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新たなポンド売り推奨

この記事で書いた銀行ではないですが、また他の米系銀行がポンド売り推奨

売り: 1.6133
損切: 1.6305
ターゲット: 1.5345/70


窓の外の景色が見えないほど、滝のような大雨が降っています。PCの接続が切れるので、短いですがとりあえず更新

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[ 2011/06/22 21:23 ] 売買取引 | TB(-) | CM(2)

勝手に動き出したドイツ

オット~~~~~~~    ロイターの記事 を発見

*ドイツ政府、ギリシャ支援に関して民間債権者の関与について話し合い

勝手に動き出したドイツです。これによると、本日13:30GMTより以下の企業を集め、ギリシャ支援に対する自主的な関与に関して話し合いをするようです。

企業名
ドイツ銀行
コメルツ銀行
アイアンツ (保険)
ミュニック・リ (再保険)
HVB (バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行)
LBBW (バーデン・ヴュルテンベルク州立銀行 )
ウェストLB銀行
HSHノルト銀行
DZ銀行
デカ銀行   この名前を見て 「西部警察」を真っ先に思い浮かべた私。年齢がバレバレ 


*メルケル首相の反撃 

昨日のギリシャ内閣信任投票の結果を受けて、メルケル首相が発言しています。

・今週木・金曜日のEUサミットではギリシャ支援に対する「最終的な」決定は出てこない
・内閣信任された事は喜ばしい事実であるが、ギリシャは財政再建計画の承認、合法化を断行しなければならない
・ギリシャ支援に関し、民間からの大掛かりで自主的な関与を希望する
・ECBの合意なしには民間関与は不可能である
・ギリシャ債務危機に関しては、一体誰がどのくらいのCDSを保有しているのか、民間投資家がどれだけの規模の関与をしなければならないのか誰にも分からない
・デフォルトを引き起こす事は、他のユーロ加盟国にも飛び火  する意味をもつので、その責任は負いたくない
・ドイツ政府はECBに対しPIGS諸国の国債買い支えを強制したことは一切ない  ECBは自発的にPIGS国債の買い支えを決定した 

なんだかギリシャ債務危機が解決することに対して全く楽観視していない私なのですが、他の人達はどうなんだろう?

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[ 2011/06/22 20:36 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

ここからのギリシャ

ガ~~~ン  物凄く詳しく書いた記事が消えてしまいました  覚えている範囲で書き直します

昨日の夜はBBC、スカイ、CNN、CNBCなどほとんど全ての局がギリシャ内閣信任投票中継をしていたので、選択の余地なく私も3時間ずっと中継を見ていました。国会議事堂前に集まった群衆の数は15,000人を越えると言われ、エジプトの反政府運動での群集を思い出してしまいました。エジプトの時とは違いギリシャの群集は大人しく投票結果を待っていましたが、一人一人の投票結果が読み上げる声が広場にまで聞こえて来ており 「YES (内閣信任)」という声が聞こえるたびに群集から「NO~~~~~~~~~」という雄叫び  が聞こえていたのが印象的でした。

*一難去ってまた一難

昨日の信任投票で現パパンドレウ内閣が承認されたことにより、市場は一旦落ち着きをみせているものの、ここからがある意味「本番」となる事は間違いないと思います。

昨年5月、ギリシャに対し総額1,100億ユーロの金融支援が決定。本来であればその一部である120億ユーロが今月中に支払われている筈でした。しかし今月に入り「ギリシャ側からもっと真剣な財政再建計画が提出されない限り 支払いませんよ!」 という態度に出たEU/IMFサイド。当然ギリシャ国債の満期延長などに代表される「ソフト・リプロファイリング」も話し合われましたが、格付け会社はそれを「デフォルト」として扱うため、ECBやフランスが猛反対 

結局メルケル首相が折れ 、ギリシャの中期財政再建計画と引き換えに120億ユーロを支払いましょう という形に落ち着いた様子です。

*これからの段取り

中期財政再建計画は2015年までに総額280億ユーロ以上の赤字削減を盛り込む内容となり、この新たな財政緊縮策が6月28日に議会で承認されるかどうかがEU/IMFからの120億ユーロ受け取りの条件となりました。

承認された場合、この緊縮策を法令化するための投票が6月28~30日の間に行われる予定にもなっているようです。

それらの全ての準備が整った段階で、7月3日にユーロ圏財務相会合が開催

そこで承認され、IMFが7月8日までに支援金をギリシャに対して支払う

これが現在分かっているこれからの段取りです。

*中期財政再建計画

まぁ、どこの国でも同じでしょうが増税、歳出削減に加え、ギリシャの場合2015年末までに民営化により500億ユーロの収入を確保する内容が加わります。現在のところ、初年の今年は50億ユーロ、2012年には150億ユーロの民営化による収入が計画されており、リスト作成も済んでいると言われています。

一番最初にどの国営企業を売りに出すのか知りませんが、一回目が成功することはその後続くであろう国営企業売却の道筋をつけるためにも非常に重要ですね。そもそも民営化による収入増の計画は今年2月に立てられていたにもかかわらずギリシャ政府が今まで引き伸ばしてきました。本気で今年中に5億ユーロの収益を挙げる覚悟であるのなら、10日ごとに国営企業の売却を実施しなければならない計算  となるようなので、大丈夫かなぁ~? 

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[ 2011/06/22 19:58 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

MPC議事録

このすぐ下の記事でも紹介した (まね得さんの記事 ) 英中銀MPC議事録公開。結果としてはこれを受けてポンド下落中。

*議事録を読んで

議事録中の25番
Most members judged that it was appropriate to maintain the current stance of monetary policy at this meeting. The current weakness of demand growth was likely to persist for longer than previously thought. Moreover, the fiscal challenges in the euro-area periphery highlighted the potential for further adverse shocks to demand. For some of these members, it was possible that further asset purchases might become warranted if the downside risks to medium-term inflation materialised. For others, there remained a substantial upside risk to medium-term inflation stemming from the possibility that inflation expectations might rise significantly, compounded by the potential for further upward  shocks to global prices. Although there was no sign that this risk was materialising as yet, that did not preclude it from doing so in the future.

太字でハイライトした部分ですが、過去のMPCでの話し合いの時には出て来なかったものです。過去はずっと超ハト派のポーゼン理事が孤立無援状態 でQE2の必要性を訴えていました。流石に5%近いインフレ率と共存している英国ですので、QE2/量的緩和策 という言葉は完全なる「死語」 となっていたのが現実です。



しかし6月のMPCでは 「some of these members」となっているからには、孤立無援であったポーゼン理事以外にQEの必要性を訴える理事が出てきた ことを示していると思います  これを受けてポンドは下落基調を強めたのかもしれません。

本日公開された 議事録のリンク を貼っておきます。

*ポンド売り推奨

既に2日前に出たものですが、ある米系投資銀行がポンド売り推奨してます

売り: 1.6230  損切り: 1.6330 ターゲット: 1.5450

同時にこの銀行は2011年末の主要通貨のレベルを下方修正しています

・ユーロ/ドル 1.49  1.36
・ポンド/ドル 1.62  1.49
・AUD/ドル  1.12  1.01

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[ 2011/06/22 17:57 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

英中銀MPC議事録発表まであと90分

いままでずっと毎週金曜日に更新している「まね得」さんの連載ですが、先月はじめから水曜日に変更となりました。引き続きよろしくお願いします 

市場参加者達の間でよく話題になるのは主要国中央銀行の政策金利設定理事会メンバーのタカ派とハト派の色分け。しかし英国中央銀行(BoE)理事達の色分けをした報道はあまり目にしません。

本日のまね得さんのコラムでは、ロンドン在住の私が自分なりにMPC理事達のハト派/タカ派リストを作ってみました。

このブログ右上にある まね得連載のバナーをクリックして是非お読みいただけると嬉しいです 
[ 2011/06/22 15:54 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
Net Money
FXダイレクトプラス
2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
フィリップ証券さんで連載始めました
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