あるイギリスのシンクタンクが行った調査によると、英国で生活する160万人の子供達が「貧困」にあえいでいる事が分かりました

これはスカイTVのニュース報道です。BBCニュースでも報道されていましたが、そこではロンドンに住む白人のシングルマザーと女の子が映っていました。
*貧困層の定義片親と14歳以下の子供一人 週に134ポンド以下 (年収 7,000ポンド以下)、両親と14歳以下の子供2人 週に240ポンド以下 (年収12,500ポンド以下) とされています。年収12,500ポンドというと、英国平均年収の丁度半分くらいに当たります。
この貧困層に属する子供達は 暖かい食事が食べられない、家に暖房を入れるお金がない、学校の制服や靴が買えない、激寒にもかかわらず冬用のコートが買えない というレベルだそうで、既に産まれた時から「人生に於ける成功」という機会を奪い取られている子供達だ と位置づけられているようです。
*地域別では?英国の中で一番貧困層に属する子供達が住んでいるのはウェールズ(14%)、その次がイングランド(13%)、そしてスコットランドと北アイルランド(それぞれ9%)となっていますが、ウェールズのある地域では20%、つまりその地域に住んでいる子供達の5人に1人は貧困層の家庭で育っているという結果が出ています。
*政府の対応は?一応 今月初めに貧困層が特に多いウェールズを対象に 「2020年までに貧困層の減少を!」というキャンペーンみたいなものをやったようなのですが、どうなったんでしょうね、その後....
政府の歳出削減策の影響で、これからドンドン失業者が増えると言われている英国。たぶん貧困層に属する子供達の数は 近い将来に限って言えば、増える事はあっても、そう簡単に減る事はないのかもしれません。
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