先ほど有料記事の中で触れた「ECB12ヶ月LTRO」に関しては以前このブログでも記事を書いています。
リンク昨年6月30日 ECBは 12ヶ月1%固定金利無制限資金供給オペを実施、今週7月1日にその満期を迎えます。その規模

4,420億ユーロとなり、これだけの金額を昨年借り入れた欧州の銀行は その返済義務が生じます。欧州圏の銀行が資金繰り不安に陥るのではないか

という不安

を払拭する意味でも、前日の6月30日にECBは3ヶ月固定金利1%無制限資金供給オペを実施、そしてその翌日の7月1日にも6日間という短期のオペを実施する事になりました。
*果たして 4,420億ユーロのうち どの程度の資金が3ヶ月物に流れ込むのでしょうか?ロールオーバー(借り換え)額の大小により、欧州系銀行の資金繰り状態や健全性が明らかにされます。
もし ロールオーバー金額が市場予想より多額であった場合は、欧州系銀行の資金繰り状態は思ったよりも良くない

と理解されます。その逆に ロールオーバー額が少額だった場合は、欧州系銀行は市場から簡単に資金調達出来るのでわざわざ3ヶ月物LTROを通じて借り入れる必要がない

という証拠になり、市場はそれを好感する筈です。
具体的な数字配分は有料記事とさせて頂きます。
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