本日から 本気で取引開始する予定でしたが 約3週間 マーケットから離れていると ダメですね。調べる事ばかり....

本当は年末に全部やってしまう予定でしが ブログ記事を書くのに時間を取られてしまい 全然 手をつけていませんでした。今でも まだ 12月中の株価 エクセルに入れてません

明日中に やらないと 困る...
「2010年に向けて」シリーズ (勝手に シリーズにしてます

)最後の ポンド予想は 必ず書きますが 今週末くらいに なってしまうかもしれません。悪しからず...
それでは 本日 目に付いたニュース、動きを ランダムに書き出します
1)ブラジル SWF ドル買いビジネス・ウィークの記事によりますと ブラジルSWFが ドル買いする という内容。ブラジルと言えば 自国通貨高を押さえる目的で 昨年秋に 外国人投資家による債券/株式取得に要するブラジル現地への為替送金に対し 2%の金融取引税を課税すると発表したばかりです
そもそも 私はブラジルに SWFが存在する事すら 知りませんでした

が、この記事を読む限り 1年前から存在していたみたいです。SWF規模は クリスマスの時点で 163億レアルとなっています。記事の最初に「ドル買い」 と書いてあったので その場で私はすぐ ポンド売り(ドル買い)ポジションを取りました

ブラジル・レアルは 2009年だけでも 33%上昇、現ルラ大統領就任時の1993年からは 103%上昇を果たし 米ゴールドマンサックスは11月の顧客向けレポートに 「世界で一番 Overvalued(過大評価されている)通貨」と書いているようです。
ポンド売ってから ビジネス・ウィークの記事を読み進むと ブラジル政府としては どうにかして レアルの上昇を鈍らし 輸出競争力を回復させる目的で ドル買いをする と書いてあったので 「こりゃ 単なるドル買いではなく ドル買い/レアル売りだ~~!」 と 慌てて

ポンド・ショートを閉じました。17ポイント 取りましたが スゲェ~~~~~~~~ ダサイ取引

。私は子供の頃から 先を考えずに 行動が先に出てしまう悪い癖がありましたが 未だに直ってませんね
2)米投資銀行:ゴールドマン・サックス 英国脱出か?英各紙が報道したところによりますと ゴールドマンが 銀行業務の一部/全部を 英国から欧州の他の拠点に移そうか?という考えを強めているようです。このブログでも書きましたが 英政府が予算方針編成で発表した「25,000ポンド以上のボーナス受給者に対する特別税
(この記事参照)」と 昨年の本予算案で新たに導入された年間所得150,000ポンド以上を対象にした所得税率50%導入、これら両方の処置に不満を持った同社は 真剣に英国脱出を考えているようです。同社は 法人税として 11億ポンド、それに加え 5,000人の従業員が支払う所得税も含めると 約20億ポンドの税金を英国に落としており この金額はシティーにある全ての金融機関の中でも最高額。
ちなみに 同社のTrading roomの移動先として候補が上がっているのが スイスのジュネーブ。
私は 彼等がシティーを捨てて 他の場所にオペレーションを移してしまう事は 非常に残念

だと思います。しかし 最大の損失は 税収入ではなく ロンドン・シティーが抱える「世界的レベルの才能を持った人材」の流出

だと思います。彼等がロンドンを見限れば 後を追う金融機関が必ず出ますしね。
ひとつだけ 希望が持てる点

は 英国総選挙後 こういった金融関係者のみに適用される税制度が 廃止 又は 形を変えて継続するが 才能のある人材の流出が食い止められるかもしれない方向へ持っていかれるチャンスが残っている事。私 本気で祈ってますよ
3)イエメンにある米英仏大使館閉鎖クリスマスの日に起こった米ノースウエスト機爆破テロ未遂事件で、イエメンに拠点を置くアルカイダ系団体は 未遂事件で使用された爆発物を提供したとの声明を公表しました。それに加え アルカイダは イエメンの首都攻撃を計画している事も明らかにした模様。それを受けて 大使館閉鎖に踏み切ったのが米英仏。
米ホワイトハウスのテロ対策本部は 米軍事行動の可能性も示唆している模様
これを受け スイス買いが入りました
4)ポンド買い: 英系銀行の配当分のポンド転に関わるポンド買いが ロンドン午前中に出た模様です。金額は 推定 8億6,000万ポンド
売り: 米PIMCOが 英国債保有比率を削減すると発表し それがポンド売りになりました
5)ユーロアジアから欧州時間にかけて アジア系、中東系の買いが見られたようですが ロンドン午後の欧州Fixing時間に 売りオーダーが入った模様
6)円東京時間は 一部のヘッジファンド と 短期のモデルファンドが 93.50 オプション・トリガーを付ける為 ドル円を買い上げました。しかし 欧州時間に入ってからは 一転して円買いが強い相場展開。その理由付けとしては 日本政策投資銀行が 日航に対する融資枠を2倍に拡大する事を決定し 日系平均株価が上昇したことを受けて という説明をしている人がいました。
7) 一番最新の英総選挙に関する世論調査2009年末に行われた「もし 今日 総選挙が いきなり実施されたとしたら 貴方は どの党に投票

しますか?」という世論調査によりますと、
40% 保守党、30% 労働党、17% 自民党 という答えだったようです。
保守党、労働党の差は10%

この10%の差というものを英議会の議席数に当てはめると 単独過半数議席までに 6議席足りない

計算となります。現在 市場が英国の総選挙後の政権に対して持っている不安は 1政党で議会過半数を占める安定政権が生まれて来ないかもしれない

という事です。これが ポンド/英国債相場の暴落を招き トリプルA格付けが引き下げられるきっかけとなり得る心配ですね。事実 債券投資で有名なPIMCOは 英国債保有を削減 と発表しています。
一部の政治家によると 少数与党が誕生する事は 現在の労働党が再び勝利する事以上に悪い事である

と位置づけています。
それでは 賭け屋では どんな具合でしょうか?
・投票日
3月 と 5月 共に 4/11
4月 12/1
・与党に立つのは?
保守党 1/12
労働党 13/2
自民党 100/1
いずれかの党が400議席以上 確保する可能性は?
保守党 3/1
労働党 50/1
この週末発表された両党の選挙スローガンとして 保守党は「厳しい痛みを伴う歳出削減」を打ち出しているのに対し、労働党は医療・教育・治安などの国民サービスを堅持する姿勢を貫いています
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