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いきなり「ユーロ」が主役に!

通常、祝日も仕事をするのが 「今までの私」 でしたが、最近少しづつですが、仕事のやり方を変えています。

昨日は、友達3人とロンドン郊外にある韓国街まで足を伸ばし、楽しい1日となりました。日本から買ってきたゆず茶がもうなくなったので、それを買うのがメインの目的でしたが、結局 持ちきれないほど あれやこれやと買いこんで来ました!



*相場の主役が、いきなりヨーロッパへ 
今朝の相場は、いくつかの要因が重なり、「ヨーロッパ」が主役となっています。個人的には、3つの要因を考えています。



1)ドラギ効果
この記事 でもお伝えしましたが、昨日 5月29日に実施された四半期に一度の欧州議会での議会証言でのドラギECB総裁の発言

「We remain firmly convinced that an extraordinary amount of monetary policy support, including through our forward guidance, is still necessary,
ユーロ圏には依然としてフォワードガイダンスなどを含む異例の金融政策による支援が必要だ」




2)ギリシャ効果
これについても、 先週のこの記事 で皆様にお伝えしました。

そして、今週末に独・ビルト紙が、以下のような報道をしたと、ブルーンバーグが伝えました。

欧 ギリシャ 独ビルト

「7月の償還/利払いまでにユーロ圏とIMFとの間で金融支援条件の合意が出来ず、結果として 支援金を受け取れなかった場合、ギリシャ政府は償還をやらない選択を考慮」

今朝になり、ギリシャのチャカロトス財務相は、「ビルト紙の報道は、私が言ったことをきちんと報道していない。」と前置きをして、

「the Greek government feels that a disbursement without clarity on debt is not enough to turn the Greek economy around.

7月の償還金の支払いに向け、ギリシャ債務の扱い方をどうするのか、それをクリアーにして欲しいとギリシャ政府は考えている。それがクリアーにならないと、ここからのギリシャ経済の建て直しに支障が出る。」




3)イタリア効果
9月のドイツ連邦議会選挙と同じ時期に、前倒し総選挙の実施を臭わせたレンツィ前首相。

これについては、いろいろありますので、追ってきちんと記事にします。


伊レンツィ







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上田
[ 2017/05/30 18:03 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

ここからのギリシャ

ギリシャ債務問題の再燃リスク について、先週からマーケットでは話題になっており、今週もまたその話題が月曜日から出てきました。


*ギリシャの内務相発言
本日のギリシャ日刊紙でSkourletis内務相がインタビューを受けていて、

「ギリシャでh、(追加緊縮策の導入など) これ以上の人道的負担は限界になってきている。そして、数年後にはEUというものが、現在と同じ形で残っているかわからないことも考慮すると、追加の緊縮財政策には、署名する気はない。今後 EUやECBとの合意内容が、景気悪化やリセッションのリスクを伴う内容であれば、合意は、しない。繰り返すが、EUが現在の形で数年後も継続するという保証は、どこにもない。」


最近 ほんと この【数年後、EUは現在の形で残っているか?】
これについて、いろいろな発言が増えてきました。2009年から始まったGrexitの頃は、こういう話し 聞こえてこなかったんですけどね・・・ EU統合の話しばかりで・・・

やはり英国がBrexitで出て行く・・・ ということが、実際に起きたので、認識が変わってきたのかもしれません。


*ギリシャ中銀総裁の発言
総裁は、最近グングン上昇するギリシャ国債利回りについて、頭を悩ませているようです 

「ギリシャ金融支援内容の合意は、早急に行われなければならない。このまま行くと、先行き不透明感で、ギリシャ経済は脱線しないとも限らない。我々に残された時間は短い。そのため、EU側そしてギリシャ政府には、共に協力し合意を取り付けて欲しい。現在、ギリシャ経済は順調に推移しているが、合意が遅れた場合は、急速に悪化することもある。」


*シュルツ独SPD党主
元欧州議会の議長だったシュルツさん。今年の9月24日の独総選挙では、SPD党の代表として、メルケルさんと首相の座を争うお方です。

この方が、「Grexit(ギリシャのEU離脱)リスクについて、最近話しが出てきているが、Grexitは、ヨーロッパをばらばらにしてしまう。アメリカのトランプ大統領やフランスの国民戦線:ルペン党首は、Grexitに賛成なのかもしれないが、ヨーロッパ全体、そして少なくともドイツは、Grexitには反対である。」

と自身の見解を披露しました。

独 シュルツSPD



しかし、この「ドイツは反対」という部分がね・・・ 

同じドイツのショイブレ財務相は、「ギリシャが、金融支援条件を順守できないのであれば、ユーロ圏から出てドラクマに戻るべきだ。」と、公然とGrexitを認める発言をしているからです。

ちょっとフランス大統領選が終わるまで、このセンチメント 続くかもしれません 




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[ 2017/02/14 01:30 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

ギリシャ金融支援を巡る意見の対立

本当は昨日書くつもりでしたが、ちょっと仕事が立て込んでいるのと、体調がいまひとつなので、PC消して日本のドラマ見てました。


*IMF ギリシャに関する報告書
昨日、国際通貨基金(IMF)は、【ギリシャに関する報告書】 を発表し、その内容を巡りマーケットではなんだかんだ話しが出てきています。

内容は、IMF取締役会での出来事ですが、通常この手の情報は 「絶対に外に洩れない」 ようにされており、IMFによる支援の決断についても、「全会一致なのか、反対者がいるか」 は公表されないそうです。しかし、今回は「わざと洩れた」 ということで、IMFとしては自分達の考えを外に、 (トロイカ調査団の仲間であるユーロ圏財務相会合とECBに対してだと、私は思っていますが) 出したがっているという風に受け止められています。

今回 洩れ聞こえてきた内容では、誰がどういう意見を持っているかという具体名は出てきてないようですが、24名の理事のうち、数名がこれ以上ギリシャに関わるのは、いかがなものか?という意見を持っているということです。

ただしなぁ 私の理解が間違っていなければ、IMFは2015年8月に決まった第3次ギリシャ支援から、金額的な支援はやっておらず、いろいろなサポート面だけの役割分担だった筈です。

IMFは2015年夏に金融支援から抜けて以来、ギリシャ債務の再編を何度も何度も訴えてきました。しかし、ドイツをはじめとする国々の反対があり、度重なる債務再編は無理だということで、今まできました。



*報告書の内容
ギリシャは2010年の金融支援開始以来、たくさんの努力をしてきた。そして、トロイカ調査団による支援で現在まで来ている。しかし、今後の財政運営の安定性を確保するために、更なる債務再編の必要性がある。財政収支の黒字幅に関しても、柔軟な調整が求められ、それを誤った場合、ギリシャ経済の長期的展望にも影響を与える。


という感じの内容にいなっていますが、財政収支の黒字幅 対GDP比に関しては、IMFが1.5%くらい、一部のユーロ加盟国は、3.5%あたりを主張しているようです。



*ダイセンブルーム・ユーロ圏財務相会合議長
このIMFからの警告に断固として立ち向かったのが、ユーロ圏財務相会合の議長でした。

ダイセンブルームさんは、

「IMFが使用しているギリシャのマクロ経済指標は、古過ぎる (← そこ?) 
ギリシャ経済の改善は継続していおり、IMFはきちんとした最新の数字を使用すべきだ。
IMFのギリシャに対する強硬姿勢には、驚きを感じている。ギリシャの債務再編に関しては、既に一度実施しており、今後は返済条件の緩和ということはあり得るが、大幅な削減は当面考えにくい。」

としています。



*ギリシャ政府関係者
もう1ヶ月前くらいかしら?いや もっとかも・・・

ギリシャのツィプラス首相や財務大臣が、「これ以上、EUやECBに痛めつけられるのは無理。人道的問題からも、これ以上、ギリシャ国民に無理強いは出来ない。なんなら、解散総選挙を実施して、他の政党に政権を取ってもらっても構わない。」と、泣きを入れてました。

そして、このIMFの報告書が出てからも、財務大臣は泣きが入っています。

もう疲れちゃったんでしょうね・・・  



*ギリシャ国債利回り
ぐんぐん上がってきていて、2年物はとうとう【危険水域】  と認識されている10%台に突入

欧 ギリシャ利回り 2017年2月
(クリックすると拡大します)

明日 2月8日 のWEBセミナー で、もっと詳しいお話しをさせていただきますので、お楽しみに~  




*トランプ大統領のTweet
米 トランプ大統領 ギリシャに関するTweet

ギリシャはユーロから出て、ドラクマに戻るべきだ。これ以上、ギリシャ問題に関わるのは、完全なる時間の無駄






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[ 2017/02/08 01:15 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

ユーロ崩壊についての発言

今年の夏に2冊目の本を出版するので、いつもの仕事部屋とは違う部屋で仕事をしていました。そして、さきほどプライスを見て、びっくり 

ユーロ 落ちてる・・・  


*次期駐EU・アメリカ大使になる方の発言
ロイターの記事 によりますと、次期駐EU・アメリカ大使になるらしい Ted Malloch氏は、BBCテレビのインタビューに答える形で、以下の発言をしたそうです。

米 駐EUアメリカ大使




「 I would short the euro because the single currency could collapse in the next 18 months.
もし、自分がポジションを持てるなら、ユーロを売るね。ユーロは今後18ヶ月くらいの間で、崩壊するかもしれないから・・・」


なんという大胆な発言 
この方、かなり昔に、ソロモン・ブラザーズに勤務していたそうです。

あら、他にも発言してました。

「EUは英国が、早々とアメリカとの個別貿易交渉に入ることを、拒んでいる。これは、まるで旦那さんが奥さんの不倫を止めようとしていることと同じだ・・・」

なんだか凄い方が大使になられるようですね  
(まだ最終決定ではないようですが、ユーロ崩壊とか言っちゃう人を、わざわざ駐EUの大使にしなくても、よさそうなものを・・・    それに物の例え方がすごすぎる・・・)


*モスコビシ欧州委員(経済・通貨担当)の反論
モスコビシさん、反論してます、これ 当然です 

反論がなされたのは、本日開催されているユーロ圏財務相会合の入り口にいる記者団による質問への返答という形。

「I don't think this is a very informed judgment, the euro is not going to collapse, neither in 18 months, not in 10 years, nor in 20 years」

この発言はあまり学識がある内容には思えない。ユーロは、18ヵ月後も10年後も20年後も崩壊などしない。」


なんだか、トランプ政権ってどんどん敵を作ってますね。

明日 (金曜日) は、メイ英首相が世界の首脳で一番最初にトランプ大統領と首脳会談をし、記者会見も予定されています。



***** 追記 *****
このMallochさんのBBCテレビ・インタビューを実際に見てみました。

ええと、最初はユーロの話しとかじゃなくて、アメリカとイギリスとの間で貿易交渉が早く決まるといいね! という話しをしていて、そこからEUとアメリカとの貿易交渉について話しになりました。

で、このEUとアメリカの交渉が、どのくらいで完結するかという話しになったときに、このおじさんは、

「う~ん、アメリカとEUとの間 という表現ではなく、アメリカといくつかのEU加盟国との間 という感じになるかもしれないね・・」

と答えたので、BBCのアナウンサーは慌てて  「EUが現在の形で残る保証は、ないということですか?」 と質問して、そこからいろいろ始まりました。

このおじさんが言うには、「今まで続いてきた EUという概念 が形を変えてきはじめたという話しは、既にあちこちで耳にすることで目新しいことではない。」 

そこで、BBCのアナウンサーが、「ということは、ユーロについては、どんな考えをお持ちですか?」 と質問したら、このおじさんは、

「自分なら、2017年はユーロを売る年にするね。ただし、ユーロという単一通貨制度が終焉するというより、何らかの問題により、ユーロが崩壊してしまう ということだと思う。そして、この考え方は何も僕一人のものでなく、多くのエコノミストが指摘している。」


ここでインタビューの映像は切れていました。

「終焉」ではないが、「崩壊」という考え方。
つまり、形を変えてユーロは継続するかもしれないが、今後18ヶ月の間に、かなりマズイことになるだろう ということのようです。






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[ 2017/01/27 03:09 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)

突如として騒がしくなってきたギリシャ金融支援問題

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


セントラル短資用



今週のコラムで、なにについて書こうか悩みました。候補として、①水曜日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)について、②最近ヨーロッパで展開されている新たなギリシャ問題についての2つの選択がありました。そこで、私はTwitterを使ってアンケートを取ったのです。その結果、ギリシャ関連記事58%に対し、FOMC関連は42%となりましたので、今週はギリシャで起きていることについて書いてみたいと思います。

これからも時々、今回のように読者の方が読みたい記事を書けるよう、Twitterでアンケートを取ることがあると思いますので、どうぞご協力お願いいたします。ちなみに、私のTwitterアカウントは、@LondonFX_N20 です




今回のコラム記事の主な内容は、


・ギリシャ向け第3次金融支援

・いったい、ギリシャで何が起こっているのか?

・いつか来た道

・第3次支援金について

・ツィプラス首相からクリスマス・サプライズ

・ギリシャ、解散・総選挙の場合

・ここからのユーロ





コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>>ダイセルブルーム議長は、「ギリシャ政府とは、財政政策上で何らかの変更が必要な場合、必ず事前に相談するよう、約束を取り付けてあった。」と語り、果たしてギリシャは本当にやる気があるのか?と問いかけました。そもそも、5日の財務相会合で「短期的ギリシャ債務削減」の容認を発表した背景には、一日も早くIMFにも金融支援に再参加して欲しいからでした。そのための譲歩に対し、何の相談もなくツィプラス首相がこのようなサプライズを発表したため、ドイツはカンカンに怒っているそうです。それもあって、同首相は急遽、16日(金)にドイツへ飛び、メルケル首相と会談を持つことになりました。<<<



どうぞごゆっくりお読みください 


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マーケット・ビューの過去記事は このリンク を使って頂ければと思います 





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  スプレッドに換算すると1銭に当たるので、ドル円の通常スプレッド1銭 
(※例外あり)-1銭=0銭となります。


 ※早朝などの市場流動性の低下や経済指標発表時の相場急変など、市場の状況によっては拡大する場合があります。
[ 2016/12/16 19:57 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
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2013年7月8日より毎週月曜日
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することになりました
一緒に頑張りましょう!
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★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

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