2018 031234567891011121314151617181920212223242526272829302018 05

英国の賃金上昇率とインフレとの関係

昨日と本日とで、英国の最新版・消費者物価指数(CPI)と雇用統計での賃金上昇率が発表されました。


消費者物価指数(CPI)
1月 +3%  2月予想 +2.8%  結果 +2.7%


賃金上昇率 (Total Pay) = ボーナスを含む
12月 +2.5%が2.7%へ修正   1月予想 +2.6%  結果 +2.8%


賃金上昇率 (Regular Pay) = ボーナスを含まない
12月 +2.5%   1月予想 +2.6%  結果 +2.6%



英 インフレ 賃金 2018年1月
(クリックすると、拡大します)


英国は日本と違い、会社から 交通費の支給はありません。
そして、ボーナスに関しても、金融機関以外は、もらえないところが多いので、賃金上昇率では、Regular Pay(ボーナスを含まない)の数字を見る人が多いです。 まぁ 両方見るに越したことありませんが・・・・


その場合、インフレ率 2.7% / Regular Pay  2.6%  ということで、理想的な 「賃金上昇率 > インフレ率」 にはなっていませんが、たぶん時間の問題でしょう。

英国中銀金融政策理事会(MPC)の理事達が、繰り返し繰り返し 「賃金は今後 上昇する」と語っていましたが、本当にそうなりました。


男性 パーティー お酒








「これまで以上に“アクティブ”なトレード環境の実現」のため、今春、サービスを大幅にリニューアル


Net Money



[ 2018/03/22 02:03 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

英・雇用統計について

本日、英国の雇用統計が発表されました。


* 雇用統計の結果

・失業率
11月 4.3%   12月予想  4.3%   結果  4.4% 

これはショック  でした。
最近全く関心を集めていなかった失業率でしたが、予想外に失業率が悪化し、4.4%となりました。

英国の失業者数は、前月より 46,000人増の147万人へ・・・・

失業率が今回上昇したことが、どれだけ ショックだったか?ですが・・・・
先日の四半期インフレーション・レポートで、英中銀は2018Q3頃には4.25%へ、 2021Q1には 4.1%まで下落すると予想。

MPCのソーンダース理事は、失業率は4%を割り、さらに低下するリスクについても、言及していました。




・賃金上昇率
ボーナスを含む Total Pay
11月 2.5%   12月予想  2.5%   結果  2.5% 

ボーナスを除く Regular Pay
11月 2.4%   12月予想  2.4%   結果  2.5% 


英 インフレ 賃金 2017年12月分
(クリックすると拡大します)


以前、セミナーでも申し上げましたが、インフレ率    賃金上昇率   で、お互いに歩み寄り、最終的には・・・ というか、本日の英中銀議会証言によれば、賃金が上昇していく兆候が既に見えるそうなので、もうしばらくすると

賃金上昇率 > インフレ率    となり、上のチャートでも 「ピンクのハイライト」状態 = 実質賃金があがり、消費が盛んになる ということでしょうか?



* 賃金上昇率について
くどいですが、ここから英国の景気がどうなるのか? インフレがどうなるのか? 経済の緩みが、本当に縮小しているのか?
そういうことを考えるうえで、とにかく重要なのが、 「賃金上昇率」です。

雇用統計で発表される 「週賃金上昇率」 (上のチャートで使用した数字)  は、インフレ調整前 の数字です。

英統計局は、同時に インフレ調整後の週賃金 についても、 別途発表   しています。


インフレ調整後の賃金について、あるエコノミスト氏がご自分でチャートを作成していました。それがこれです。

英 実質賃金


つまり、インフレ調整後の私たちの収入は、前年比で 0.5%マイナスということです。




長々と書きましたが、来月の雇用統計から、失業率と賃金上昇率の両方をチェックすることになります!





Net Money


FXプライムbyGMO
[ 2018/02/22 01:04 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

来年の英国経済が思いやられるクリスマス商戦

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 



セントラル用




一年の最大イベントであるクリスマスも終わり、国会議事堂とテムズ河を背景に盛大に繰り広げられる大晦日カウントダウンの花火を待つだけとなりました。今年の英国は零下まで気温が下がる日が続いており、朝起きると外の景色が冷凍庫の中のように真っ白です。

今回のコラムでは、クリスマス商戦について書いてみました。英国は経済の79%をサービス業に頼っており、特に個人消費動向の良し悪しは、将来のGDP値に大きく影響します。果たして、今年最後を飾るクリスマス商戦は、どんな雰囲気だったのか?私の体験をご紹介しながら、来年の英国経済について考えてみたいと思います。



今回のコラム記事の主な内容は、


・クリスマス前から50%値引き合戦
景気が良い年
景気が横ばいの年
景気先行きがやや心配される年
在英29年間で最悪のクリスマス商戦
今年は?

・クリスマス商戦、売り上げと客足は?

・私のショッピング日記

欲しかった品物が6割引だった!
客足の推移

・イギリスの消費者が直面している問題点
伸び悩む賃金
ポンド安=増税
借金体質の復活
消費者信頼感指数もがた落ち

・ここからのポンド




コラム記事の一部をご紹介しますと、



>>>クリスマス後最初の買い物日にあたるボクシング・デー(12月26日)だけでも2,300万人の人たちが実際にお店に足を運んで買い物をし、バーゲン商品をゲットしようと午前2時からデパートの前で並んでいた人もいるそうです。この2,300万人という数字がどれだけ凄いかと申しますと、英国の総人口の3割に当たる人数なのです。当然ですが、クリスマス商戦を狙ってロンドンに来る観光客も相当数いらっしゃるでしょうが、ざっくり言ってイギリスの3人に1人がクリスマスの翌日に買い物に出かけた計算!



4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 


[ 2017/12/30 20:16 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

個人の借り入れが増えている、マズイ英国

本日、 英国の2017年第3四半期GDP 確定値 が発表されました。



* Q3 GDP 確定値
Q3 GDP (前期比)
改定値 +0.4%   確定値 +0.4%


GDP (前年比)
Q2 + 1.5%   Q3  +1.7%

ちなみに、2015年GDPは +2.3%
2016年GDPは、+1.9%



* 英国の各世帯は借金体質となっている?
このエクセルシート には、今回のGDPの内訳が詳しく載っていますが、特に 「マズイな・・・」    と思ったのが、一般世帯の借金体質でした。


英Q3 GDP 内訳


・赤い枠で囲んだ部分
一般世帯の財政事情。 マイナスが4四半期続いていますが、これが意味するのは、イギリス人は借金をして消費している。それも、4四半期も続けて・・・ という意味で、借金が4四半期連続したことは、今回がはじめて 


・青い枠で囲んだ部分
これは、可処分所得の伸び率です。

4四半期にも渡り、借金で消費しているイギリス人達ですが、彼らの可処分所得は、マイナスだったりプラスだったり・・・

Q3 可処分所得の伸びは、わずか +0.2%
インフレは3%を超えていますので、借金に頼る構図はしばらく続くのかもしれません 



英 世帯借り入れ




・黄緑枠で囲んだ部分
これは一般世帯の 「貯蓄率」 です。
Q3は 5.2%となっており、前期より下がっています。

私はイギリスに住んで29年が経ちましたが、貯蓄率が5%台を経験したのは、たぶん 今回で2回目とか3回目のはずです。

だいたい 10%を切って一ケタ台になると、「やばくね?」と感じていたので、今回は相当 「やばい」   です

この数字が意味していることは、借金していない人は、貯金を切り崩しながら消費をしているという意味にも受け取れるでしょう。




* ポンド安は、形を変えた「増税」
昨年のBrexit決定以降、ポンドが急落し、ずっと考えていたのは、 「英国にとって過度なポンド安は、輸入物価を押し上げ、これって形を変えた増税と同じだわ・・・」 ということ

ポンド安で輸出が潤うのなら嬉しいのですが、今のところ 私達に直接関係してくるのは、輸入物価の上昇です。




私 ずっと考えていたのですが、日本でも英国でも学校教育の中に 「お金の教育」  これを入れるべきだと思うのですよ。もちろん、親が子供に伝えることが一番でしょうが、教育の中に盛り込むこと、必要なのではないかな?って、強く思います。









高金利通貨の代表格であり、日本の個人投資家さんたちの間でも人気のトルコリラ/円について、取引数量に応じたキャッシュバックキャンペーンを開催するそうです 

本キャンペーンでは、キャンペーン期間中における『選べる外貨』でのトルコリラ/円の取引数量(新規・決済すべて)に応じて、【最大100万円】をお客様にキャッシュバックいたします 

Net Money


FXプライムbyGMO
[ 2017/12/22 23:23 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

12月12日に起きていた 「ガス価格 50%高騰」

私がワルシャワにいる間、ある友人が、

「美子さん、英国のガスのチャートが、えらいことになってるけど、これ 何かあったの?」

と Lineで聞いてきました。

う~ん   今回は仕事でワルシャワ行ったわけではないので、仕事ムード ゼロ・・・
ロンドン帰ってからチェックしてみます  ということになりました。

で、今 調べてみたら、その日のガス価格 50%も高騰してる 


英国向けガス価格高騰
(クリックすると拡大します)


理由を調べると


・オーストリアのガス・パイプラインが爆発 
これによる最大の被害国は、イタリアで、非常事態宣言   を発表


・爆発の影響を考慮し、ノルウェーがガス供給を減らすと発表


・英国にガスを供給するため、北海の領海内のパイプラインで、BP(英国石油)が管理するフォーティーズ・パイプライン・システムが、アバディーン沖を通るパイプにひび割れを発見し、パイプそのものを1週間以上、閉めているそうです。

英国の同日物ガス価格は、50%上げ


・イギリスは数年ぶりの寒波を受け、いつも以上にエネルギー依存度が高い


こういう悪い材料が重なったようです。  まだ、ワルシャワから帰ってから、ガソリンを入れに行ってませんが、今週月曜日と比較して、3ペンスほど高くなっている模様。困ったなぁ 






私の失敗/成功取引をご紹介した 「FXの成功&しくじりレポート<第2版>」 がスタートしました 

ファンダメンタルズとテクニカル、両方の理由を挙げて、それぞれの取引を説明しています。これを機会に、是非 お読みください    

                   

Net Money


[ 2017/12/15 23:03 ] 経済 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
Net Money

2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
Net Money

2013年7月8日より毎週月曜日
マーケット動向について動画配信
することになりました
一緒に頑張りましょう!
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

Net Money
新イーグルフライ
Net Money

私も新イーグル・フライで
欧州情報を配信しています

投資の達人
読売オンライン

Yahooファイナンス「投資の達人」に加えて頂きました。
コメントをお楽しみに!
相互リンク
誠に勝手ながら 相互リンクは 現在 締め切っております。再開する時には またご連絡いたします。
ブログランキング
ポチッ!御願いします!

FC2Blog Ranking

マネポケ大賞

こんな嬉しい賞を頂きました。
受賞に恥じないよう 頑張ろうと
思います。応援 よろしく!
月別アーカイブ