FC2ブログ
2009 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312009 09
月別アーカイブ  [ 2009年08月 ] 

hiroさんの質問へのお答え

hiroさんが コメント欄で 中国銀行が英住宅ローン市場に参入 という産経新聞の記事リンクを下さいました。

中国銀行の話しは 先月末頃 新聞で読んだ記憶があります。しかし 特に気に留めていなかったというのが 正直な感想です。その理由は 住宅ローン貸し出し対象価格帯等で かなり規制が厳しかったからです

英国住宅ローン事情に関しては このブログでも いくつか書いています。そこから 主要事項をコペピ(一部 修正)すると....

1990年代のはじめまでの 一般的な住宅ローンとは
最大借り入れ額: 購入希望不動産価格の75%まで
借り入れ可能額: 共働きの場合 合計年収の2.5倍 / 共働きでない場合は ひとりの年収の3倍 

1990年代までは 平均賃金の3.5倍が住宅価格の妥当な値段とされていましたが その後の住宅ブームの影響で 平均賃金の8倍というレベルにまで 住宅価格が跳ね上がってしまいました。

そこで 登場してきたのが 今は国営化されたノーザンロックが取り扱った イケイケ住宅ローン

最大借り入れ額: 購入希望不動産価格の125%
借り入れ可能額: 
ひとり 又は 共働き合計年収が 2万ポンド以下は 3.8倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 2万~24,999ポンドまでは 4.0倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 25,000~34,999ポンドまでは 4.3倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 35,000~59,999ポンドまでは 4.6倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 6万ポンド以上は 5.0倍


新聞を読む限り 中国銀行による住宅ローンの条件は かなり厳しいです

最大借り入れ額: 購入希望不動産価格の75% (個人住宅用) 65% (賃貸物件用)
住宅ローン対象となる価格帯: 10万~35万ポンド
借り入れ可能額: ひとり 又は 共働き合計年収の3倍まで
トラッカーレート: 英中銀ベース・レート+2.5% (個人住宅用)、ベース・レート+3.5% (賃貸物件用)
面接: 住宅ローン申請後 承認されるか否かは 中国銀行の住宅ローン係との面接結果による

今のところ 中国銀行が直接 TVや新聞広告等で住宅ローンを呼びかけている訳ではなく 仲介業者を通して 営業しているようです。英系銀行/住宅ローン会社と 中国銀行との最大の違いは 英系は市場から資金を調達し 住宅ローン貸し出しに当てるのに対し 中国銀行は 自行のリザーブ資金を住宅ローンに当てるやり方です。そもそも 英系銀行が住宅ローン市場に積極的に参加しない (出来ない) 理由は 以前のように市場から資金を簡単に調達出来ないからであり、その意味では 中国銀行は 本気で勝負に出るなら 今が最高の時期かもしれません。

私も知らなかったのですが 私が渡英する以前の英国では 住宅ローンを組む時 銀行/住宅ローン会社の人と 面接が必要だったそうです。私は こちらに来て 覚えている限り 住宅ローン取得時に面接を必要とされた事は一度もありません。

最後になりましたが 産経新聞の記事を読んで 絵文字名を入力してください になった箇所があります
10年前には平均7万5000ポンド(約1200万円)を下回っていた平均住宅価格は、中東やロシアの石油マネーの流入で高騰し、2007年には18万ポンド(約2900万円)を突破した。
もちろん 中東、華僑、ロシア等の成金組が 英国の不動産を買い上げた時期もありますが 住宅バブルの一番の原因は レベレッジをきかせすぎた住宅ローンだったと信じて疑いません。これに関する記事を 以前書きましたので お時間があれば お読み下さい。リンクを ここに載せておきます

やはり 産経新聞にも書いてありますが 英国で 不動産購入の問い合わせが増えてきているという話しは イースター頃から出ています。それに関しての記事(4月12日)は こちらです

追記

住宅ローンには 全く関係ない話しですが
ユーロ/ドル オプション DNT 1.3950-1.4450 が 市場の話題を集めている模様
一体 いつ 誰が作ったのか、期日は いつなのか 私は知りません
Pay-out 1,000~2,000万ドル相当だそうです


この記事がお役に立ちましたら 欲張り3段攻めポチッ御願いします!

最初は 人気blogランキングへ

次が にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ

最後が 


こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!



[ 2009/08/21 06:03 ] 経済 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
Net Money

2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

Net Money
新イーグルフライ
Net Money

私も新イーグル・フライで
欧州情報を配信しています

上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
Net Money

2013年7月8日より毎週月曜日
マーケット動向について動画配信
することになりました
一緒に頑張りましょう!
相互リンク
誠に勝手ながら 相互リンクは 現在 締め切っております。再開する時には またご連絡いたします。
ブログランキング
ポチッ!御願いします!

FC2Blog Ranking

マネポケ大賞

こんな嬉しい賞を頂きました。
受賞に恥じないよう 頑張ろうと
思います。応援 よろしく!
月別アーカイブ