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2008 051234567891011121314151617181920212223242526272829302008 07

イギリスのスーパーマーケット値引き合戦

イギリスで スーパーマーケットと言えば 誰もが思い浮かべる代表的な名前は Tesco(テスコ)、Asda(アスダ) そして Sainsbury's(セインズベリーズ)でしょうか。そのTescoとAsdaが今週末(金~日曜日)限定として 値引き宣言をしました。最初にAsdaが 自社ブランドに限り 一般家庭必需品である10品目(パン、バター、卵、芋 等)を 一律50ペンス と発表し、Tescoが 3,000品目の値引き(値引き幅は いろいろ)と打って出ました。Sainsbury'sは 消極的ですが とりあえず BBQ関連用品の値引き を発表。
supermarket 2
これは 2007年度のイギリスにおけるスーパーマーケットの売買シェアーです。今年になって 第一位のTescoのシェアーは 31.4%へ上昇。同じくAsdaは 16.4%へ、Sainsbury'sは 15.9% そして Morrissonは11%へ とそれぞれ上昇し 上位4スーパーで 英国全体の76%を占めるまでになりました。

それだけシェアーを伸ばしてるのであれば このインフレで大変な時 無理に値引き合戦する事ないだろうに...........と思われるでしょう。しかし これには 理由があるのです。この表で Aldi と Lidl という シェアーが1.5% と1.3%のスーパーがありますね。ここの売り上げが 今年に入って 既に前年比20%以上の伸びを示し始めたからです。どうして AldiとLidlが? その理由は 全て自社ブランドなのでコストが削減出来 大手のスーパーの値段と比べて更に安い為 最近の食料品値上げで苦しむ一般家庭の人達が TescoやAsdaに行くのをやめて AldiやLidlに行き始めたからです。

Lidlというスーパーへは 昨年 友人のお供で行った事があるのですが 確かに価格は安い物が多いのですが 品物の並べ方や お店の廊下が汚れていたりで あまりいい印象を持って帰って来ませんでした。そして先週 私は日本人の友達に勧められ Aldiというところに行って来ました。ここはドイツ系安売りスーパなのですが お店の中が綺麗で(ドイツ系だからかな?)品物が整然と並べられています。毎週 ここで買おうとは思いませんが あれだけ店内が綺麗だったら また機会があったら行ってもいいかな と思います。


私はロンドンに住んでいますので それはそれは いろいろな人種に出合います。私の住んでいる地域には Waitroseと M&S(マークス&スペンサーズ)しかありませんが 車で15分くらい行けば Tesco、Asda、Sainsbury's、Aldiがあります。WaitroseとM&S そして Sainsbury'sの客層は 圧倒的に白人(イギリス人や ユダヤ人)、Tescoは 何でもあり ですね。Asdaは 90%がインド系 又は アフリカ/中東系の人達、Aldiは 何でもありなのですが 東欧系の顔つきの人達が結構いました。私の偏見と思われるかもしれませんが 客層で白人が多いスーパーは 品物が乱れてなく 床も綺麗ですが、Asdaとかに行くと 品物の並べ方がぐちゃぐちゃになっている事が多く ヨーグルトが床に落ちても 掃除をすぐしないようで クッチャラグッチャラになっていたりした光景を何度か見ました。値段が安いのは事実なのですが 私は そういう グッチャラした雰囲気が嫌いなので 地元のWaitroseで幸せに買い物しています

Asdaは インド系の人達がよく行くスーパーで Asdaに売っている(マイクロウェーブでチンする)カレーとか 結構 美味しいとの評判です。インド人が美味しいというのであれば 本当に美味しいカレーなのでしょう。ちなみに このAsda,数年前から 米国のWal-Martの傘下に入りました。今回は 値引き合戦を見る為 明日にでも Tescoに行ってみます

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キング総裁発言を聞いて......

本日 英中央銀行金融政策理事会のメンバーである理事達が 英議会財務委員会の公聴会で証言しました。YEN蔵さんのブログに詳しい内容が書かれておりますので 是非 お読み下さいね

キング総裁の証言の一部をロイターの記事で読んだのですが(まだ全部読みきっていない....)、キングさんは ”(自国通貨を)ドル・ペグ制にしている国々は 自国の金利を必要以上に低く抑えており それが 最近の異常なインフレ高騰に油を注ぐ形になった” という内容の発言をしていました。

このグラフは 世界全体のGDPへの寄与度を示したものです。一目瞭然 目 ですが 世界のGDPの50%強(半分以上)が BRICs諸国、中東産油国 そして 日本を除くアジア諸国によって成り立っている事が判ります。そして これらの国の多数が 現在でもドルペグ制 又は バスケット制を取っている事実です。
global GDP
中東産油国で多い、自国の金利をアメリカの金利と同一にする、金利調整型ドルペッグ制の問題点ですが、自国の金利をアメリカの金利と一定水準に保つ為 国内物価のコントロール機能が奪われる危険性が出て来ます。通常 インフレ懸念が出てくれば 金利を上げ それに備えます、つまり金利とは物価を適切な水準に保つ為に調整されるべきものであり 決して 他国が変更したから 自国の経済財政状態を無視し 無条件で同様に変更するものではありません。ここ数年の中東産油国は 原油価格の高騰で景気が過熱し 消費拡大→物価上昇に直結した状況。ですので アメリカが利下げ局面に入り ドンドン利下げが加速していく中 ドルペグ制を維持する為に中東産油国は追随利下げして来ました。しかし クェートが昨年5月にドルペグ制廃止を断行して以来 他の産油国の間でもドルペッグ制廃止の動きが強まっているようですし 当然の動きとも見て取れます。

産油国がドルペグ制を止めて利上げに踏み切れば、金利差による米ドル安を生む要因にもなりますが なによりも<ドルの基軸通貨としての役割>を大きく毀損する為、ポールソン財務長官は 中国には「切り上げが十分ではない」と言いながら、中東産油国には ドルペッグ制維持をお願いする為に中東訪問するというチグハグな行動をしているという訳です。この中東歴訪中 サウジがドル価格の維持と交換条件でペグ制維持続行に合意したという話があるそうです。ドルの価格維持のひとつの手段であろう利上げは 現在 米国にとって出来る手段ではありません。それだからかどうか判りませんが ポールソンさんが米国へ帰国して以来 大統領も誰も彼もがドル高政策を声高に叫び始めました、所謂 口先介入ですね。

話しが少し飛びますが 中東産油国間では 2010年をめどに 中東単一通貨を設立する予定です。現在 原油取引はドル建てですが この単一通貨が現実化した際に  原油取引の基軸通貨になる可能性が高いのではないでしょうか?つまり エネルギー版基軸通貨:ドル対ユーロ対中東単一通貨 これらの攻防が見られるかもしれません。

しかし 近い将来 世界的なインフレが沈静するどころか ますます加速度を付け上昇していった場合 2010年を待たず 中東産油国のドルペグ制廃止が起こりうる可能性は捨てきれないと思います。そうなると湾岸諸国を始めとする多くの国々でドミノ現象がおき、世界のドル基軸通貨体制は一挙に崩壊 墓ドロドクロmoz する可能性は 捨てきれないと見ています。

その時に 果たして ユーロ(=EU)は どうなっているのでしょう?アイルランド国民投票否決以来 足並みが揃っていません S・セレビシエ

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[ 2008/06/27 04:18 ] 経済 | TB(0) | CM(4)

給料日まで前借りローン

お早ようございます。晴天続きで ルンルン気分のN20です

タイムス紙で ビックリしたニュースを見つけたので御紹介します。名付けて 英国版給料前借りローン

イギリス人の借金漬けについては このブログで何度も御紹介しましたが、とうとう ”そこまで苦しいのか、お前は......”というようなローンが登場していました。名前を見てすぐお分かりだと思いますが 貰った給料が底を突いてしまったので 次の給料日まで前借りする というローンです。昨年8月から今月までで 利用者が130%増加だそうです

このローンの代表的な一社:Payday UKという会社のホームページを覗いてみました。いやぁ~ こりゃ 簡単だわ。このローンを組むのに必要なのは フルタイムの仕事と銀行口座だけ。借り入れ資格がある人は 月収750ポンド以上、借り入れ金額は80ポンド~750ポンドまで8種類、100ポンド借りたら125ポンド返す(年率利息 1,355%)これだけです。

しかし こんな膨大な金利を払ってまで借りますかね......100ポンド借りて125ポンド返すって ちょっと聞いただけだと そんなに悪くないと思っちゃうのかもしれない.....しかし 私には考えられないです。たぶん 日本の個人ローン会社も こういう感じなのかもしれませんね

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[ 2008/06/26 18:58 ] 経済 | TB(0) | CM(6)

南緒さんの本

皆さん 大変 御無沙汰しております。記事の更新が滞っているN20です

書く事がないんですよ、全然がいこつ  私のブログは 自分のポジションと収損益公開を目的としていないので 書く事がなくなると トコトン 御無沙汰状態が続いてしまいます。何か イギリスについて知りたい事がある方 コメント下さいhappy

私 この3週間ほど PCの前に座る時間を極端に減らす努力をしました。朝8時~昼12時で終わり という日もあります。”今日はS&P500取引したい” と思った日は 市場が開くロンドン午後2時半から数時間PCと睨めっこしたりもします。以前は 朝8時から午後5時まで 1時間半のブレイク以外 ベッタリ状態でしたから かなり体が楽になりました。

先日 奈那子さんのブログを読んでいたら 南緒さんが本を出版される という記事を見つけました。以前から この南緒さんという方のお名前は耳にしておりましたし この方の取引手法にも興味がありました。念の為にお断りしておきますが 私は 他の人のシグナル通りに盲目的に売買する気は毛頭ありません。私は 自分で居心地の良い手法/自分の脳味噌/自分の判断/自分の心 で取引する以外 為替取引で生き残れる方法はない と固く信じているからです。勝ち続けている南緒さんの売買タイミングと 自分の売買タイミングが どのように違うのかを知りたくて 毎日メイルで売買シグナルを送ってくれるサービスを 数ヶ月の間 申し込もうと考えた事もありました。しかし この南緒さんのサービスは カード支払い不可、銀行振り込みだけなんです(笑) イギリスの銀行から日本の銀行への送金手数料は 5,000~7,500円くらい掛かると知り 早速 南緒さんへ メイルで事情を話し カード扱いさせて欲しい と伺ったところ 銀行振り込みのみ とのお返事。完全に断念してしまいましたカナシイ

日本アマゾンでは 欧州への発送に3,700円も掛かります!高い目 でも 今回は思い切って南緒さんの本を購入する事に決め その本が 本日到着しました。まだ 読んでません。出来れば 精神面での秘訣が書いてあれば嬉しいな と思っています。

業務伝達:
無償で エリオット波に基づく為替予想(合計7通貨) 英語から日本語への翻訳を 毎日やって頂ける方 いらっしゃいませんでしょうか? 無償で毎日 というのが ネックです。当然ですが 翻訳する7通貨の予想は そのまま 貴方の為替取引の資料としてお使い頂いて結構です。この為替予想を書いているのは 私が以前 同じ銀行で働いていたイギリス人で 日本人の奥様と東京に住んでいます。日本語は かなり流暢に話せるようになったようなのですが 流石に 自分の予想を日本語に書き直すまでには 到っていません。私がお手伝いする と 申し出たのですが、日本時間の朝10~11時までに翻訳終了、つまり ロンドン時間の夜中2時 という感じになってしまい 私も正直 寝る時間を削る心の準備が出来ていないので もし どなたか 日本で 助けて頂ければ と思いました。御興味のある方は コメント欄へお返事頂ければ と思います。ヨロシクjumee☆peace1

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[ 2008/06/25 18:36 ] 未分類 | TB(0) | CM(7)

EU首脳会議

明日から2日間に渡り EU首脳会議が開催されます。アイルランドのリスボン条約批准否決後 初めて公の場に姿を見せるアイルランドCowen首相は 自国の国民投票否決の状況を説明し 今後の対応策の説明を求められる見通しです。同時にCowen首相からもEUに対し 具体的な解決策の提示を求める意向を示しているようですが、欧州全体で統一した批准否決への対応策が具体化していないので かなり激しい議論が予想されます。とりあえず 現在のところ 欧州各国首脳は、今後も条約批准推進の意向を示していますが どうやって それを現実のものとするのか 不明。一部では アイルランドに税制分野などで主権尊重の「保証」を与えた上で、批准手続きの再実施(第二回目の国民投票)を促す選択肢が浮上していますが、その保証を与える為に条約内容の変更・書き直しが出ると 既に批准した18カ国が 改めて 変更後の条約を再度批准する必要が出てくる為 この選択も難しいです。それに加え Cowen首相は 2度目の国民投票実施には難色を示しています。その理由は 万が一 アイルランド国民投票2回目も否決となってしまった場合 同国が唯一の未批准国として取り残される事態が生じるのを非常に恐れているからのようです。

ルクセンブルクのユンケル首相はアイルランドの否決を受け、EU加盟国内で 中核国 と それ以外の2つのグループに分け、中核国グループが他の加盟国に先行して分野別統合を推進する構想を提示しましたが、この構想には激しく賛否両論が分かれてます。

現在 確かな事は アイルランド国民投票での否決により 当初予定されていた2009年1月1日の条約発効の可能性はほとんどなくなり、次回の欧州議会選挙が予定されている2009年6月の線も 危ぶまれているという事だけのようです。

アイルランド否決の影響を受け 今週に入り チェコとポーランドの批准手続きに滞りが出てきた事実が発覚。チェコは クラウス大統領がリスボン条約は破棄されたと宣言し チェコ憲法裁判所に条約批准の有効性に関する判決を仰ぐ形になるそうです。判決は 今年10~12月の間に出される予定。
ポーランドでは 議会でリスボン条約批准が成立したのですが 大統領による最終合意署名が憲法で義務付けられているそうです。その肝心要のカジンスキー大統領が署名を拒否。

皆さんも御存知のように EUは加盟国内で半年づつ 議長国の持ち回りがあり 7月1日から半年はフランスが議長国になります。議長国になったからといって EU内での決断事項に自国の意見を押し付けたり 自分達に都合のいい方向へ影響を及ぼしたり出来る訳ではありませんが フランスですからね...... 何をしでかすか どんな事を言い出すか 全く 油断禁物です

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[ 2008/06/19 01:35 ] 政治 | TB(0) | CM(9)

マンション・ハウス・スピーチ

イギリスの財務相は 年に一度 英国の代表的な政治・経済・金融関係者に対し 英国経済状態を説明する機会が与えられ これを マンション・ハウス・スピーチ と呼びます。実際には 事前に話す内容を首相や他の政府首脳と打ち合わせしている筈ですが、このスピーチは本来 財務相が<自分の言葉で自由に英国経済について語る>のが趣旨とされています。そもそも このマンション・ハウス・スピーチが いつから始まったのか知りませんが 1911年のスピーチ原稿が存在するところを見ると かなり古い習慣のようです。

今年のマンション・ハウス・スピーチは 明日の夕方(6月18日水曜日)に行なわれます。現ダーリング財務相にとっては 最初のスピーチとなりますので 英国の経済・金融界、そして 報道各社が注目している事 間違いなしです。この日は財務相に続き ロンドン特別区長(Alderman David Lewis) そして 英国中央銀行キング総裁のスピーチが続きます。私がまだ現役で働いていた当時は マンション・ハウス・スピーチがある夕方は ディーリング・ルームに残らされました。財務相や中銀総裁が 結構 きわどい発言をして ポンドが右往左往したからです。私は当時 イギリスの3大銀行のひとつで働いていたので うちの銀行の会長は当然 マンション・ハウスのディナーに招待され 直接 財務相や英中銀総裁のスピーチ そして <ここだけの話し>を聞く機会に恵まれていた訳です。マンションハウスの翌朝 ディーリング・ルームのミーティングでは <ここだけの話し>の全内容は無理ですが そこから考えられる今後の金融政策 そして金利・通貨動向を話し合ったものでした。

ところで どうして マンション・ハウス・スピーチと呼ぶかと申しますと このスピーチがマンション・ハウスで行なわれるからです。マンション・ハウスとは 公式にはロンドン特別区の区長公邸の事です。ロンドンには33自治区あり ロンドン金融界・シティーは このロンドン特別区内に存在します。ロンドンに観光・商用目的で来られた方でしたら たぶん バンク駅と言えば ”アッ!行った事あります”という方も多いと思います。バンク駅で電車を降り階段を登って地上に上がると すぐ目の前にあるのが 英国中央銀行(バンク オブ イングランド)、通りを渡って右にあるのが 王立取引所(ローヤル・エクスチェンジ)、反対にバンク・オブ・イングランドから通りを渡って左にあるのが マンション・ハウスです。

本日 ポンドが激しく売られましたが この背景には 5月CPIが3%を越えたので 英中銀キング総裁がダーリング財務相に宛てた書簡の内容があったようです。もっと正確に言えば ポンドはCPI発表と同時に下落し キング総裁の書簡、そして 財務相からの返事が公表されたロンドン時間午前10時半から 再度 売り浴びせが出た というべきでしょう。既に日本語ニュースで伝えられていると思いますし 数字が出て7時間も経ってしまってますので(遅くてごめんなさい) 詳しくは書きません。数字が出て すぐ下落したのは 5月CPIが3%を越えるのは確実なので みんな 一旦 ポンド ロングで数字に挑んだ→予想通り CPI3.3%、しかし コアCPI(食料品・アルコール・タバコ・ガソリン等を除く)が1.5%と落ち着いていた→期待したほど 利上げがないかもしれない→ポンド売り。数字が出て1時間後に キング総裁の書簡・ダーリング財務相からの返事が公表されました。キング総裁によると 最近の食料品・原油/ガソリン・公共料金の値上げにより 今年のクリスマスまでに CPIは4%を越える危険性がある (英中銀5月発行の英四半期インフレーション・レポートでは 3.5% または それよりちょっとだけ上 とCPI上限を設定していた)。しかし CPIが英中銀のリファレンス・レンジを越え続ける期間は 一時的なものであり 来年からは景気後退がすすみ インフレも沈静せざるを得ない と言った内容であった為です。キングさんは ずっと この<景気後退によるインフレ沈静>を訴えてますね。まぁ 現状では 利上げによるインフレ阻止は無理ですしね......

イギリスだけでなく 世界的なインフレですが このインフレは賃金上昇を伴う種類のインフレではありません。イギリスの場合は 住宅バブルも弾けかかってますし 買いたくても 住宅ローンが簡単に組めない状態。不動産・住宅関連企業の人員削減が どんどんエスカレートしてきています。

今 この苦しい現状の中 イギリス人を精神的に支えているものは 何でしょうか絵文字名を入力してください私は 天気だと思います。日本に住んでいると 天気がよい(晴天に限らず 曇りよりもちょっと明るめの天気)のに慢性的になりますが こちらにおりますと 雨が降らないだけで 心がウキウキは-とし、コートを着ずに半そでで歩けるだけで 幸せな気分女の子になります。ましては お陽様がサンサンと輝いてくれたりすると 生きてて良かった と 本気で思ったりしてしまうんですよね.................まぁ こういう気分でいられるのは あと3ヶ月くらいですので その後は かなり悲惨 マジで? ですよ、マジに.....

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[ 2008/06/18 00:52 ] 経済 | TB(0) | CM(0)

しつこいですが アイルランド国民投票結果待ち その3

皆さん もうお休みになってますね、きっと.....

ダイジョーンズでは 14:00GMTに最終結果発表と出ていたのですが もう 時間過ぎてますね。調べてみたら アイルランド全体で43投票区あり、あと6区の投票結果を待っているようです。
凄い接戦となり 賛成/反対の票差が1万票以下の場合は 全投票区で投票結果の数えなおしをし アイルランド時間夜9時までに 最終結果を出すそうです。その結果を受けて フランス・ドイツ政府首脳が 共同記者会見をする予定にもなっている模様。月曜日には EU外相会議が開かれます

現在のところ 賛成:反対は 46.3% 対 53.7%
大方の最終予想は 48対52%で否決 という見方のようです

昨日の国民投票ですが、18歳以上のアイルランド人が投票可能=投票人口 約300万人、投票率48%=144万人。52%がNOに投票したとして 約75万人。EU全加盟国の総人口 5億人
つまり 75万人が 5億人の運命の鍵を握っていた事になります。

為替への影響ですが アイルランド否決は既に織り込んでいます。しかし 来週以降 EU加盟国 そして加盟国の国民がどういう対応を示すか 全く 不透明ですので なんとも言えません。

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[ 2008/06/14 00:12 ] 政治 | TB(0) | CM(2)

アイルランド国民投票結果待ち その2

お昼を食べながら BBCニュースを見ていたのですが 一番最初のニュースに アイルランドの法務大臣が出てきて ”投票結果は NOになるだろう” と述べていました。既に開票結果が出ている地域では ほとんどNOみたいな感じですね。公式発表まで まだ少し時間があります.......

話しは突然変わりますが 娘が学校でドイツ語を選択しているので ケーブルTVでドイツの放送局をよく見ています。先程も BBCニュースの後に ドイツ語ニュースを一緒に見たのですが やはりアイルランド国民投票に関するニュースが一番最初に放送されてました。その後に続いたニュースは 欧州各地で起こっているストライキ/デモの話しでした。イギリスでは ローヤルダッチシェルのガソリン輸送トラックの運転手さん達が賃上げを巡り 4日間のストライキ(ガソリンスタンドは長蛇の列でしたよ)、イタリアは どの街か知りませんが 漁民のストライキ、ベルギーでは 食品価格高騰に反対する国民によるデモ(かなり大規模でした)、あと スペインでも なんだか デモやってました。

アイルランドの国民投票結果と 最近の原油・物価高とは 直接関係ありませんが この投票結果が起爆剤にならないといいのですが.........................................

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[ 2008/06/13 12:45 ] 政治 | TB(0) | CM(0)

アイルランド国民投票結果待ち

ダウジョーンズによると アイルランド国民投票結果は GMT14:00に発表されるようです。あと4時間弱ですね

マーケットでは 投票結果の噂で持ちきり、一番 酷いのは NOが65%に達した とかいう噂が廻っているようで ユーロ下落に拍車をかけています。しかし このユーロ下落は ドルインデックスが74の抵抗線を抜け 現在 74.27まで上がっているのが理由だと信じています。まだ NYが参戦してませんし アイルランドの投票結果如何で 何でもアリですから 慌てないように.................

週末に時間があったら記事にしようと思いますが 最近 奇妙な出来事がドイツで起こっているそうです。ドイツ・ハンデルスブラット紙 (Handelsblatt)によると 一部のドイツ人は 現金引き落とし機から現金を引き下ろした際 イタリア・スペイン・ポルトガル・ギリシャ中銀が発行したユーロ紙幣が混ざっていると それらをドイツ中銀・ブンデスバンク発行のユーロ紙幣に交換する為 銀行のカウンターで並ぶそうです。 うーん(悩 詳しくは また.......

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[ 2008/06/13 10:26 ] 政治 | TB(0) | CM(0)

アイルランド 国民投票開始!

アイルランド時間今朝7時より リスボン条約批准の是非を問う国民投票が始まりました。投票締め切り時間は現地時間夜10時。明日の朝から開票、結果は明日中に判明するそうです。

詳しくはアイルランド国民投票に関する過去記事をお読み頂けますと幸いです。

たしか一昨日だったと記憶していますが フランス政府高官が ”アイルランドという国はEU加盟時点では(貧しい)農業国であった。加盟後、CAP(Common Agricultural Policy 欧州共同体農業政策)より多額の農業助成金を貰い続け現在の地位(下記参照)を築いた。その事実を忘れてはいけない” という内容の発言をしていました。私も銀行で働いていた当時 CAP助成金に関して詳しく調べた事がありますが、EU内で多額の富の移動(英国・ドイツ・フランス アイルランド・ギリシャ・ポルトガル等へ)が行なわれて「少し不公平すぎはしないか 」 と自問自答した事が思い出されます

:   私は EU加盟国間での税制協定に詳しくありませんが、VATを例に取ると EU内でのVAT最低税率は15%と決められています。つまり EU各加盟国は 自国のVATを15%かそれ以上に設定する義務が生じます。

しかし 法人税に関しては 最低税率は決められておりません。EUがまだ15カ国であった当時 各国の法人税は38%台~12%台とさまざまでした。EU加盟国が拡大(現在27カ国)する度に法人税最低税率の設定をドイツ・フランスが提唱していますが、特別な動きは未だにないようです。現在でもアイルランドはEU内で唯一 12.5%という低い法人税を維持しております。当然 企業はこの低い法人税を求め自社の一部又は 全てをアイルランドへ移動させました。

余談ですが、テレビや洗濯機の故障が生じた時にメーカーに電話をして修理の手配をする度、やけにアイルランド訛りの強いオッサンが電話に出たりします(笑)。安い法人税 + 雇用も確保と一石二鳥のアイルランドです。

しかし ここ数年は法人税だけでなく人件費の安いインドが人気みたいですね(特にアメリカでは企業の顧客相談係センターをインドに移してしまう企業が多いそうです。私のアメリカ人の友人はPCが故障した時、テクニカル・ヘルプの電話をしたら、やけに遠~~くの方から聞こえる非常に音声の悪いラインが繋がった途端、どんでもないインド訛りの英語を話すインド人が電話に出て2時間近く「ああでもない こうでもない」と修理の仕方を説明した挙句の果てに、故障は全く直らなかった とボヤイテいました)


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[ 2008/06/12 10:43 ] 政治 | TB(0) | CM(1)

木曜日のオプション ストライク

木曜日 NY午前10時行使価格

ユーロ
1.5690, 1.5125

ドル円
107.40, 106.00 (NY 東京カット 両方) , 107.85 (エキゾチック)、108.00(K/O)

ポンド
1.9500(大玉)、1.9800

ユーロ/NOK
8.0000

AUD
0.9410、0.9400、0.9335

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[ 2008/06/11 22:20 ] 売買取引 | TB(0) | CM(0)

英国 経済不快指数 (Misery Index)

今日わ。今週は為替取引が出来ないので 時間が余っているN20です(笑)。本日は午前中に 歯石を取りに衛生歯科医のところへ行ってきました。こちらでは 年2回 歯石取りをするのが一般的らしいのですが 私は 昨年 家の増改築の間(1年間)一度も行かなかった為 ブラックリストに載ってしまい(笑) それ以来 3ヶ月1度の割で強制的に予約を入れさせられてます。高いんですよね、これが....毎回50ポンドです(一昨年は35ポンドだったので イキナリの値上げです!)。歯の定期健診は 今迄通り 半年に一度。これは 8月に行く予定です

今週月曜日 ウォール・ストリート・ジャーナル紙を読んでいたら Misery Indexという言葉を目にしました。恥ずかしながら 一度も聞いた事がない名前なので 早速 Googleしてみたら 結構古くからある指数だという事が分かりました。Misery Indexとは 失業率+インフレ率を足したものです。数字が高ければ高いほど スタグフレーション懸念増と理解しております。(ここでは 日本語で 経済不快指数 と訳させて頂きます)

この指数はArthur Okunというエコノミストが作ったもののようです。米国での1948年からの数字が入手出来ましたが 指数最大値は 1980年6月 21.98、最低値は 1953年7月 2.97。2001~2007年の指数平均は 7.9。米国経済不快指数グラフ 年率 と 米国経済不快指数グラフ 各月別を見つけましたので 御参照下さい。これを見る限り 年率・各月別ともに 過去10年ほどは 6~8%台で推移し 大きな変動はありませんが サブプライム問題が発覚した昨年夏~秋以降は 月別の数字が9%台前後で推移しはじめています。気になりますね

英国版不快指数があるか GoogleUKを探したのですが ありません。仕方ないので 年率のみを自分で調べ グラフにしました。1990年以降の数字しか入手出来ませんでした、御了承下さい。

Misery 1とは 失業率+CPI、   Misery 2とは 失業率+RPI です。
Misery 1Misery 2

月別として 一番最新の数字は4月分ですが 失業率 5.3%、CPI3.0%、RPI 4.2%となり Misery 1=8.3%、Misery 2=9.5%となります。

普通の経済指数と違い 決まった日にちに指数が発表される事はありませんが 今後 この経済不快指数に注目して行きたいと思います

ps 頂きましたコメントへのお返事は 今夜・明日にかけて 必ずさせて頂きます。たくさん コメント頂いて 凄く嬉しいです!ありがとうは-と

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[ 2008/06/11 14:56 ] 経済 | TB(0) | CM(0)

今回の不動産市場低迷について

昨日に引き続き 本日は 2007年夏以降の不動産市場低迷について書きます

過去10年で約3倍になった住宅価格は 2006~7年に天井を打ちましたが 今 思い返すと 当時は このまま永遠に上昇するのではないか?という錯覚rainbowを起こさせるほど住宅市場は魅力的に見えました。1990年代までは 平均賃金の3.5倍が住宅価格の妥当な値段とされていましたが この住宅ブーム時には 平均賃金の8倍というレベルにまで 住宅価格が跳ね上がってしまいました。逆の見方をすれば それだけの価格の住宅が取得出来るほど無謀なレバレッジを効かせた住宅ローンの組み入れが可能だったんですよね。当然 1990年代と比べ住宅ローンの種類も増え 以前 ここのブログで紹介したAさんのような個人不動産投資家向けの<住宅ローン金利のみ支払い専用ローン>も登場。

住宅価格はうなぎ登り上に上昇していたので 英国民全体が自宅購入時に設定した住宅ローンの組み換え(前述のAさんのような形で 借り入れる)をしました。本来の<組み換え>目的は 新規不動産購入の頭金にする為なのですが 使用目的が限定されていないので 自宅の増改築や 車・旅行といった消費にまわす等 人それぞれの使い方で英経済を潤してくれました。言い換えれば 犬でも猫でも自宅の価値が住宅ローン残高以上であれば その差額を利用して簡単に住宅ローン組み換えにより<身分不相応の>借金が出来という訳です。当然 消費熱は高まり 欧州で最高の成長率を記録しましたが、一部の人達は 住宅価格が上がる度に借り入れを繰り返し 現在 にっちもさっちも行かなくなっている冷汗3ようです。

2007年夏が終わり 米国でサブ・プライム問題が発覚。その影響をまともに受けた英国の金融機関(住宅ローン会社も含む)は 安く魅力的な金利で市場から資金を調達出来なくなり 貸し出し枠を狭めると同時に貸し出し金利を上げました。1年前の2007年夏には なんと 15,600種類の住宅ローンがありましたが 現在では 3,775種類にまで減少しています。イケイケローンを組んでいたノーザンロックが国営化されたのは 皆さんの御記憶に新しいと思います (このブログでの ノーザンロック関連記事 その1    その2   その3   その4

今回の不動産市場低迷の特徴は 1992年当時と違い 住宅取得熱は依然として高い点です。しかしながら 住宅ローン貸し出し条件が極端に厳しくなった=住宅購入希望者に対し ローンを組んでくれる金融機関がない という悪循環で 買いたくても買えない。同時に 待てば もっと安くなるので 急ぐ必要がない。

ネガティブ・エクイティの件数は 上昇し続けていますが 現時点で既にネガティブ・エクイティになってしまった人達というのは アホですね。たぶん そういう人達は 1)法外な頻度で住宅ローンの<組み換え>を繰り返したザマーミロ軍団 2)住宅価格が頂点に達した時に購入してしまった運の悪い人達 のいずれかと思われます。1990年代中盤から2002年くらいまでに購入した住宅であれば(地域にもよりますが) ここから50%不動産価格が下落しても まだ ネガティブ・エクイティには ならない筈ですから

私が 今回の不動産市場低迷の方が 1992~3年の暴落時よりも 深刻だと思うと言った理由は イギリス国民全体が住宅価格上昇を見込んで 住宅ローン借り入れ金額を増やしてしまった為 (住宅価格が下落したら) ネガティブ・エクイティの比率が激増し 住宅ローンやクレジット・カードの返済不可能者が 今以上に増え 金融機関の収益を圧迫します。そして (住宅ローン組み換えにより) いとも簡単に借金が出来る事を知ってしまった英国人が 昔のように 貯蓄をし まともな生活に戻れるのか 正直 不安です。一部の人達は 住宅ローン借り入れだけでは間に合わず クレジット・カードによる借り入れにも手を染めているようです。一度 価値観が変わってしまった人間を もとに戻すのは 容易ではありません。普通の生活をしていれば ネガティブ・エクイティにならずに済んだ筈の人が 廻りの雰囲気に流され 大船に乗った気持ちで住宅ローン組み換えをし いい思いをしてきましたが、現在 そのツケが どれだけ高くつくか判断する金融知識も持たず右往左往している。それが 今回の不動産市場低迷が より深刻であると判断した理由です。

連日 不動産関連企業の人員削減が 発表されていますが、まだ それが他へ移転していません。景気減速が本格化し 雇用状況悪化が鮮明になった場合 それが引き金となり 英国全体 ドミノ倒しのように 崩れていく危険性が高いと予想しています。しかし それが いつになるのかは 正直 全く 判りません

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[ 2008/06/10 13:16 ] 経済 | TB(0) | CM(3)

1992~3年 英不動産価格暴落

今日わ!
先々週~先週前半にかけ 飛ぶ鳥を撃つ勢いで Tradingが上手く行っていました。図に乗って 金曜日のNFPに挑んだら 大爆死。過去の取引心理状態を振り返ってみると 儲かった図に乗ったズドンとやられて振り出し (又は 振り出し以下)に戻る を何度繰り返した事でしょうか?何年やっても 同じ間違いを繰り返す自分が とことん 嫌になりましたjumee☆Feel Depressed4 間違いを犯す事は 人間である以上 誰でもあります。しかし その間違いから何も学ばないのであれば 猿以下という事になります。非常に落ち込んでおります悲しい。今週は自己ルール(口座残高の10%以上の損失)に沿って 取引出来ませんが マーケットは見てますので 引き続きヨロシク!

英ガーディアン紙の記事で 英国住宅価格指数先物(そういう取引指数がある事 知りませんでした)トレイダーの話しが載っていたのですが その指数では 2011年末までに英国住宅価格が 50%弱下落する事を示しているそうです。具体的な数字としては 今年2008年末までに 10%下落、2009年末までに (更に)10.5%下落、2010~2011年末までに 23.5%下落 = つまり現在~2011年末までに 44%下落 という事です。その後ですが 2011年で底を打ち2017年には 現状の住宅価格へ戻る という見通しのようです。ロンドン・オリンピック前年に底かいな?

モルガンスタンレーは 今後2年で25%減少予想、IMFは 英住宅価格は 30%過大評価されている というレポートを出しています。2年間で20%の下落を Crash(暴落)と定義するそうですので 今回の住宅市場の価格下落予想が当たれば 英国の不動産市場は今後間違いなく暴落すると予想されますね

私は1988年イギリスに来て以来 住宅価格暴落を2度経験しようとしてます。最初は 泣く子も黙るリセッション:1992~3年 そして2つめは 今 起ころうとしている不動産市場の崩壊です。どちらが深刻か と聞かれれば 迷わず 今回起ころうとしている下落 (今 始まったばかりですが......)と答えます。今日と明日に分けて 私の目から見た2つの暴落について書いてみようと思います。

まず 本日は 泣く子も黙る1992~3年の暴落:
1989~1990年に不動産価格が天井を打った時期 ポンドは ERM(欧州為替相場メカニズム)に加盟しました。出だしは好調に見えましたが 1992年6月 デンマークがマーストリヒト条約批准に関する国民投票でNOを出した事がきっかけとなり 欧州通貨統合の先行きに暗雲が垂れ込みました。デンマークの次に国民投票を実施する予定だったフランスでも国民投票否決か?という懸念が これを増幅させることとなり,特にEMS(欧州通貨制度)内の弱い通貨であった英ポンドやイタリア・リラに圧力が加わることとなりました。ポンドは ERMでは対マルク 2.95±6%という変動幅で推移する事になっており、万が一 上下6%を越えそうな場合は 英中央銀行が介入する義務がありました。ソロス氏は当時 ポンドの価値が過大評価されていると信じ 1992年9月ビシバシのポンド売りを仕掛けました。英中央銀行は介入し続け 当時財務相であったラモント氏が 10%の政策金利を12%へ利上げ。それでも ポンド売りは止まりません。その数時間後には介入資金(270億ポンド)が底をつき 英中央銀行の介入が止まったのをきっかけに 政策金利は12%から15%へ跳ね上がりました。私は当時 英3大銀行のひとつのディーリング・ルームで このBlack Wednesdayを目の当たりにしたので よく覚えています。

政策金利は15%、住宅ローンは 17%くらいに跳ね上がったと記憶してます。ひどかったですよ.......日本で生まれ育った私には <インフレ>という経験がありませんでした。まぁ 当時は インフレではなく スタグフレーションなので もっと始末が悪かったのですが 物の値段が週に数回変わるので 近所の小さめのストアーでは 値段表を廃止し 手書きの値段を毎日 品物に貼り付けていました。月曜日 56ペンスだった缶詰が水曜日には68ペンスになり その翌週には 一気に81ペンス、その3日後には1ポンド9ペンス と言った具合に 日本に住んでいては絶対に体験出来ない<インフレ>の恐さを経験しました。この当時 娘が1歳とちょっとだったので 紙オムツの値段が毎週1ポンドづつくらい値上がりして 悲鳴を上げてましたよ........マジですか

17%の住宅ローン 考えられますか?ポンドがERM離脱して しばらくしたら 政策金利は15%から12%に下がったのですが それでも住宅ローンは15%台でした。住宅価格は坂道を転げ落ちるように下落下し 自分の家の値段は 自分達が購入した時よりも安くなってしまい ネガティブ・エクイティ(住宅ローン残高より 自宅の価格が低い状態)続発し 売るに売れない破産者ばかり。とうとう住宅ローン遅延が数ヶ月続き 自宅は抵当差し押さえ。そのような抵当物件増加が止まらず 家から自宅までの僅か10分の距離で 抵当物件52件 というような状態が続きました。当然 不動産を買いたいなどと思う人は 皆無でした

そんな酷い状態だった1992~3年の不動産暴落時より 今回の不動産バブル崩壊マーケットの方が深刻なの? と驚かれるえぇ方が多いと思います。

続きは また 明日!

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[ 2008/06/09 22:28 ] 経済 | TB(0) | CM(4)

FX こまごま その2

*アイルランド国民投票

先日 これについて詳しく書きましたが 本日 アイリッシュ・タイムス紙に 新しい世論調査が出ました。それによりますと YES 30%、 NO 35%、 分からない 28%、投票に行く気ゼロの無関心派 7% という恐ろしい結果になっています。これを深刻に受け止めたEU首脳陣は アイルランド国民に必ず投票をするよう呼びかけているようです。理由は 投票率が低いという事は NOを投票する人が多くなる危険性がある為と思われます。繰り返しになりますが 投票日は 6月12日(来週木曜日)


*昨日のトリシェ総裁 7月利上げの可能性あり発言

まず 数字から書きますと、昨日のトリシェ総裁発言後

ECB 7月 0.25%利上げ 織り込み済み度 84%、8月迄 100%
BoE 7月 0.25%利上げ 織り込み済み度 20%、11月迄 100%

なんてこった って感じです。トリシェ発言から一夜あけた本日 ポルトガル財務相が ”ECBが利上げしたら ポルトガルや一部のEU加盟諸国は難しい立場に置かれるだろう。そして ポルトガルの一般家庭の財政がかなり厳しくなるのは避けられない”という発言をしました。かなり泣きが入ってます。

英テレグラフ紙には こんな挿絵がありました
EU fight

昨日のトリシェ総裁の言葉によれば 理事会では かなり盛んな意見交換が行なわれたそうです。インフレ重視の国と 成長率重視の国とでは 今後の政策金利動向に対する意見は かなり違って来ます。理事会内で殴り合いの喧嘩になる事はないでしょうが(笑) かなり感情的な意見交換になったのは事実でしょうし 今後も 理事会での意見交換は過熱感を帯びる事 必須です。

挿絵のあった記事ではないのですが 同じくテレグラフ紙のECBに関する記事で目を引いたのが PIGS(豚)という言葉を使って EU加盟国内部の利上げに対する賛否を表していたことです。PIGS= ポルトガル・ イタリア アイルランド・ ギリシャ・ スペイン つまり これ以上の利上げは勘弁してチョ組 を PIGSという言葉を使って表していた事です。もし 自分が このいずれかの国に住んでいたら いい気持ちがしない言葉ですよね..........利上げがあっても大丈夫なドイツ 対 勘弁チョ組 という構図になるのかと思います。

アイルランドの国民投票といい ECB政策金利動向といい スムーズに行っていた欧州統合・統一通貨ユーロの将来に暗雲が立ち込めて来たと言い切るのは時期尚早ですが、こういうひとつひとつの出来事が重なり EU加盟国民が爆発しないといいなぁ....と 少しだけ心配しています。そして One size fits all なECBの金融政策運営が 如何に厳しいものであるか 改めて考えさせられた一日でした

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[ 2008/06/06 14:46 ] マーケット | TB(0) | CM(2)

英中央銀行金融政策金利発表に向けて

お早ようございます。ロンドンは gloriousという言葉がぴったりくる晴天です。天気がよいと気分も晴れる と言う事で 朝イチ ポンドを売り増して YouTubeで音楽を聴いています

本日に関しては ポンド/スイス 2.0412、ポンド円 206.55 どちらも これより上にいる限り ロングと予想しているのですが ドル円やドルスイスの上昇 と ポンド単体の下落の綱引きで どちらに軍配が上がるか 少々疑問の為 素直にポンド/ドルで入りました。1.9478が時間足で押さえられるようであれば 嬉しいsmileのですが 今朝追っかけ売りした分は 1.9523(Bid)にトレーリング・ストップを入れています。一番の恐さは BoEの利上げ。今月は やらない(やれない?)でしょうが BoEはマーケット予想を裏切るビックリのがお得意ですから........

あと2時間で BoE MPCの金融政策金利の発表があります。
ロイター社が行なった71人のアナリストに聞く調査では 2人が0.25%利下げ、それ以外は 変更なし だそうです。BBCのホームページでも 変更なしの可能性が高いと出ています。笑ってしまいますが BoE金融政策発表当日のBBCの記事は 割と当たる確率高いんですよね。だから 私は 必ず チェックするようにしています(笑)

先週までは 来年1月までに BoE 0.25%利上げを100%織り込んでいたマーケットですが リーマンの記事が出た今週に入ってから 予想がド転し 現在 利下げの可能性6%となっているようです。

ECBに関しては 0.25%利上げ織り込み済み度
今月  2%
9月まで 50%
12月まで 85%

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追加:書き忘れてました

タイムス紙によると 英経済問題研究所(IEA Institute of Economic Affairs)が行なった”影のMPC”の投票結果は 7対2 で 据え置き だそうです


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[ 2008/06/05 09:11 ] マーケット | TB(0) | CM(5)

ポンド/オージー

なんだか 疲れた一日になりました。朝起きて ポンドがやけに弱いのに気が付き とりあえず ポンド/スイスを売って様子見。昨日のバーナンキ君発言の翌日なので 本当はポンド/ドルでポンド売り(ドル買い)をするのが一番妥当なのですが バーナンキ君後のドル/スイスが消化不良状態に見えたので ポンド/スイスを選びました。

売った後 バーナンキ発言以外でポンドが弱い材料を探してみたら ありました、ありました。昔の名前で出ています版合併話し(ポンド売り/AUD買い材料)

今年4月末にマーケットを騒がせた買収話しが再燃したようです。

今年4月30日 英BGグループ(ブリティッシュ・ガス・グループ)が豪エネルギー会社大手のオリジン・エナジーの全株式について1株当たり14.70豪ドル(総額129億豪ドル)を支払うと提示。この前日のオリジン株価は 10.47豪ドルだったので 約40%プレミアムを付けた形。

2週間後 オリジン社は 豪クィーンズランド州に保有する炭層メタンガス田の埋蔵量を上方修正し BG社に対し 自社の評価が低すぎると主張。

5月末に BG社は 買収提示額を一株当たり15.50豪ドル(総額136.2億ドル)に引き上げました。これで一件落着と思いきや その翌日に 事態は思わぬ方向へ。オリジン社のライバル 豪エネルギー会社・サントス社がクィーンズランド州の液化天然ガス(LNG)プロジェクトの権益40%を、マレーシアの国営石油会社ペトロナスに放出するとのニュースが流れ その売却額が予想より高かった為 市場で埋蔵量の評価を見直す動きが強まったようです。この結果 オリジン社は自社の保有する炭層メタンガス田の価値を更に上方修正しました。

本日 マーケットでは この買収話しが ある程度 合意に近いのでは?という憶測が流れ 一気に ポンド売り/AUD買いに火がついたようです。合意までは まだまだ 売り買い交錯しそうですね

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[ 2008/06/04 22:32 ] マーケット | TB(0) | CM(4)

バーナンキ議長発言

今 気が付いたのですが この記事は本日3つめです!

バーナンキ議長がバルセロナで開かれた国際金融会議(IMC)年次総会で講演し 議長自身がドルに関して言及したのを聞いて 椅子から転げ落ちるほど 驚きました。議長発言の速報をインターネットで見たのですが 英語の書き間違い絵文字名を入力してください かもしれないと 何度もページをリフレッシュしてしまいましたよ......FRB議長自身が マクロ経済を語る際に自国通貨安によるインフレ懸念を口にせざるを得ないほど 事態は悪化しているのでしょうかね。

今回の発言により FEDによる利下げは もう限界に達したと理解してよいかと思います。昨年からのサブ・プライム問題で住宅市場が悪化し続けている米国ですので 利下げ打ち切りを正式表明するのは非常に危険です。経済成長を助け 輸出促進を促す利下げ その反対に インフレ抑制を目的とした利上げ。しかし このまま放っておけばスタグフレーション冷汗3。政策金利をいじらずに済む唯一残された手段である自国通貨高によるインフレ鎮静政策(大袈裟!?)は 
4月18日そして5月7日に このブログで私が書いてきたシナリオでした。

ここで疑問なのは この発言が 単なる口先介入で終わるのか それとも (マーケットがこの発言を短期的なポジション調整と捉え 再度ドル安マーケットに走った時)実弾介入が出るのか という点です。余談ですが 米国では1962年以来、為替介入の決定は財務省及びFRBの緊密な連携 を軸にして行われていますが、財務省に介入の決定優先権が認 められており、介入業務の執行はNY連銀が行うことになっています。

本日のIMC年次総会では バーナンキ議長に続き トリシェ総裁、白川総裁が発言されましたが どなたもバーナンキ議長のドルに関する発言を補う/強化 又は 同意する発言はされていませんので 実弾介入という見方は 正直 私自身 今の時点では持っていません。

まぁ 介入があるかどうか考えるよりも 今回の”これ以上のドル安勘弁してちょ!”発言が本物であるのなら ここから商品市場の価格調整が入ってしかるべきですので 今後は商品市場価格変動に注目rainbowです。本日も原油価格は3ドルくらい下げていますし 金も下落、米国債は買われ(イールド低下) 株式指数は下落。原油に関しては よく分かりませんが、金に関しては ここから本格的なベア・マーケットに入ったと判断し ロングを手仕舞い ショートメイクするファンドがいるのでしょうか?くどいですが ロングを手仕舞い 様子見をするのと ロングをド転・ショートにするのでは 全く違いますから......

少なくとも 本日のバーナンキ議長のドルに対する言及により 今後のFRB政策金利変更の判断材料として ドルのレベルが非常に大切になる事は間違いありません。そして これまた このブログに繰り返し書いておりますが 私個人としては ドルインデックスが74台で安定推移したら ドルロングポジション作成に踏み切ります。ちなみに本日のドルインデックスは 久し振りに73台で引けています(高値 73.50)


ps しかし タイミング良過ぎませんか?バーナンキ君発言...唖然1.
CFTCが商品相場の価格操作調査に乗り出したと発表し、ソロスさんは原油価格はバブルだと言い ポールソンさんは中東SWF訪問中................出来すぎてるなぁ.........バイキンマン

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[ 2008/06/03 22:05 ] 経済 | TB(0) | CM(4)

アイルランド 国民投票

6月12日に アイルランドで リスボン条約批准の是非を問う国民投票が行なわれます。リスボン条約とは、欧州連合基本条約の事を指します。EU拡大により既存の欧州連合基本条約の修正が必要となった為、2007年6月より改正内容の協議が始まり同年12月13日にポルトガル・リスボンで最終草案に合意・調印された為 リスボン条約と呼ばれています。ウィキペディアにリスボン条約に関して詳しく書かれてますので 御興味のある方は 是非 お読み下さい。

欧州連合加盟27カ国中 アイルランドを除く全ての国は 自国の議会で批准手続きを行なう事になっています つまりアイルランドだけは憲法の規定により国民投票の実施が義務付けられているようです。現在のところ EU加盟15カ国の議会が 同条約批准賛成を承認し 残りの11カ国も2008年末までに批准賛成間違いなしと太鼓判を押している模様。ここで問題になるのは 同条約は1カ国でも批准しなければ発効しないため、唯一 国民投票という形をとるアイルランドの投票結果はEUの未来に大きな影響を及ぼす危険性がある事です。万が一 国民投票結果がNOとなった場合 他のEU加盟国の国民が 自分達にも国民投票をする権利を求める行動を誘発する危険性が出てきます。

5月25日に行なわれた世論調査では 賛成 41%(+3%)、反対 33%(+5%)、分からない 26%となっており 今後の予想が難しくなってきました。アイルランドは2001年、EU拡大に備えた機構改革のためのニース条約を国民投票で否決した経験がありますので 油断禁物。それ以外にはリスボン条約の前身である欧州憲法が2005年にフランス、オランダの国民投票で否決され、結局発効できなかった苦い過去もあります。

BBCニュースでの報道です。ご覧になって下さい。


ps 頂きましたコメントへのお返事は 明日 必ずさせて頂きます。遅くなって ごめんなさい

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[ 2008/06/03 13:29 ] 政治 | TB(0) | CM(2)

バーナンキ

*DJ Fed Bernanke: Confident Dollar Will Stay 'Strong And Stable'
*DJ Bernanke: Fed And Tsy To 'Carefully Monitor' Exchange Rates
*DJ Bernanke: Lower Dollar Led To 'Unwelcome' US Inflation Rise
*DJ Bernanke: Fed 'Attentive' To Dollar's Effect On Inflation
*DJ Bernanke: Current Fed Rates Appropriate For Growth, Prices
*DJ Bernanke: Inflation Expectations 'Significant' Risk
[ 2008/06/03 13:15 ] マーケット | TB(0) | CM(0)

ポールソン米財務長官 中東への旅

お早ようございます。月曜日は取引しないのですが 時間が1時間空いたので PCをつけてみました。

本日より4日間に渡り 米財務長官・ポールソン氏は 中東諸国(サウジアラビア・カタール・UAE等)を廻り 原油価格に関する協議 そして 米国への投資勧誘をするようです。中東歴訪初日の本日は 世界最大のSWF:アブダビ投資局(ADIA)。素人の私などが考えると 中東歴訪=最大原油供給国=サウジアラビア というイメージが湧いてくるのですが 今回はSWFの主 ADIAが最初のようです。

ここで 素朴な疑問。ADIAから廻るという事は 原油価格に関する協議よりも 中東による米国への投資=ドル買い が 今回の中東歴訪の主な目的なのかしら絵文字名を入力してください

インフレ下でのユーロ高を ある意味では歓迎しているとも取れる発言を繰り返す欧州首脳陣ですが水面下では ”米国ドル高政策 どないなっとるねん?”ぱんだもびっくり というプレッシャーを米国にかけ続けていたのでしょうか?

私のブログでは SWFに関する記事全部で4つ書いております。SWFを取り巻く環境にも触れていますので お時間が許しましたら 是非 読んで頂けますと嬉しいです。米国には海外投資委員会(CFIUS)という監査局が設けられており 中国のブラックストーンへの出資以降 SWFによる自国への投資の是非に関してドイツをはじめ かなり警戒感が高くなってきてます。その中 敢えて 中東歴訪するポールソンさん 為替動向を含めた今後の展開が楽しみです。


あと ポールソンさんとは全く関係ありませんが リスク管理に関するYEN蔵さんの記事は 為替に限らず金融取引をする者にとって 必読です。私のブログ読まなくても構いませんので YEN蔵さんの記事 読んで下さいよ!

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[ 2008/06/02 08:10 ] 売買取引 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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FXダイレクトプラス
2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

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私も新イーグル・フライで
欧州情報を配信しています

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