2018 051234567891011121314151617181920212223242526272829302018 07

英国景気減速か・・・

本日は、英国の5月分・消費者物価指数(CPI)の発表がありました。

パッとしません 




* 5月分 消費者物価指数(CPI)
4月 2.4%  5月予想 +2.5%   結果 +2.4%

英国中銀のインフレ目標は、2% (±1%の幅があるので、1~3%の間に収まるのが好ましく、出来る限り 目標の2%に近いことが望まれる)


2016年6月の国民投票でBrexitが決定となり、その後のポンド急落の煽りを受け、輸入物価上昇   インフレ高騰  が続きました。

CPIは、「前年比」の数字がメインなので、国民投票以降のポンド急落のインフレ押し上げ要因も、1年過ぎれば なくなります。

結果として、今年に入ってからのインフレ率は、グングン下がってきました。




が・・・・ 

スタンプ ヤバっ


今回発表された5月分の数字は、この期間に原油価格が急上昇したため、数字は振れるとしたら上方向 ということが、コンセンサスとなっていました。

実際に、今週木曜日に開催されるECB理事会でも一気にQE策終了の話しが盛り上がってきていますが、この背景には5月31日に発表された5月分・ユーロ圏消費者物価指数(HICP)が+1.9%となり、ECBのインフレ目標である「2%以下ではあるが、2%近く」まで一気に近づいたことを受け、6月6日には複数のECB関係者がタカ派的内容の発言をしたことがきっかけとなっています。

つまり、「原油高」という同じ材料があるのに、ユーロ圏はインフレ上昇  英国はインフレ変わらず

こういう違った結果となったのです。



英欧 CPI比較
(クリックすると拡大します)



* 英国の景気、マズイかも・・・・
原油高となっても、インフレ率が上がらない。
普段の英国では、あり得ない現象です。しかし、それが目の前で起きているということは、「原油高」を相殺するような、インフレ押し下げ要因があるということになります。

そこで、このグラフを見ると、納得ですね

これは、4月から5月の間に物価がどのように変化したのかを表わしたチャートです。

英 CPI 5月
(クリックすると拡大します)

運輸 (原油高の影響を受ける分野) だけ、思いっきりプラスになっていますが、それ以外全て  はい、全て がマイナスです。


住宅関連コスト、レストラン、レジャーなど、ありとあらゆる項目がマイナスでした。

私がわざわざここで書くことでもありませんが、インフレ率が下がるということは (まぁ 今回は下がらずに据え置きですが、心理的には下がった感 半端ないです) 通貨高以外の要因としては、経済の力が萎えてきていることが考えられます。

大丈夫か、イギリス



雨のロンドン






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英国議会、Brexit修正案に関する採決

本日と明日 2日間にわたり、英国下院でBrexit案に関する重要な採決が実施されます。

本日最初の採決時間は、現地時間 16:15頃 (日本時間 24:15)
2つ目の採決は、現地時間 19:15頃 (同 27:15)


いくつもの修正案があるため、具体的にどの修正案が、どの時間に採決されるのか、調べてもよくわかりませんでした・・・ 
 

ごめん・・・・   





* 上院による修正が加えられたBrexit案
英国のEU離脱に関する法案(Brexit案)内容について、本日と明日にかけて、下院で採決が実施されます。

過去2ヶ月に渡り、英上院では下院が設定したBrexit法案に対し、 196件に及ぶ「修正案」を加えました。上院は「EU残留支持議員」が圧倒的に多く、修正案の中でも特に「関税同盟や単一市場への残留」に代表されるEUとの交渉決裂を回避する措置:15件が問題視されています。メイ首相は、この15件のうち、1件のみに賛成をしておりますが、残り14件に関しては反対です。

本日昼すぎから、この14件の反対案について議会で審議している最中です。

これら15件の修正案の中で最も重要とみられているのは、政府による離脱協定の議会提出が遅れるなどして、下院が11月末までに賛否を表明できない場合、政府は「下院の決議により承認された離脱交渉に関する指示に従わなければならない」と規定してあり、交渉の主導権は政府から議会に移ることになる点です。

メイ首相は何度も何度も、「下手な合意をするくらいなら、白紙状態で離脱するほうが、良い」と語っていますが、この修正案が可決されれば、仮に交渉が決裂に向かいかけても、交渉期限の延長をEUに要請するなどして、英国が来年3月29日に突然域外に放り出される「断崖絶壁(Cliff edge)」の事態を阻止することが可能となります。




*  保守党内部の亀裂
何度かこの問題についてはブログでも記事にしましたが、保守党内部はBrexit賛成派とEU残留支持派に分かれており、特に熱狂的なEU残留支持議員が、15人程度いるそうです。この人たちは、関税同盟残留を支持する野党:労働党と組むと言われており、上院が求める修正案に YES票を投じる可能性が高く、結果については全く予断を許しません。

先ほど英タイムス紙が載せた記事によると、本日の採決では 「EU残留支持派」 は、メイ首相には恥をかかせないつもりだ・・・ と打診した模様です。



* メイ首相、最後の訴え
投票を控えた昨夜、メイ首相は保守党議員を集め、

「火曜日の採決で、上院が提示した修正案が通れば、EUとの交渉で英国の立場が弱まることは避けられない。我々は党として結束し、英国民の決断を断固として実現させることを明確にする必要がある。国民は我々に、EU離脱を実現させ、英国の明るい将来を築くよう求めている」と呼び掛けました。




* メイ首相の賞味期限
思えばメイ首相の辞任の噂は、数え切れないくらいありました。

しかし、本日と明日の採決で 「上院での修正案に賛成」 という結果となれば、メイ政権が崩壊し、最悪の場合はボリスが首相になる・・・ということも、可能性としてはゼロではありません 


ポンドが大きく動く可能性もあるため、ポジションを持っていらっしゃる方は気をつけてください 


英 メイ首相 Brexit







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Brexitを巡るメイ首相とデービスBrexit担当相との戦い

今日は仕事が山のようにあるのですが、一昨日 日本からロンドンに帰って来た友達に、私が育てている野菜の苗などを渡してきたら、もうお昼過ぎてました 




* デービスBrexit担当相 またしても 「俺、辞める」騒動
デービスBrexit担当相、またしても 「辞任カード」    ちらつかせています。
たぶん、この1年間の間に、今回で3回目かな 

私がこの国の首相であれば、デービスさん 辞めてもらって結構かもしれない・・・
なにかあれば、「辞任カード」 ちらつかせる面倒くさい人 苦手 
人間、本気で辞めるつもりなら、何も言わずに辞めますから・・・・


ということで、私の好き嫌いは どーでもよいのですが・・・・ 




この問題をきちんと話すと、3000文字くらいになるので、簡単にまとめますね。


6/28-29 に開催されるEU首脳会議(サミット)が開催される    今回のサミットの主題は、「アイルランド国境問題の解決」     メイ首相は保守党内の残留支持派とBrexit強硬派の間にはさまれて、どっちつかずの態度をずっと取ってきた     そうこうしている間に、英上院では下院で決定されたBrexit法案修正案に対し、悉く 「否決」を出した (たしか 15件の修正案のうち、11件くらいが否決)      上院では、関税同盟残留を支持している    サミットまで残り3週間なので、そろそろ「英国政府」としての解決策を探らないとならない     苦肉の策として、メイ首相はアイルランド国境問題解決を最優先し、Backstop案を発表     Backstop案とは、英国の移行期間は2020年12月末までであり、この期間が終わるまで (一時的に)関税同盟に残ること     しかし、これでは抜本的な解決方法にならないため、本日 メイ首相は移行期間が過ぎても構わないので、解決策が見つかるまで 「期間を限定せず関税同盟に残る」 と本日発表     デービスBrexit担当相は、 「俺はそんな話し 聞いてない、俺は反対だ、だったら辞任する」 と語り、メイ首相と真っ向から対決



さきほど車の中で聞いてたニュースでは、デービスさんとメイさん 仲直りした・・・ と言ってましたが、まだなんですかね?




* 辞めたい人はやめたら? と、私のような強硬姿勢に出れない理由
実際に私が首相だったとしても、気軽に、「辞めたい人はやめたら 」といえない理由があります 

それは、

もしデービスさんが本当に辞任したら、Brexit強硬派の閣僚などが、続けて辞任してしまう危険性  があるからです。




とりあえず、本日の夕方あたりに、メイ首相が決定した (デービスさんが合意したかは、わかりませんが・・・) Backstop案が発表されるようです。



英 デービス








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Brexitの最重要項目:関税同盟徹底解説!

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 



英 Brexit パスポートコントロール




英国のEU離脱(Brexit)を巡る交渉が、あと5ヶ月ほどで終了します。交渉期限は2019年3月29日ですが、離脱条件に対する加盟各国議会での批准や承認手続きに約半年を要すため、今年10月までに交渉を終了することになっています。

6月に開催されるEU首脳会談(サミット)では、交渉で最大の問題となっている「アイルランド国境問題」についての合意がなされる予定ですが、前途多難であることは間違いありません。

今回のコラムでは、このアイルランド国境問題が一気に解決できる「関税同盟の残留の是非」についてお伝えしたいと思います。





今回のコラム記事の主な内容は、



・年内のタイムライン

・国境問題で、「人の移動の自由」については解決?

単一市場からの離脱は譲れない英国
昨年12月EUサミット直後の決定内容

・「モノの移動」はどうなるのか?
アイリッシュ海の国境や関税障壁はダメ!
関税同盟に残れば全て解決?

・関税同盟に関するメイ首相からの提案
関税アレンジメント案(maximum facilitation max-fac案)=国境問題解決にならず
関税パートナーシップ案=国境問題解決可能

・関税同盟と移行期間に関する世論調査結果
関税同盟に対する意見
移行期間に関する意見

・綱渡りのメイ首相

・ここからのマーケット







コラム記事の一部をご紹介しますと、

>>> 重要な関税同盟の扱い方についてメイ首相は2つの提案をしました。どちらかと言えば「関税パートナーシップ案」を支持しているようですが、いずれの案も非常に複雑なシステムであると同時に、EU側もかなりのコミットを要請されるため、実現する可能性は現時点では低いと言われています。<<<




4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 






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英国、関税同盟に残る? 既に否定されてますが・・・・

たまたま というか、最近の英国は、関税同盟の話題ばかりだったので、明日(金曜日)の セントラル短資FXさん  のコラムで、この関税同盟についてかなり踏み込んだ記事を書こうと思っていたので、嬉しいです 



* 英テレグラフ紙 一面記事
今朝 ポンドがポ~ンと上昇したのが、テレグラフ紙一面報道が理由となっています。



英 本日の一面 5月17日


テレグラフ紙は有料ですが、 Politico も似た内容の記事を書いてますので、読みたい方は、こちらのほうが早いかも・・・

内容を簡単に説明すると、

「英国の移行期間は、2020年12月31日で終了。しかし、そこで終了せずに、一時的措置として、その後も関税同盟に残留する形にするようだ」

という感じです。


明日の記事でも書くと思いますが、移行期間そのものを延長する案が出ているので、たぶん そこから派生した考え方じゃないかな   と思いました。



* メイ首相、否定
本日、メイ首相は 「EU:西バルカン・サミット」に出席するため、ブルガリアのソフィアに行かれています。

これが、そこでの写真です 


英 メイ首相 西バルカンサミット


メイ首相は、ソフィアで今回のテレグラフ紙の報道について

「The United Kingdom will be leaving the customs union, we are leaving the European Union. Of course we will be negotiating future customs arrangements with the European Union

英国は、関税同盟を離脱し、EUからも正式に離脱する。もちろん、EUとは将来の関税のアレンジについて協議していく。」

と否定しています。


この続きは、ここまでの関税同盟についての英国のスタンスなどは、明日の セントラル短資FXさん の記事でじっくり書かせていただきますね 




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プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
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2013年7月8日より毎週月曜日
マーケット動向について動画配信
することになりました
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私も新イーグル・フライで
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