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インフレーション レポート

キング総裁記者会見が終り 現在 質疑応答へ移っています

おじさんの発言内容を受けて ポンドは乱高下しています
私はポンド売りをしてましたが いきなりの上昇で損切りが付き 付いた途端に 売ったレベルより下に下がってました。泣きたいですよ ほんと

下がった理由は 2年後のインフレ率は ターゲット 2%よりも下にいる可能性が高い。しかし その前提として 英金利は 来年中盤から 上昇するというもの
インフレ率は もっと早めに速い速度で上がると市場は予想していた為 一旦 ポンド売りが炸裂していると理解しています

(一旦 記事にしますが どんどん 追記します)
質疑応答で 量的緩和策は来年2月をもって終了と マーケットは理解しているが.... と誰かが質問したのですが、キング総裁は 「我々は 特定の時期を持って 緩和策を終了するというシグナルを送った記憶は ない。現在の緩和策の期限が来る来年2月に 延期、増額の必要性があるか 再検討する」 と言ってます。ポンドこれを受けて 1.6652から 1.6644まで 現在 下落中

現在 ロンドン午前11時
第一次大戦 戦死者に対する黙祷が エリザベス女王の指揮により 2分 行われます

当然 記者会見 質疑応答も中断

質疑応答再開しました

キング総裁の質疑応答での返答

格付け会社の英国に対する見方
私は常に 格付け会社からの警告を その言葉通り取る必要は ないと思っていた。英国政府は イニシアティブを取り 明確で信頼性の高い政策を取る事が十分出来る事は疑う余地がない

量的緩和策
量的緩和策の枠組み増額幅が減少したからと言って その事自体を 緩和策の終了と受け取るのは 間違っている。私達 MPCは今後の決定に関しては 全く 偏った見方をしていない。繰り返すが 先週の増額が 何かに向けての最初の一歩では ない。

予想よりずっと悪かった第3四半期GDPの数字について
GDPの数字は現状のイギリス経済の状況を語っており そこに何か隠されたものがないか というような中途半端な想像をかたすものでは ない。しかし 同時に 最初のGDPの数字が悪かったから 改定値も同様に悪いと限ったものでもない。過去の平均をみれば 改定値は 若干 よくも悪くもなっている

第3四半期GDPの数字に関して 重箱の隅をつっつくような議論をするのは賢明とは思えない

ビジネス・サーベイ
今年の春までは ビジネスの先行き不安が満喫していたが 夏から10月にかけて 若干 前向きな内容となっている。今年第4四半期に関しては 更に強気の見方が出始めているのは事実である

財政政策に関して
膨大に膨らんだ財政赤字を削減する事が最優先である。英国が本気で赤字削減に取り組んでいる姿を示す事が 市場の信頼を引き戻すことに繋がる

財政政策と金融政策のバランスを通じ インフレを目標圏に納める事が必要である

GDPとインフレ率
英国は ここに来てやっと 景気回復の兆しが見え始めたばかりである。それを考えれば 企業や銀行のバランスシートの改善には まだまだ 時間がかかると見て 間違いない。景気回復の兆し と申し上げたが アウトプットに関しては このレセッションが始まった頃のレベルに戻るとは 思えず、これには相当の時間が かかるだろう

景気回復の兆し、予想よりもGDPは強くなるのではないか?と考える根拠
英国は 歴史的な低金利、弱いポンド、当初の予定より多額な量的緩和策、世界景気の回復基調 等、前回8月のインフレーション・レポート発行時から 英国を取り巻く環境が景気回復を支持する方向へ動き出してきた

さてと やっと朝食を食べ終り これから ジムに行こうかと思っています。その前に インフレ・レポート と その後の記者会見を通して 私が感じた事を 最後にまとめます

一言で言ってしまえば 驚くほど 強い予想と 弱気な内容が入り乱れ ますます混乱してしまった というのが正直な感想です

強い予想としては GDP上昇期待が非常に増した事。2012年までのGDP予想として 8月のインフレ・レポートでは せいぜい3%でしたが、今回のものは 2011年 4%強まで行き 2012年には 一旦 3%強まで下げるという内容。これは 上でも触れましたが 低金利、弱いポンド、予想より多額の量的緩和策、世界景気の上昇基調が ベースとなっている事は 間違いありません。たぶん 来年早々のVAT上げ(過去のレベルに戻る)を受けて 一時的にインフレ懸念が出た場合 個人的には来年6月までに 一度 0.25%上げが実施されるかなぁ~~ と思っています。しかし それ以上 上げる理由が 現在は 見当たらない。逆に 利上げは 2010年中 一度もなし という可能性すら あります

弱気な内容は 
1)来年2月 量的緩和策延期期間が来たのと同時に終了するだろう という市場予想が スットコドッコイ 外された事。
2)今後2年間で インフレ率は 1.6%近くになり ターゲット2%よりは 下で推移 というもの
このインフレ率1.6%というものは 強いGDPを元に弾き出されたものですよね?特に これと言った根拠は ないのですが 英国が 2011年に 4%というGDPを達成出来るのか 私には疑問です。もし このGDP値が達成出来なければ 当然 インフレ率も もっと低いレベルで推移せざるを得ません。2010年総選挙後 保守党が政権を取ったら 財政赤字削減の為に 数々の増税を予定しています。クレジットマーケットが十分に回復しているとは思えませんので イギリス人の財布の紐は 固くなるばかりだと思っています。
果たして その時までに 英住宅ローン市場が どの程度 回復しているか 私などには 想像も出来ませんが もし フルスピード回復が無理だった場合 消費熱は ぐんと下がり GDPも のらりくらり状態が長引くかもしれません

ポンドに関しては 政府・中銀は 弱いポンドを密かに望んでいるのは 間違いないと思います。しかし ポンド以上に腰が砕けてしまったドルの存在を無視する訳には 行きませんので、ポンド/ドルでは 大きく ここから下落するような気は まだ していません。

問題は ユーロです。本当は ユーロ買い/ポンド売り推奨が一番 と 思っているのですが そう単純には行かないレベルになってきました。ユーロ/ドル 1.50台は 欧州企業にとって破綻のレベルとか フランスの誰かが言ってました。すぐに実弾介入という事は ないでしょうが もし 何かのきっかけで ユーロ相場が崩れるような事になれば ユーロ/ポンド、ユーロ/ドル、ユーロ/円等 怒涛のユーロ売りが出るでしょう。その時は 金も同時に崩れるでしょうから 円買い相場にもなると思います。ちょっと ユーロの天井がある程度 目安がついて来ないと ユーロ/ポンドの買いも やりづらいですね

これから ジムに行きます。また あとで!

追記
ポンドと全く関係ない話しでごめんなさい
どうしてか ドル円、クロス円の頭が重いな と思っていたら これって 米国債償還(435億ドル)、クーポン利払い(207億ドル)に伴う円転(ドル売り/円買い)が出てるんですかね?11月15日の予定ですが その日は日曜日なので 実際には 16日(月)になるんでしょうが..... 日本の機関投資家さん達 償還分のうち どの程度 保有するのか なんて話し 出てますか??


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[ 2009/11/11 19:45 ] 英中央銀行 | TB(0) | CM(6)

英中銀四半期インフレーション・レポートまで あと1時間ちょっと

皆さん お早ようございます
今日は 米国、フランスが休日となり マーケットは 薄商いになると予想したのですが、ドルスイス危険水域に達しているので 要注意です

本日の注目点は 英国10月雇用統計、そして お待ちかね 英中銀四半期インフレーション・レポート

*10月雇用統計

雇用統計に関しては 失業率予想 8%(先月 7.9%)、失業者数 20,200人(先月 20,800人)。失業者数は20ヶ月連続で増加していますが 増加率が やや収まってきているのが特徴です
MNI社が行った企業に対する雇用アンケートによりますと 今後3ヶ月に新しい雇用に踏み切るか という質問に対する答えは -3.0% (新規雇用する企業 マイナス 雇用を考えていない企業、プラスの場合 新規雇用する企業が多い、マイナスの場合 雇用を考えていない企業が多い)
失業率が大幅に改善する見込みは ほとんどない と見る企業が優勢のようです

*英中銀四半期インフレーション・レポート

四半期インフレーション・レポート発表と同時に キング総裁記者会見が行われます
先日の金融政策理事会後のStatementを読んでも分かるように 量的緩和策の枠組み増額は 今回が最後、次回のインフレーション・レポートが発表される来年2月に 量的緩和策終了 という運びになると 市場は予想しています。

GDP
大幅マイナスとなった英第3四半期GDPに関してのキング総裁の見解は注目。同時に 8月のインフレ・レポートでは GDPに関して 2010年中に成長率が上昇起動にのる という内容でしたが、量的緩和策終了を念頭におくと どのような上方修正がなされているのか、又は 意外に 8月の内容と変わりなく 英経済は まだまだ 本格的な回復には 時間を要する という内容になるのか 注目です

インフレ
2011年に英中銀インフレターゲット 2.00%を越えるインフレになる可能性を示唆していましたから それについて 更に突っ込んだ内容のレポートとなりそうです。

正直申し上げますと 私には このようなアップビートの英経済 というものが 全く 実感出来ません。最近 自宅の近所で3件 家が売れた とお伝えしましたが 今週に入り ロイズ銀行をはじめ いくつかの企業が 第2、第3段階の人員解雇の発表をしています。それも かなりの人数(ロイズの場合 5,000人)となっています。もし 英第3四半期GDPの数字が 市場が想像しているような上方修正されなかった場合 果たして 英中銀は 量的緩和策を来年2月で終わらせる事が可能なのでしょうか?

ベッドの数が足りないので 直りかけの病人を慌てて退院させ その患者さんが 帰宅途中 交通事故にあった そんな印象が強い英経済です

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[ 2009/11/11 18:26 ] 英中央銀行 | TB(0) | CM(4)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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