます。もうこの記事を読み返している時間がないので、このまま更新し帰宅後 訂正箇所があったら修正します。変な箇所があったらごめんね 

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[ 2011/07/16 02:45 ] 米国関連 | TB(-) | CM(2)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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