イギリスで スーパーマーケットと言えば 誰もが思い浮かべる代表的な名前は Tesco(テスコ)、Asda(アスダ) そして Sainsbury's(セインズベリーズ)でしょうか。そのTescoとAsdaが今週末(金~日曜日)限定として 値引き宣言をしました。最初にAsdaが 自社ブランドに限り 一般家庭必需品である10品目(パン、バター、卵、芋 等)を 一律50ペンス と発表し、Tescoが 3,000品目の値引き(値引き幅は いろいろ)と打って出ました。Sainsbury'sは 消極的ですが とりあえず BBQ関連用品の値引き を発表。

これは 2007年度のイギリスにおけるスーパーマーケットの売買シェアーです。今年になって 第一位のTescoのシェアーは 31.4%へ上昇。同じくAsdaは 16.4%へ、Sainsbury'sは 15.9% そして Morrissonは11%へ とそれぞれ上昇し 上位4スーパーで 英国全体の76%を占めるまでになりました。
それだけシェアーを伸ばしてるのであれば このインフレで大変な時 無理に値引き合戦する事ないだろうに...........と思われるでしょう。しかし これには 理由があるのです。この表で Aldi と Lidl という シェアーが1.5% と1.3%のスーパーがありますね。ここの売り上げが 今年に入って 既に前年比20%以上の伸びを示し始めたからです。どうして AldiとLidlが? その理由は 全て自社ブランドなのでコストが削減出来 大手のスーパーの値段と比べて更に安い為 最近の食料品値上げで苦しむ一般家庭の人達が TescoやAsdaに行くのをやめて AldiやLidlに行き始めたからです。
Lidlというスーパーへは 昨年 友人のお供で行った事があるのですが 確かに価格は安い物が多いのですが 品物の並べ方や お店の廊下が汚れていたりで あまりいい印象を持って帰って来ませんでした。そして先週 私は日本人の友達に勧められ Aldiというところに行って来ました。ここはドイツ系安売りスーパなのですが お店の中が綺麗で(ドイツ系だからかな?)品物が整然と並べられています。毎週 ここで買おうとは思いませんが あれだけ店内が綺麗だったら また機会があったら行ってもいいかな と思います。

私はロンドンに住んでいますので それはそれは いろいろな人種に出合います。私の住んでいる地域には Waitroseと M&S(マークス&スペンサーズ)しかありませんが 車で15分くらい行けば Tesco、Asda、Sainsbury's、Aldiがあります。WaitroseとM&S そして Sainsbury'sの客層は 圧倒的に白人(イギリス人や ユダヤ人)、Tescoは 何でもあり ですね。Asdaは 90%がインド系 又は アフリカ/中東系の人達、Aldiは 何でもありなのですが 東欧系の顔つきの人達が結構いました。私の偏見と思われるかもしれませんが 客層で白人が多いスーパーは 品物が乱れてなく 床も綺麗ですが、Asdaとかに行くと 品物の並べ方がぐちゃぐちゃになっている事が多く ヨーグルトが床に落ちても 掃除をすぐしないようで クッチャラグッチャラになっていたりした光景を何度か見ました。値段が安いのは事実なのですが 私は そういう グッチャラした雰囲気が嫌いなので 地元のWaitroseで幸せに買い物しています
Asdaは インド系の人達がよく行くスーパーで Asdaに売っている(マイクロウェーブでチンする)カレーとか 結構 美味しいとの評判です。インド人が美味しいというのであれば 本当に美味しいカレーなのでしょう。ちなみに このAsda,数年前から 米国のWal-Martの傘下に入りました。今回は 値引き合戦を見る為 明日にでも Tescoに行ってみます
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