英国経済の「元気度」をはかるには、住宅価格を見るのが、一番手っ取り早いでしょう。英国は他国と比較すると、持ち家比率が著しく高いので、景気がよいときは住宅価格が上昇し、それに付随する家具などの大型商品が売れ、景気はますます良い循環をします。
Brexit決定後、真っ先に被害を受けたのが、「商業用」不動産でした。そして、多少の時差をつけ、一般の住宅価格の伸びも鈍化し、ここからは価格の下落が予想されるようです。
*英国王立チャータード・サーベイヤーズ協会(RICS)住宅価格指数1868年設立のRoyal Institution of Chartered Surveyors(RICS)は、土地・不動産・建築分野において屈指の伝統と権威を誇る大規模な国際的職業専門家団体です。ここが毎月、住宅関連の指数を発表しています。
本日発表された7月の住宅価格指数は、
6月 +15

7月 +5
この数字は、2013年4月以来の低い数字
*今後の住宅価格見通し本日、住宅価格指数とともに発表されたのが、将来の住宅価格に対する予想です。
このチャートの水色のラインが、「3ヶ月後の住宅価格予想」 であり、青い線はネーションワイドが毎月発表している住宅価格指数です。

今回は、水色の線が大きく急落しています。つまり、3ヵ月後の住宅価格は、大きく下がるに違いないと考えている訳です。
過去に水色のラインが急落している時は、後追いで、青い線の住宅価格指数も下落していますね…
つまり、たぶん今回も、数ヵ月後には英国の住宅価格は確実に下がる可能性が高いことを、今回の調査で分かったことになりました。
*サーベイヤーって何?日本でもサーベイヤーっているのかしら? 英国では、この方達が大活躍です。
簡単に言ってしまうと、不動産物件を購入する場合、その建物は外からみると全く問題なく見えるが、専門家の目から見たらどうなのか?つまり不動産の調査や鑑定、適正価格などを確認するために、サーベイヤーが登場します。売買契約が成立する前に、サーベイヤー調査で見つかった問題が深刻であれば、買い手が購入をキャンセルすることは、よくあります。逆に、あまり深刻な問題でなければ、その修理に掛かる金額を、買値から差し引くこともあります。
これは本格的なサーベイで、金額も15-20万円くらいします。私は必ずこのサービスを受けてから購入に踏み切ります。

家の中はもちろん、外側、屋根の状態など、すべてチェックしてくれます。
もうひとつ、もう少し値段が安い 「簡単なサーベイ」 もあります。こちらは、5万円くらいで出来ますが、私は使ったことがありません。
あと、住宅ローンを組む場合には、かならず住宅ローン提供会社(主に銀行)から、サーベイの人が送られてきます。この場合、単に家の値段が売買価格から大きく乖離していないか? それをチェックするだけで、家の欠陥部分などの調査は含まれていません。そして、サーベイの代金は銀行が出すので、不動産の買い手である私達はお金の心配はありません。
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