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英国の物価

プチさんの御質問に コメントでお返事しようと思ったのですが 長くなってしまう為 記事にします

イギリスの地下鉄初乗りが1,000円ですか?の質問ですが 答えは そうです。しかし からくりが いくつもありますので 1,000円という数字だけが一人歩きしてしまう事は避けたいですね

まず イギリスで電車・バスに乗る際の料金支払い方法は2通り、現金 または プリペイーカードのオイスターカードです。私自身 オイスターカード 持っていません。旅行者は 渡英3週間前に オイスターカードのホームページから購入、渡英後 最寄のオイスターカード取扱店で現物と交換可 と 書いてありますが こんな邪魔くさい事をする旅行者が果たしているのかは 不明

交通料金は 現金支払いとオイスターカード支払いでは雲泥の差があります。ロンドンの地下鉄を例にとりますと ゾーン1から5まで 分かれており(ゾーンの数字が小さいほど ロンドン中心部) 各ゾーンにより 初乗り料金が違います。私が住んでいるゾーン4だか5は 初乗り料金 現金ですと4ポンド、オイスターカードですと 1ポンド50ペンス。ロンドン中心街ゾーン1ですと 初乗り料金 現金ですと 3ポンド、オイスターカードですと 1ポンド となっています。オイスターカードは 改札口でカードを (なんて言うんでしたっけ?切符を入れて スルッと改札口側に抜ける機械)この機械の黄色い丸のところに置くと 自動的に料金を引いて そのまま 電車に乗れます。
oyster.gif
私がどうしてオイスターカードを持っていないかと申しますと まず電車・バスに乗らない。万が一 乗った場合は 午前9時半を過ぎると 一日乗車券(地下鉄・一部の国鉄線・バス・DLR)が 5ポンド50ペンス~6ポンドで手に入るからです。この一日乗車券は たぶん オイスターカードで買っても現金で支払っても 差は まったくない か あっても1ポンド以内かと思います。

あと 英国人はポンドで給料を受け取るから 物価高は気にならないのか?の質問ですが 大いに気になります。最近 ここのブログでも書きましたが 私のとても大切な友達家族のうち 2家族がイギリス脱出しました。1家族は 事情が複雑なのですが もう1家族は 単純に イギリスに住んでいても 明るい話しが全く聞こえてこない、不動産価格が高いうちに 自宅を高値で売り そのお金で海外移住、ゆっくりした生活をしよう という理由でした。お子さんも 14・12歳の2人いますが 異国の学校に変わらせなければならない とボヤいていたものの 今しかない という意気込みが感じられました。

テレビ等でも 特にロンドン在住のイギリス脱出組を紹介するTV番組は後を絶たず その一番の理由は 物価高・生活レベルの低下・交通渋滞にはじまり、どんなに頑張って働いても 毎月 銀行口座がマイナスになる、それが原因で夫婦喧嘩が絶えず 子供達にも悪影響を及ぼす。子供が小さいうちに 思い切って 不動産価格が安い国へ移住し 第2の人生をはじめたい という人ばかり

私が御願いしている会計士のオジサン(ユダヤ人)は ニューヨークのマンハッタンに2つ 家を買いました。最近のポンド高で 先々月かな?カリフォルニアにも家を買ったそうです。このおじさん 現在50歳代ですが 60~65歳には米国移住します

私もイギリスに永住する気は あまりありません。日本に帰る事も考えています。帰るとしたら 東京は避け 伊豆の下田辺りを考えています。下田付近の不動産価格も よく調べるのですが 全然 値上がりしませんね、なかなか(笑)

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マーケット

*ユーロ

英タイムス紙・有名なコラムニスト Kaletsky氏の記事が7月16日付のタイムス紙に載っていたらしい。早速 調べてみたら ありました。
http://business.timesonline.co.uk/tol/business/columnists/article2080600.ece 読んでみると なるほどな と頷ける箇所がいくつかあったので ここで簡単に御紹介します。

記事の内容は 最近のユーロやポンド高に関する彼の見解。ここで注意して頂きたいのは 警告の焦点がドル安ではなく ユーロ高でありポンド高である(=欧州高)点です。

最初に 双子の赤字・サブプライム問題から発したドル売り=米国悲観論には同意出来ない、その理由として 連日最高値を更新している米株式指数を挙げています。GDPの比較として 米国の(過去1年間平均)+1.6%に対し 日本は(過去2四半期平均)+4.2%、貿易赤字国の米国に対し 貿易黒字国の日本、それでも円売りが止まらない事にも触れています。

Kaletsky氏は 外国為替市場が改めて問うべき質問は (米国の不動産市場の悪化懸念ではなく)欧州景気・通貨高への陶酔気分が どの程度 継続可能かを問う必要性を強調しています

長期テクニカル目標として ユーロ 1.50、ポンド 2.20-2.40を 上げていますが、1981年にポンドが2.50台になった際 英製造業はボロボロになりました。同様に ユーロも 今後 対ドルだけでなく 円や他のアジア通貨に対して上昇を続けた場合 確実に欧州景気の足を引っ張る事になると警告。上昇の速度が速ければ速いほど ユーロ悲観論者の警告が現実化する危険性が高いと締めくくっています


私個人の見解で恐縮ですが、私は米株式指数取引をしていますので 当然 欧州株にも目を配っています。最近 マーケットを真面目に見ていないのですが それでも 英FTSEが 少し 愚図り始めて来た様な気がしてなりません。まぁ そうは言っても 米株は 中期的にまだまだ上昇余地あると思っていますので 英株も 速度が遅いでしょうが 後追い上昇するしかないのかな...

EU内で 不動産価格がグングン勢いをつけて伸びていったスペイン・ポルトガル・フランス・ギリシャの不動産市場が 2005年12月から現在までに2倍になった欧州金利高を受けて 停滞気味。これらの国は これ以上の利上げは 避けて欲しいはずです。 それに対し EU25カ国全体のGDPの18%を占めるドイツは 飛ぶ鳥を撃つ勢いです。まだ 利上げOK状態。 ちなみに EU25カ国全体のGDPの3分の2(約66%)をドイツ・イギリス・フランス・イタリアの4カ国で占めています。

ECBが このユーロレベルをどう思っているのか 正直 私にはよく分かりませんが、英国に関しては 今後 原油高等が止まらず インフレ懸念を払拭する為の利上げ実施には 相当 抵抗があります。ですので ある程度の通貨高には 当局も目をつむる覚悟があるのではないか?と 疑った目で 私は見ています。

ユーロは 1.40が視野に入って来ています。今まで ユーロ高OKと強気発言していたドイツが 今後 発言内容を変えてくる事は十分に予想されます。ポジション管理には 細心の注意を払うレベルに近づいて来たと私は思っています。

*米債券
本日 ベア スターンズが サブプライムファンドに関する悪い内容のアナウンスをするという噂が飛び交ったようで 一瞬 米債券が売り込まれた。

たぶん これは先週 S&P、ムーディーズ(格付け機関)がサブプライムローンを組み込んだ債券(CDO)の格下げを発表、リスクの高まりを指摘した動きに関連するものと思われます。事実 ベアスターンズ以外のヘッジファンドの資金繰り懸念も高まっていました。普通 こういう時には 質への逃避で 株式から国債へ資金が流れますが ここ最近の動きは 株式から資金が出て行きません。

サブプライムローンが組み込まれたCDOを保有しているのは 大規模な機関投資家がメインであると言われています。米大手300の機関投資家が保有する投資総額が 2006年現在 31兆1,000億ドル (2005年より16.9%アップ)これらが トップ5大機関投資家です
1.Barclays Global Investors  1兆8,100億ドル
2.State Street Global Advisors 1兆7,400億ドル
3.Capital Group Cos. 1兆4,000億ドル
4.Fidelity Investments 1兆3,800億ドル
5.BlackRock 1兆1,200億ドル

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[ 2007/07/18 09:55 ] マーケット | TB(0) | CM(3)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

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