日曜日は、9時間ぶっ通しで仕事をしたのですが、私がPCを消して、韓ドラを見ている間に大きなニュースが出ていました
*サマーズ元財務長官、FRB後任候補から撤退賭け屋さん(ブックメーカー)では、60%以上の確率で’’バーナンキ議長の後任’’と見られていたサマーズ元財務長官が、オバマ大統領にFRB後任人事レースから撤退する内容の書簡を手渡したと報道されました。
タカ派と見られていた同氏が後任レースから外れたことを受け、ドルは急落しています。
これは私個人の意見ですが、サマーズさんはウォール街の金融機関や、民間企業で顧問やアドバイスをしており、そこから相当額の収入があります。彼がFRB議長になった場合、「これらの顧問アドバイスの仕事を継続する訳にはいかない」という意見が多かったこともあり、今回の決断に動いたのかもしれません。
*ここからのマーケットあまりに急な報道ですので、ロイターもブルーンバーグなどを調べても、アナリストなどの見解がでていません
これはあくまでも私個人の意見としてですが、考えられる動きとしては、
・米長期金利の下落(国債価格上昇)
・米株式指数の上昇
・ドル安サマーズさんはタカ派の方でしたので、バーナンキさんやイエレンさんよりも、Taperingのスピードも規模も大きくなると予想されていました。しかし、それがなくなったことで、金利先高感が色あせてくると思っています。
果たして、この予想が当たっているかどうかは、わかりませんが、金曜日の米10年物国債金利は 2.898%でした。
これが2.50%を割るのは、そう時間がかからないかもしれません。
果たして、2.50%を割ったとして、そのレベルで長期間推移するのか?は、全く別の問題
どうしてか
と言えば、それはFOMCでのTaperingがあるか
ないか
あったとしても、規模はどのくらいなのか
規模が判ったとしても、国債とMBS両方からの縮小なのか
国債だけなのか
など、不透明感が高いからです。
とりあえず、FOMCを前に、いろいろなポジション整理が出てくるようにも思えますので、それを見てから、あらためて考えたいと思っています。
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