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テレビ討論会を見た感想

*3大党首 テレビ討論会 第一回目の印象

先ほど 世論調査の結果だけ 急いで  更新しましたが、ここでは 討論会を実際見た印象を書きたいと 思います。

世論調査の結果を見ていただければ一目瞭然ですが、今回の討論会のスター  は 自民党:クレッグ党首。私自身も番組を見て ある意味 予想外の展開に驚いたものです 

*討論会が始まる前の 各党首に対する一般の見方

ブラウン首相
あまり微笑みを浮かべないブラウン首相は いつもの仏頂面  のまま 討論会を乗り切る。法廷弁護士であった前ブレアー首相と比べると ブラウン首相は 慎重な性格も手伝い 発言が 固くなる事が多々あり それを心配する  人がいました。

キャメロン党首
テレビ局で働いた経験があるキャメロン党首は メディアに関する豊富な経験 、そして 討論会場の中央に立った有利性を生かし 国民のハート  を がっちり 掴むと予想する人が多かったです。

クレッグ党首
政治家としての経験も浅いクレッグ党首は ある意味 予想がしずらかったのですが、「失うもののない強み」 があるとの認識は共通していました。

*どうして クレッグ党首が ここまで支持率を伸ばしたかと思える理由

・失うものがない強み

これは 討論会が始まる前から ずっと 言われ続けていた事です。つまり 自民党のクレッグ党首は 万が一 討論会でのパフォーマンスが悪くても 失うものが何もない強みがある、だから 他の2人と比べ 恐いものなしで 言いたい事を自分のペースで視聴者に伝えられる有利な立場にある というものです。

・質問者の名前を呼びかけながら 答えた

イギリスは アメリカとは違い 全く知らない相手の名前(ファースト・ネーム)を呼びかけるという事は あまり やりません。やはり 知らない人に対しては 日本同様 相手の苗字を使います。しかし クレッグ党首は 親しみを増す為なのか 質問者に対し (党首 という固い立場からでは なく) 友達みたいな親近感を示す為なのか 相手の名前を呼びかけながら 質問に答えていました。

キャメロン党首も 何度か 同様の試みをしていましたが、クレッグ党首は 一人を除く全ての質問者に対し 名前を何度も呼びかけながら 答えていたのが印象的でした。一人の人を除く と書きましたが、この女性は たぶん スリランカ系の女性で 名前が非常に発音しにくいものでした。たぶん それが理由だと思いますが 彼女の場合だけ ファースト・ネームではなく 苗字を呼んでいました。

・発言する時の目線

これは 明らかにクレッグ党首に軍配  が上がります。観客からの質問に答える時 クレッグ党首は カメラ  を真っ直ぐに見据え カメラに (=テレビ視聴者全員に) 対し 話しかけていました。ですので 私をはじめとするテレビ視聴者は まるで自分に話しかけてくれているように感じたものです。他の党首との討論の時は 党首を見ている時と カメラに向けて話している時 半々という感じでした。

それに対し キャメロン党首は 観客からの質問に答える時も 党首間のやり取りの大半も 会場の観客の方を向いて 話していました。ブラウン首相は 観客からの質問に答える時は 観客席 と テレビカメラ半々、各党首間のやり取りの場合は 各党首に向けて話していました。

*討論会を見て 私が個人的に感じた事

1) ブラウン首相は 予想に反して(失礼!) 非常にスムーズな会話、途中 予想外にも ジョークを何度か飛ばし 前半は特に 微笑  を絶やさずにいました。後半から いつもの 固いオッサン  に戻ってしまった部分もありますが、全体的に 私自身は 「よくやった!」と思います。

ただ一点 ブラウン首相にとっての打撃は、選挙改革を推し進めている自民党に対し 労働党も同様の考えを持っている事を表明したのですが、クレッグ党首は 全く ブラウン首相を相手にもしませんでした 。 労働党は 次期政権で他党との連立となった場合 同じ中道左派である自民党と連立を組みたいと願っています。その意味も込めて 今回の討論会では ブラウン首相は 何かにつけて クレッグ党首と自分との間柄が 非常に良好  に行っており 労働党と自民党は 仲が良い政党同士である印象  を 有権者に植え付けたかったのですが、見事に失敗に終わりました 

2) キャメロン党首は パフォーマンスが貧弱でした 。討論会の間 不安  というか ストレス  というか そういうい顔つきを 何度も示しました。想像していたよりも 冷たい感じがしたのは 私だけでしょうか?

3) クレッグ党首は 討論会最初の辺りは 緊張でコチコチ  でしたが、それが過ぎると リラックスしたまま 討論会を乗り切っていました。

*総括

第一回目の討論会だけで 総選挙の行方が決定されるほど 簡単なものでない事は 有権者も政治家も よく分かっていると思います。しかし 今回の討論会で ある意味 クレッグ党首を軽視(?)していたキャメロン党首やブラウン首相は 来週、再来週に行われる討論会に向け 作戦練り直し  を迫られています。

たぶん 実際の投票段階になると クレッグ党首の経験不足が災いし 世論調査で示されているような投票結果には ならないように思うのですが、どうでしょうか?逆に もし 世論調査通り 自民党への投票が伸びた 場合 それらの票は どの政党からの寝返り票となるのでしょうか?

このブログでも 何度も繰り返していますが、国民は労働党政権に飽きています 。それだけでも 労働党から保守党に票が流れる可能性は 高いと思っています。しかし その保守党の党首であるキャメロン氏のパフォーマンスが 予想外に貧弱だった事実を考えあわせると 保守党単独政権は 意外と無理なのでは ないかな?  と 改めて 思ったりもしています (私個人の意見ですよ、これは)

私の キャメロン党首に対する評価が低いのには理由があります。それは 彼の発言で 気になった点が2つあるからです。

最初は "can't afford it"  (そんな余裕は ないよ!) という言葉を 何度か繰り替えした事。こういう討論会では 如何なる状況に於いても 否定的な言い回しは 出来るだけ避け 同じ意味合いの事を肯定的に言い換える、そういう戦略を 練らないのでしょうか?

もう一点は もっともっと深刻な問題  に発展する可能性があるものです。

昨日の討論会で 核兵器問題に関する話し合いが行われました。その際 キャメロン党首は 

''Are we really happy to say that we’d give up our independent nuclear deterrent when we don’t know what is going to happen with Iran, we can’t be certain of the future in China?”

今後 イランが何をしでかすか 分からない今、将来の中国の姿が はっきりしない今、英国が核兵器を手放す事は 賢明な選択と言えるのか?

という発言をしました。(この発言に先立ち ブラウン首相は イランと北朝鮮が存在する限り 英国の核兵器保有継続を支持表明)

この番組終了後、外務相である労働党のミリバンド氏から 「キャメロン氏の発言は、国連常任理事国同志として、そして 最近 戦略的提携関係を築いたばかりの中国に対する侮辱である。」と強い非難の発言が出されました。これに対し 保守党は 「キャメロン党首は 中国を名指しで非難している訳では なく、将来 世界の力関係に変化が出てくる事を想定して 核兵器保有を支持すると言いたかっただけである。」と答えています。

キャメロン党首の真意は知りませんが、今後 彼が首相となり 中国歴訪となった場合、中国側の対応が気になります。


*英国内飛行場 全面閉鎖2日目に突入

話題が突然 変わります 

4月14日 アイスランドで火山噴火が起こり その火山灰の影響で北ユーロッパ全体で空港閉鎖が相次いでいます。今朝 まだ テレビのニュースを見ていませんが、知っている限りでは 英国内全ての空港が 昨日より閉鎖されています。英航空管理局は 明日土曜日未明の午前1時までは 空港閉鎖を継続する予定でいると発表しています。

スコットランドと北アイルランドの一部の飛行場は 本日昼から 運行を開始するようですが これも かなり限られた便のみとなる模様。

昨日のニュースでは 英国、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、フランスが空港閉鎖に追い込まれていました。本日中には ポーランド、チェコ、スイス、オーストリア そして ハンガリーの一部空港閉鎖を検討するとも発表されています。私も新聞で読んだだけなのですが、フランスは 現在 国鉄労組スト決行中らしく 振り替え輸送の手段も限られ国内の交通は大混乱を極めているとか。

本日朝6時現在 英国、ドイツ、ノルウェー、アイルランド、スウェーデン、フィンランド、ベルギー、オランダ、ロシアで 火山灰が観測されていますが、今のところ 人体に影響はない と されています....

先日の飛行機事故で亡くなったポーランド大統領の国葬を控え 4月18日には アメリカ・オバマ大統領もポーランド入りする予定ですが、この火山灰の影響が長引けば 国葬延期も検討中との事。

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[ 2010/04/16 20:52 ] 英選挙 | TB(-) | CM(1)

驚異的な世論調査の結果

お早ようございます 

昨日 お待ちかねだった 3大党首テレビ討論会が行われました。

これから 朝食の用意をして 子供を学校に連れて行かなければならないので 詳しい内容は 後ほど 書きます。

討論会直後に行われた世論調査の結果ですが 腰を抜かすような内容となりました。


YouGov
保守党  29%
労働党  19%
自民党  51%

Com/Res
保守党  26%
労働党  20%
自民党  46%

Populus
保守党  22%
労働党  17%
自民党  61%


一番最初に書いたYouGovですが この調査期間は 同時に 「各質問に対して どの党首が 質問に対してストレートな答えを 与えなかったですか?」というものがあり

ブラウン首相 48%
キャメロン党首 44%
クレッグ党首 4%

となっています。私も聞いていて感じましたが 自民党:クレッグ党首は 質問に対し 直球を投げていたと思います。それに対し 次期首相と噂されるキャメロン党首も 現在首相であるブラウン氏も 変化球で答えていた感じがしました。やはり国民は 「有権者受けする答え」よりも 「出来る事と出来ない事をある程度 正直に伝えてくれる」直球を好むのでしょう。それが 今回 自民党支持率 ほぼ全部が5割近い/以上という驚異的な数字を弾き出した最大の理由に思えてなりません。

これから 朝食の用意をしますので またあとで 私自身の感想を詳しく書かせていただきます。

果たして 90分のテレビ討論会が英国政治マップを 塗り替えてしまったのでしょうか?

 
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[ 2010/04/16 15:11 ] 英選挙 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

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