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ポンド実効レート

皆さん 今日わ
今日は 丸一日 算数教室の宿題セットをして 先程 帰って来ました。昨日 皆さんに頂いたコメントを読んだら 心配で眠れなくなってしまったんですよ S・セレビシエ  今日の夕方にでも 救急病院に行き 頭のレントゲンなりスキャンをして貰おうと昨夜 勝手に決めたのですが、今朝起きたら 頭痛が 随分 軽くなっており、今は もう ほとんど 無くなったようです。もちろん 油断大敵なので 明日以降も様子を見てみますが もし このままの状態が続けば 嬉しいな と思っています。御心配 ありがとうございます ワンダーフロッグワンダ

皆さんも御存知のように 本日 英中央銀行四半期インフレーション・レポートが出ました。かなり悲惨です。この国に住んでいると ”デフレ”という言葉とは無縁で過ごせたのですが 今回の金融危機は 少し 様相が違うようですね。

今年第3四半期に 1992年来 初めてのマイナス成長を記録。本日のキング総裁の言葉を借りれば もし今後 英国の金利が現状の3.0%で推移するのであれば 来年中盤までに 英国のGDPは マイナス2%くらいまで下がるそうです。現在 年率5.2%であるCPIは 来年後半には ターゲットの2.0%まで落ち 2010年には 更なる下落→1.0%まで下がると予想しているようです。キング総裁は インフレ・ターゲットよりCPIが上廻った為に 既に2回 財務相充ての書簡を手渡していますが、2010年には 今度は (現在と反対に)インフレ・ターゲットよりCPIが下廻り 同様の書簡を財務相充てに手渡す事にも なりかねません。まぁ きっと そういう運命にある総裁は キング氏が最初で最後かもしれませんね。

今日のキング総裁のコメントで ひとつ 気になったのは ”Sterling fall will be a concern if it continues........It's something we keep a very careful eye on.  We have no wish to see it fall very sharply''

これは 単にポンドが ユーロ、ドルに対して 低くなりすぎた というレベルの問題ではなく、ポンド安が引き金となるインフレリスクを指しているのだと 私は理解しています。本来であれば ポンド安により 英国の輸出競争力が高まって当然なのですが 世界的リセッションの今 それを望むのは無理です。ポンド安=危機的な輸入インフレというシナリオを心配するのが妥当ですが 最近の商品価格の下落が幸いしているのも事実です。
TWI Cable Nov 08
このチャートは 1990年1月から2008年11月11日までの (上から) ポンド実効レート、ユーロ/ポンド、ポンド/ドルです (数字、レートは全てBoEホームページより拾いました)。 実効レートが 急速に一直線に これだけのマグニチュードで下落したのは 1992年9月のERM通貨危機以来。ちなみに実効レートを調べてみると 通貨危機が起きた1992年9月16日は 95.26、その後 10月5日に 85.95まで下落後 一旦 88台へ回復。そこから 下落が再開し 同年11月2日に 82.88まで下落、その後しばらく 84~88台で推移、年を越して下落再開。1993年2月11日に 80.83まで落ち 同年6月末にかけて 84~86台をウロウロ。1994年には あわや 88台を越え そのまま 上昇かという動きもありましたが 再度 下落とウロウロを繰り返し 1995年11月29日に実効レート最安値 80.10を記録。それから1年経った1996年11月14日に やっと88台を越え それ以来 今年の9月まで ずっと この88台を割れた事も 触った事もありませんでした。9月は 一旦 割れかけても一時的な戻りを見せましたが 10月23日に87台へ一気に落ちてからは もう再起不能。もし 今回も 1992年通貨危機同様のダメージがあるのであれば 今後 最低4年くらいは このポンド安状態が続く事になります。

*最近のポンド安の最大要因
ブラウン政権の <お金ないなら 借りて (国債増発)使おう>政策。赤字幅が増加→政府への信頼度低下→通貨売り なんていう生易しいものでは なかったんですよ...... 世界中のファンド・マネージャー達が 今後 著しい増発が懸念される英国債(Gilts)を嫌気して 投売りしていたのです。絵文字名を入力してください

FT紙に載っている数字ですが 海外のファンドが 2004年11月から 2008年9月中旬までの約4年弱の期間に買い上げた英国債総額の ナント 75% マジですか が 今年9月中旬から現在までの(たった)2ヶ月弱の間に ショック! 売られたそうです。これは 凄い事実だと 私は驚いています 目

欧州国債は どうかと言うと、この4年弱の間に買い上げた債券全体の25%が この2ヶ月弱の間に売られたそうですから 英国債の投売りの激しさが お分かり頂けたと思います。つい先日 2015年9月期日の英国債35億ポンド入札があって 結果は 思ったよりも悪くない(カバー率 1.53)という事に落ち着いたのですが 買い手は 英国内のファンドだったようです。泣く子も黙る英国債管理局(Debt Management Office)の なんとか言うオッサンの談話では ”今までのところ (英)国内の投資家による英国債購入により入札は問題なく行なわれているが 今年度の入札総額は 1,100億ポンドに達する見込みで この数字は昨年度発行総額 585億ポンドの約2倍に当たる。政府は 今後の国債発行に気をつけなければならない (突然 英国債の需要が絶たれる懸念がある という意味です)”と言っています

ブラウン首相は 先進諸国が相次いで発表する金融安定化パッケージ/景気刺激策に習い 英国でも減税を実施するという事を漏らしています。個人的な意見を言わせてもらえるなら 今 減税しても 誰も消費に廻しません。(まぁ クリスマス前にやるのなら その分 消費に廻りますが そんな早急な話しでは ありませんからね....)消費に廻らない、住宅市場回復に繋がらない、雇用確保に繋がらない借金は これ以上 増やさないで下さい。

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[ 2008/11/13 08:35 ] 経済 | TB(0) | CM(8)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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