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借金漬けの英国政府

先週発表された公共部門純借り入れ高 7月分は 80億ポンド えぇ 。7月という月は 例年 税収が大幅に増加する月であり 常識として借り入れはあり得ない月だそうですが 今年は13年ぶりの赤字となってしまいました。エコノミスト達は 今年は例外的に借り入れが増えるだろうと事前に予想し 5億ポンドという借り入れ高を予想していましたが、結果は その16倍 目 に達する80億ポンドという最悪の数字。

具体的な数字を挙げますと 英政府の税収入は 前年対比 マイナス20%。個別では 法人税は前年同月比 マイナス 38%、VATは 同じく前年同月比 マイナス34%と なっています。

最近の英経済指標はいずれも 予想を上回る強い数字となっている事実と 税収減という事実は相反関係にあり ますます 英経済の<実体>が読みにくくなってきました

話しは遡りますが 昨年春 2008年度予算案が発表された時、ダーリング財務相は 政府借入金総額 430億ポンドと発表、しかし 同年11月の予算編成方針では 780億ポンドへと増額し 2008年度終了時に於ける最終的な数字は 900億ポンド (GDP比 6.2%)と 当初予定の2倍以上に借金は膨れました

2009年度予算案では 政府借入金総額 1,750億ポンド (GDP比 12.4%)となり この数字は 2008年度予定の430億ポンドの4倍となっています。ちなみに 2007年度の政府借入金総額は 346億ポンドですから その5倍強にあたる1,750億ポンドというのが 桁違いに大きな借金となる事は ご理解頂けたと思います。

もし 最近の 「予想より強い経済指標」が 政府の無謀な借入金を土台として成り立っているのであれば その命は長続き出来ません。

また 格付け会社による英国ソブリン格付けを下方修正するニュースが マーケットをにぎわす日は そう遠くないのでしょうか?

全く話しは 変わりますが 明日(25日 火曜日)より 9月10日まで ホリデーに出かけます。毎年 フロリダ、メキシコ湾岸にあるビーチに滞在するのですが 今年は 米アリゾナへ行ってきます。このブログの更新も9月中旬くらいになってしまうと思います。それまで 皆さん 頑張って儲けて下さいよ!

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[ 2009/08/24 20:22 ] 経済 | TB(0) | CM(12)

hiroさんの質問へのお答え

hiroさんが コメント欄で 中国銀行が英住宅ローン市場に参入 という産経新聞の記事リンクを下さいました。

中国銀行の話しは 先月末頃 新聞で読んだ記憶があります。しかし 特に気に留めていなかったというのが 正直な感想です。その理由は 住宅ローン貸し出し対象価格帯等で かなり規制が厳しかったからです

英国住宅ローン事情に関しては このブログでも いくつか書いています。そこから 主要事項をコペピ(一部 修正)すると....

1990年代のはじめまでの 一般的な住宅ローンとは
最大借り入れ額: 購入希望不動産価格の75%まで
借り入れ可能額: 共働きの場合 合計年収の2.5倍 / 共働きでない場合は ひとりの年収の3倍 

1990年代までは 平均賃金の3.5倍が住宅価格の妥当な値段とされていましたが その後の住宅ブームの影響で 平均賃金の8倍というレベルにまで 住宅価格が跳ね上がってしまいました。

そこで 登場してきたのが 今は国営化されたノーザンロックが取り扱った イケイケ住宅ローン

最大借り入れ額: 購入希望不動産価格の125%
借り入れ可能額: 
ひとり 又は 共働き合計年収が 2万ポンド以下は 3.8倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 2万~24,999ポンドまでは 4.0倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 25,000~34,999ポンドまでは 4.3倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 35,000~59,999ポンドまでは 4.6倍
ひとり 又は 共働き合計年収が 6万ポンド以上は 5.0倍


新聞を読む限り 中国銀行による住宅ローンの条件は かなり厳しいです

最大借り入れ額: 購入希望不動産価格の75% (個人住宅用) 65% (賃貸物件用)
住宅ローン対象となる価格帯: 10万~35万ポンド
借り入れ可能額: ひとり 又は 共働き合計年収の3倍まで
トラッカーレート: 英中銀ベース・レート+2.5% (個人住宅用)、ベース・レート+3.5% (賃貸物件用)
面接: 住宅ローン申請後 承認されるか否かは 中国銀行の住宅ローン係との面接結果による

今のところ 中国銀行が直接 TVや新聞広告等で住宅ローンを呼びかけている訳ではなく 仲介業者を通して 営業しているようです。英系銀行/住宅ローン会社と 中国銀行との最大の違いは 英系は市場から資金を調達し 住宅ローン貸し出しに当てるのに対し 中国銀行は 自行のリザーブ資金を住宅ローンに当てるやり方です。そもそも 英系銀行が住宅ローン市場に積極的に参加しない (出来ない) 理由は 以前のように市場から資金を簡単に調達出来ないからであり、その意味では 中国銀行は 本気で勝負に出るなら 今が最高の時期かもしれません。

私も知らなかったのですが 私が渡英する以前の英国では 住宅ローンを組む時 銀行/住宅ローン会社の人と 面接が必要だったそうです。私は こちらに来て 覚えている限り 住宅ローン取得時に面接を必要とされた事は一度もありません。

最後になりましたが 産経新聞の記事を読んで 絵文字名を入力してください になった箇所があります
10年前には平均7万5000ポンド(約1200万円)を下回っていた平均住宅価格は、中東やロシアの石油マネーの流入で高騰し、2007年には18万ポンド(約2900万円)を突破した。
もちろん 中東、華僑、ロシア等の成金組が 英国の不動産を買い上げた時期もありますが 住宅バブルの一番の原因は レベレッジをきかせすぎた住宅ローンだったと信じて疑いません。これに関する記事を 以前書きましたので お時間があれば お読み下さい。リンクを ここに載せておきます

やはり 産経新聞にも書いてありますが 英国で 不動産購入の問い合わせが増えてきているという話しは イースター頃から出ています。それに関しての記事(4月12日)は こちらです

追記

住宅ローンには 全く関係ない話しですが
ユーロ/ドル オプション DNT 1.3950-1.4450 が 市場の話題を集めている模様
一体 いつ 誰が作ったのか、期日は いつなのか 私は知りません
Pay-out 1,000~2,000万ドル相当だそうです


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[ 2009/08/21 06:03 ] 経済 | TB(0) | CM(2)

ピムコの なんとかいうオッサンに関するリンク

たった今 帰宅し コメント欄を読ませて頂きました

日本語ニュースになっているか まだ 調べてません

とりあえず 英語版をいくつか リンク載せます

まず PIMCO(ピムコ) ホームページの原文
ちなみに このオッサンは 新興市場に関するポートフォリオ・マネージャーです

この記事に関する解説など
ブルーンバーグ
ビジネス インサイダー
ウォール ストリート ジャーナル紙

まだ 他に見つけたら追記します

ピムコ 日本語版のホームページ 右上に このオッサンが出てますが 記事は英語のままでした

このオッサンの略歴
カーティス・ミューボーン 、マネージング ダイレクター
ニューポートビーチを拠点とするジェネラリスト・ポートフォリオ・マネージャー。エマージング市場ポートフォリオ・マネジメント・チームの共同統括責任者であり、Diversified Income、保険ポートフォリオ・マネジメント・チームの統括責任者。さまざまな資産クラスを用いるクレジット戦略、トータルリターン戦略および絶対リターン戦略の運用を担当する。投資業務経験17年。ペンシルベニア大学にて学士号を取得。


ブルーンバーグ テレビでの紹介 (非常に短いコメントですが...)



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[ 2009/08/19 23:29 ] マーケット | TB(0) | CM(3)

英中銀金融政策委員会議事録を見て

何度 驚かせたら 気が済むのでしょうか... と自問自答している私です 焦る 

MPCで 量的緩和枠 驚きほげー の500億ポンド拡大 を発表して以来 市場の議事録に関する予想は
1)9名の理事全員が 500億ポンド枠組み拡大合意
2)枠組み拡大幅に対する意見が分かれた場合 拡大幅 500億ポンド組 対 250億ポンド組 という構図

議事録が発表され 6 対 3 という投票結果、そしてポンドを見たら どんどん下落している。どうして? なのか理解出来なかった jumee☆whyL のですが 3票は (500億ポンドではなく)750億ポンド増額票だと知って 本当に 驚きましたえぇ 

くどいんですが そもそも 今月 一気に 500億ポンド増額した事自体 非常なサプライズだったのに、まさか キング総裁自身までもが 750億ポンド増額に1票を投じていたとは.... 誰も興味ないでしょうが 念の為に書きますと、キング総裁が 少数派の意見に投票したのは 総裁になられて以来 今回で 3度目

次回の英中銀インフレーション・レポートが出るのが11月。その時に 更なる量的緩和枠増額が実施されるか どうか というのが 次の見所かと思います。その場合 また 驚きのえ~  500億ポンド増額となる可能性もあります

インフレに関してですが 政府が暫定的にVATを17.5%から15%に下げていますが この期限は年内に切れ 来年早々 以前の17.5%へ戻ります。マーケットが 最初の利上げ時期として 来年1月を挙げているのは VAT上げが一番の理由かと思います。もし 11月に量的緩和増額しなかった場合 果たして 来年2月のインフレーション・レポート時期に 増額しますかね?

まぁ ちょっと 来年の事はもう少し後に考えるとして とりあえず 11月までの作戦を立てましょうかね

ポンドは この議事録を見る限り はっきり言って 買いづらいです 悲しい しかし 昨日 PIMCO の なんとかいうオッサンが顧客向けに書いた 「ドルを手放しなさい」 dokuro02 という内容のレポート等を考えると このまま ポンドドルが一方的に暴落するとも思えません。本当に やりにくいマーケットです

以前 ここにも書きましたが ユーロ/ポンドでのポンド売りでしょうかね。まだ 0.84台 待ってるんですが 来週から 15日休暇に入るので 勝負は 9月中旬に戻って来てからかな?

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[ 2009/08/19 19:53 ] マーケット | TB(0) | CM(5)

英中銀金融政策理事会議事録まで あと1時間

皆さん お早ようございます。今週は 子供関係の行事が ちょっとだけ続き 本日が唯一 丸一日 PC画面の前に座っていられる日です。

運良く あと1時間少しで 英中銀金融政策理事会議事録が出ます (ロンドン時間午前9時30分)
予想外の結果を出す確率が一番高いと有名な英中銀ですが またしても 今月のMPCでは 市場を驚かせてくれました。それに関する記事は こちらのリンクをクリックして下さい

先週 英中銀四半期インフレーション・レポートが出ましたが かなり ダウンビート色の強い内容となり MPCで量的緩和枠拡大決定を裏付ける内容となっています。インフレ レポートに関する記事は これです

さて 本日は MPC議事録が発表され どのような状況のもとで 驚きの500億ポンドの枠拡大決定にたどり着いたかが判明し やっとこれで 最後のジグゾーパズルの1ピースが はめ込まれる瞬間となります

私の想像ですが 量的緩和枠拡大決定は たぶん 全会一致だったと思います。問題は 拡大枠のサイズ

当初 総額1,500億ポンドでスタートし 今月のMPCの時点で 1,250億ポンドを使い切っていた とされています。果たして 私の想像通り 9名全員が 総額の枠拡大に合意したのか?もし そうであれば 全員が500億ポンド増額に同意したのか、それとも 一部の理事は 総額は1,500億ポンドのままにし とりあえず残額の250億ポンドを使い切る事に賛成だったのか です。

もうひとつの可能性としては 私の想像が間違っている事です。つまり 一部の理事は 量的緩和終了を提案したのかもしれません。又は とりあえず 1,250億ポンド使い切ったので 今月は 何もせず もう少し 今後の成り行きを見極め 11月のMPCで再検討する案を出した という事も考えられます。

ポンドに対する影響

ポンド安要因
9名全会一致で 500億ポンド拡大を決定

ポンド高要因
一部の理事が 英住宅市場の回復を強調し 量的緩和終焉を提案
一部の理事が 今月は何も変更せず 11月に再検討を提案

政策金利 0.5%5ヶ月連続据え置きに関しては 特に 何も言及されていないと思います。

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[ 2009/08/19 16:32 ] マーケット | TB(0) | CM(0)

 :-) と  ^_^

これだけ マーケットが動いているにも関わらず 全く やる気になりません んー
通常 金曜日は いつもより早めに終えるのですが 今日は もう これで終わりにし 新しいジムに行き 一日体験コースを取る事に決めました。うちの子供は 一足お先に この新しいジムのメンバーになりました。私には ずっと通っているジムがあるのですが そこにはプールがついていません。だから こちらの新しいジムに乗り換えようと思っているのですが とりあえず 本日 1日体験をして 使い勝手を見てこようかな と思っています

今日は ドル円、クロス円が このような落ち方をするとは思っていなく 英、独株式指数を朝イチでロングにし 昼過ぎにストップが炸裂!かおまる あと10日で夏休みホリデーに出かけるので ちょっと 心ここにあらず状態が 続いています。本来なら 相場を休めばいいものを 惰性でポジションとったのが裏目に出てしまいましたねorz

先ほど BBCウェブサイトで 面白い記事を見つけました。相場には 全く関係ないものなので 読み過ごして下さっても構いません

スコットランドの グラスゴー大学が行った実験によると 東洋人と 西洋人とでは 他人の顔の表情の読み方が違う為 相手方の表情を誤解してしまう事がある という事実

東洋人が 他人の顔の表情から その人の気持ちを読み取ろうとする時 ほぼ100% 相手の目を見て判断する傾向が非常に強いそうです。ですので 恐れと驚き、憎悪と怒りを 読み違える事がある

それに比べ 西洋人は 顔全体の表情から相手の気持ちを読み取るそうです

この傾向の違いは Eメイル上に表記する人物の表情にも現れており

幸せ→  西洋人 :-)    東洋人  ^_^

悲しみ→ 西洋人 :-(  東洋人 T_T

驚き→ 西洋人 :-o   東洋人 o_o

これを見ると よく違いが分かりますが 西洋人の表情の判断基準は 口の形であるのに対し 東洋人は 目の形です

私は今まで メイルを出す時 無意識のうちに 相手が西洋人の場合は :-) 、相手が日本人の場合は :-) を使わず 何も表示をつけない というやり方を取ってきました。しかし このブログへのコメントや 他の日本人の方が書くブログを見るたび  ^_^ という表示が付いている事に対して 何か しっくりしないな という感情を持っていました。本日 このBBCの記事を見て なんだか 今までずっと吹っ切れなかったわだかまりみたいなものが クリアーになりました!

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[ 2009/08/14 23:42 ] 未分類 | TB(0) | CM(14)

英中銀 インフレーション・レポート後の感想

コメント欄で 常連のくぁ~っさんから 英中銀四半期インフレーション・レポートに対する私の感想を書いて欲しいという要望がありました。非常に難しい要望です んー 

普段 私は インフレ・レポート発表と同時に行われるキング総裁記者会見を見ず その時間を為替/株式指数取引にあてています。夕方にでも改めて 英中銀ホームページで インフレ・レポート記者会見の録画を見ますが、本日は ブルーンバーグテレビをPCに載せ 同時中継で見てみました

キング総裁記者会見で 特に 注意を引いた点

・インフレ率は今秋に1%を下回る可能性が高い
・現状の金融政策金利、量的緩和枠続行と仮定すると 2年後のインフレ率予想は 1.4%となる
・英金融システムは 脆弱な状態が続いている
・銀行バランスシートの回復には まだまだ 時間が必要
・信用状況、資産価値の減少、民間債務は 英景気回復の妨げとなっている
・インフレーション・ターゲットを長期間 下回る事を回避する為 先週量的緩和枠の拡大を行った。これは 非常に理にかなった行動である
・市場が 量的緩和枠拡大に驚きを示した事に 驚いている へ~ 
・資金供給は 期待したほどには 増加傾向にない

キング総裁によれば 「先週 量的緩和枠拡大した事は インフレ率を ターゲットレンジに近づける為には 当たり前の行動であり、その(当たり前の)行動に対し驚きを示したマーケット参加者/エコノミスト達に対し (キング総裁自身が)驚きを示した」というくだりを読んで 半分納得 半分 未だに納得出来ない私です 絵文字名を入力してください 

いくつか前の記事に 私は 英政府は 量的緩和策実施により 金融機関による貸し出し増加 → 消費増大 → 物価上昇 →  投資家のリスク志向上昇 というポジティブな効果を期待していました と書いた記憶があります。
これをもう少し 掘り下げてみましょう

本日キング総裁が記者会見で語ったように 政策金利がゼロに近づけば 次に取れる手段は 量的緩和しか ありません。量的緩和を実施する事により 
1)金融機関が抱えている流動性不安を鎮め 貸し出しや 株式/債券投資意欲を促す
2)債券購入により 長期金利の先行き動向を低位安定させ 市場に安心感を与える
3)金利低下安定による景気下支え効果
4)デフレ・スパイラル回避
5)通貨安を通じて 輸出競争力をつける

ノーザンロック国営化決定後 それ以外の金融機関が流動性不足による連鎖破たんする恐れを抑え込み、金融のシステミックリスクを解消する事には かろうじて 成功したと言ってもよいと思います。しかし 今年3月から量的緩和策を実施から5ヶ月たった現在でも 企業、個人向けの<金融機関による融資増加>が 現実に行われていません。

これは 果たして
その1) 英系金融機関が抱え込む不良債権額は予想以上に大きく、ここにきて 新たな融資を拡大するという行動=リスクテイク能力 は 持ち備えていない 
その2) 私は あまりにも<迅速な 目に見える結果/成果>を期待しすぎており デフレ時の<時間軸>を (私自身が) 正確に理解していない事が理由 かおまる 
または その両方なのでしょうか?

量的緩和策実施に踏み切る以前から 英金融機関/企業は バランスシートの改善(負債削減)、設備投資の縮小、人員整理を通じて 企業が抱える過剰部分の切捨てを行ってきました。最近の英経済指標が連続して好調であった理由は これら過剰部分の切捨てが じわじわと効果を表してきた賜物だと思っていました。しかし 物価下落と景気悪化が相乗的に進むデフレスパイラルから 完全に抜け出したと言うには 時期尚早である事も 事実です。

日本を例にとって見ても 銀行の不良債権処理に どれだけの年月が かかったことでしょうか。ウルトラ超過流動性が完全に機能するまでに 気が遠くなるほどの時間が必要だったという事実です。しかし 時間はかかりましたが 最終的には銀行貸出は改善しました。

となると 英国も同様に 今後 何年という時間を経て 金融機関のバランスシートが健全化し 私達が期待するレベルの融資が正常化するのかもしれません。となると 上に書いた<デフレ下での時間軸>に 私だけでなく マーケット参加者全員が慣れる必要があるという事になりますね。

銀行による融資抑制が続く限り 本格的な消費回復は期待出来ません。つまり 英中銀は 将来 更に 量的緩和枠の枠組み拡大を実施する可能性は 限りなく高いものとなった と言っても過言では ないと思います。それに加え 現在 0.5%である政策金利据え置き期間は 下手すると 2010年末くらいまで続くかもしれません

また 改めて記事にしますが 来年6月までに行われる総選挙で 野党:保守党が政権を取った場合 数々の増税が計画されています。特にVAT上げは避けて通れないようです。これが実施されると CPI上方修正される可能性が出てきます

ここからのポンドですが 対ドルでは 一旦 1.63-1.67台のレンジかなぁ~ と思ったりしてます。TWI Aug 09
このチャートは 2年前の夏に米国でサブプライムが発生してから 昨日8月11日までのポンド実効レートをグラフにしたものです。2年前の夏 105台だった実効レートは 下落に次ぐ下落を重ね 2008年12月30日に安値 73.25をつけました。105から 73.25 の 38.2%戻しは 85.37
直近高値 91.36 と 安値 73.25 の 61.8%戻しは 84.44

最近の実効レートは 先週8月5日終値 84.62から徐々に下落し 昨日8月11日終値 83.37

とりあえず 終値ベースで 8月5日 84.62を越え 38.2%戻し近辺の 85台より上で安定推移しない限り まだ 下リスクは残っていると思いますが 再度 80台を割れて 70台で推移し続けるとも 思っていません。つまり しばらく時間をかけて 80台での底固めに入ると思っています。

逆に 早い時期に85台に乗せ そこで安定推移が確実のものとなったら 90までは 割と早く達成するように思います。しかし その場合 ドルが同時に上昇するのか ポンド上昇と反対にドル大幅下落するのか 正直 まだ 自分の結論は 出ていません

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[ 2009/08/13 01:57 ] マーケット | TB(0) | CM(6)

英中銀 インフレーション レポートまで あと20分

英中銀による 「成長率とインフレ率に関する新たな見通し」 それを取り巻く経済一般に関する見解が発表されます。

先週 MPCが予想外の500億ポンド規模の資産買い入れ拡大を決めただけに 成長率の下方修正があるだろう という事は 誰もが予想するところ。言葉を変えれば レポート内容がハト派に偏りやすいであろうという事は この1週間でポンドが対ドルで5%下落するという動きで示されるように 相当 織り込んでいると 予想してます

キング総裁記者会見も同時に行われますが おじさんの口から 一段の量的緩和に道を開く可能性が示唆された場合は ポンド下落は避けられません

過去のブログでも記事にしましたが 先週木曜日の量的緩和枠500億ポンド拡大は 予想外の動きだったと 今でも思っています。英経済は 現在 かなり入り乱れていますが 英中銀が ここまで一気に量的緩和策の枠組み拡大を決意せざるを得ないほど 悪化しているとは 思いませんでした。

住宅市場は まだ 底を打ったとは思っていませんが 住宅下落率は鈍化しています
個人消費は回復したとは言えませんが そこそこキープされています

それに反し 企業における従業員の解雇は継続しています
銀行による企業、個人への貸し出しは 全く伸びていません
同時に これだけ量的緩和をしているのに マネーサプライも伸びません

先週の500億ポンド量的緩和策枠組み拡大は 個人的には 英中銀が打って出たギャンブルに見えてなりません。量的緩和が効果を生む為には まず マネーサプライが増加し それが 経済活動を刺激し その結果 企業による設備投資が増え 個人消費も起動に乗る事

その効果が全く見れない今 更なる量的緩和策を拡大するという事は 将来 悪いインフレが起こる可能性を想定せざるを得ません。それが原因で ずっと世界中がデフレで苦しんでいるにも関わらず 商品価格(原油等)が下落しません。

最後になりますが 英中銀が今後 更なる量的緩和策拡大を決断した場合 その決定/発表は 次回のインフレーション・レポートが出る11月になると予想されます。つまり 英中銀は量的緩和策の見直し/変更は インフレーション・レポートが出る2、5、8、11月に行うであろう と マーケットが勝手に(?)決めてしまった訳です。もし これ以外の月の英中銀金融政策理事会(MPC)で 突然 枠組み拡大等の発表があれば ポンド、英債券相場は 大混乱するのは避けられません。正直 私には 英中銀の行っている行動が よく理解出来ていません

インフレーション・レポートが出たら また 記事を書きます
 
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[ 2009/08/12 18:08 ] マーケット | TB(0) | CM(2)

お詫び

月曜日 記事を更新しようと何度も試したのですが このブログを運営しているFC2から 「メインテナンス中」のメッセージが来て 何も 記事がかけませんでした

本日(火曜日)は 丸一日 算数教室の夏休み/新学期宿題設定の為 家におりません。たぶん これは 今日一日で終わる作業では ないので 水曜日 又は 木曜日のいずれかも 半日ほど お手伝いしなければ ならないと思います。

記事は 一両日中に書かせてください

先週の英中銀量的緩和枠拡大決定以降 イギリスのマスコミは こぞって 「英国も 日本同様 失われた十年を繰り返そうと しているのか?」的報道をしています。つい2週間前までは 「英国は先進諸国中 一番最初にリセッション離脱出来そう」という報道を耳にしていた私達にとって 一体 何を信じてよいのか 悩むところです

水曜日の英中銀四半期インフレーション・レポート内容、キング総裁会見は 過去に例を見ないほど 内外の報道陣、政府関係者 そして マーケット参加者の注目を集めそうです

それでは 外出準備をしますので また 明日にでも!

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[ 2009/08/11 16:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

ぴーちょさんの質問に対するお答え

お早ようございます。コメント欄で ぴーちょさんより 質問を頂きました。お答えするには コメント欄は 小さすぎるので 記事にする事にします。

それで…質問させていたたいてよろしいでしょうか。 悩みがある時だけコメントしてすみません。m(__)m

質問を頂くと イギリスの どの部分が 日本では 知られていないのかが 分かるので 逆に大歓迎です!

前から不思議に思っていたのですが、指標の発表時間と値動きのタイミングです。 たとえば今日は日本時間で発表20時でしたが、実際に急落したのは、PCの時計が合っていれば、20時ジャストからの1分間。 20時にどのように発表されるのでしょうか。 1、2秒で内容を理解して注文できるものなか、それとも事前に情報が漏れてるのか…。

指標と書かれていますが 今回は 経済指標ではなく 金融政策理事会(MPC)による金融政策変更の有無に関する発表です。どの中央銀行でも 発表内容は 似たか寄ったかだと思いますが ここでは 英中央銀行(BoE)に絞って書きます。

英中銀は 毎月第1木曜日ロンドン時間昼12時ちょうど に 金融政策発表をします。数分の遅れがあったのは 記憶をたどっても 1回か2回だと思います。
日本時間に直しますと 夏時間の間は 日本時間夜8時、冬時間ですと 日本時間夜9時となります。

発表される内容は
1)金利変更の有無。利上げ/利下げがあれば 上げ/下げ幅 と 新しい金利レベル
2)短いStatement (特に何も言及する事がない場合は Statement は ありません)

昨日の発表では 上記1)金利変更の有無に加え (今年3月より実施されている)量的緩和策の変更内容も併せて発表しました。たぶん 1分以内で 済みますよね、これは。その後 間髪のまもなく 「どうして 量的緩和策変更を決定したかに関する 2)短いStatementを流しました。たぶん これは 数分かかったと思います。

マーケット参加者は 最初の1分で とりあえず 変更内容確認出来たので マーケットではポンドが急落したと理解しています。

昨日は短いStatementだけでしたが 実際にMPCがどういう会話をして この結論に至ったかを知るには 2週間後の水曜日(毎月第3水曜日)ロンドン時間午前9時30分に発表される理事会議事録を待たなければなりません。

付け足しになりますが 英中銀は 2、5、8、11月の第2水曜日ロンドン時間午前10時30分に 四半期インフレーション・レポートを発表します。この発表時には 英中銀総裁が とくとくと記者会見しますので 相場は乱高下します。

情報漏れに関してですが 普通の経済指標ですと 漏れる危険性は考えられますが、英中銀金融政策変更の有無、それに伴うStatementが 事前に漏れる事は 考えられません

それと、影のMPC、 "英経済問題研究所(IEA)が実施した影のMPCでは、資産買取枠の拡大が提唱され、その規模を500億ポンドから3000億ポンドの間とすべきとの見解が示された。" …というニュースが、少し前にFX業者のニュースで配信されました。 どのような団体か、もしかしたらご存知でしょうか。 この提唱通りの内容になったので、たんなる予想屋さんとは違うのかと、思いまして。

そうですか....日本では 影のMPCが あまり知られていないんですね。ポンド円熱狂的支持者が多い日本では 考えられない事です

影のMPCとは 英経済問題研究所 (IEA Institute of Economic Affairs) が構成するMPC、メンバーは 大学教授、金融機関/経済研究所の主任エコノミストが ほとんど。影のMPCの設立は1997年、これは 現労働党政権発足後 英中央銀行に独立権限が与えられたのと同じ年。

英中銀MPCは 毎月第1木曜日に金融政策変更の発表をしますが この影のMPCは その数日前に独自の会合を開き 結果 と 議事録を同時に発表。つまり 影のMPCの結果は 英中銀MPCの結果より 最低1日以上早く出るという事になります。影のMPCの決定結果は 的中率が非常に高いので マーケットも無視出来ない状態です

あと ちょっと紛らわしいので 個人的には迷惑なんですが 英タイムス紙が これまた 独自のMPCを作りました。たしか 2002年だったと思います。私は この人達の結果は無視しています。時々 新聞(特にタイムス紙)で 影のMPCと書かれた記事を見て 上記のIEAによる<本当の>影のMPCかと思って 一生懸命読んだ後 念の為に再確認したら タイムス紙・影のMPCだったりする事があります。
特に タイムス紙・影のMPCを バカにしているつもりは 全くないのですが 現在のところ 英中銀MPC と IEA 影のMPCの2つで 十分だというのが 私の本音

話しが前後して恐縮ですが 英経済問題研究所(IEA Institute of Economic Affairs)は 1955年に設立されたシンクタンクであり 現在でも非営利団体という形態を取りながら政策研究を展開しています。ここが発表する英経済見通しは マーケットが一番注目しているものです。同様のシンクタンクとしては アメリカの ブルッキングス研究所が有名です

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[ 2009/08/07 17:57 ] 経済 | TB(0) | CM(2)

驚きの英中銀の決断

私って とことん 運がないと言うか 間抜けというか....orz

英中銀金融政策理事会の金融政策発表時(ロンドン時間昼12時) まだ ジムにいました。先ほど書いた記事(この記事のすぐ下)通り あまり動意ないと思ってたのです。それ以上に ECBトリシェ総裁のプレス・コンフェレンスが大事だと 思ってました。

結果は 下の記事 最後に書いた<まさか>絵文字名を入力してください 予想通りとなり ポンド大幅下落

英中銀の決断に 私は非常に驚いています。特に上限枠を拡大した事が信じられない 目 。QEの期間を延ばすにしても まだ 残っている250億ポンドを使い切り(上限1,500億ポンドを維持) それでもまだ増額が必要であれば 次の四半期インフレーション・レポートが出る11月に 改めて見直す という内容だとばかり思っていました。

今年3月から開始されたので 11月までには 8ヶ月QEが実施される事になります。さすがに8ヶ月続ければ なにかしらの効果がイギリス経済に出てくる筈。そして 11月は クリスマス商戦 開始される時期ですので ここら辺りで 消費意欲を盛り上げようとする意図が強くなるのであれば 11月に改めて QE枠追加増額の選択もあると考えるのが妥当でしょう

本日発表されたQE枠増額により 英中銀の英経済に対する見方の深刻さが 伝わってきました。過去2~3ヶ月連続して ミクロレベルの経済指標に改善が見られた事は 前の記事にも書きました。しかし 英中銀はマクロ経済、つまり 経済成長率が持続性のある改善をするのは まだ無理であろうし、下手をすると 今後 まだ後退する可能性を考えているのかもしれません。

消費者意欲も改善し 世界経済も 以前と比べれば かなり安定してきたと思います。しかし 私達が落ち込んだリセッションの深さは 想像を超えたものであったのかもしれません。今回の発表で 英利上げ時期が後退しましたね。

しかし 忘れてならないのは これだけのお金が英国経済に流れ込んでいるので 何かの拍子でインフレ懸念が突然出てくる危険性と常に背中合わせである怖さです

来年6月までに 英国は総選挙を実施します。本日のQE枠拡大、延長発表により 利上げ時期を探るのが ますます難しくなりました。今朝までは マーケットは 来年1月に最初の0.25%利上げを織り込んでいましたが この時期は 少なくとも 数ヶ月遅くなるでしょう。労働党としては 総選挙の数ヶ月前には QE効果が現れ 景気回復が確実なものと印象付ける為にも 最初の利上げが実施されて欲しいところでしょう
printing money
ここからのポンドですが 市場は このニュースを織り込んだら また ポンド買いになびくように思います。しかし 冷静に考えてみると 私達が思っているほど 英経済の立ち直りは よくなかった。どこかで この事実に焦点が当たった場合 理解出来ないポンド急落が懸念されます。特に ユーロ/ポンドでのポンド下落には 注意したいです


さてと トリシェ総裁のプレスコンフェレンスの時間になりました

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[ 2009/08/06 21:37 ] 経済 | TB(0) | CM(7)

英中銀、欧州中銀 金融政策理事会結果予想

本日は 英中銀(BoE) 欧州中銀(ECB)金融政策理事会から金融政策の発表があります

*英中銀
本日の注目点は QE増額/打ち切りの決定 そして 今月発表される四半期インフレーションレポートの内容を推測出来るような発言が出るか?の2点

まず最初に 英国政府が決定したQE(量的緩和)資産買取策について もう一度 おさらいしてみましょう。
1)QE総額上限を 1,500億ポンドと設定
2)今年3月 英国債/社債/CPなどの金融資産を購入する量的緩和策の枠組みを 当面 750億ポンドに設定し スタート
3)5月7日の英中銀金融政策発表時に 驚きえ~ の500億ポンド増額発表し 合計 1,250億ポンドとなる
4)6月末時点で 1,250億ポンドの枠組みのうち 既に1,000億ポンドを使い果たした
5)7月の金融政策理事会では 250億ポンドの増額発表だけではなく 総額1,500億ポンドの枠組上限拡大、実施期間の延長について 言及するか?に集まっていたが 予想を裏切り驚く 何の変更もなかった
6)本日の時点で 既に1,250億ポンドの枠組み全額を使用済みというのが 市場の予想

QEに関する素朴な疑問 jumee☆whyL
果たして 本日 QE枠組みの増額 250億ポンドが発表となるか?それとも 一旦 QE打ち切り発表があるか?

皆さんもお気づきでしょうが ここ2~3月の間 発表された英国不動産価格、消費者好感指数、製造業指数等は 大方の市場予想より高い数字が出ています。これは 量的緩和策が じわじわ 効いてきている証拠なのか それとも 天候がよくなってきたので 英国民は浮かれているエヘヘ だけなのか判断は 誰にも出来ません。

そもそも 英政府はQE実施により 金融機関の貸し出し増加 → 消費増大 → 物価上昇 → 投資家のリスク志向上昇 というポジティブな効果を期待していました。今までのところ マネーサプライを除く経済指標は これを裏付けるような数字が出ていますが 失業率が改善されていないのも事実。

もし 本日QE枠組み増加が発表されれば その対象は 英国債ではなく 社債がメインとなりそうです。
もし 打ち切りが発表されれば 私個人的には あまり意外感がありません。マーケットは 「もう少し 時間をかけて 今までのQEの効果を見極める」と理解すると思います。その理由としては マネーサプライが増加しないQEを続けても限界があるからです。

金利に関しては 本日変更なしでしょう。イールドカーブを見る限り 今後12ヶ月で 最大 1.25%の利上げが 既に織り込まれています。来年1月には 最初の 0.25%利上げ が織り込まれています

最後になりますが 英中銀四半期インフレーション・レポートが今月発表されますが 既に大方の内容は MPC理事達は知っている筈。もし 本日 「5月のインフレ・レポート以来 良好な経済指標が出ている。この傾向が持続すれば 今後 より高い景気成長率を約束するだろう」 的なコメントが出た場合 今月のインフレーションレポートは 前回5月のものより かなり アップ・ビートの内容になる可能性があります。その場合は ポンド高、英国債価格下落(イールド上昇)、株式に関しては 正直 よく分かりませんが 企業業績回復期待から 上昇するかもしれませんね

逆に 大方の期待をとことん裏切って マジですか  QE1,500億ポンド枠組 上限拡大、QE実施期間の延長について 言及した場合 マーケットの反応は びっくり仰天 ガビーン ですね。結果としては 英国債価格上昇(イールド大幅下落)、株式指数上昇、ポンド売り(マネーサプライの数字がうなぎ登りに上昇する為)と予想します

*ECB
本日の注目点は トリシェさんが 最近のユーロ高に関して 言及するか否かに 私は注目しています。先日 IMFが ユーロ15%過大評価レポートの直後ですから 質疑応答で必ず 質問が入ると思います

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[ 2009/08/06 17:34 ] マーケット | TB(0) | CM(2)

EA 自動売買についての質問

お早ようございます

最近 ブログを通して知り合った方々のブログに 頻繁に登場する EA自動売買結果報告

世界一 PC音痴の私には 全く縁がない事と ずっと見てみないふりをして来ましたが 最近 少しだけ 気になり始めて来ましたマイメロ

私は 全く面識も お話しした事もないブロガーで おねぇちゃん大好き人間である はんぞさんのブログに EAの常識という記事があり そこを読んでいたら ひとつだけ ずっと知りたいと思っていた事が 解決しましたびっくり

それは 自動売買=PCをつけっぱなし にしなければ いけないのか という疑問に対する答え

はんぞさんの記事を読む限り サーバー型 というものを選択すれば PCつけっぱなしにしなくても大丈夫との事

で ここで 質問なのですが このブログを訪問して下さる方々で この<サーバー型>自動売買を実際に行っていらっしゃる方が おられましたら どのブローカーのどの製品/それに関する感想/結果等を 教えてくれませんか?コメント 又は 左側のメイル フォーム どちらでも結構です。心より よろしくお願いします 

PCつけっぱなし にする事なんて 大した事じゃ ないでしょう?と 聞かれたら まぁ そうかもしれませんね、でも.... という答え。理由は 何かが1年365日 ON になっているものが 家中にごろごろしているという事実に違和感を感じてまして... 完全に21世紀では受け入れてもらえない人間に属しています、私。 

常時 ONにしても気にならないのは 冷蔵庫と時計、オーディオ製品くらいですね、私の場合 んー

あと 常時 PCをつけっぱなしにしている自動売買をされている方でも 大歓迎ですので 自動売買に関する知識、常識等を 教えて下さい

最後になりますが 自動売買を提供しているブローカー、売買内容 等が 一覧出来るサイト、ブログがありましたら 教えて頂けますか?ブローカーは 日本国内・海外 どこでも構いません

よろしくお願いしま~~す!

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[ 2009/08/05 19:22 ] ベガス方式 | TB(0) | CM(4)

英系銀行業績回復

一部の英国系銀行の業績が 著しく改善しているのが 昨日、今日続いて発表された上期決算により 確認されました。

昨日は バークレイズ銀行と HSBC。そして 本日は スタンダード・チャータード(スタチャン)銀行。いずれの銀行も 予想を上回る利益を出していますが この3行に共通している点は 政府から資金的援助を受けていない事 sn2

昨日 バークレイズ銀行CEOだか なんだかのオッサンが 利益の一部は行員への賞与とする旨 発言していましたが 英メディアの反応は 「政府から援助を受けず 自力で頑張ったのだから 収益をどう使おうが 貴方達の勝手」という見方をしていました。こういう点は 日本と全然 違いますよね。

本日 収益が10%増加 jumee☆loud laugh3 したと発表したスタンダード・チャータード銀行ですが 同時に 新株発行による10億ポンドの資金調達計画を発表し 市場を驚かせました!え~ スタチャンCEOのオッサンは 「この資金は 他の銀行の買収に充てる資金ではない。アジアの経済と顧客が 回復に向かう中で 機会を生かせる資金力をつけるための計画だ」 と説明していますが なんだか 落ち着かない気分。

本日 マーケットで ポンド売りが加速した際 スタチャンが増資で得た資金の一部をドル換金するのでは ないか?とい憶測が働いている と いう意見が出ていたようですが ちょっと 待ってよ!という感じ

新株を買う投資家が まず ポンド手当て(=ポンド買い)をするのが 最初じゃ ないのかしら?

昨日は 米国債価格下落(=長期金利上昇)の中 グングン ドルが売られて行ったので 私は全くついていけませんでした。今日も とりあえず 米債 緩んで始まっています。

ユーロが 1.43台を割って終わらない限り まだ ドル安終焉を叫ぶのは 早すぎますね。
ただ あと 数週間くらいしたら ドルは底をつけ 一気にドル高に行くような気がしてなりません。まぁ それまでに ユーロやポンドが どこまで 戻るのか 楽しみです。ポンドは  1.73台を ずっと念頭に置いていたのですが どうなる事やら?

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[ 2009/08/05 00:16 ] マーケット | TB(0) | CM(0)

ドル売り要因

下の記事で 追記がドンドン増えて行ったので 読みやすいように しました

追記: (これは ドル買い要因ですが 念の為に 消さずにおきます)
ドル円 オプション 4ヶ月物 ストライク 104.75 出合ってるようです
毎日毎日 聞くもの全て ドル円 上向きばかり
たぶん これは 某米系投資銀行 ドル円買い推奨レポートが きっかけとなっている気がします。
ちなみに ドル円買い推奨 ターゲット 105円


追記 その2:
金曜日 ロンドン時間午後4時半ですが ドル安加速しています。ポンドは 現在 1.6685 ユーロ 1.4235
このドル売りの背景には MSCI株インデックス ヘッジしすぎの解消(ドル売り)の模様


追記 その3:
ドル売り要因として 噂されているのが 一昨日 UBS Wealth Management Americaが顧客に出した 「レバレッジを活用したETF(上場投資信託)の販売を停止」決定に伴い 米投資信託離れが加速する→ ドル売り というもの。でも もし そうなのであれば どうして 今日のマーケットは 米株、債券共に堅調なのでしょうか?

日本語でニュース出ているか 調べます。ちょっと 待って
ありました!
UBSニュース


追記 その4:
この記事の 2つか 3つ下に <購買力平価>という記事がありますが そこにも書いてある”IMF スタッフ報告書”。それに 「ドルは やや 過大評価気味である」 と 書いてある事が 本日 発覚 んー

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[ 2009/08/01 03:18 ] 売買取引 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
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2013年7月8日より毎週月曜日
マーケット動向について動画配信
することになりました
一緒に頑張りましょう!
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

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新イーグルフライ
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私も新イーグル・フライで
欧州情報を配信しています

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