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ちばはむさんのコメントへのお答え

日本から英国へ移住してきて 早20年。為替取引をやっている日本人として 両政府の自国通貨の価値に対する姿勢の違いには驚かされます。日本は 世界が認める<円安(自国通貨安)>大好き国 に対し 英国は 強いポンドは国益と言ってはばからない国。

*ブラウン首相と ポンド
ブラウン首相は 以前 ”弱いポンドは 弱い経済、弱い政府の表れである”と発言しましたが 今年の夏以降のポンド急落は まさにこの言葉通りになってしまいました。御自分の言葉として 最近のポンド安について語られていませんが 内心 ”スゲェ~ ヤベェ~~~!” 冷汗3 と冷や汗状態である事に間違いないと思います

12月中旬に ある新聞が 英財界著名人によるブラウン首相へのインタビューを載せ その中には12月4日の記事に書いた英ユーロ加盟問題に付いての質問も含まれていました。この問題に対し ブラウン首相の口から公の場での発言が何もなされていないので 注目が集まるのは当然。で 答えはと言うと ”英国は今年も来年もその後もずっと ポンドを使用する事になるだろう” イギリス

2009年6月4日に 欧州議会と英地方選挙が 同時に行なわれます。景気がここまで悪くなかった頃には ブラウン首相は この日に 英総選挙も併せて実施するのでは ないか?という憶測が後を絶ちませんでしたが 流石に 現状では それも無理でしょうか。ダーリング財務相が どこかの新聞記者が6月総選挙の可能性について質問した際 否定したようです。

万が一 来年6月4日に総選挙が行なわれた場合 労働党は政権を失うでしょう。新しい政権を取るであろう保守党が 一転して 英ユーロ加盟に向けて前進 なんて事にでもなれば その時は ポンドのユーロ加盟レベル予想が一人歩きして 市場ではポンド買いが湧き上がる可能性があります。保守党が(労働党と比べ)ユーロ加盟に対して前向きである訳じゃ ないんですが ちょっと気になる事があります。年明け早々 野党:保守党は 党人事の入れ替えを計画しており その際 1992年のポンド危機でガタガタに崩れた英経済を立て直したと言われるクラール前財務相 jumee☆loud laugh3 を ビジネス・企業・規制改革相に抜擢する考えがあるようです。12月4日の記事に書きました労働党:マンデルソン ビジネス・企業・規制改革相と互角にやりあえるのは クラーク氏以外 なし という結論のようです。現時点では 保守党の党人事入れ替えが確実に行なわれるのかは不明ですが もし 実現した場合 クラーク氏の発言力が増します。そして このクラーク氏は ユーロ大好き jumee☆LoVe2 オジサン、英国のユーロ加盟ダイダイ大賛成なんです。

*為替介入
日本とは違い 英国は 自国通貨に対する為替介入には 消極的です。特に 1992年にポンドがERMから離脱させられた苦い経験 orz がありますので 今回のポンド下落時も マーケットでのポンド買い支えは やっていません。

クリスマス前に Cooper財務副大臣が ユーロとポンドがParityになりそうだが それに対して どう思うか?というようなTVインタビューを受けたのですが その答えは ”英国は 自国通貨の(対他通貨)目標レートというものは定めていない。特に 以前 ターゲットを設定していた時期があり (ERMの時) ターゲット・レンジに留まる事に失敗している。為替レートのターゲットはないが 英国には インフレ・ターゲットがある。政府は インフレがターゲット・レンジに収まるよう そして 英経済が難しい時期にも 最大限 それを支えられるよう財政政策の正しい舵取りに全力を傾けている次第だ”

ポンドの価値を維持する為の為替介入の可能性について尋ねたところ、
”下落しているポンドであるが 英政府・中央銀行による為替介入での買い支えはないだろう” どくろ という答えでした

*ユーロとポンド
イギリス輸出の60%が欧州圏向けですが 欧州経済の先行きも そんなに明るい訳では ないので 輸出オーダー状況はあまりよくないようです。今回のポンド安を引き金にして 英製造業が頑張ってくれる事を期待しているんですがね..... 今秋以来 低迷に次ぐ低迷を見せている英製造業生産高の数字を見ると あまり期待は出来ません。 

ポンドが ここまで下落すれば 当然 輸入インフレ懸念が出て当然です。英国内では (輸入品は高くなるので)英国産の製品が売れるようになって当然でしょうが 肝心要の消費力が激減しています。あと輸入品と聞いて 一番先に思い浮かぶのが食料品。私も スーパーへ買出しに行くたびに (特に野菜、果物等)生産国をチェックしますが 南ヨーロッパ、イスラエル、北アフリカ、南米のものが断然多いですね。当然 ポンドは これらの全ての通貨に対して下落している筈ですので 来年には 輸入インフレという言葉が デフレと同時に語られる異常事態になる可能性は あります。

*ポンド安の恩恵?
ポンド安が加速した今夏以降 イギリスへ来る旅行者による消費が増えたという数字が出ています。
最新の数字は 今年10月ですが 旅行者総数は 前年同月比5%減の269万人でしたが 旅行者による消費高は 11%上昇 14億8,000万ポンド。
今年1月~10月までの数字としては 旅行者総数は 2,757万人で これは 2007年の数字と ほぼ同じ。しかし 旅行者による消費高は 140億1,000万ポンドと 昨年同時期の4%アップ。 

ロンドンの最高級デパートのひとつとして名高いSelfridgesでは 特にアメリカからの買い物客が増えたという事です。

*クリスマス後のセール
日本では バーゲンと呼びますが こちらでは セールと呼んでいます。
イギリスは クリスマス そして 翌日のボクシング・ディが共に国民祝日となる為 本格的なセールは12月27日から。このセールは異常な混雑が予想される為 私は毎年出掛けないのですが 今年は 様子を見てみたくて 出かけてきました。行った場所はロンドン北部では最大のショッピング・モール。27日は例年通り 一部のお店が朝6時開店、残りは朝8時開店となります。駐車場に通じる道が 東と西に分かれており 昨年までは それぞれ 約3キロの渋滞が出来 いざ 駐車場にたどり着いても 駐車するスペースがない ´д`トホホ  という状況。それだったらと 駐車場で一夜を明かし 開店から一日中 セールめぐりをする人達もいたようです。

今年 私は 目覚ましを8時にセットしたのですが 前夜の飲みすぎがたたり 実際に起きたのが朝10時。遅い出だしとなってしまいました あちゃー。朝食も取らずに 車に乗り 真っ直ぐ ショッピング・センターへ。駐車場に入る渋滞が どのくらいかを聞くためにラジオの交通情報を聞いていたのですが 何も言わない。なんじゃらほい 絵文字名を入力してください と思いながら 恐々 ショッピング・モールへ....... あれ?えぇ 全然 車の列がないじゃん? ビックリ これには 驚きました。デパート前の駐車場は既に満杯。私は ターミナル式のビル駐車場へ行き 2階に駐車出来ました。結構 スカスカなんで 正直 吃驚。午後2時過ぎになると 目に見えて 買い物客の数が激増し レジに並ぶ人数も増えてきました。私は結局 午後6時まで 買い物に明け暮れたのですが 帰りは 酷かった。駐車場から 一般道路に出る迄に 37分かかりました マイメロ。でも 去年は 1時間近く かかったという話しを聞いていたので 37分で済んでよかった と言えるのかもしれません。

セール商品ですが 本当によいものを30~50%引きで売るという感じで 私にとっては 幸せな一日となりました ワンダーフロッグワンダ

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最後が 
[ 2008/12/30 05:50 ] マーケット | TB(0) | CM(16)

ユーロの将来

大変 御無沙汰しております。クリスマスも終わり あとは 大晦日を残すだけとなりました。日本と違い こちらでは クリスマス そして 大晦日のパーティーが終わると 元旦は全く<普通の日>となります。日本は これから活気が出てきますね。皆さん 大掃除 済みました?私は こちらでは 特に 日本のような大掛りな大掃除しません(だから いつも 汚いんですね、部屋の中が....)

さて 今日の記事は 秘信で頂いたコメントへのお返事です。コメントの内容は どうして 私は ユーロが形を変えて継続すると考えているか その根拠を教えて下さい というものです。秘信の方 お返事がこんなに遅くなりました事 お詫び致します。

自分で言っておきながら無責任ですが 改めて文章にするのは難しいな と痛感しています。どこから 文章をはじめようか もう 既に2時間近く ああでもない こうでもない と やってるんですよ(笑)

私自身 本当にユーロが形を変えて継続するのか 是が非でも現在の形でのユーロを継続させるのか 正直 よく分かりません。しかし 今年の夏の金融危機以来 非常に継続が難しくなってきたな という印象を持っています。懸念材料としては 長期金利 と 財政です。

まず ユーロが誕生した時の加盟条件はと申しますと
◎ インフレ率: 過去1年間で最も安定した3ヶ国より、1.5%以上上回っていない
◎ 長期金利; 過去1年間で最も安定した3ヶ国より 2.0% 以上上回っていない
◎ 財政: 単年度財政赤字GDP比 3.0%以内 政府債務残高GDP比 6.0%以内
◎ 為替: 過去2年間、為替相場メカニズムの通常変動幅の中で取引され、切り下げがなかった

*財政
ユーロ圏および他のEU加盟国におけるマクロ経済政策は、政府の債務残高や財政赤字などに関する指標を設定する「安定成長協定」(Stability and Growth Pact = SGP)によって調整されることになっています。財政赤字に関しては GDPの3%以下に抑えることが義務付けられておりますが、ユーロが誕生したばかりの2000年代初期は ドイツ、フランスなどの主要国も含めて 数年間 財政赤字のGDP比が3%を超えていました、2004年には 参加国の半数で財政赤字上限を超えていた状態です。しかし その後 2006年にはドイツ、フランス、ギリシァ、2007年にはイタリア、ポルトガルでも財政赤字がGDPの3%を切り (ユーロ加盟諸国の財政面の改善と平行して) ユーロという通貨の価値も急速に上昇して行きました。

しかし アメリカ発の金融危機の影響は大きく スペインを例に取りますと 年初 財政黒字だったのが、今夏 一転 赤字に転落、来年度の財政赤字対GDP比率は5%に達すると予想されています。同様に フランス、アイルランド、イタリア、ギリシャも 来年度の財政赤字は自国のGDP比3%を上廻らざるを得ないと 認めています。

現在 世界を襲っている金融危機が長期化し EU安定成長協定の赤字条件が守られずに ユーロが継続した場合 優等生のドイツが自国民の税金を欧州他国(救済、援助)の為に これ以上使うのは 真っ平ゴメンだ と話しになってもおかしくありません。

*長期金利
これはユーロ誕生前と後の ドイツ国債(10年債)と他の欧州諸国の国債とのイールド・スプレッドのチャートです。一目瞭然ですが ユーロ誕生前(最初のチャート)には 加盟条件をクリアーする為 イールドの収斂により 独/他国間のスプレッドがドンドン狭くなって行きました。2つめのチャートは ユーロ誕生後ですが スプレッドは 加盟初期のギリシャを除き ずっと30bps以内に収まっていました。
yield spread euro
今夏の金融危機が本格化して以来 特にPIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)に対するスプレッドが また開き始めたんですね。

今年10月中旬
イタリア 73 bps
ギリシャ 100 bps

今年11月初め
イタリア 130 bps
アイルランド 115 bps
ギリシャ 160 bps

12月中旬
ポルトガル 95 bps
イタリア 135 bps
アイルランド 150 bps
ギリシャ 225 bps
スペイン 85 bps

イタリアやスペインは ユーロ加盟前に 独債とのイールド・スプレッドが500~600 bpsもあったのだから その当時と比べれば まだ 騒ぐほどのスプレッドレベルではない という意見もあるでしょうが、共通通貨を使用しているからには スプレッドがこれだけ開く事は あってならない。つまり この拡大するスプレッドは 市場からの警告と受け止められないでしょうか?

スペインは その中でも 特に今後の見通しが厳しいとされています。理由は 政府の赤字穴埋め用の国債依存度が非常に高いからだそうです。当然と言えば当然ですがECB発行のレポートによりますと ユーロ通貨の地位向上に伴い 非居住者によるユーロ加盟諸国発行の国債保有率は上昇しています。1997年 国内投資家による欧州各国の国債保有率は75%でしたが 2003年には 54%まで低下。反対に オランダでは 非居住者による同国債保有率は 1997年 28%が2002年 56%へ、スペイン 1997年 18%が2002年 41%、フランスは 1997年 15%が2002年 36%へと それぞれ上昇しています。

国債依存度が高い、その上 非居住者による購入を当てにしているスペインですが このまま イールド・スプレッドが拡大すれば 国債の利払いコストは上昇、信用度は低下、非居住者のスペイン国債離れ起き 更に イールド・スプレッド拡大 という負の循環が起こる危険性が大きいように思います。今月に入ってから既に オランダは 5,6,7年物国債入札しましたが 募集額が集まりませんでした。オーストリアは12年物の入札をしましたが 過去最低の入札率だったようです。オランダやオーストリアがこの状態では PIGS諸国の今後予定されている入札は どうなるのでしょうか?更に追い討ちをかけるように 来年は 米国、欧州共に 国債発行高が急増します。

ユーロ加盟諸国は それぞれの経済・政治基盤が異なっている為に 各国が違った方法で財政問題に取り組むでしょう。それでも ユーロ加盟国が次々にデフォルトなんて事になったら どうなるのかしら?

*ユーロから脱退出来るのか?
マーストリヒト条約は ユーロからの離脱やユーロ崩壊というシナリオに基づいて作られていない為に法的なガイドラインは 無い筈です。しかし 万が一 PIGSの どこかの国でユーロ継続が不可能となった場合は ユーロから出れば済む問題ではないし 出たくても出れないでしょうね。理由は もし ユーロを捨てて Aという自国通貨を使用するとなった場合 Aは とことん売られます。想像を絶する程 売られます。しかし その国は既存のユーロ建て国債の満期が来たら 自国通貨売り/ユーロ買いをして(マネーマーケットでユーロを引っ張って来ても いいのでしょうが.....)ユーロ手当てをするかもしれません。スゲェ コストかかりますよね。ますます デフォルトになります。

*結論
書いているうちに 自分でも よく分からなくなってきました(笑)。この記事を書き始めて 4時間経ってます。眠いです

今回の金融危機は 言ってみれば 金融戦争と言い換えてもよいかと思います。しかし 武力を使う戦争とは違い 敵も味方もいません。政府が主導権を取りますから どうしても 市民の自由が束縛されがちになります。例を挙げれば 米英で実施された空売り規制が その一例でしょう。英国では (噂ですが)国民の不安を煽るような新聞報道はなるべく避ける というような報道規制もされていると話されています。

今後 欧州内でのイールド・スプレッドが拡大し続けるのであれば ユーロ崩壊は避けられないという考え方は 変わっておりません。
もし 現状の拡大スプレッドのまま 数年が経ち その間 PIGS諸国は 国債入札を無事に済ませ 利払いも正常に行っているのであれば 持ち直すでしょう。その時には 必ず 割安感という言葉を使う投資家が出てくるでしょうから。

いずれにしても 2009~2011年が 正念場だという考え方は 変えておりません。

ps コメントのお返事 あと1~2日 お待ち頂けますか? もう 夜中2時半になりました。明日は8時半に起きないとなりません。文章 めちゃくちゃだと思いますが 眠いので 失礼します。

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[ 2008/12/28 11:32 ] 経済 | TB(0) | CM(6)

VIX

あまりの更新頻度の遅さに もう 誰もこのブログ 開く人 いないかもしれませんね(笑)
非常に御無沙汰しております、N20です。
水曜日の夜 立てなくなるほど 飲んでしまいました 。不幸な事に その翌日 新規口座開設の為 ある銀行に予約が入っていたので 半分酔っ払ったまま 車 を運転して行きました。ファイナンシャル・アドヴァイザーの女性が 口座開設に関する質問を次々としたのですが ナント 3時間もかかったんですよ 目。 こんなに時間がかかると知っていたら 他の日にして貰ったのに.... とにかく 1時間半しか寝ていなかったのに加え 完全なる二日酔いで 彼女が聞く質問に対して 全く答えられない。脳味噌が全く機能しない 冷汗3。たぶん 素面だったら 2時間で完了したかもしれません。しばらく お酒 みたくもないです困った。

そんな訳で 水曜日以来 取引ゼロ。情けないですね

私が酔っ払っている間に ドルも原油も 凄いスピードで下落 していました。ドル・インデックスは 一旦 80/81で止まって 85台へ戻すと思っていましたが いきなり最終目標 77台触りに行きましたもんね。一旦 ここから 83台へ戻し そこから 71台でしょうか。

下のチャートですが 一番上が 米株式指数 S&P500, その下が ドルインデックス そして 一番下の大きいのが VIXです。それぞれのチャートに 単純な線を引きました

S&P500は 来週 クリスマス/年末と下落し (11月の安値と最近の高値の半値戻し) 830レベルまで行くかな と思っています。その後 線が引いてあるレジスタンスより ちょっと下の975/1000レべルまで回復。たぶん これは オバマ大統領就任  後の期待感での買いでしょうか。その後 また 下落して 800台割れくらいまで下げ そこから イースターに向け レジスタンスの1050/1100近辺まで戻す こんな感じです

ドルは 来年は弱いと予想しています。しかし 同時に ユーロの対クロスでの強さも そう長続きしないと思うので ユーロ/ドルに関しては 難しいですね、予想するの....
これは 来年とかいう早い時期に起こるとは思いませんが 以前 このブログのコメント欄の返事として書きましたが ユーロという通貨が 形を変えて継続するのではないか という妄想に取り付かれております S・セレビシエ 。コア圏(ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー)のユーロが継続し PIGS(ポルトガル、アイルランド、ギリシャ、スペイン)は ユーロを捨て 新たな自国通貨を使用。 まぁ これが現実とならない事を祈っていますけどね....カエルさん(ショック)

VIXは 37/40のサポートが下抜けたら ゲロゲロに下落でしょう。その時は 素直に株式指数は上昇すると思っています

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[ 2008/12/20 07:15 ] マーケット | TB(0) | CM(4)

お詫び

今日わ

お手伝いしている算数教室は 今週土曜日と来週月曜日が 年内最後のクラスです。その為 本日と明日は 冬休み中の宿題のセッティングです。約200名ですので それはそれは 時間がかかりますが やっとトンネルの先に明かりが見えて来た という感じでしょうか。最後のクラスでは 生徒によるくじ引きもあります。プレゼントも 用意しなければ なりませんね。でも こういう事は楽しいです ワンダーフロッグワンダ

と言う事で 今日、明日は ブログ更新、頂いたコメントへのお返事出来ません
木曜日に戻ってきますが もう 相場も だいぶ 落ち着いてきてしまっているのでしょうね、その頃は...

今夜 FOMCがありますが それも たぶん 見ないと思います。結果がどうであれ 米株指数は FOMCとNFPの日は 上がりやすい傾向があります。本日は どうでしょう?私は 一旦 欧州株式指数をロングにしました。あと20分で 出掛けますので 地味なところに利食いをおきました。
あと 先週末から ロングにしていた銀ですが 一旦 現在のレベルより少し上に利食いオーダーを置いて出かけます。もう一度 $10近辺 (出来れば $9.65/85)に下がったところ ロングにする予定です。その後 $11.25あたりまでの吹き上げを 年末までに狙ってます。

為替は 今年6月から取引してませんが ドル・インデックスに関しては 80.50/81.00で一旦 底を打ってから 85近辺まで戻し そこから 80を割り 77/78までの下落があるのかな と思ったりしています

それでは 木曜日に!

ps 市場では 最近のポンド安(特に対ユーロ)懸念が非常に強く 英中銀も前回金利を3%から2%へ下げた時に その利下げによる更なるポンド安を心配していたようです。英中央銀行議事録が水曜日に公開されますが その辺のあたりを どう 理事達が話していたのかが 注目点でしょう

あ、遅れそう..................... まだ 朝ごはん 食べてません へ~

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[ 2008/12/16 18:35 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

1ポンド 1ユーロ以下

だいぶ 更新が途絶えておりました。皆さん お元気ですか?

最近 グングン値を飛ばしているユーロ/ポンドですが とりあえず 為替の世界では まだ パリティには達していません。しかし イギリスに於ける両替屋では ポンドとユーロの逆転現象が起こっているそうです。

先週 ユーロ/ポンドが 0.89台に乗せた時 イギリスの両替屋さんは 手数料差し引き後 1ポンドにつき 0.98~0.99台の交換レートで両替。つまり 200ポンドに対し 197.13~199.63ユーロしか 手元に来ない勘定になります。

これから 冬休みに入り スキーで欧州へ という人が多数いると思いますが どうやら 今年のスキー旅行は 財布と相談になりそうです。

週末 インディペンデント紙が行なった世論調査によると 52%の人達が 今回のポンド激落を ”ブラウン首相の景気刺激策では景気浮揚は無理”と市場が判断した結果だと思う と答えています。厳しい見方ですが これが国民の本音でしょう

もし ポンド安(特に 対ユーロ)が ここから更に加速し ユーロ/ポンドが パリティーより上で推移する時間が長くなればなるほど 英国のユーロ加盟発言が増える事になるのは 必須のように 今 私は感じます。

マーケット予想としては ユーロ/ポンドが 0.9000トリガーをつけた後の見方が まだ 分かれているようですね。決して 欧州の景気状態が英国より ましだ とは思えません。しかし 市場は 英国財政(赤字)事情を最優先して ポンド売りを進めて来たと思います。そうすると 今後 英国の赤字が減る兆しが見えない限り (見えないでしょう、しばらくは.......) ユーロ/ポンド パリティー突破は 時間の問題かもしれません。

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[ 2008/12/15 18:53 ] マーケット | TB(0) | CM(2)

ポンド安に悲鳴

昨日火曜日の英製造業生産高(10月)が予想よりずっと悪い事を受けて 先週からくすぶっていた英国のゼロ金利突入話しが返り咲き、それが今朝のポンド売りに繋がったと説明されています。今日 車の中で何度かニュースを聞いたのですが その度に ”ポンドはユーロに対して最安値を更新。この冬のヨーロッパ旅行は 高くつくぞ!”という内容のニュースが最初に流れていました。

そもそも 先週 英中央銀行が政策金利を1%下げる前日に 英タイムス紙が ”英国の政策金利は来年6月までに ゼロ%になると シティーのブローカーが警告”というタイトルの記事を載せたのが 最初だったように記憶しています。私は読んでませんが Caxtonという為替ブローカーのチーフエグゼクティブというタイトルのおっさんが そういう話しをタイムス紙のインタビューで行なったようです。

その翌日 英中央銀行は 1%利下げをしたと同時に 信用危機と不況の長期化を回避するため<追加措置の必要性を示唆>しました。その翌日 英テレグラフ紙は リセッション入りを回避する為に、英中銀が最後の手段として国債や社債などの資産買い入れなど抜本的な対策を検討していると報じました。同紙は、中銀が「経済に直接資金を注入する抜本策を検討しており、これは金利がゼロに近づいた時にのみ利用される最終的な選択肢である」と報じ 中銀が検討している<追加措置> = 「量的緩和」となってきた訳です。

シティーのエコノミストの間でも 英国は米国に続き 遅くても来年第1四半期の終わり頃までに 量的緩和に踏み切るに違いない という見方が台頭してきています。

本日 ダーリング財務相は 議会で ”量的緩和措置を今すぐ導入するような考えはない。金利もゼロに下がるまでは まだ 時間がかかるし、インフレ懸念は だいぶ和らいだ事は認めるが インフレが一切払拭された訳でもない。量的緩和という問題に関しては 新聞で報道されているというだけで 私達が日々 これを議題にして 話し合いを持っている訳ではない”と 言ってましたね

キング総裁は たしか 先週だったと思いますが 量的緩和に関して話した時に 万が一 英中銀が量的緩和に踏み切ると決断しても 英財務省の承認が必要となるので 実際に英国が量的緩和に踏み切れるかどうかは 今のところ 何とも言えない と語っていたと記憶しています。

量的緩和が実施されるか否かは まだ時間がかかるとしても、英政策金利が ゼロ%になるんですかね..................... そうなっても 全く おかしくない事態だと十分に理解しているのですが この英国がゼロ金利?というのは どうしても 頭が受け入れてくれません

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目標

今日わ
算数教室の大先生の帰国が もうすぐに迫って来ました。たぶん 来週水曜日くらいで だいぶ楽になるでしょう。峠を越したお祝い(?)で 今日は ずっとマーケットを見てみました (と言っても 途中 掃除をしたり DVDを見たりしましたが....)

本日は 皆さんにお聞きしたい事があって 記事を書きました。
皆さんは 為替(又は 株等)取引をする際の目標設定に関してです



1)目標を立てている

A: 毎日 B: 毎週 C: 毎月 D:毎年 E: A~D全て F: 目標は立てていない

2)目標を立てる場合 獲得ポイント数ですか?それとも 金額ですか?

A:ポイント数  B:金額 C: その他

3)ポイント数 又は金額の目標を立てる場合に 目標設定の土台となるもの
A: 毎月のお小遣い/生活費に必要な金額 B: XX万円という 切りの良い数字 C: 前月(前年)達成額の数%上乗せ額  D: その他

4)貴方の目標は

A: 達成出来る範囲で設定し 達成感を味わう B: ちょっと無理かな でも頑張るぞ!というレベルで設定 C: 夢を見ても いいじゃない?という壮大なレベルで設定

5)目標を金額で設定している方へ。次の更に高い目標を達成する為に 貴方が取る手段は

A: 枚数を増やす B: 同じ枚数で 取引通貨を増やす C: 取引手段 (PCだけでなく 携帯からも)を増やす D: A~Cの組み合わせ  E: その他

6)目標達成出来なかった週(月/年) 貴方が取る方法は?

A: 達成出来なかった理由を考え 必要であれば目標を下げる B: どういう理由であれ 目標を少し下げて様子を見る C: 既に設定してある目標に沿って頑張る D: その他

7)目標を立ててない人へ 質問ですが 目標を立てない理由

A: プレッシャーになるのが嫌だ B: まだ 始めたばかりで どのような目標を立てればよいのか 自分でもよく判らない C: なんとなく D: その他

8) 取引枚数を増やす場合 どの程度の増やし方をされてますか?

A: 2倍 B: 5倍 C: 10倍 D: その他

これ以外 何でも構いませんので 何か 皆さんの御意見、工夫されている事 など ございましたら コメント御願い致します。頼りにしてます!

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[ 2008/12/10 02:15 ] 売買取引 | TB(0) | CM(2)

クリスマスの飾りつけ

この週末は やる事が たくさんあります。そのうちの一つが クリスマスの飾りつけ。私も こちらに住むようになって はじめて知ったのですが クリスマスの飾りつけを始める日、そして それを片付ける日 が あるんです。

まず 飾りつけを始める日は 12月6日。この日は 聖ニコラオス(聖ニコライ)の日です。名前を見て お分かりの方もおられると思いますが この聖ニコラオス(聖ニコライ)が サンタクロースと呼ばれるようになった人だと信じられています。12月6日は 聖ニコラオス(聖ニコライ)の命日にあたり 欧州大陸の一部では 現在でも 聖ニコラオス(聖ニコライ)に扮した人物が街を練り歩く行事が行なわれています。この写真は オランダの聖ニコラオス(聖ニコライ)行事の様子を写した写真です
St Nicholas

ググッていたら サンタクロースに関する短い物語がありました

「むかしむかし、小アジア(今のトルコのあたり)のミラという所に、ニコラオスという人がいました。ニコラオスは、キリスト教を信じて、人々にその教えを広めていました。あるとき、町に貧しくて娘をお嫁にだせないという人がいるのを知り、ニコラオスは その人の家に窓から金貨を投げ入れてあげました。次の日金貨を見つけた家の人は喜んで、娘をお嫁に行かせました。
このことが町中に広まり、ニコラオスは人々から尊敬されるようになりました。」その後、ニコラオスはセント(聖)・ニコラオスと呼ばれるようになり、キリスト教がアメリカに広まっていくなかで、「セント・ニコラオス」がなまって「サンタクロース」と呼ばれるようになったんだ。

このニコラオスが窓から投げ入れた金貨が、偶然、暖炉の側につるしていた靴下の中に入ったことから、クリスマスのプレゼントを靴下の中に入れる習慣ができたんだって


それでは クリスマスの飾りつけを外すのは いつか と言うと 1月5日なんですよ。これは クリスマスの日から数えて12日目に当たる日です。私は 気が小さいというかナント言うか こういう縁起っぽいものに弱いので(笑) 必ず 1月5日より前に 飾り付けを外しています。

来週になれば 各家庭の窓から ピカピカ光る電灯を飾ったクリスマスツリーが見えるでしょう.

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バロッソ欧州委員会委員長 英国ユーロ加盟発言

昨日 ハニーさんから頂きましたコメント欄での質問に お答えします。お断りしておきますが これは あくまでも 私の個人的見解ですので そのつもりでお読みください

今週月曜日に バロッソ欧州委員会委員長が 「英国は世界金融混乱の影響でユーロに参加する事を検討している」と発言しました。この発言を受けて 同日 ブラウン英首相報道官が「ユーロを採用する計画は ない」という声明を発表しましたが 当のブラウン首相ご自身は その後 何も述べておりません。

そもそも この発言は 週末に バロッソ欧州委員会委員長と英マンデルソン前欧州委員(通商担当)が電話で話しをした時に出てきたものらしい というのが 大方の憶測です。今年10月3日に行なわれた内閣改造で マンデルソン欧州委員(通商担当)は閣僚に復帰、ビジネス・企業・規制改革相に就きました。しかし マンデルソン氏とEUとのつながりは今でも深い そして この方は 英国のユーロ加盟を全面的に支持している一人です。

そして もし 今 英国がユーロ加盟をしたと仮定したら ポンドが対ユーロで安すぎるので 欧州が黙っていませんよね。とりあえず この<英国 ユーロ加盟は 現在のところ 有り得ない>という理由を 書き連ねてみます

1)ユーロ加盟条件
ユーロを導入するには、インフレ率、長期金利、財政収支、政府累積債務について、欧州連合、及び欧州中央銀行、欧州中央銀行制度の定める基準をクリアしなければなりません。財政赤字がGDPの3%以内でなければ ならない という条件で 既に 英国は失格です

2)ユーロ導入に関する5つの経済テスト 「英経済と欧州経済の収れん度」「経済の柔軟性」「投資」「金融」「雇用」
前ブレアー首相は ユーロ導入の是非を問う国民投票の実施には 上記の経済5項目を完全にクリアーしているかどうかを見極める必要性を強く主張していました。現ブラウン首相も 同じです。

3)ユーロ導入に際して3つの承認手続き
内閣における承認、議会における承認、有権者による国民投票が必要です。内閣、議会は どうか知りませんが 最後の国民投票に関しては NOが 今でも多数を占めていると信じています

4)ユーロ/ポンドのレベル
まだ ブラウン首相が財務相だった2003年6月9日に 上に書きました 2)「5つの経済テスト」に基づく評価報告をしました。その席で ブラウン氏は ”イギリスの単一通貨参加の際の交換レートについて、1ユーロ=約73ペンスである” と述べているんですよ。どこから この 0.73 という交換レートが浮上してきたのか 全く不明です。ちなみに この日(2003年6月9日)のユーロ/ポンド レベルは 0.70台でした

注: ユーロ/ポンドレベルに関しては この記事の最後に もっと たくさん 書きます

5)英国債と独国債(10、30年物)のイールドカーブ比較
私 これは 分かりません

6)英国の賭け屋での実態
英国では どんなささいな出来事でも 賭け屋で 値が立ちます。その日のサッカーの獲得点数予想に始まり 最初の得点が 試合何分後に入るか と言った事。そして 先週行なわれたダーリング財務相の予算方針演説が何分続くか、その間 ダーリング財務相が何回 お水を飲むか と言った事も賭けの対象となります。現在のところ イギリスの主な賭け屋では 英国のユーロ導入に関する賭けは 一切 行なわれていないそうです。過去に3度ほど 賭けの対象となった事はあるそうですが 最近は 全くだそうです

7)野党:保守党の対応
今週3日 英国議会(会期1年)の開会式が行なわれ エリザベス女王は英上院で恒例の女王演説 (政府が会期中に成立を期す法案の概要を女王が代読する伝統行事) を行いました。今後 議会の質疑応答の席で 保守党が 英国のユーロ加盟に関するバロッソ欧州委員会委員長発言を蒸し返す可能性は あります。これは 要注意ですね

それでは 最後になりましたが ユーロとポンド間のレートに関して 私の個人的意見を書かせて頂きます。皆さんも一度はお聞きになったと思いますが 英国は 1992年9月にERMから脱退。かの有名なジョージ・ソロス氏が一躍有名になった<Black Wednesday><ポンド危機>が起きた時です

まず 私自身のブログの過去記事(6月9日付け)から 一部 抜粋します

まず 本日は 泣く子も黙る1992~3年の暴落:
1989~1990年に不動産価格が天井を打った時期 ポンドは ERM(欧州為替相場メカニズム)に加盟しました。出だしは好調に見えましたが 1992年6月 デンマークがマーストリヒト条約批准に関する国民投票でNOを出した事がきっかけとなり 欧州通貨統合の先行きに暗雲が垂れ込みました。デンマークの次に国民投票を実施する予定だったフランスでも国民投票否決か?という懸念が これを増幅させることとなり,特にEMS(欧州通貨制度)内の弱い通貨であった英ポンドやイタリア・リラに圧力が加わることとなりました。ポンドは ERMでは対マルク 2.95±6%という変動幅で推移する事になっており、万が一 上下6%を越えそうな場合は 英中央銀行が介入する義務がありました。ソロス氏は当時 ポンドの価値が過大評価されていると信じ 1992年9月ビシバシのポンド売りを仕掛けました。英中央銀行は介入し続け 当時財務相であったラモント氏が 10%の政策金利を12%へ利上げ。それでも ポンド売りは止まりません。その数時間後には介入資金(270億ポンド)が底をつき 英中央銀行の介入が止まったのをきっかけに 政策金利は12%から15%へ跳ね上がりました。私は当時 英3大銀行のひとつのディーリング・ルームで このBlack Wednesdayを目の当たりにしたので よく覚えています。

政策金利は15%、住宅ローンは 17%くらいに跳ね上がったと記憶してます。ひどかったですよ.......日本で生まれ育った私には <インフレ>という経験がありませんでした。まぁ 当時は インフレではなく スタグフレーションなので もっと始末が悪かったのですが 物の値段が週に数回変わるので 近所の小さめのストアーでは 値段表を廃止し 手書きの値段を毎日 品物に貼り付けていました。月曜日 56ペンスだった缶詰が水曜日には68ペンスになり その翌週には 一気に81ペンス、その3日後には1ポンド9ペンス と言った具合に 日本に住んでいては絶対に体験出来ない<インフレ>の恐さを経験しました。

17%の住宅ローン 考えられますか?ポンドがERM離脱して しばらくしたら 政策金利は15%から12%に下がったのですが それでも住宅ローンは15%台でした。住宅価格は坂道を転げ落ちるように下落し 自分の家の値段は 自分達が購入した時よりも安くなってしまい ネガティブ・エクイティ(住宅ローン残高より 自宅の価格が低い状態)続発し 売るに売れない破産者ばかり。とうとう住宅ローン遅延が数ヶ月続き 自宅は抵当差し押さえ。そのような抵当物件増加が止まらず 最寄の駅から自宅までの僅か10分の距離で 抵当物件52件 というような状態が続きました。当然 不動産を買いたいなどと思う人は 皆無でした


長い引用になってしまいました。ごめんなさい

で ここにも書いてあるように 当時 ポンドは対マルク 2.95±6%変動幅で推移するという条件で ERMに加盟。ポンド/マルク中心レート 2.95を 現在のユーロ/ポンドに換算すると 大体 0.6630レベルになります。Black Wednesdayの日 6%変動幅下限 2.778 (ユーロ/ポンド 0.7040)を切った後 2.75 (0.7110)の安値を付け 翌日には英国は正式にERMから離脱しました

本日 ユーロ/ポンドは 0.86台高値圏におりますが キリがよい数字 0.85 としてポンド/マルク レートに換算すると2.3010というレベルになります。つまり ERM中心レート 2.95より ナント 22%もポンド安なんですよ、今は..... 極端な話し もし 英国がユーロ加盟条件全てをクリアーし 5つの経済テストもクリアーし (有り得ませんが)英国民による投票でユーロ加盟YES と出たとしたら 22%ポンド安である0.85で加盟とは 絶対にEUが許さないでしょう。2003年にブラウン首相が述べた0.73 (ポンド/マルク換算 2.6790)というレートが 本当に英国と欧州が(私達の知らないところで密約が交わされたと仮定)決めたレートであるのなら ”もう 地球に明日はない”と言わんばかりに ポンドを形振り構わずロングにしなければならない時期が来るという事でしょうかね

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[ 2008/12/04 21:03 ] 政治 | TB(0) | CM(4)

影の金融政策理事会

ケロケロ......ワンダーフロッグワンダ
この記事を 今週月曜日 算数教室に行く前に 素早く書いたのですが PC接続が 切れたので そのまま 更新せずにおりました。今 出先からなのですが 自分のブログを調べてたら <下書き>状態のまま <公開>されていない記事を発見絵文字名を入力してください     2日前の古いものですが お許しください。

>>>>>>>>>>>>>

日曜日のタイムス紙に 影の金融政策理事会の投票結果が載っていました。7対2で利下げです。内訳 →1名 1.50%下げ、4名 1.00%下げ、2名 0.50%下げ、2名 変更なし。      私は 1.00%下げを予想 (期待?)している一人です

もし 期待通り 1.00%下げが実現すると イギリスの金利は 2.00%となります。英中央銀行のホームページには 1975年以降の金利水準しか載っていませんが あれこれ調べたら 面白い事実を発見しました。

英中央銀行が設立されたのは 1694年、その時の金利水準は 6.00%、その3年後に 4.50%まで落ちて ずっとその水準を保つ。18世紀の間に金利が変更されたのは 僅か 2回!唖然1

金利水準が 2.00%まで落ちたのは 1929年大恐慌後の1930年代。その後 第二次世界大戦が始まり 終戦後 はじめて 2.50%に上がったようです。

サッチャー政権後 インフレが加速し 1973年には 金利は13%へ。そして その3年後に 15%から17%。この高金利時代は 1980年初まで続きます。その後 イギリスはリセッションになりましたが 1983年後半まで 金利水準は 10%以上だったようです

来年早々に金利が2.00%以下に利下げされた場合 1694年に英中央銀行が設立されて以来 はじめての低金利となります

ワンダーフロッグワンダ どんどん 金利が下がっていいですね。住宅ローン支払いも相当 楽になったでしょう?
絵文字名を入力してください いいえ そんな事 ないんですよ....

これが私の答えです。住宅ローン会社や銀行は 自社の提供する住宅ローンに対して 最低金利(フロアー)を設けています。だいたい 2.00%が そのレベルとなっているようですが 一部の金融機関では フロアーを3.00%に設定しているところも出てきていると聞きました。このフロアー金利 プラス 各金融機関の(住宅ローン期間により)上乗せ金利 = 住宅ローン金利。そうなると いくら 英中央銀行が金利を2.00%以下に下げても 住宅ローン金利は もう下がらないという状態になります。このフロアーのレベルを 2.00%以下に下げろ という指導を政府や財務省が出来るか否かは 私には分かりません。

企業への貸し出し金利等に関しては 私は 仕組みを知りませんので なんとも言えません。

それでは 算数教室へ行ってきます

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最後が 
[ 2008/12/03 23:17 ] 経済 | TB(0) | CM(4)

ブログ更新について

いつも忙しいと言ってばかりいるので 狼少年と思われるかもしれませんね(笑) 体が もうひとつ 欲しいです

今週は 水・木曜日が Trading可能日の筈だったのですが 本日水曜日は 半日だけになりそうです。あと10分で 歯医者さんに行きます。そして 私 火曜日の夕方だとばかり信じていた子供の学校の先生との面談(約3時間続きます)が 今日の夕方だった事に昨夜気付きました。ですので 本日午後4時から家にいません。挙句の果てに うちの旦那は風邪を貰ってきて 本日 会社を休んで寝てます。歯医者の帰りに 薬を頂きに行かなければなりません

頂いたコメントへのお返事は 必ず 明日中に させて頂きます。遅くなってごめんなさい

ハニーさんから頂いたコメント(ポンドのユーロ加盟について)は 新しい記事として 明日中に 書かせて頂きます。結果から申し上げると 現在の状態で ポンドがユーロ加盟すれば イギリスにとっては最高の状況ですが EUが許さない。そして 英赤字が大きすぎるので 事実上 不可能。
ブラウン首相スポークスマンから この件に関してコメントが出てますが それによると 英国のユーロ加盟に対する姿勢は 以前と全く同じである (=加盟する気は ない) というものでした。しかし ブラウン首相御本人の口からは 発言なしです。野党:保守党は 議会の質疑応答で この件に関して 労働党の姿勢をはっきりされる と息巻いています

歯医者に行ってきます

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[ 2008/12/03 18:58 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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私も新イーグル・フライで
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