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ワールドカップの経済効果は?

日本 カメルーン戦での勝利 おめでとうございます!      私は算数教室があって 試合を観戦出来ませんでしたが、帰宅後 すぐに得点をチェックしました。

さて、先週末 イギリス対アメリカが行われました。結果は 1対1の引き分け 。 しかし 米国の1点は英国のゴールキーパがファンブルしての得点となり、イギリス全体が悔し涙  を流しました。

これがその時の様子です。


私もテレビの前にビールとポテトチップの大袋を置いて、完全にオヤジ状態で観戦しましたが、この瞬間 体中の力が抜けていくのを感じました。イギリス対アメリカの試合を現地で観戦したイギリス人は 15,000人、この人達のほとんどは 今週金曜日に行われる第2戦:イギリス対アルジェリア戦を見る為に、1,800キロの自動車移動が待っているそうです。こういう人達の中にはホテルの予約が取れなかった人達も多数おり、テントを張って生活しているそうです。現在冬の真っ只中である南アでのテント生活、食事もまずい 、そこに来て イギリスの失点  と来ましたから、怒りと不満が溜まりに溜まっている様子。

ちなみに金曜日の試合はイギリスからウィリアム王子と弟のハリー王子も観戦されます。

イギリス人のサッカー好きは時々度を越している  と感じる時がありますが、今回のワールドカップに関しての興味深い数字がありますので ここでご紹介します。


・テレビ観戦者数 推定2,000万人

一番最新の人口数は 英国連邦全体で6,100万人、イギリスは 5,100万人となっています (2008年度)。そのうち62%が16~60歳の就業年齢の人達  5,100万人の62%は 3,160万人くらいです。

2,000万人が観戦したと言う事は、イギリス全人口の4割、就業年齢に限って言えば 6割以上。もちろん60歳以上の方も多数観戦された筈ですので なんとも言えませんが、まぁ 普通の大人の2人に1人はテレビに釘付け状態だったという感じでしょうか?

・パブではなく 自宅観戦の理由は?

景気が良かった時は 気の合う友達と一緒にパブでビールを飲みながら  観戦というパターンが多かったように記憶しています。しかし リセッションからやっと立ち直った病み上がりの英国、そして ワールドカップに向けてビールの安売り競争を始めた大手スーパ。

現在 パブで1パイントのビールの値段はたぶん2ポンド50ペンスくらいから3ポンド50ペンスくらいだと思います。それに比べて スーパーの値引き合戦のお陰(?)で 1パイントのビールの値段は 55~60ペンスくらいにまで下がっています。私も先週末 近くのスーパで ビール3ケース 20ポンド (バトワイザー、カールスバーグなど5種類から選べる。1ケース ⇒ 缶ビール440ml 12~15缶入り)で買って来ました。

・90万人の男性が 自宅に「自分専用ワールドカップ観戦コーナー」を作った

単純としか言いようがなく これを知った時 笑ってしまいましたが、これだけの人数の男性達は 大型テレビ+自分専用の椅子+観戦中に飲むビール専用の小型冷蔵庫 を買って、観戦コーナーを作ったそうです。それに掛かった費用は一人当たり平均463ポンドとなってますが、大型テレビがそんな安い訳ないぞ!と文句言ったりしてます、私。

・テレビの売り上げ急増?

ワールドカップ初日に間に合うよう 120万台の大型テレビとテレビ・パッケージが売れました!

・ワールドカップが与える経済効果

イギリスがグループ戦で勝ち進む度に  1億2,600万ポンドの経済効果が見込めるそうです。主な内容としては ビール、スナック、イギリスチーム関連商品の売り上げ

・デブが増える? 

イギリスの試合を観戦中に平均的男性が取るカロリー合計は  5,567カロリーだって    内容は 宅配大型ピザ、何本ものビール、ポテトチップなどのお菓子類の合計

・勝っても負けても ゴシップは絶えない?

イギリスの試合が終わってから 友達、同僚、家族と試合内容について話し合う時間は 一人平均3時間21分だそうです。

・ワールドカップ中の経済損失

仕事中にワールドカップ試合観戦の為 テレビに釘付け状態になっている人や サッカーに関する仕事中のお喋り、挙句の果てには 試合観戦中のビール飲み過ぎが原因での「翌日 仕事欠勤」による経済損失は なんと 10億ポンド

という事は、イギリスが優勝したとしても 経済損失の方が経済効果よりも大きいという事ですか?残念だなぁ 

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[ 2010/06/15 22:18 ] イギリスでの生活・食事等 | TB(-) | CM(4)

英5月インフレ率を見て....

英5月インフレ率
CPI +3.4% y/y  (予想 +3.5%、4月 +3.7%)
RPI +5.1% y/y  (予想 +5.0%、4月 +5.3%)
RPIX +5.1% y/y  (予想 +5.0%、4月 +5.4%)

*数字を見た瞬間の反応

数字を見た瞬間  とした英国人は多かったのではないでしょうか?私自身も やれやれ......  とちょっとだけ安心してしまいました。ホッとした理由は、景気回復が本格化していないにも関らず、先進国で唯一 英国だけがインフレ率上昇に歯止めがかからなかったから  です。もちろん英中銀による量的緩和策により マネー・ジャブジャブ状況なので そんなの当たり前じゃないか!というコメントを先月頂きましたが、それだったらアメリカでも同様の事が起こっても不思議じゃないのでは?という素朴な疑問も起こります。一言 「原油価格の変動が激しいからその影響だ」 と片付けてしまうオチャラケ・エコノミスト軍団もいるようですが、原油価格の変動は世界的問題であり、特に英国インフレ率だけを襲う要因でないのは明らかです。

*大きな流れは?

5月のインフレ率が今年の2月以来やっと下がった  と言っても、未だに英中銀インフレ・ターゲットレベル2%よりも俄然高く 、 それが理由で英中銀キング総裁はオズボーン財務相に書簡を手渡さなければならないのも事実です。つまり5月のCPIが若干下がったとは言え、大きなインフレの流れには全く変化がないままなのか?それとも英中銀がインフレ・レポートで述べているように、今月の数字から徐々にインフレ率の下落が開始され、来年第1四半期には ターゲット・レベルの2%を割り込むのか? その答えを心待ちにしているのは私だけではないでしょう。

*インフレ上昇継続の危険性

英中銀金融政策理事の一人であるセンタンス氏は週末のタイムス紙のビジネス欄で、利上げの可能性を記事にしていました。

英国金融政策当局は、ここ数ヶ月 英インフレ率が主要国内でも飛びぬけて高い理由を
1)インフレ上昇は一時的要因によるもの
2)時限措置としてVATを17.5%から15%へ下げたが、その期限が切れたので VATはまた17.5%へ戻った。それによる一時的なインフレ押し上げ要因
3)ポンド安による輸入インフレ要因

としてきました。そして 本日 CPIの若干の下落に対し、一部のエコノミストは 「最近のポンド実効レートの上昇 によるインフレ相殺効果」と評価しています。果たして ポンド実効レート上昇が本当にインフレ率低下に寄与しているのか 実際にチャートで調べてみました。
TWI GBP June 10
最初のチャートは 英統計局作成の英インフレ率チャート(過去2年間分)です。次のチャートは同時期の英中銀ホームページからデーターを引っ張ってきて 私が作成した「ポンド実効レート 過去2年分」です。

両方のチャート上に 赤丸 と 黄緑枠 2つを入れています。

・赤丸の時期
この時期は 英インフレ率が大幅に下落しました。もし 上記のエコノミスト弁が正しいのであれば インフレ率下落 ポンド実効レート上昇 が起こっていなければなりません。
ポンド実効レートのチャート上の赤丸の部分を見て頂ければ一目瞭然ですが、実効レートは上がっているどころか、大きく下落しています。

結論: インフレ率下落は 実効レート上昇と同時進行するとは 限らない。この時期のインフレ率下落は 英成長率(GDP)下落によるものと見ています。

・黄緑枠の時期
この時期はインフレ率が上昇気流に乗っています。もし 上記のエコノミスト弁が正しいのであれば インフレ率上昇  ポンド実効レート下落 が起こっていなければなりません。
実際のポンド実効レートはと言えば、大きなレンジの中で上下しているだけです。

結論: この時期に関しても、ポンド実効レートとインフレ率動向との関連性は見いだせられませんでした。

*今後の課題

過去2年のインフレ率と実効レートの比較だけで、エコノミスト弁が正しくないと結論を出すのは少々無理がありますが、ポンド安/高に直接影響する食料品、衣料品、靴などの品目に関しては 今後とも注意継続だと思います。もし ポンド安 が再度 英国を襲った場合、それでも 上記の品目からのインフレ上昇要因が鈍化していた場合は、たぶん GDPが低空飛行していると考えるのが妥当であり、その場合は英政策金利は現在市場が予想している通り、少なくとも来年までは利上げなしであると見てもよいかもしれません。

緊縮財政下での金融引き締めは出来ないというのが基本ですが、唯一の心配は来週発表される緊急予算案で VATが現在の17.5%から20%まで税率引き上げが「即刻」実施された場合、またまた 一時的要因という名の「インフレ懸念」が台頭します 。 この場合 VAT上げが景気回復の芽を完全に摘んでしまうのか、それとも VAT上げに抱き合わせる形で 年金受給者などに限って年金控除枠を設定するなどの措置を取るのかが鍵となると思っています。

いずれにしても 現在イギリスを沸きに沸かせている ワールドカップが終わり イギリス全体が「現実」に引き戻されてからが本当の意味の勝負になるというのは間違いありません。

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[ 2010/06/15 19:41 ] 経済 | TB(-) | CM(3)

イギリス予算責任局からの発表

下の記事でお知らせしたように、たった今 OBRからの発表がありました。

2011年度GDP予想 +2.6%
市場の予想は +2.2~2.5%でしたので、予想より若干高めです。これを好感してか数字が出た瞬間 ポンドが上がりました。まだ エコノミストやアナリストのコメントが出ていませんが、予想より高めのGDPを出した根拠がどこにあるのか?もしかしたら 政府のプレッシャーがあったので 高めの数字を出したのか?という憶測が出てこないとも限りません。

赤字額 2010~2015年度 政府予想より220億ポンド少ない という見解を示しました。
たぶん これがポンド上昇要因だったのかもしれません。

取り急ぎ 記事にします。また何か出てきたら すぐに追記なり 新しい記事なり書きます。

追記:

*GDP予想
2010年 +1.3%
2011年 +2.6%
2012年 +2.8%
2013年 +2.8%
2014年 +2.65%

2011年以降のGDPは、前労働党政権が今年3月の本予算案で発表した数字よりも低めとなっています。


2010年第2四半期GDP予想 +0.6%⇒第3四半期予想 +0.7% ⇒第4四半期予想 +0.7%
2011年第1四半期予想 +0.6% ⇒ 第2四半期予想 +0.6%

ずっと横ばいという事みたいです。しかし リセッションに逆戻りという予想でない事は確認されました。

*公的部門純借り入れ高(PSNB)予想
2010/11年度 1,550億ポンド
2011/12年度 1,270億ポンド
2012/13年度 1,060億ポンド
2013/14年度 850億ポンド
2014/15年度 710億ポンド

3月の本予算では、2010/11年度 1,630億ポンド、2011/12年度 1,310億ポンドの借り入れと発表されていました。

*財政赤字対GDP比
2010/11年度 10.5%となり 2014/15年度までに 3.9%へ減少する予定
3月に労働党が発表した本予算案では、2010/11年度の数字は +11.1%となっていたので、今回の予想は若干低めとなりました。


まだあるみたいなので また 追記します

追記2:

*インフレ率(CPI)予想
2010年第4四半期 +2.3%
2011年 +1.6%
2012年 +2.0%

*感想
一番最初のところに書きましたが、労働党の予算案で発表されたGDP予想よりもOBRが出したGDP予想は低い数字になったとは言え、市場が予想していたGDPの数字よりかは若干高めの数字が出た点、労働党のGDP予想よりも低めであるにもかかわらず公的部門借り入れ額が低めとなっている点が ムムム...です

総選挙前に保守党も自民党もあれだけ口を揃えて労働党の財政政策をけなしていたのですが、この数字を見る限り2010年から2015年にかけて 220億ポンドの借り入れ減となっているのが なんだか違和感ある。まぁ 重箱の隅をつっついても仕方ないのですが、大まかなところ 労働党の予算案とあまり大差ないな というところで落ち着くしかないのでしょうか?

財政政策専門家の見方によると、今回の数字を使って2015年までに財政赤字対GDPを3%までに減少させるには、今年度の歳出削減額は200億ポンドとなるそうです。しかし 構造的赤字幅がはっきりしない現在、そして実際に英経済がOBR予想通りに今後3年間 平均+2.25%成長を達成出来ないかもしれないリスクを考えあわせると、今年度中に500億ポンド程度の歳出削減/増税が必要となるかもしれないそうです。

ちょっと待てよ 、500億ポンドも削減出来るかい?マジ? そんな多額の削減が出来るならとっくにやっているように感じるのは 私だけでしょうか?



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[ 2010/06/14 18:39 ] 英予算責任局(OBR) | TB(-) | CM(1)

イギリス予算責任局の初仕事

今晩わ 
もう 月曜日夜中2時近いです。先週は毎日 外出やお医者さん通いをして完全に乗り遅れてしまいました 。 この週末はワールドカップ  を見たり掃除をしたりして 穏やかに過ごしたのはよいものの、PCの前に座る気になれず とうとう夜中12時過ぎにブログ書きを始めた次第です 

今週 英国に於ける2大イベントは 1)月曜日: 英予算責任局 (OBR)発表の英経済成長率予想 2) 水曜日: オズボーン財務相と英中銀キング総裁によるマンション・ハウス・スピーチ  だと思います。今夜は 1)に関して記事を書きます。 2)に関しては また後日改めて 


英予算責任局 (OBR)発表の英経済成長率予想: 
月曜日 ロンドン時間午前10時から 


* the Office of Budget Responsibility (OBR 予算責任局)って何?
The Office for Budget Responsibility (OBR) was formed in May 2010 to make an independent assessment of the public finances and the economy for each Budget and Pre-Budget Report. It is being chaired, on an interim basis, by respected fiscal and macroeconomic expert Sir Alan Budd

関連リンク その1, その2 

連立内閣の「保守党」の希望で設置された独立機関。
主な仕事内容として、経済成長率予想と見通し、政府の財政予想、政府に対して予算編成に関する勧告、赤字削減執行/達成状況の監視と報告、予算編成に向けての各省庁の(赤字削減に対する協力度の)監査などを担当します。

*OBR構成メンバーは?
Sir Alan Budd、Geoffrey Dicks、Graham Parkerの3名で構成されています。委員長に就任したAlan Budd卿は 元英中金融政策委員(MPC)のメンバー、その後 財務省主任経済アドバイザーを努めています。

*OBRの初仕事は?そして その後は?
6月22日にオズボーン財務相が発表する緊急予算案は、本日月曜日にOBRが発表する最初の財政予測に基づいて策定されます。

今後の予定としては、毎年政府が発表する本予算(春)と予算編成方針(秋)の時期にあわせ、最低でも年2回以上 財政見通しを中心に発表する事になっています。

*今までは財務省がGDPなどの予想を立てていましたが、それは もう なくなるのですか?
OBRを設置するに先駆けて、保守党内でOBRの「役割」に関して議論されました。議論の内容としては、財務省が立てたGDPや財政予想に対してOBRが監視したりコメントを出したりするだけなのか?又は OBR自身が財務省に代わって それぞれの予想を立てるのか?という点です。最終的にオズボーン財務相は後者を選択し今日に至っているようです。

つまり 繰り返しになりますが、新政権のもとでは財務省は独自のGDPや財政予想を立てず、それらは全てOBRの責任の元に行われます。

*どうして 財務省が今まで通り 独自の予想を立てないのですか?  
過去のどの政権を例に取っても、財務省は比較的「楽観的過ぎる 」 経済成長率予想を立てる傾向がありました。一番最近の例を取りますと、前労働党政権のダーリング財務相が今年3月の本予算で発表した2011年度のGDP予想は+3.0~3.5%となってますが、大方のエコノミストの意見では せいぜい良くて+2.0~2.2% 。 政府はその「楽観的過ぎるほど高めのGDP予想」を土台にして 各年の借り入れ額をはじき出す為、誤差が大きくなる危険性  が常につきまといます。

具体的な数字を使って説明しますと、もし OBRが2011年度GDP予想を+2.25%とした場合、ダーリング財務相が出した2011年度GDP予想 +3.0~3.5% と比べ、約70億ポンドの借り入れ増  となってしまいます。保守党は 政治家の都合で 高め高めに設定されるGDPを頼りにしていては正確な財政事情が把握出来ない  それは現在の英国に取ってはマイナスの結果を生み出す  ので、第三者の立場であるOBRに その役割を補ってもらおうと考えたようです。

もうひとつ ちょっとイジワル  な見方としては、オズボーン財務相が経済通でない事は有名です。総選挙が行われる前に保守党は (総選挙後)政権を取った場合 オズボーン氏が財務相となる  財務省が立てたGDPや財政予想に対して責任が持てない   「責任逃れ場所」としてOBRを設置した  というもの。この意見はあながち的外れでないという意見は多いみたいです....

*具体的にOBRと財務省の役割分担の違いは どうなるのでしょうか?
例えば オズボーン財務相が 2015年度が終わるまでに財政赤字を全てなくす  という目標を立てたとします。

OBRが具体的に各年の削減額を決定し、オズボーン財務相に伝えます。
オズボーン財務相は 削減額を達成する為に必要な歳出削減、増税の内容を決定します。

つまり簡単に言えば、OBRが削減コスト額を決定し、財務省が削減内容の決定をします。

The government will "fix the budget to fit the figures, not fix the figures to fit the budget."
これはオズボーン財務相の有名な発言です。内容は 「政府は (OBRが設定した)赤字削減幅に基づいて予算案を設定する。決して(政府が切望する有権者好みの)予算案をカバーしてくれるに十分な借り入れ額を設定する訳では ない」

削減内容が政府により発表された後、OBRは財政赤字を迅速に削減するとの新政権の公約の順守状況を評価し その見通しや評価を 先ほど述べたように年2回以上 発表する事になっています。

*私個人の意見
OBRという独立した機関が、政府の赤字削減策の進行状況を客観的に監査してくれる機能は非常に好ましいものだと思っています。しかし ひとつだけ心配な点として、赤字削減幅が予想以上に高くなり 有権者である国民が非常な不満  を抱いた場合、政府や財務相は 「OBRが決定した額だから」という責任逃れをしないだろうか という事です。

現政権が続く限り、OBRは 英中銀金融政策理事会(MPC)と並ぶ重要な  位置づけとなりますね。つまり 財政はOBRが、金融政策は英中銀が それぞれ舵取りをするという意味です。OBRも英中銀も それぞれ GDP予想を出しますので、その比較も興味深いですね。

もう2時過ぎました。お休みなさい~~ 

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[ 2010/06/14 09:54 ] 英予算責任局(OBR) | TB(-) | CM(0)

ドル・インデックス チャート

特に欧州通貨危機が好転した訳ではないと思っている私ですが、事実として 一昨日くらいからヘッジファンドが怒涛の  ユーロ買いを入れ始めたようです。丁度 ソロスさんが「危機の第二幕が始まったばかりだ 」 と発言したタイミングとピッタリ合っています。偶然かどうかは私達の知る由ではありませんが、今回の危機がギリシャ  ユーロ加盟国へと飛び火したのと同様に、今度はユーロ圏  世界へ飛び火するとでもいうのでしょうか?

米国の株式指数は先週後半から今週前半にかけて大幅下落  を記録しましたが、その背景には米系大手銀行と大手投資銀行の2行が既存のロング・ポジションを全部閉め、新たなショート・ポジションを作成したという噂が飛びまわっています。もし それが本当であれば新規ショートのコストは丁度 現在のレベルかそれ以下であると考えられますので 依然 頭が重い展開が続き、直近高値越えて終わった場合、そこからストップが出るのか否かが注目されます。

今後 ユーロ圏を取り巻く環境が好転するとは個人的に思っていませんが「飛び火」の行く先が不透明なうちは、一旦 利食い先行で行くしかないかもしれません。

*ユーロの戻り目安

それでもやっぱりユーロを買いから入る勇気はありません 
こうなったら見方を変えて、(ユーロ買いではなく) ドルを売ると考えた途端にさほど抵抗がなくなってくるのも事実です
USD index June 10
早速ですが この2つのチャートは 両方ともドル・インデックス。最初のものは 1999年ユーロ誕生時から現在までの週足、下のものは 過去3年間の日足に50日線と200日線を加え、メインチャートの上段には ユーロ、下段には ドル・ブル・ファンドのチャートを一緒に載せました。

もし ここから ドルが一旦調整の戻しをするとすれば、一番最初の戻しレベルは 上昇途中にちょっとだけひっかかった85台だと思っています。そこが綺麗に下抜けするようであれば 83台ですね。83台には丁度50日線も通っているので 都合よい目安  になりそうです。そして83台は 最近の安値 74.23  高値 88.71 の 38.2%戻しのレベル 83.17とも重なります。

*本当にドル・インデックスが 83台まで下がった場合

昨日のドル・インデックス終値が 87.11
38.2%戻し 83.17まで下がったと仮定すると、下げ率は 4.5%

昨日のユーロ($XEU)終値 1.2110、そこから 4.5%上がると 1.2655 となります。

しかし それぞれのチャートを見比べると、ドルインデックスが83台まで下がった場合、ユーロは 1.32台くらいまでの戻しをして当然とも見えます。

ちなみに ユーロ/ドルのチャートを見ると、高値 1.4578から1.18台まで下げた分の38.2%戻しが1.29台Low,半値戻しが1.32Low となっているのが分かります (ユーロチャートを一緒に載せるのを忘れたので 皆さんご自分で確かめてみて下さい 

*結論

もし 今までの下げが一段落し、戻しが本格化した場合、ユーロ/ドルは 最悪  でも 1.26台、普通  で 1.29台、ラッキー  なら 1.32台まで それぞれの戻しの可能性が出てきます。

くどいですが 私自身はどうしてもユーロを買いから入れない体になってしまっています  が、市場の流れに逆らっても仕方ありません。果たして このユーロ戻しの動きが サッカー・ワールドカップ  に向けてのポジション調整だけのフローなのか もう少し腰が入ったものなのか、直に答えが出てくると思います。

本当~~~~~~~~~~にくどいですが (しつこいね )  戻しが入った後 (1.26~1.32のどこか)、私は ユーロ大幅下落を見ています。最近の安値更新は当たり前、でも パリティー(1.0000)までは行かない  たぶん その中間より下 1.14台~そのちょっと下くらいまでは やってくれないと、私の気が済みません 


それでは これから子宮ガン検査に行って来ます 

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[ 2010/06/11 22:06 ] 売買取引 | TB(-) | CM(2)

お知らせがあります

本日より毎週 為替に関する記事を連載することになりました。

Web ネットマネーというサイトで リンクは こちら になります。

為替初心者の方にも馴染めるよう 簡単なロンドン市場のご紹介からスタートしました。
お時間がありましたら 是非 ご一読お願い申し上げます

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[ 2010/06/11 20:42 ] 未分類 | TB(-) | CM(7)

BP(英国石油)配当金支払いに関する問題点

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[ 2010/06/11 08:00 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

ワールドカップ 始まる!

すみません。全く為替に関係ない事ですが 木曜日から開催される南ア・ワールドカップに先駆けて ウキウキ気分  のイギリス

日本では どのように「ウキウキ気分」を表現するのか分かりませんが、こちらでは 一番手っ取り早いのは 車にイギリス国旗を立てる事です。今日も 歯医者に行く途中、20台以上の車が 国旗を立てて走っていました。先週末にスーパーに買い物に行った時は、スーパーの駐車場に何台もの車が国旗を立てて駐車していました。中には イギリスの国旗ではないものも混じっており、移民社会であるロンドンを肌で感じます。
world cup
これからイギリスがワールドカップで勝ち進んでいくにつれ、国旗をつける車の台数は増え、家の前や脇に大型の国旗をはためかす家も増えます 
全然自慢する事では ありませんが、サッカー・フーリガン発祥の地 イギリスです 。 この人達のサッカーにかける情熱は中途半端じゃ ありません。

スーパーには 「ワールドカップ・コーナー」が出来ていて、そこで車や家の装飾用国旗や コーヒーカップ、お皿、タオルなどが山積みになってました。そして ビールやポテトチップも 「ワールドカップ・セール!」と称し まとめ買いがお得!となっています。

イギリス人は ことサッカーになると非常に単純ですので、イギリスが勝ち進んでいけばいくほど ビールなどの消費が増え 、一時的な消費ブームになる可能性もあります。

日本は どのようにして ワールドカップ・フィーバーを楽しんでいますか?

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[ 2010/06/11 07:00 ] イギリスでの生活・食事等 | TB(-) | CM(6)

イギリスに関する質問へのお答え

秘信の方から 以下のような質問を頂きました。

今日、久しぶりにいろいろなブログやらを覗いていたら、英国に関する とある人のブログにこんなことが書いてありました。
N20さんはこれを見て、英国に住んでる方として同じように感じるのかな?と思って書いてみまーす!
そんなに英国の財政赤字って国民が肌で感じる程深刻ですか? 日本も財政赤字ってすごいですが、不景気だとは思いますが、私は就職した時からずっと不景気なので、今更って感じなんですが…
こんなに自信を持って書いてる記事って久しぶりに見たのでN20さんの 見解聞いてみたいな~と思いました。


今年の3Qから4Qにかけて英国にソブリン問題が飛び火する!120%格下げだ! 左派と右派が同居する現英国政権では政策立案面で双方の意見を考慮していかなければならないが双方の意見が対立してくるのは時間の問題

今、赤字削減策を行っており、英国に対して市場は好感まではいかなくともそれほど悪いようには見てい市場だが、英国は結局金融中心での経済発展を遂げてきたことが仇となっていることを市場が認識するのはまもなくだ。現在、実需産業に裏打ちされていない英国に於いては、金が出て英国に資金が流入しずらくなっている。金融大国英国の時代はすでに終った。
実に、金融市場が確実に英国離れをしているのは明らかだ!! 世界にとって英国なんぞもう全く興味がないものになってるのだ。金融が集まっていたロンドンからは撤退しているんだ!

米英は信頼とか言ってたが、もう米も英国を見捨ててる! 原油流出が米国との間を終わらせた。英国が沈んでも米国は助けない

また、悪性のインフレが襲ってきて金利の引き上げが余儀なくされる状況に追い込まれるのもまもなくであり、それが英国を近々崩壊させる。新しい政権なんて何の意味ももたない!期待するだけ無駄!

銀行税を独自に取り入れる?とりいれた途端にポンド急落! ポンド円100円 ポンドドル1ドルはあり得ない数字じゃない!
日本は駄目だ失われた10年などと言われるが、今後の英国と比べたら私は日本に住んでて本当に良かったと思う。
この問題を解決しない、できない英国は近いうちにソブリンリスクの顕在化と相俟って投資家は売りを浴びせることなる。
夏頃に英国はとんでもない財政状況に陥り、ソブリンリスクはユーロ圏から確実に英国にうつっていくことは明らかである。
英国なんてもう終わってると思って間違いないと思う。英国に住んでる友人は新政権の赤字削減なんて何の意味ももたないだろうと言っている。住んでる友人が言うんだから間違いない! 英国人でなかったらこんな国捨ててもいいくらいだそうだ!
そのくらい駄目な国になったということだろう

夏の英国ソブリン格付け引き下げ、ユーロ圏より悪化な財政状況、立て直し不可、ポンドの価値なし


私の意見を述べる前におや!  と思ったのですが、これを書いた方は日本人ですよね?どうして こんな質問をするのかと申しますと、この内容と非常に似ている記事を英語で読んだ記憶があるからです。もしかしたら これを書いた方はその記事をただ単に和訳しただけなのかな?とか思ってしまいました 。もし 差し支えなければ この記事のリンクを頂けますか?興味あります、どういう方が書いているのか

*私も賛成です!という箇所

・右派、左派同士の連立政権である事実  政策合意が困難になって いつか崩壊しないかが心配

一応 現政権は「5年間期限付き内閣」 (参考記事) で合意していますので、キャメロン首相に内閣解散権は ありません。しかし リンクの記事でもふれましたが、下院全体の55%以上の賛成があれば解散、総選挙が可能  である事も事実です。保守党議員の中には連立成立を実現する為に、キャメロン首相があまりにも自民党に対し政策内容で譲歩しすぎた事を非難している人  がいます。そういう動きがもっと大きくなった場合には55%以上の賛成を持って解散⇒総選挙となっても全く不思議ではないでしょう。

・金融大国としての英国は終わった という点ですが、この点は私も一番心配  しています。

終わったのかどうかの判断を早急に下すのは危険ですが、前労働党政権が下した銀行員賞与に関する特別税や15万ポンド以上の所得に対する所得税率上げなどの決定を受けて、金融機関の一部が海外に拠点変更している事は事実です。金融立国である事以上に、優秀な人材の流出を私は心配しています。

・世界にとって英国なんか興味のない国になっているのだ という点ですが、ソブリン危機がなかった頃から 私自身も そう感じた事 何度もありました。英国の「過去の栄光  にしがみつく姿勢」に関して パブで同僚とやりあった経験は何度もあります。しかし 興味のない国になっているのは英国だけに限った事ではない点も事実であり、ここでそれを声高に叫んだ  としても何の進展もありません。

・悪性のインフレに関しては 私も心配しています。

今のところ まだ大丈夫そうですが、新政権のここからの舵取り次第では先行き暗いかもしれませんね。1990年代初期の苦しさ  をまだ私も覚えていますが、あれよりひどい事になるかもしれないです、今回は 

・ポンド 1ドルはあり得ない数字では ない という点は 私も同じ意見です。

・夏の英国ソブリン格付け引き下げに関しては ちょっとムムム... と言ったところでしょうか。

ソブリン・リスクが欧州から英国に移ってくるのを避けたいが為に、キャメロン首相は先手先手を打って来ています。ギリシャ危機から端を発したユーロ圏危機に対し、トリシェ総裁の後手に廻った対応を嫌というほど見ていたお陰かもしれません。夏頃にソブリン・リスクが欧州から英国に移ってくるという時期に関しては 今後の欧州次第ですが、英国が6月22日に発表する緊急予算案の内容如何では もっと早い時期に投資家離れが起こる可能性も捨ててはいけないかもしれません。もしそれを乗り切った場合は、この秋には具体的な歳出プランの発表もありますので その時が峠かもしれませんね。

*私は反対です!という箇所

・原油流出事件により米が英を見捨てるという意見に関しては 反対です。

原油流出によりオバマ大統領だけでなく 全米国の人達が英国石油 (BP) を非難するのは当たり前の行為だと私も思っています。ただ これが原因で米英の連帯関係がぎくしゃくする事はあっても、どちらかがどちらかを見捨てる事はないと思います。軍事関連などで、米国は英国なしでは無理がある部分もありますから。ただ 英国側から見ると、前ブレアー首相と前ブッシュ大統領との「友達」関係を 現在のキャメロン首相とオバマ大統領には求めていないのも事実ではないでしょうか。

・新政権なんて何の意味も持たない という意見には 反対です。

日本にいた当時は私も日本の政治、それを操っている政治家には何の期待も失望も持っていませんでした。しかしこの国に来てからは政治家を非常に身近に感じるようになり、同時に期待する事も悪くないなぁ~! と思えるようになりました

・日本は「失われた10年」ではなく 20年になるかもしれません。

この筆者の方が 「今後の英国を考えると、日本に住んでて良かった 」と感じるのは 各個人が ’何を基準に住んでいて良かったと感じるか’ によると思います。私自身は、赤字削減対策を断行した後 どのような事態が英国を襲うか分かりませんが、何かを決定したら他の国のご機嫌伺いをせずに、堂々と徹底的に実行するイギリス (まぁ 見方を変えれば 変人っぽい頑固な国なのですが....) に住んでいて良かったと思っています。

英国に住んでる友人は新政権の赤字削減なんて何の意味ももたないだろうと言っている。住んでる友人が言うんだから間違いない! 英国人でなかったらこんな国捨ててもいいくらいだそうだ

新政権の赤字削減は何の意味ももたないという理由が分かりません。どうせ中途半端な削減しか出来ず、何も成果が上がらない事を言っているのでしょうかね?

どういうお友達か分かりませんが、そんなに嫌だったら愚痴を言うだけでなく実際に国を捨てて他の国に移住すればいいと思います。2000年に入ってからの英国の物価高、住宅価格高に嫌気がさした英国からの脱出組は相当の数にのぼっていますから 特に目新しい事でも何でもありません。

*結論

そんなに英国の財政赤字って国民が肌で感じる程深刻ですか?という質問を頂きましたが、今はまだ肌で感じるほど深刻だとは思いません。しかし6月22日の緊急予算案でVAT そして CGT(キャピタルゲイン税)両方とも上がった場合は肌で感じざるを得なくなると思います。その場合、増税の実施時期が新会計年度である2011年4月6日以降となるのか、赤字削減を急ぐ為に即刻実施となるのかにもよります。もし 来年実施である場合は、その前に駆け込み需要が起こるのは確実でしょうから、一時的にせよ英国のGDPは上昇するかもしれません。しかし今のキャメロン首相の話しぶりからすると、少なくともVATは即刻実施 又は 数ヵ月後から実施という事になるような気がしてなりません。

イギリスの格下げの可能性、ポンドが対ドルで1.0000になる可能性、どちらも あり得ると思います。しかし 英国がデフォルトに陥る事はないと思っています。

ギリシャ危機が表面化した今年の初め頃、英国は 財政赤字対GDP比がギリシャと同じであるという「財政リスク」に加え、総選挙を控え「政治リスク」も一緒に抱え込んでいました。どうにか総選挙が終わったと思ったら、今度は どの政党も過半数に達しない事が判明。この事が「現在の英国が深刻な問題を抱えている事を有権者は認識しており、それに対して どの政党も有権者を納得させられるだけの「答え」を持っていなかったか」 が浮き彫りになりました。リーダーシップの欠如はこの国を運営していく上で致命的である為、キャメロン首相は新連立内閣を選択し、3週間が過ぎました。

今後 連立内閣が破綻する可能性は否定出来ませんが、少なくともこの3週間で新連立内閣が取ってきた行動は、単独政権内閣以上の迅速さを持っていたと私は思っています。連立であるからこそ連立相手に隙をみせてはならない、どちらの政党も手抜き出来ない緊張感が両党を動かしたのだと思います。

市場は不透明さを嫌いますので、キャメロン首相は6月22日の予算案まで待たずに毎週と言っていいほどの頻度でオズボーン財務相に「削減案の進行状況」をマーケットに説明させているのだと理解しています。

私個人の意見ですが、本当にイギリスという国がダメになるには トコトン英国債(Gilts)のイールドが上昇しなければなりません。その理由は そういう最悪の事態が起こっている場合は海外からの投資家が英国への投資を手控えるだけでなく、国内の投資家がイギリスを見捨てて海外に投資を移す時だからです。そうなった場合 海外からの投資引き上げに加え、国内投資家の怒涛のポンド売り/他通貨買いが出ますので、もちろんポンドは大暴落しますが、英中銀以外 買い手不在となる英国債のイールド高騰は とことん英財政事情をこなごなにします。もしかしたら 通貨安定の為に英中銀が介入するかもしれません。

最後になりますが、頂いたコメントの中で 私が特に ムムム......と感じた部分は ここなんです

日本も財政赤字ってすごいですが、不景気だとは思いますが、私は就職した時からずっと不景気なので、今更って感じなんですが…

失われた10年を的確に表現した文章だと思いました。たぶん 英国は こういう状況にならないよう 死ぬ気で右往左往しながら不景気と戦うと思います。もちろん 日本と英国では景気浮揚への手段が違うと思いますが、数年に渡るド底景気の可能性はあるとしても10年という期間ずっと不景気という状態を許す国ではありません。まぁ そうは言っても許す許さないの問題ではないのも事実ですが...

イギリス政府と中央銀行のお手並み拝見です


すみません、歯医者に行く前に朝食をとらなければならないので、この記事は読み返さずに更新します。帰宅後 読み直して訂正があれば訂正します。ロンドン午後1時30分からのトリシェ総裁記者会見に間に合うよう帰りたいです!



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[ 2010/06/10 17:34 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

キャメロン首相の演説

皆さん 今日わ  今週はとにかく忙しく  マーケットが見れない為、もう1週間近く全く取引きをしていません。やはりマーケットを毎日チェックしていないと 入れませんね。もちろんチャートを見れば どこまで下がったか、どこで反転したかは分かりますが、その背景の理由が分からないと私ダメなんです 
反転や下/上抜けの根拠が市場参加者のイケイケムード  によるものなのか、要人発言によるものだったのか、経済指標の反動なのか 等 私 細かい事に拘ります 

昨日(火曜日) オズボーン財務相は今月22日に予定されている緊急予算案の発表に先立ち、財政赤字削減に対する歳出見直しの指針を公表しました。

先週日曜日のタイムス紙日曜版の一面に キャメロン首相へのインタビュー記事が載っていました。そのタイトルは
Cameron: 'years of pain ahead'  (キャメロン首相、国民の痛みは今後何年も続く ) というもの。それに加え 同じ日曜版の 「先週の出来事を振り返って」という欄では、キャメロン首相のインタビューが全面に紹介されており、そのタイトルは  Get ready, the pain is coming (国民への負担増加による痛みは避けられません、有権者の皆さん 心の準備をして下さい ) というものとなっています。

ここでキャメロン首相は赤字削減に対する具体的な数字や内容を語っている訳ではありませんが、今 削減を断行しなければ今後どれだけ英国の将来が脅かされるか 、今回の「痛み」は意味のない痛みではなく、目的がはっきりした痛みである点を強調  しています。

新聞を読んだ翌日の今週月曜日、私が歯医者に行く為に車  を運転しながらラジオを聴いていたら、キャメロン首相の国民全員に対する演説が流れてきました。内容は財政赤字削減は先送り不可能である事、つまり国民全員が「今」痛みを分け合う努力がいかに今後の英国の繁栄に必要であるかという点を具体的な数字を挙げて説明していました。

私が覚えている限り、キャメロン首相が語った内容は 「もしここで赤字削減努力をせずに5年間ほっぽり放しにしていたら、5年後には国債利払い額が700億ポンドに膨れ上がります 。その金額はイギリス全体の教育費、運輸費、環境保護費全部の合計よりも高い額となり、国民一人一人の負担金は22,000ポンド  になります。誤解のないよう繰り返しますが、この数字は各世帯負担では ありません。国民一人一人の負担額です。貴方は そんな負担を5年後に負いたいと思いますか?」という内容でした。

*キャメロン演説を聴きながら 私が感じた事

首相はこの演説を果たして有権者である国民に向けて発しているのだろうか  というのが、車を運転しながら一番最初に抱いた疑問点でした。もちろん 痛みを感じるのは私達有権者である事は避けて通れない事実です。しかし 私はこの演説を聞きながら真っ先に頭に浮かんだ事は 「これは投資家、そして格付け会社に対してのメッセージに違いない」 というもの。

ギリシャと並ぶ財政赤字対GDP比を記録している英国。今までのところ ギリシャ危機からPIIGS問題へと悪化した「ユーロ危機」 の影響と今後の展開に市場参加者やマスコミが集中している現在、英国は時間稼ぎをしている段階であり、その事を一番痛感しているのは新連立内閣だと思います。

どういう形にせよ市場やマスコミの目が英国に移動したら、英国もギリシャ同様 格付けを下げられ赤字の穴埋めとなる英国債の買い手不在  という状況に置かれないという保証はどこにもありません。ギリシャの場合はユーロ加盟国であった為、通貨の切り下げや自国通貨の発行という形で今回の危機を乗り切れなかったマイナス面はありますが、ユーロ存続の為にはどんな対価でも払う覚悟でいる他の加盟国に救済される形となっています。それに反して、ユーロ加盟していない英国は どこからの救済も受けられません。

キャメロン新政権は英国の格下げが起こらないよう、市場の攻撃の矛先が英国に向かう前に 先手先手を打っています。この努力は 私は評価しています。6月22日に発表される緊急予算案の前に、既に2度 財務相が内容説明をしており、これは 危機下でなければ 取らなかった行動だと思います。ただ これらの行動は、私達有権者に対して というよりか、「これだけ僕達 本気です!」 という市場や格付け会社に対する宣言に見えて仕方ありません。

これは英国だけでなく主要国全体に言える事ですが、ここまで格付け会社の評価を気にしなければならない事実自体 何か間違っているように感じてしまうのは、私だけなのかな?

何はともあれ、景気回復が本格化していない現在、どこまでの歳出削減が可能なのか?VATやCGTなど 私達の毎日の生活に直接打撃を加える増税が実施された場合、どこまで有権者である私達がその痛みを受け止めらえるのか、誰にも答えが見えてきません。

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[ 2010/06/09 20:58 ] 英選挙 | TB(-) | CM(4)

ユーロに関する英新聞の記事

英テレグラフ紙日曜版の記事


Euro 'will be dead in five years' 
5年以内にユーロ消滅

英総選挙終了以来 初めての大掛かりなアンケート調査を行った英テレグラフ紙ですが、今回は25名のエコノミストを対象に行われました

*ユーロの将来

25名中 
・12名は 現キャメロン政権中(2015年5月迄)に消滅する
・8名は 2015年以降もユーロは健在
・5名は 分からない

・2015年以降もユーロは健在と答えた8名のエコノミストのうち 2名は、現在の加盟国のうち最低1カ国以上のデフォルト それが原因によるユーロ圏離脱の可能性を見ており、現在と同じメンバーでの「ユーロ」継続はあり得ないと見ているようです。

・25名中 4名のエコノミストは、ユーロ離脱をする国は最弱国であるギリシャではなくて、PIIGS諸国救済に対する限界を感じたドイツが離脱する可能性が一番高い と見ている模様。

・ドイツが離脱した場合は、東欧やデンマークなどが追随する可能性を指摘。その場合 ユーロという通貨が加盟国を変えて継続する事も可能

・ユーロ消滅予想では、ギリシャ/ポルトガル/アイルランドなどがユーロ離脱を余儀なくされ、その過程に置いて ドイツとフランスの関係がぎくしゃくし、最終的に消滅すると見るエコノミストもいます。

*英国経済関連予想
・英GDPは 3月の予算案での予想よりも1%以上 悪い数字となる
・GDPは低くても 現政権の赤字削減努力の成果が出て、来年度の政府借り入れ額は予定よりも100億ポンド低くなる
・多数のエコノミストは、英中央銀行の利上げは早くて2012年 又はそれよりも遅くなると予想


タイムス紙日曜版

英FSA(金融監督庁)は 現在ユーロ圏で起きているユーロ危機により どれくらいの悪影響が英系金融機関に対してかかるか ストレス・テストを実施しているという記事が載っていました。詳しい内容は書かれていませんが、起こり得る限りの「可能性」シナリオを想定し その時々のストレス度合いを測っているようです。そのシナリオの中には ギリシャのデフォルトも含まれています。

この記事によりますと、ギリシャ/ポルトガル/スペイン向けの英系銀行全体のエクスポージャーは 総額1,000億ポンド相当。私が以前読んだ何かの記事では(曖昧ですみません、どの記事だか すぐに思い出せない) 英国系銀行のエクスポージャーは フランスやアイルランド、オランダ系銀行のそれよりもずっと小さかったのを覚えています。もし それでもイギリスの金融監督庁がこれだけのストレス・テスト実施に動いているのであれば、欧州大陸も同じような行動に出ているのかもしれません。

この記事で おや!と思った点が2つありました

1)ベルギー
危ないという話しは 時々耳にしましたが、ここでは ベルギーを 「北欧州のギリシャ」と呼んでいます。

2)アイルランド
今年10月1日までに償還を迎える国債総額は 驚くなかれ なんと740億ユーロ。これは アイルランドGDP規模の50%以上という馬鹿でかい金額です。


ごめんなさい、出かけなければならない。もう既に遅刻です 
また 他の記事は 明日にでも! 


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[ 2010/06/07 22:10 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(14)

イラン中銀否定報道 と 米連銀サンシャイン・ミーティング

やっと歯痛が治まったと思って安心していたら、今から2時間くらい前に 治療中の歯が突然折れました!
  午後から久し振りにケーキを作ったので それを (治療中の歯の反対側の歯で) 噛んでいたら ガチッと口の中で何かが噛み砕けた音が....まさか  歯だとは全く考えてもいなかったので ケーキの中に卵の欠片でも混ざっていたかな? くらいに思って固い物を手に取って見たら 歯だった~~! 月曜日 算数教室の前に 緊急処置をして貰いに歯医者さんへ行って来ます。

まず 本文に入る前に お断りとお詫び  です。今週は 自宅からFX取引き出来るのは1日半のみ。

月曜日は 午前10時までしか家にいれないので 取引きゼロ 
火曜日は 丸一日 算数教室の夏休み宿題セットの為 家にいません 
水曜日は 午前中 取引き可能、午後から歯医者 
木曜日は 午前10時30分まで取引き可能、それから歯医者の最終治療。その後 久し振りにジムに行きます。
金曜日は 午後1時まで取引きします。それから 子宮癌検査の為 病院へ 、そのままジムに行きます

来週は 今のところ 特に予定入ってませんので、ガンガンに飛ばす予定!

今週は 要人発言とか 勃発的な動きの背景をお知らせする記事は なかなか書く機会がないと思います 。 何か質問等 ありましたら、ブログのコメント欄に書いて下さいね~!夜 必ずチェックします!

*イラン中銀総裁否定発言

ロイターに出てます。
でもさ、これって どういう事?  前回の記事 をもう一度読んでみたのですが、「既にユーロ売り開始」 ってなってたんですけど... もしかしたら こっそり売り始めてるけど、あまりにインパクト大きくなったんで 慌ててるのかしら? 

*米連銀 サンシャイン・ミーティング開催

6月7日月曜日 サンシャイン・ミーティング開催されます。 リンクは これです

この「サンシャイン・ミーティング」というもの 私 あまりよく分かっていないんですが 、最近 よく耳にするのは確かです。以前 私は このサンシャイン・ミーティングを米連銀の緊急ミーティングと勘違いし 、 一人で大慌て  ハラハラ  して損をした  事があります 

私が知っている米連銀の会合は FOMC(連邦公開市場委員会)です。これは1年に8回 (6週間ごとの火曜日)に開催されます。それじゃ このサンシャインって いったい何物?調べてみたけど 資料があまりないですね。とりあえず 分かったところでは

FOMC
米各地区の連銀による景況報告( = ベージュブック)を元に マネーサプライの調整や金利・為替レートの誘導などの方針を議論する。

サンシャイン・ミーティング
通常 月2回行われる定例会議の一環で、公定歩合の有無を見極める

ここから分かる事は、FOMCは本当の意味での「政策金利決定の場」であるのに対し、サンシャイン・ミーティングは「公定歩合に限り」話し合いをする場のようです。

そもそも 米国に於ける公定歩合とは、市場からFFレートで資金調達が出来ない銀行に対し「最後の貸し手」となっており、米連銀の総資産に占める割合は 僅か 0.7%に過ぎません。

それでは どうして 公定歩合が 今 注目! なのかと言えば、サブプライム問題が発生し始めた2007年夏までは 公定歩合のFFレートに対する上乗せ金利はいつも1%でした。しかし 2007年8月17日に公定歩合だけ0.5%下げ、翌年3月に またしても公定歩合だけ0.25%下げた事により 公定歩合のFFレート上乗せ金利は0.25%まで縮小。

事前に警告があったのは事実ですが、今年2月抜き打ち的に  公定歩合が単独で引き上げられ、上乗せ金利は0.5%に拡大しました。たぶん今後も上乗せ金利を1%に戻すまで、公定歩合単独引き上げが段階的に実施されると思われます。

このグラフと表は 2005年以来の米公定歩合とFFレートです。
Discount FF June 10

*2月の公定歩合単独引き上げ実施のタイミング

今年2月の公定歩合引き上げ日は2月18日。偶然かどうか知りませんが、米連銀サンシャイン・ミーティングが開かれたのが その前日の2月17日。たまたまでしょうが この2日間でドル円は2円の急騰を遂げています。6月7日月曜日にサンシャイン・ミーティングが開催されるという理由で、再度 ドル買いに走る人達が出てくるかもしれません。シートベルトは しっかりと!

ps
FFレートと公定歩合の比較チャートが簡単に入手出来ると思ってGoogleしたら どこにも出ていませんでした  仕方なしに自分で作っているうちに 1時間以上 たってます。もう午前1時過ぎ、明日の朝は6時30分起きですので もう寝る準備をします 

イギリス関連記事は 月曜日朝10時に外出する前に書けるよう頑張ります!もし 書けなかったら 算数教室帰宅後 頑張ります 

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[ 2010/06/07 09:07 ] マーケット | TB(-) | CM(9)

金自動販売機

金自動販売機が 近い将来 話題を呼びそうです!

ドイツに本拠地を置くEx Oriente Lux 社は、毎月50機の金自動販売機 (GOLD to go) の発注を受けているそうです。最初の金自動販売機が設置されたのは 中東のアブダビにあるホテルのロビー。第2機は ドイツ国内の空港。今後は イタリアのミラノ空港、マレーシア国内の主要空港全て、ロシアのある銀行のロビー、そしてトルコでも設置される事が決っているそうです。


この金自動販売機は 最大1オンス(約30グラム)までの各種金コインを揃えており、金販売価格も10分ごと更新されるのが特徴。

販売機の設置場所として空港が選ばれる理由は、国際的なビジネスマン達は金価格に敏感であり、ビジネスやホリデーなどの旅行中は気持ちが大きくなり、衝動買いも含め 金自動販売機で金を買ってみるか!という誘惑にかられるからとか 

イギリスで この自動販売機を見かけた事はありません。しかし金価格が上昇している現在、「いらなくなった金を買い取ります。思わぬ副収入になるかも!」というようなうたい文句で 郵送による金の売却を勧めるテレビのコマーシャルがよく放送されています。

それとは別に、うちから車で5分くらいの商店街でずっと貸し店舗だったところが突然「金 高く買い取ります!」という看板を掲げたお店に早代わりし、中東系の男性が2人 カウンターにいつも立っているのを見かけるようになりました。怪しげな雰囲気ですがね... 

日本でも そういうお店やTVコマーシャル 出てきてますか?

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[ 2010/06/05 10:37 ] 未分類 | TB(-) | CM(10)

ギリシャ デフォルトの噂

たった今 外出するので PCを消そうとしたら ギリシャがデフォルトするという噂でユーロが急落した という話しを聞きました。既に15分くらい前に出ていた噂だそうです。

どうして 今 デフォルトの噂が立たなければならないのか とかは 全然 判りません。

本日は朝から 中東系がユーロとポンドを対ドルで売っていたのが目立った模様です。昨日のイラン中央銀行のユーロ売却話しを考えると、他の湾岸諸国も追随しているのでしょうかね?

追記:
ごめんなさい、急いでいて 書き忘れてました 

本日と明日 両方とも ユーロ/ドル オプション ストライク 1.2200 が大量に満期を迎えます。本日のオプションは既に20分前に終りましたが、明日も 1.2200 かなり (約30~50億ユーロ相当 との話し) あるみたいです。

追記その2:
あれ?書き忘れ NO.2... ぼけてますね、完全....

ユーロ/ポンド ストライク 0.8250 本日 あります。これは 今週に入って誰かが急遽作った短いものみたいです。


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[ 2010/06/03 23:10 ] マーケット | TB(-) | CM(2)

英住宅価格指数

*英ネーションワイド 住宅価格指数 (5月分) +0.5%m/m、+9.8% y/y

本日発表になった住宅価格指数の明細を読んでいて驚いた  のですが、現在の英国の住宅価格は 2007年10月につけたピーク時の価格より約10%低いところまで戻ってきた  という事です。正確には 9.5%なのですが、そんなに戻ってたの~~?  と思わず画面に向かって大声出してしまいました 

読み進んでみると、英国の平均住宅価格は2007年10月のピーク  ド底とみなされる2009年2月までに 19.3%下落  したそうです。そして ド底の2009年2月  2010年5月までに 12.2% 上昇  したそうです。引き算すると7.1%となり、9.5%という数字と若干違いますが  まぁ そこはいいとしましょう (大雑把です、私.... )

*住宅販売件数は?

そんなに住宅価格が戻しているのなら、私が気が付かないうちに 不動産屋さんではドンドン物件が売れていたのかな?  と思い、RICS (英国王立不動産鑑定士協会) が出している住宅販売件数を調べてみました。

英国にあるごく一般の不動産屋さんが 3ヶ月の間に何件の家を売ったか という数字なのですが、

さぁ ますます住宅価格は上がるぞ~~! と元気一杯だった2004年は 32件
住宅価格のピーク  をつけた2007年10月のすぐ後は 23.9件
そして現在は 9.5件 

となっています。3ヶ月の間に9.5件しか売れていないとは こちらも 改めて驚きましたよ   その最大の理由は 住宅ローン取得の厳しさ  つまり銀行が貸し出しを本格化していない点。

*ここからの住宅市場動向は?

通常 イースターがある3~4月から9月末くらいが、住宅販売数がうなぎ登りになる時期です。しかし今年は住宅ローン取得の厳しさだけでなく、6月22日に発表される新政権による緊急予算案で CGT(キャピタル・ゲイン税)上げが発表されるかどうかを見極めてから動く人達が出てくるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。

たしか先週 ここのブログでも触れたと思いますが、キャメロン政権は歳入増を測る意味から 現在一律18%であるCGTを一気に40~50%に上げようとしているみたいです 。 これはたぶん有料記事に書いたかもしれませんが、イギリスでは自宅売却の際に得た収益に対しては無税ですが、2件目以上の不動産 (自宅以外) の売却から得た収益には CGTがかかります。もし 22日の緊急予算案で CGT上げが決定された場合、新財政年度が始まる2011年4月から適用される筈ですので、CGTが18%であるうちに売り逃げしよう! とする輩が続出すると懸念されています。

そうなった場合、売り物件で住宅市場は供給過多となり 値崩れを起しかねません 。ですので、今回の緊急予算案は 不動産業界にとっても非常に大切なものとなります。


さて 話しはイギリスから スウェーデンに飛びます 

*スウェーデン人のユーロ嫌い

スウェーデンの金融紙 Dagens Industri が行った調査結果ですが、スウェーデン人の61%がスウェーデンのユーロ加盟に反対、25%が賛成という見方をしている と発表しました。最近のユーロ加盟国による債務問題、そして それに対するユーロ圏諸国の協力体制のぎくしゃく度が 反対理由だそうです。


*ユーロ/ポンド オプション

昨日 誰かが 期日を明日金曜日にして ユーロ/ポンド ストライク: 0.8250 のオプションをかなり大きく作った模様。その為 ここからの更なるユーロ/ポンド下落を狙っている人がいるかと思われます。これがなくなるまで ポンドはサポートされるかもしれません


先週金曜日にボイラーの管から漏水し  緊急にボイラー管理のオッサンに来てもらいました (夜9時過ぎてましたが...)。今 その人が来て もう一度 点検、そして やらなければならない管の修理をしてくれます。ちょっと そちらの方に行って来ますね!


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[ 2010/06/03 21:38 ] 経済 | TB(-) | CM(2)

ECB国債買い入れに対する見方 その2

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[ 2010/06/03 08:40 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

ECB国債買い入れに対する見方

ECBによるユーロ加盟国の国債買い入れを巡って ドイツ連銀内部が騒ぎ(?)始めた  みたいです。

独シュピーゲル誌の記事によりますと、ECBは先週末までにスペイン、ポルトガル、アイルランド、ギリシャの国債を合計400億ユーロ相当 買い入れ実施したそうです。このうち ギリシャ国債は250億ユーロを占め、現在でも引き続き 毎日最低20億ユーロ相当のギリシャ国債買い入れを継続。ギリシャを含むPIIGS諸国全体の国債買い入れ額が毎日約30億ユーロと言われていますので、買い入れ国債がいかにギリシャに集中  しているかが判りますね。

*どうしてドイツ連銀が騒ぎ出したのか?

ECBへの出資分担額は国内総生産(GDP)と人口に応じて定められており、ドイツはユーロ加盟国内で最大の分担額を支払っています。このチャートは ユーロ加盟国のみに絞ったECBへの分担金比率を表しています。

ECB 出資比率

現在ECBが保有していると言われる250億ユーロ相当のギリシャ国債のうち 約3割にあたる70億ユーロ相当は 間接的にドイツ連銀保有と見なされる事になるので、ドイツ連銀も心穏やかではない  のは当然の事。

*どうして 毎日 ギリシャ国債買い入れを継続しなければならないのか?

1兆ドル規模の緊急支援策は、承認されたものの まだ発動はされていない為、(ギリシャ以外の)PIIGS諸国の国債買い入れを増やしているのであれば理解出来ます 。 しかし ギリシャに関しては 5月に総額1100億ユーロに及ぶギリシャ支援が決定し 正式に発動しています。それなのに どうしてECBはギリシャ国債を毎日20億ユーロ相当も買い続けなければならないのでしょうか?どうして 今 ギリシャなのか  ドイツ連銀内部では この疑問が渦を巻いているみたい

この続きは 有料記事にさせて頂きます


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[ 2010/06/03 07:50 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

イラン中銀 450億ユーロ売却予定

歯医者 痛かった~~~~~~~! あと1回で治療終了かと思ったら あと2回だって 

私がいない間に出たニュースで おや! と思ったものが 「イラン中銀 ユーロ売却、ドルと金購入」 という記事

ジャメジャムというイランの新聞に載っている記事らしいのですが、イラン国営放送によるとイラン中央銀行は外貨準備のユーロ 450億ユーロを売却  ドルと金を購入する予定だそうです。

*イラン中央銀行外準高は どのくらいなのか?

同紙によると 昨年12月末時点で約800億ドルを越えていたとされています。今回のユーロ売却終了時でイラン中銀外準に占めるユーロ比率は現在の55%から 20~25%に下がるようです。

*どうして 売却に踏み切ったのか

中央銀行内のFX専門家の見方では、欧州で起こった経済/財政危機は更に悪化すると予想しており、その結果 ユーロという通貨の価値は下がり ドルの価値は上がると見ているからだそうです。

*450億ユーロの売却手順

4ヶ月の間に3段階に分けて実施する予定。第一段階めの150億ユーロの売却はイラン暦6月がスタートする5月22日より既に開始されている模様。第2、第3段階の具体的な日程は書かれていませんが、売却に要する期間は4ヶ月としているようなので、終了時期は9月22日辺り。

*イラン大統領指令の全く逆の決断

2009年9月 イランのアフマディネジャド大統領は、イランの核開発問題で米国  との緊張が高まった時、同国の原油安定基金の構成通貨をドル  ユーロにシフトするよう命じました。

しかし 今回の中銀によるユーロ売却決定は 大統領命令から大きく外れるものなので関係者を驚かせている模様

*原油取引き通貨

2007年以降 イランの原油売却から得る収益の85%がドル以外の通貨だったそうです。そして 上でも触れたように、大統領命令発動後は 原油取引きは100%ドル以外の通貨 (通貨バスケット案が有力でした) にする予定だったようですが、今回の決断により 大きく方向転換し、ユーロ建ての原油売買比率は大幅に減少する予定。 

*他の湾岸諸国も追随?

同紙によると 他の湾岸諸国もイラン同様 外準に於けるユーロ比率を減らす方向に動いているようです。具体的な国名は書かれていないようですが、やはりイランの決断と同じく ユーロを減らして その分 ドルと金の比率を上げるオペレーションみたいです。


こういう内容でした。今のところ イラン以外の湾岸諸国が 「うちもユーロ減らすよ!」と追随発言は しておりませんが、今回の報道によると 他の湾岸諸国でも既にユーロ売りを開始しているところもある というような事を匂わせていますね...

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[ 2010/06/03 06:50 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

頑張っているポンド

お早ようございます 。今日はこれから歯医者さんへ行って来ます 。 歯痛治療の第二回目に加え、衛生歯科も受けてきます。衛生歯科は年2回必ずやっており たまたま本日に予約が入っていました。両方の治療で合計2時間近くかかるみたいなので ロンドン午前のマーケットは追えません。ニューヨークの株価指数オープンまでには帰宅したいです 。 動きそう!

ポンドの上昇が話題になっています。今年3月に英保険大手:プルーデンシャルが米AIG保険のアジア保険部門(AIA)を買収するという話しになり、ポンド売りが加速されました。一番最近の記事リンク を念の為に貼っておきます。

買収話しが出始めた当時から買収資金の一部はキャッシュ  で支払うという話しになっており、プルーデンシャルが買収資金用のドル買い(ポンド売り)を市場で実施していると言われ続けてきました。ところが ここにきて プルーデンシャルの提示した355億ドルという買収金額があまりにも高すぎると株主達が騒ぎ出し 、今週に入り 300億ドルまで値切りました。しかし AIG側はその提示額を拒否し 一気に買収話しは「なかった事にしようね!」というムードに。

当然 買収資金用として買われていたドルを 今度は売らなければなりません。そのドル売り/ポンド買戻しが買収話し頓挫のタイミングと同時に市場で囁かれ始めました。

事実 今週に入ってからのポンド上昇  は すさまじく、ユーロ/ポンドもあっさりと0.84台を下抜けし怒涛の下落を記録  2008年末以来始めて 0.83台の壁も突き破りました。今朝の時点での噂としては この買収話しが出てからプルーデンシャルは合計約100億ドル相当のドル買いを実施したようで、その買戻しを 今 必死でしている というようです。あくまでも噂ですから あまり振り回されたくありませんが、もしこの話し(10億ドル相当のドル買戻し)が本当であれば その動きはロンドン休暇明けの昨日から始まったばかりだ というのが 市場の見方のようです。

ユーロ/ポンドは 0.8280下にあるストップをまだ完全につけていません。今現在の日足ローソク足を見ると ここで一旦 戻しに入ったようにも見えますが、まだロンドンは始まったばかり。まだまだ油断大敵です

私は 米株価指数下落を狙っています。鳩山さんの辞任で円売りが加速されていますが、株価とクロス円連動がどの程度働くのか分かりませんが、円売りポジションは持っていません。
それでは 行って来ます 

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[ 2010/06/02 18:21 ] マーケット | TB(-) | CM(2)

中国と資源国通貨

欧州ばかりに気を取られている私にとって 一番よく分からない国は中国です 。最近 中国の景気減速に関する記事をよく見かけるのですが、タイトルも見ずにパスしていました 。このブログをご覧の方で過去10年くらいの中国景気/経済/金融動向などが簡単に まとめられているブログ/リンクをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非 教えて下さい 

どうして突然 中国の話題をここに書いたのかと言うと、歯痛の為に全然チェック出来なかった先週分のニュースを調べていたら WSJ紙に中国が銅やその他の商品輸入を大幅に減少させたという記事が出ていたからです。

WSJ紙には詳しく載っていなかったので自分で調べてみたら、中国が弾き出すGDPは世界全体の約7%、しかし 銅の消費量は世界全体の40% 、アルミニウムの消費量は世界全体の30%、そして鉄鋼に関しては なんと世界全体の47%  というスゲェ~量を中国が消費している事を今更ながら知りました (遅いね.....

最近中国の不動産バブルの崩壊とか 景気減速という話しを耳にしますが、もし こういう商品消費が大幅に減少した場合、資源通貨にも影響が出ると考えるのが妥当では ないでしょうか?

ある英系銀行の調査部の調べでは、中国は現在 世界全体の40%に値する量の鉛を消費しているそうです。しかし 金融引き締め そして 景気減速が本格化した場合、鉛の使用量は2010年度中に世界全体の13%にまで  大幅減少する可能性がある と指摘しています。そして それを先取りするかのように今年4月から現在に至るまでに 鉛価格は26%の下落を記録しました。

この商品価格下落の背景ですが、ある豪系銀行のアナリストが2週間前 中国出張に行った際に調べたそうですが、中国の企業は商品価格の更なる下落を予想しており 現在までは在庫分の鉄鋼、鉛等を使用していると述べています。そして中国に於ける家電製品や自動車の需要が短期的な調整以上の落ち込みを中長期的に継続するとは考えづらい為、価格がある程度底打ちしたら中国の輸入は増えるだろう  と見ているそうです。
copper June 10
このチャートは 過去1年に於ける銅の値動き、そして その下は 資源通貨代表として 豪ドル 対ドル と 対円のチャートをそれぞれ載せてみました。カナダドルや南ア・ランドのチャートも比較してみたのですが、やはり豪ドルが一番 銅の値動きとの類似点が多いイメージがしました。

ここで念の為に申し上げておきますが、私自身 中国のここからの景気動向を全然知りませんので 果たして 中国の商品輸入の落ち込みが短期的調整だけで終わるのか、もっと根本的な問題となり長期化するのか、自分の意見を持っていません 。 しかし もし 中国の景気減速がここから更に加速するような事になると、日本人の大好きな豪ドル/円の上昇は少し難しくなるのかな?と 素人考え  を起した私です。

この記事は 私自身の意見というよりかは、日本に住んでいて AUDという通貨や 中国という国をもっと身近に感じている読者の皆さんに教えを請うために書きました。どんな些細な事でも構いませんので 皆さんのご意見が聞けたら嬉しいです! 


最後になりますが、中国の最大輸出相手国として君臨していた米国ですが、とうとう ユーロ圏が第一位の座を奪い取りました 。 具体的な数字を書きますと、中国からユーロ圏への輸出は全体の20.5%、米国へは17.7%となっています。ギリシャ財政赤字問題から端を発したユーロ危機  により大幅下落したユーロのお陰で 中国元は対ユーロでは大幅上昇  となり、中国からEUへの輸出収益を大幅に減らす可能性があります (下のチャートは 過去8年分のユーロ/元チャート)

eur yuan May 10
中国は 2005年夏に自国通貨:元の2%切り上げに加え、管理フロート制への移行という人民元改革を実施しました。今年に入ってからは 完全フロート制も含めた人民元改革第二段の実施は秒読み段階に入っているという観測が一人歩き  しています。私は 「完全フロート制」 人民元切り上げだとばかり思っていたのですが  、こちらのアナリスト達の間では 完全フロート制が人民元切り上げとは限らない という見方をする人達がどんどん増えているそうです。

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[ 2010/06/02 07:30 ] 経済 | TB(-) | CM(11)

新副財務相に対する不安

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[ 2010/06/01 09:18 ] 過去のパスワード必要記事 | TB(-) | CM(-)

ロウズ副財務相 不正経費請求問題で辞任

本日5月31日(月)は 英国の国民祝日。この次の国民祝日は8月末までないので、今日は思いっきり朝寝坊  をしようと思い 夕べは夜中遅くまで推理小説を読んで2時過ぎに寝ました。しかしどういう訳か 普通の月曜日と同じ朝6時45分に パッと眼が覚めてしまいました 。必死で二度寝をしようと努力したけれど、ダメ... 仕方なしに起きてコーヒー飲みながら有線放送のお料理番組を4時間も見てましたよ。

コメント欄 そして メイル・フォームを通して 英新政権の閣僚辞任の話しをどう思いますか?という質問を頂きました。

まず 今回 辞任したロウズ氏に関しては 以前 このブログでも 簡単に紹介したので お時間があれば お読み下さい。


・議員による不正経費請求問題で国民の政治不信高まる 

1年ちょっと前から 主に英下院議員達による不正経費請求問題が発覚し国民の政治不信が高まりました。その当時は労働党と保守党の2大政党に属する議員による不正経費請求件数が多く、自民党は唯一 身の潔白を誇っていました 。 総選挙前に行われた3大党首テレビ討論会でも 自民党のクレッグ党首は不正経費請求問題について 保守党と労働党の不始末を盛んに非難したんですよね.....

・英テレグラフ紙一面報道

保守党と自民党との連立政権が誕生して2週間ちょっと経った先週末、英テレグラフ紙の一面に「ロウズ副財務相、パートナー、そして 4万ポンドの不正経費請求」 というタイトルの記事が載りました。そこには 新副財務相であるロウズ氏と 彼のパートナーである男性の写真が載せられていました。

どういう事かと思い テレグラフ紙だけでなく他の新聞をいろいろ読み比べてみたら こういう事のようです。

・事の起こり

ロウズ氏は2001年に英財務省委員会の委員に任命されました。ロンドンに持ち家がなかった同氏は ロビイストであるルンディ氏の家の一部屋を借りる事になり、家賃は当然 議員の経費として請求されました。

最初は 「大家と間借り人」という関係だった2人ですが、数年後には 同性愛の恋人同士となったそうです。その後もロウズ氏はルンディ氏の家で同居しており、依然として家賃はずっと経費として請求されていました。

・議員経費請求方法の変更

2006年に議員経費請求方法や請求内容の変更見直しがあり、この時点で ロウズ氏が家賃を経費として請求する事を止めていれば、今回の辞任激は起こりませんでした。しかし 当時ロウズ氏は ’今 突然 家賃の請求をストップしてしまったら、どうして突然ストップしたのか  現在も同じ家で間借りしているのに、どうして突然家賃を払わなくてもよくなったのか ’ という質問を受け、自分とパートナーがゲイ関係にある事が公表されてしまうかもしれない。それだけは どうしても避けたかったので、請求を継続したと語っています。驚いた事に、この2人の関係は 今回の新聞報道まで、それぞれの親兄弟、親しい友人でさえも知らなかったようです 

そうは言っても毎日顔を合わしている議員仲間の間では ロウズ氏がゲイであるに違いないと影口をたたいている議員もたくさんいたとされており、一部の議員は 「ロウズ氏がゲイである事は誰も知らない と信じているのは、本人のロウズ氏だけだよ」と語っていたとされています。

*合計4万ポンドの不正請求となるのか?

2006年から現在まで 毎月950~1,000ポンドの家賃を経費として請求していたので、不正請求額合計は4万ポンドとなる と各紙は報道しています。しかし 議員経費請求規則によると、ローズ氏の経費請求が規則違反かどうかは非常に微妙なところだそうです。例えば ロウズ氏とパートナーは 正式な「結婚」関係を結んでおらず、あくまでも 恋人同士であるだけ。そして共通の銀行口座を持っていない (日本では どうだか分かりませんが、こちらでは結婚後に夫婦連名でひとつの口座を作り、そこから住宅ローンや公共料金の支払いをするのが一般的です)など が挙げられており、絶対に黒  とは決められないみたいです。

しかし ロウズ氏は既にこの4万ポンドは返金し それと同時に辞任発表しています。

*新副財務相にアレキサンダー氏

前スコットランド相であった自民党アレキサンダー氏が ロウズ氏辞任後に副財務相に任命されました。

ロウズ氏は自民党内だけに限らず今回の新政権閣僚の中で 一番の切れ者、頭脳明晰、経済通、現在イギリスが一番必要としている赤字削減策を練れるのは この人以外いない と太鼓判を押されており、同氏の辞任は 非常に苦しいです。

アレキサンダー氏も いろいろ問題がある方のようです。
ロウズ氏、アレキサンダー氏に関して もう少し詳しく有料記事に書かせて頂きます

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[ 2010/06/01 08:10 ] 英選挙 | TB(-) | CM(4)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

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私も新イーグル・フライで
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