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ドバイ やばい その2

久し振りに 信じられない事が おこりました。2時間以上 かけて 書いた長編が 全部 消えました手書き風シリーズ30顔5

昨日出したオーダーが ついてなく ブローカーと朝からもめており 嫌な一日になりそうだな という予感は あったので 相当 慎重にしていたつもりです。全て書き終わり あとは このブログの管理画面から 保存を押すだけだったのです。普段ですと 書きかけの記事は 保存されているのですが こういう ついてない日は 全てが裏目に出ます。これから 外出します。たぶん 今日はもう取引しません。帰って来て 気力が残っていたら 覚えている限り 先ほどの記事を再現します
それにしても 泣くほど 悔しいです
____________________ 約4時間後


たった今 外出から戻りました。美味しいお寿司 と 和風味アイスクリーム三種(抹茶、栗、小豆)  を ご馳走して頂き それはそれは 生きてて良かった と 心から思ったひと時です

さてと、子供の学校へのお迎えの前に 気を取り直して 先ほど 全部 真っ白けに消えてしまった記事を 再生しようと思います。少しだけ 手抜きしますが その点は ご了承下さい

私達日本人には あまり馴染みがないドバイ情勢。本日の英テレグラフ紙が この度の ドバイ・ショックに関するQ&Aを載せていました。ざっと読んだところ 非常にシンプルで判りやすかったので ご紹介します


Q: どうして ドバイ・ショックは 起きたのですか?産油国で オイルマネー がたくさん 転がり込んでくる国だとばかり 思っていたのですが......

A: ドバイという国は アラブ首長国連邦(UAE)構成国のひとつです。UAEは 7つの首長国から構成され 各首長国は それぞれ違うファミリーが君主として統治していますが、安全保障/移民法/外交政策に限っては UAE共通の政策を別途設けています。

産油国という指摘がありましたが UAEに於ける産油国は アブダビだけと言っても よろしいでしょう。ドバイは 1950年代から 経済の基盤を 港湾事業、貿易、金融をはじめとするサービス業におき 多大な成功を収めました。しかし 過去10年の間は 不動産と観光開発に重点を置き 融資に継ぐ融資を繰り返した悪影響が 現在 出始めて来た訳です。

Q: 今回のドバイ・ショックの規模は?

A: ドバイ政府全体の債務額は 800億ドルとされていますが 一部のアナリストの試算によれば 実際の負債金額は その2倍になるようです ガーン 。そもそも 今回の危機は ドバイ政府系持ち株会社 ドバイ・ワールドが 債務返済を半年間延期するよう要請した事が きっかけとなりましたが、問題の根源は 同社系列不動産開発会社: ナヒール (一部の報道では ナキール という名前を使っているようですが このブログでは ナヒールでいきます) にあります。同社は 来月 12月14日にイスラム債35億ポンドを含む多額の債券の期日を迎えますが それに対応できる原資がありません。同社は 今までに開発した不動産/レジャー施設のほとんどを 売却しましたが 新規開発事業の資金繰りに行き詰まり 開発が途絶えてしまいました。その結果 期日がくる債券に対応する資金調達が 難航 うーん した訳です。

Q: リーマン・ショックから 1年が過ぎ どうして 今度は ドバイが狙われたのでしょうか?

A: 不動産市場の低迷は 世界的規模で広がり ドバイも決して例外では ありません。ドバイの不動産価格は この半年で約50%も下落しえ~  現地では ナヒール社の業績低迷振りは ずっと 知られていた事です。しかし 世界中の投資家には 政府系持ち株会社であるからには デフォルトには迫らないだろうという思い込みがあったようですパンダ汗 。ドバイ政府は ドバイ・ワールドの債務内容の明細を提出する事を拒否している事も 事を複雑にしています。

ドバイは 世界一の高層ビルを生み出すなどの大規模な不動産投資と外国資本の流入に支えられ、近年 急成長してきましたが このショックがきっかけとなり 「ドバイ型経済成長モデル」は 転換の必要性がある事を浮き彫りにしました。

さしあたり UAE最大の首長国であるアブダビが ドバイに財政支援すると 市場では見ていますが、水曜日にドバイ政府が発表した返済延期期間が「6ヶ月」とされている事を考慮すると 財政支援は早急に行われるものでも ない事が 想像されますし、実際 本当に財政支援が得られるのかという点でも 疑問も沸いてきます。

Q: どうして アブダビは ドバイの支援をしないのでしょうか?アブダビは 世界最大規模のSWFも持っており 石油マネーで潤っているのでは ないのですか?

A: 今年初に アブダビは中央銀行を通じて 100億ドルの債券をドバイ政府から購入しています。それに加え 今週に入ってからも アブダビ系銀行を通じて 更に 50億ドルの債券を追加購入しました。しかし ドバイ政府は この50億ドルを ドバイ・ワールド関連の救済には一切使用していない事が判明してしまいました。ここで アブダビは 2つの疑問を抱いたのです jumee☆b
1) この50億ドルの使用目的は 絵文字名を入力してください もしかしたら ドバイ・ワールド以外にも 債務超過で苦しんでいる政府系企業が あるのでは ないか !?
2)もし アブダビが追加財政支援を拒否した場合 ドバイ・ワールドの債務返済が 6ヵ月後に行われる保証は あるのか?

Q: これ以外のドバイ政府系企業は どうなのでしょうか?

A: ドバイ・ワールドは DPワールドという成功した湾岸事業会社を傘下に持っており ここは 英船舶会社最大手:P&O社を買収しました。それ以外にも エミレイツ航空、ジュメイラ・ホテルが ドバイの企業としては 有名です。それに加え ドバイは ロンドン証券取引所の筆頭株主でもあります。

しかし 先ほども申しましたが ドバイ政府が抱えている債務に関する透明性が 全く欠けている事や、現在に至るまで 金融システムに関する法的整備の必然性に迫られる機会がなかったので ドバイ・ワールドが どのような抵当条件を融資先に提示しているのかも 誰にもわかりません。

Q: いずれにしても 西側の投資家(銀行)によるドバイへのエクスプロージャーは 市場が心配しているほど 大きくないと聞いていますが どうして このようなパニックが展開されたのでしょうか?

A: 銀行が 新たな不良債権処理の必然性に迫られる事、そして ドバイや 救済先とされているアブダビが 資金調達の手段として 海外に持っている既存の資産を売却せざるを得ない事態に発展する可能性がある事が 考えられます。

そして 「ドバイの次は どこか?」という疑問も当然 湧いてきます。新興国だけに限らず 潤沢な資金量をうたい文句にしたSWFの健全性すら 再確認の必要性に迫られるかもしれません。

Q: ドバイは 今回の危機を切り抜けられるのでしょうか?

ドバイは 現在でも 中東、そして 周辺地域のビジネスの場として 確固たる地位を築きあげました。アラブ諸国だけでなく 政局不安と背中合わせである パキスタン、イラン、そして インドからも ビジネスの本拠地をドバイに設ける動きが あります。今回のドバイ・ショックは ドバイの経済的基盤の脆弱さを浮き彫りにしてしまい ビジネス拠点としての地位を傷つけてしまった事は 事実でしょう。ドバイにその認識があれば 彼等は 汚名挽回に やっきになる事は 間違いありません。


以上です。今週末 又は 来週月曜日に 私なりの意見を書いた その3 を記事にしますので お待ち下さい

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[ 2009/11/27 21:08 ] 経済 | TB(0) | CM(20)

ドバイ やばい その1

(一応 題名のところで 韻を踏んだつもりですが............カエルさん(ショック) )

今朝 ブログ記事を書いた時 ドバイがやばいという事を知らずに Rio Tintoの影響でポンドが売られているのではないか?という記事を書きました。お詫び致します。私 その時 このニュースを知らなかったんですよ、アホでしょう?(笑)

Youtubeで音楽聴きながら あのブログ記事を書き マーケットが小動きになったので 朝ごはんの用意をしました。戻って来たら PC画面に ブローカーから 「LSE (ロンドン証券所)で テクニカル問題が発生したので 株売買は オークション形式となる」 というメッセージが届いていました。私は個別株の取引は やってませんが、FTSE100株式指数は ショートにしてたので ちょっとだけ慌てましたよ。それから30分くらいして ポジションをゼロにして外出。 (いつも通り 早漏トレードです 汗) 

帰って来て 改めて ニュースを探してたら 出てくるわ、出てくるわ、ドバイのニュースが.... でも 外出中の車移動で ラジオはずっとつけていたのですが そこでは 一言も このニュース やっていませんでした。

内容はと申しますと、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ政府は 同国政府系持ち株会社 ドバイ・ワールドの再編 と 6カ月の債務返済延期を発表。もう少し 詳しく言うと ドバイ・ワールド と 系列不動産開発会社:ナヒールの2社が、ドバイ・ワールドのリストラクチャリング(事業再構築)に向けた最初の措置として、数百億ドルの債務について返済延期を債権者に要請することを計画していると発表し 返済期日については少なくとも2010年5月30日まで延期することを求めている模様

私達日本人にとって アラブ首長国連邦というところは あまり馴染みがありませんので 調べてみました。
UAEとは 7つの首長国からなる連邦国家であり 各首長国は ひとつのファミリーが首長となる絶対君主制。
ドバイは Al Maktoum ファミリーが君主となり 統治されています
首長国最大規模を持つアブダビは Al Nahayan ファミリーが君主です。
各首長国は それぞれが主要ビジネスを持っており、ドバイの場合は Dubai Holding, Dubai World, そして the Investment Corporation of Dubai (ICD)の3社が その代表的存在みたいですね。 私も詳しくは 知りませんが 調べた限りでは 3社の事業内容として Dubai Holding と Dubai Worldは 商業/一般不動産関係、ICDは水道、電気、道路建設、航空会社、アルミニウム と 相当 多岐にわたっています。


このドバイのニュースの影響で

1)欧州銀行株、特に 英系 と アイルランド系銀行株が 大幅安
これは ドバイに対して これらの銀行のエクスポージャーの規模が 大きいと懸念される為。現在のところ ドイツ銀行だけが 「全くエクスポージャーなし」という声明を出している以外 ノーコメント状態のようです

クレディ・スイス銀行の試算によると ドバイ政府全体の債務額は 800億ドルと推定され そのうち ドバイ・ワールドの債務が 590億ドルを占めるようです。英系銀行のうち 特に バークレイズ銀行 (6.7%下落)と RBS銀行 (8.2%下落)のエクスプロージャーが大きいとの噂

2)特に ドバイをはじめとする中東と関連が深い英国への打撃が大きいと想像され 英経済の今後に対する健全性懸念が浮上

3)欧州、特に PIGS各国の債券と独国債との値幅拡大 そして CDSプレミアム上昇

4)格付け会社:S&Pとムーディーズは 複数のドバイ政府関連企業の格付けを引き下げ
S&Pはドバイ・ワールドのリストラについて、S&P基準ではデフォルトに相当する可能性があると指摘

5)ドバイの債券相場が急落、債務保証コストも急上昇

6) ロンドン証券取引所 (LSE) の株価 7.7%下落
LSE株価下落は テクニカル問題による取引一時停止の影響だけでなく Borse Dubai(ドバイ金融市場と 国際金融取引所の持ち株会社)が LSEの22%株を保有している事実が重くかぶさった為です。ちなみに 同社は ナスダックOMX株 19.9%保有しています。それ以外にも カラチ証券取引所、台湾証券取引所株も保有

7)新興市場の一部の株価や通貨が 飛び火して売られた


ドバイは スペイン同様 クレジットクランチの最大の被害者とも言えます。先ほど 「クレディ・スイス銀行の試算によると ドバイ政府全体の債務額は 800億ドルと推定」と書きましたが この800億ドルという金額は 不動産関連投資に関する借り入れのみの金額。ドバイは 中東最大の金融/レジャーセンターとしての地位を確固たるものとする為に 商業ビルや 投資家向けの不動産を建設。しかし それらも建築途中で投げ出されてしまっている というようなTV番組を 以前 見たような記憶があります

今のところ 同じアラブ首長国連邦のアブダビが ドバイに財政援助をするという事になっているようですが まだ 噂の段階。UAE内でも 最大の石油産出国であるアブダビには SWF大手のアブダビ Investment Authority (ADIA)もあります。アブダビをはじめ 他の首長国が ドバイ救済に積極的になれない理由として ドバイが 核問題で波紋を呼んでいるイランを貿易相手国として選んでいる事に不快感を示している事が挙げられそうです。

これから夕食の支度が待ってますので 中途半端を覚悟で 更新します
また 明日になれば もっと ニュースが出てくるでしょう

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[ 2009/11/27 03:36 ] 経済 | TB(0) | CM(6)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

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