先週、ロシアがこれ以上の減産に合意せず、やけっぱちになったサウジ?
とうとうサウジ・アラムコも、大幅な供給増決定を発表しました。
報道によると、
4月1日より、アラムコは 1,230万バレル/日を顧客に販売する模様。今までは、1,000万バレル/日だったので、23%の増量と言う計算になります。
今回のこの発表を受け、アラビアは本格的に他の産油国に対し、宣戦布告をしたと言えるでしょう。
石油の専門家によると、アラムコにとっては 1,000万バレル/日が最大供給量らしく、
上乗せ分の230万バレルは、戦略的原油在庫を崩しながら供給を続ける ことになるそうです

そこまでやるという事は、本気で腹を括っての決断でしょう。 当然ですが、アメリカのシェールオイル生産にも打撃

今週火曜日朝に
FXプライムbyGMOさん で公開された私の動画
そこでの資料の一枚ですが、ご覧ください。

(クリックすると拡大します)
資料の一番下にある水色のチャート。ロシアとサウジ、それぞれの原油価格のブレークイーブンです。
ロシアの場合、今後 6〜10年間 20/30ドルでも大丈夫らしいです。
サウジ、どこまでやるのか?
なんだかなぁ、今は感染問題でゴタゴタしているけれど、それ以外にヨーロッパとか、マズイこと たくさんあるんですが・・・ そこに何かのきっかけで中東和平が崩れたら、ヨーロッパ マジで問題山積みになります。
アメリカの利下げに関心が集まり、ドル売りの反動でユーロが買われているのも、どのくらい続くのかわかりませんが、メッキが剥がれたら 早そう
毎週月曜日と水曜日〜金曜日に井戸端会議でコラム記事
毎週火曜日には、動画配信 しております 
是非一度、覗いてみてくださいね



