ECB翌日物貸し出しが2日連続でバイアグラ状態になっていると
ブログで記事 にしましたが、その犯人

が判明したようです。
*アイリッシュ・タイムス紙の記事ロイターにも出ているようですが、私は同紙オンライン版を読んでみました。それによると国有化されたアングロ・アイリッシュ銀行と住宅金融機関アイリッシュ・ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーによる仕業との事。
どうして2行がこのような借り入れに手を出したのか

と言えば、話しは昨年アイルランドがEU/IMFから金融支援を受けた時まで遡ります。(
関連記事リンク)
リンクの記事でも書きましたが、850億ユーロの支援金のうち350億ユーロはアイルランド系銀行の救済用

支援金の出所であるEU/IMFはアイルランド政府に対し今年1月末までに上記2行の損失を最小限に食い止める再編計画の提出を求めました

それに基づき、先週だか先々週にアイルランド最高裁は2行の預貯金と資産売却に関する入札手続の開始を命令

これは、入札により2行が抱えている不良資産を減らしこれ以上の救済資金の増加を食い止める事を目的としています。(アイルランド政府は既にアングロアイリッシュ銀行に293億ユーロ、 アイリッシュ・ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーには54億ユーロの資本注入済み)
アイルランド中銀は数週間後に2行の資産の売却のための入札に動くようですが、その資産の一部 150億ユーロはECBからの借り入れの担保となっていたそうです。担保である以上、入札に出せない

翌日物からの借り入れに乗り換え という話しになっています。
*次はポルトガルか? 
バイアグラの翌日物貸し出しの犯人とされていたポルトガル。とりあえず今回はアイルランドが真の犯人とわかり、

と一息と言いたいところ。しかしところがどっこい!

ポルトガルも3月には金融支援を受ける事になるだろう という記事がロイターに載っているようです。私もこのブログの有料記事(2011年1月5日 2011年に向けて ユーロ編 その4)で触れましたが、今年4月にまとまった償還が予定されています。たぶんその前にポルトガルは支援要請するのではないか?という憶測だと思います。
ロンドンは夜中12時を過ぎました。実は1年前の古い日本の週刊誌をドッサリ借りたので、これから読みま~~す!
ps
Twitterに詳しい方 教えて下さい。
この週末に私のTwitterにフォローした人が急増しています。それは嬉しいことなのですが、それらフォロワーの99.9%が外国人 (名前が外国人の名前、場所がアメリカの都市になっている)、そして 「それらの人達のTwitterにはひとつもつぶやきがない」 という共通点があります。これって単なる偶然なのでしょうか?私 Twitterの事 全然分かっていないのですが、フォローされることにより何か悪さをされるとかいう事が起こりうるか否か、教えて下さい。宜しくお願いします

問題があれば、私自身のTwitter口座を閉めるつもりです。
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