イースター休暇でFXはお休みです。この機会を利用して、久し振りにFXに関係ない記事を書いてみようと思います。それはズバリ 「ロンドン・シティーにある銀行の就活情報」

。2回に分けて書きますが、初回の本日は企業が行う交流会の様子、そして2回目はもう少し踏み込んで「インターン・シップ」に関してです。
Banking on Womenこれは英RBS銀行が行った
女子大生のみを対象とした企業交流会の様子を写したものです
(リンクのページを開けたら一番下にある動画をご覧になって下さい)。大学1年生になったうちの娘も参加しました。これを見るとよく判りますが、交流会ではその銀行で活躍する女性達の話しだけでなく、通勤着を紹介するファッション・ショーやメイクアップ・アーティストによるメイクの仕方も教えてくれたそうです。
私がここで書くまでもなく、RBSは80%以上国有化されている銀行です。それにもかかわらず これだけの規模の交流会を開く、優秀な人材を確保したいという情熱は大したものだと思いました。
マイノリティーシティーは今でも男性優位であることに変化なく、マイノリティーに属する女性を対象とした交流会はどの銀行でも盛んに行われています。
マイノリティーという言葉で思い出しましたが、マイノリティーを対象とした交流会に一番熱心なのは、米JPモルガン銀行ですね。女性対象の交流会に加え、ゲイ、黒人、身体的な障害を持つ人などを対象にした個別の交流会を盛んに開いています。
大学生を対象とした交流会うちの娘は昨年9月に大学生になりましたが、入学と同時にいろいろな銀行が一斉に交流会を開いたので、最初の学期は勉強するよりずっと熱心に各銀行の交流会に顔を出していたようです。
この時の交流会は女性のみを対象とした上記のビデオの交流会とは少し違い、もっともっと規模が小さいものだったそうです。ほとんどの銀行はパブやカフェを貸切り、そこに銀行各部門の代表者が参加し、ワインやビール片手に生徒の質問に個別に答えるという形式。生徒は好きな時間に行き好きな時間に帰ってよいので非常に参加し易かったと言ってました。
トレーディングごっここれはうちの娘が参加したある銀行の交流会での話しです。この交流会はその銀行の本店ビルで行われました。ここでは銀行のお偉さん達の話しが終わると、参加している生徒全員をある部屋に集め、ディーラーがそこでひとり待っていて、全員にトレーディングごっこをさせたそうです

。2人に1台 ロイターの端末機みたいな情報が流れる機械が与えられ、そこに次々と

ニュースが出てくるそうです。参加した生徒達はそれぞれ100万ドルの「デモ残高」を与えられ、出てくるニュースを自分なりに判断しながら

プライスを出したり、ポジションを持ったりするそうです。うちの娘は最終的に34万ドルの損を出した

のですが(笑) プライスを聞かれると必ず躊躇せずに出したので、その点はディーラーの男性に褒められた

そうです。生徒の中にはプライスを出す事を拒否する人達

、 何がなんだか分からない

うちに300万ドル弱の損を出してしまった生徒

もいたようです。しかし何の経験もない学生にいきなり端末機を与え、プライスを出す事を求める銀行も大したもんですよね 笑。
次回は企業研修(インターン・シップ)の現状についてお知らせします。
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